ヴェルディの最後のオペラ「ファルスタッフ」と言う作品で、主人公ファルスタッフはラストで
「世の中はすべて冗談。人は生まれながらの道化師さ」と呟きます。この言葉は、作曲家として
大きな名声を博しながら、孤独な晩年を過ごしたヴェルディ自らの心情なのかも知れません。
パルマ公国の英雄だったヴェルディの葬儀には30万人の市民が集まり、ヴェルディのオペラ
「ナブッコ」から「行け我が思いよ、金色の翼に乗って」が大合唱されたとか。
さて、今回はそんな「イタリアのオペラ王」のオペラから一部を聴いていただきましょう。
彼の代表作の1つである「オテッロ」です。「オセロ」とも言われますね。
それでは、ヴェルディ作曲 歌劇「オテッロ」第4幕より、デズデーモナのアリア
「私の母のところに、とても可愛そうな侍女がいたの」を、レナータ・テバルディのソプラノで
お聴きください。
ttp://www.geocities.jp/clasx2_4/Renata_Verdi_O.mp3 次回「クラ板アルバム」は午後3時の予定です。