第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-011

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309議員・選挙板単発宣伝
選挙のための予備知識

【復活当選】
 現在の衆議院の選挙制度は、小選挙区と比例区という2種類に分かれているが、
候補者はその両方に出馬することができる。
 この両方で当選した場合、小選挙区における当選が優先され、比例区のリスト
から小選挙区当選議員は外され、残りの候補者から当選者が選ばれる。この中
には小選挙区のほうでは落選した議員も含まれる。
 比例区での当選者の選出の仕方は、各政党の名簿順位に従うのだが、小選挙区
にも立候補している候補者(重複立候補者)は、多くの政党では同順位に並べられて
いる。この同順位の中で順位をつける方法として「惜敗率」というものが指定されてい
る。惜敗率は、小選挙区で当選した候補者の得票を分母とし、落選した候補の得票
を分子とする割り算で求められる。
 しかしこの計算方法では、たとえば3つ巴の戦いとなり、1位候補者の得票数が少なく
なった場合に、同じ選挙区の落選者が当選しやすくなるなどの弊害も指摘されている。
 また、そもそも小選挙区で1回落選しているのに、いつの間にか当選しているという点
でわかりにくいという指摘もあり、2003年の京都1区のように、小選挙区で立候補した
全員が当選するという珍事も発生し、改正が求められている。