第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-008

これからひょんなことで有名になった橋本五段のインタビュー文章を載せますが、その前に将棋棋士
・橋本崇歳五段について知っておいてください。
もうすでに支援として投下していますが、まだの方は
ttp://vipper.info/index.php?%BE%AD%B4%FD%B3%A6%A4%CB%BF%B7%A4%BF%A4%CA%A5%B9%A5%BF%A1%BC%C3%C2%C0%B8
をご覧ください。

週刊将棋　2005年3月25日号 はばたけ！若手棋士　第8回　橋本崇歳五段　目指すは将棋界の革命児
第8回は橋本崇歳五段。将棋界の現状に不満を感じている橋本は独自のスタイルで新しい道を開いきたいと考えている。将棋界に新風を吹き込むと語る橋本にインタビューを試みた。

新しいスタイルの確立

金髪目当てで取り上げられることに不満を持っている。「はっきり言ってむかつく」と言い放つ。特別
目立っているつもりはない。
「イケメン棋士としてならいいけど、ただ金髪だからという理由で取り上げられるのは気に入らない。
将棋界って何なんだろうなと思うね。この業界では珍しいけど一般的に見たらごく普通でしょ。僕の
目から見てもっと個性的な人は山ほどいるし（笑）」
地味なイメージでは見られたくないと言う。棋士らしいのも嫌。将棋界は芸能界的なエンターテイメ
ント性がある世界だと考える。
「もっと髪型など身なりを考えるべき。ＮＨＫ杯に出るときはスタイリストをつけるくらいしてほしい。
サラリーマンではなく。ファンあっての棋士なんだから」
尊敬する先輩はいるけど尊敬する棋士はいない。独自の新しいスタイルの確立を目指している。
「子供のころから羽生さんや谷川さんみたいになりたいとは思っていたけど、正直言って最近は
尊敬している棋士はいない。もちろん人間的に素晴らしい先輩はたくさんいるよ。お世話になった
人たちは尊い存在だけど、棋士として尊敬するとなるとまた別。自分は新しいスタイルを確立して
いきたいと考えているんだ」

人間同士の戦いに魅力

研究会（注：棋士が数人集まって将棋を研究する場。最新戦法の研究や情報収集の目的で開かれる）
が盛んに行われている。いくつも参加する棋士が多い中、橋本はほとんどやらない。大勢で 研究する姿勢は釈然としない。
「プロである以上、自分の考えた手で勝負したい。それで十分いけると思うし、それでこそプロでしょう。
最新研究の発表会みたいなのは銭の取れる将棋じゃないんじゃないの。そういういのを見せられると
現在のトップの人たちは将棋の持っている魅力の半分も出せていないと思ってしまう。技術面に関して
言えば、僕は他人に頼りたくないね」
昔のような人間同士の戦いこそ将棋の魅力と橋本は思う。研究合戦のタイトル戦はつまらないときっ
ぱりと言い切る。
「最善手ばかりが将棋じゃない。ファンの方がいてスポンサーがいてお金をもらって対局対局しているん
だから、魅せるモノがないと。最近のタイトル戦はつまらない。もっと人間同士の戦いが見たい。
中原―米長戦のような二転三転で決着する善悪を超えた戦いなど最高でしょう」
7大タイトル戦全てが同じスタイルで行われているのに不満を感じている。プロスポーツのようなファン
との一体化が必要と言う。
「絵的なもので言えば和服ではなく洋服を着るとか。洋服でちょっと派手な衣装で和室で将棋をやるの
もけっこう魅力あるし。もし自分がタイトル戦に出るとしたらバラエティーに富んだ衣装で臨むつもり。
1棋戦だけでも全局公開対局にして、応援団がいてもいいと思う。谷川頑張れとか、羽生負けるなとか
ファンが旗を持ってね。お客さんと一体になって盛り上がった方がやる方も見る方も楽しいでしょう。
あまりにも古いスタイルのまま行くのに疑問を感じている」

ホリエモンを意識

橋本は年上の女性が好みという。芸能人で好きなのはブログの女王の異名を持つ眞鍋かをりだ。
「眞鍋かをりが最近将棋に興味を持ったという噂を聞いたことがあるけど、もし本当に興味を持って
くれたんだったら是非とも何かの機会にお話してみたいね。対談するのにも自分みたいな棋士じゃ
ないと面白みがないでしょうし」
趣味は競馬。週末が近づくと仲間とレースの話題で話がはずむ。
「週末の楽しみは競馬。もともと馬が好きで、競馬場に行けるときは現地に行ってナマで観戦する
のが好き。もちろん馬券も買う」
連日お茶の間をにぎわせているライブドアの堀江貴文社長を意識している。新しいものを取り入れ
ていく必要を感じている。
「新しいものを取り入れていかないと取り残されてしまう。もちろん先輩たちが今まで築き上げてきた
伝統をまったく否定するつもりはない。でも時代に対応していかないと。堀江社長みたいな革命児的
な人は必要。だから自分がそうなれたらいいなと。将棋界の革命児的な存在にね」
技術面もさることながら魅力のある棋士を目指す。
「実力があって外見も華があるスター性のある棋士になりたい。実績が伴っていないのは不本意だけ
ど、それなりに手応えは感じている。先日トーク番組に女流棋士の高橋和さんが出ていたね（先日「ごきげんよう」に登場）。
僕も芸能界進出を目指したい。将棋界に新風を吹き込みますよ」

文中の高橋和さんについては以下の公式ブログや所属事務所サイトをご覧ください。
ttp://yamato-takahashi.at.webry.info/
ttp://www.ssu.co.jp/ssu_people/index.html

このように橋本五段は将棋だけでなくファッションをはじめとした多くの要素を取り入れようとしている、
大変好奇心のある青年です。それがよく表れている記事を紹介します。
第22回朝日オープン将棋選手権　橋本四段ＶＳ森内竜王（当時）
橋本四段がすごい格好で現れた。真夏のヒマワリを思わせる金髪パーマにジャージー風の黒いスーツ、
これも黒いワイシャツのすそを全部出し、ワンポイントに銀色ネクタイ、靴下には万国旗がプリントしてあった。
予選で堀口弘治六段、森下卓八段、富岡英作八段の順に破って本戦入り。「普通に指せば、誰にも負ける気
がしない」と、威勢がいい。
　シードされて今期初登場の森内竜王は、普通の黒いスーツに白いワイシャツ。そのまま告別式にも出られるような渋い服装だった。（以下略）
ttp://www.asahi.com/shougi/open22/k-honsen11-1.html