第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-011
酒にまつわる三国志のおはなし 其の拾五 〜群英の会〜
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,i´ .'llヽ 曹操は北の袁紹一族を滅ぼし荊州の劉jを降伏させ、
| ."| いよいよ中華統一に向け孫権と長江で対峙した。
| ..| 曹操陣営の蒋幹という者が孫権軍の司令官周瑜とかつて
| ..| ,,,illljiiiiii,,, 親交があったことから、周瑜を説き伏せて来ようと提案する。
,,v-―‐-v,,, | ..'|lllllllllllllll''''`
.゚゚'''┬┬'''゚,,,,.,l,. ...|llllllllllli゙゚“ そして周瑜に会うや否や「曹操の説客として来たか」と言われ
~゚゙゙゙”゙”゙”'―ーーー'゚゙゙゙゚~` 冷や汗をかかされる。周瑜は笑って「冗談だ」と、蒋幹を酒宴に招いた。
そこには諸将が勢揃いし、陣中とは思えぬ豪華な設けがあった。周瑜は「今夜ここにいるのは皆呉の英
傑ばかりで群英の会と称している」と言い剣舞を舞いながら歌った。
そして周瑜は蒋幹を自室に連れ熟睡してしまう。眠れぬ蒋幹はその室でふと機密文書らしきものを発見する。
それは曹操軍の水軍司令官蔡瑁と張允の内通文書であった。蒋幹はその書を密かに持ち出し、夜明けと
ともに陣営を抜け出した。その持ち帰った内通文書により蔡瑁・張允は処刑の憂き目に遭うことになる。
それは周瑜が蔡瑁・張允を除くための巧妙な策略であったと悔やんでも後の祭りである。
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