第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-008

1543年 種子島に鉄砲伝来
1544年 堺の商人、橘屋又三郎が種子島の鍛冶屋から製造技術を受ける
1549年 火薬の原料である硝石の製法も伝わる
1560年 三州吉田天皇祭で花火打上
吉田神社の祭礼として豊橋祇園祭として実施される祭で流星、もしくは手筒のようなものが使用されたのではないかと言われる
1589年 伊達正宗が米沢城で花火を鑑賞
1612年 徳川家康が駿府城で花火を鑑賞
1623年 徳川家光が花火を奨励する
1635年 この時代に各藩の砲術師達が火薬を平和利用して花火を揚げたのではないかと言われる
1636年 俳句集「花火草」（立甫編）が出版され、この頃「はなび」を詠む句が多く用いられる
1644年 隅田川で民間花火が揚げられる
1648年 江戸市中花火遊び禁止令が出る
1652年 再び禁止令が出る
1659年 大和国（奈良）篠原村から鍵屋の初代が江戸花火の人気を聞き、堺、岡崎で火薬を学びながら江戸に鍵屋を出店
1665年 江戸市中花火遊び禁止令
1670年 江戸市中花火遊び禁止令
1680年 江戸市中花火遊び禁止令
1681年 第20代仙台藩主伊達肯山が医師高屋喜安と広瀬川の河原で花火見物をする

1751年 現在のように筒から打ち上げる形式が始まる
1788年 仙台藩主が広瀬川で花火見物をする
1808年 文化5年 鍵屋から玉屋がのれん分けで独立
1842年 銀30匁以上の花火禁止
幕府が硝石製薬販売法規を定める
1843年 玉屋が失火により、所払いになる
（※江戸払いとは違って、最も軽い罰）
1854年 火薬製造中の水車小屋爆発事故が頻繁に起こる
これにより幕府は火薬取扱いの対応策に追われる
1871年 火薬運送規則を定める
1874年 稲垣（愛知）小山（奈良）両家に花火製造の許可がおりる
1875年 このあたりから塩素酸加里の使用が始まる
1877年 横浜で平山氏が洋火花火を打ち揚げる
1884年 火薬類取締規則布告
1899年 鉄砲火薬類取締法公布
軍用火薬等も不足し、民間の火薬製造を許可することになる
この頃、各地で煙火競技会が開催され、型物花火が登場する
1910年 鉄砲火薬類取締法改正（営業許可制）
火薬類取扱免状制度が定められる。玩具花火の製造は都道府県知事の許可制に
1912年 三河煙火同業組合が結成される

1917年 煙火は各府県の警察の管轄となる
7月、火薬類取扱・作業主任者制公布
この頃から芯物花火が人気を呼ぶようになる
1924年 この頃、長野をはじめ各地で組合が結成される
1926年 当時の花火メーカーは671社（うち玩具専門は76社）といわれる
1930年 警視庁が塩剥と硫黄の配合を禁止する
危険性の伴う塩素酸加里配合剤の使用を禁止したため、違反品となるものを扱った山梨の業者が
東京で行商した際に警察に留置されるという話が残っている
三河の業者は「塩剥非使用」のシールを貼った
1933年 東西「煙火工業組合」を結成
1941年 第二次世界大戦始まる
日支事変の当初は出征者を送る出征花火が揚げられたが、やがて一切の打ち揚げはなくなる
一部の業者は発煙筒、信号筒などの軍需品や船舶用の始発筒を製造することとなる
物品税（20%）始まる
戦時特別税として物品税が煙火にも適用された（贅沢品としての扱いを受けた）
1942年 日本煙火工業組合に統合
物品税は20%から60%に
1945年 終戦
9月26日、長野市平柴の諏訪神社祭礼で花火打ち揚げを実施
10月、マッカーサー司令部が火薬製造を禁止

1946年 昭和21年 7月、アメリカ軍の希望により、日本各地で独立祭（7月4日）の花火打ち揚げを実施
1948年 8月、GHQより火薬製造の許可がおりる
火薬の主管は商工省
約100社が許可され、黒色火薬を年間100トンの範囲で製造
玩具花火はすすきなど6品目に限られる（但し輸出及び軍用は別枠）
1950年 玩具花火の物品税廃止
玩具花火は子供用のもので贅沢品ではないと、愛知県の業者が主張し、同県出身代議士に嘆願し免税となる
1956年 3号以下信号用花火が物品税非課税となる
1958年 2月、東京宝塚劇場火災事故
以来、劇場内での煙火使用が禁止となる
1959年 長野県飯田地区で事故（学童死亡・死者7名・負傷者266名）
この頃煙火のみならず、産業火薬の大事故が頻発したが、煙火の爆発事故で学童を死亡させたことは
波紋を呼び、法律大改正を余儀なくされ、玩具花火が法の適用範囲となる
1960年 火薬類取締法大幅に改正され、玩具花火が規制される（それまでは府県条例）
1962年 社団法人日本煙火協会発足
煙火の保安、事故などによる第三者災害に見舞金を支給する団体として社団法人が設立される
1964年 日本化薬（株）が速火線・親道・ランスなどを製造販売

長年各メーカーが独自に自家製を用いていた親道（打ち揚げ用導火）などを日本化薬が製造販売し、
規格を統一することで玉の均一化が実現
1966年 物品税免除
負荷率は20%→30%→60%→50%→30%→20%と変更され、25年ぶりに物品税がなくなる
1967年 打揚従業者手帳制実施
打ち揚げから事故をなくすため、業界が自主的に定めた制度である
1968年 玩具花火、中国からの輸入激増
1971年 日本輸入がん具煙火協会発足
1976年 「花火の火」の呼び方をやめて、「安全消費啓蒙運動」に変更する
「正しく遊んで楽しい花火」をモットーに、毎年ポスターを全国の小中学校に配布するという運動などを実施。
「花火は危険である」という啓蒙は当時の他業種には例がなく、PL保険対策の先人でもあったと言える
1980年 日本煙火協会が保安技術のための講習を開催、以後毎年継続
1981年 製造施設賠償責任保険に加入し、第三者に対する賠償態勢を確立
1985年 アメリカ独立200年記念に際し、打ち揚げ花火の輸出高が11億7000万円で最高となる
1990年 秋田県大曲市主催で、世界花火師大曲会議（花火サミット）開催
7カ国（アメリカ、フランス、イギリス、中国、韓国、台湾、オーストラリア）の花火師を集めて、
花火打ち揚げと各国の花火事情について協議
1996年 打ち揚げ花火と玩具花火の輸出高が2億円を下回り、輸入が35億円を上回る
打ち揚げの低寸物の輸入が増大

手伝い

花火の歴史は長いが、実は流れの中で何度も禁止されてきた。
それでも継続してきた部分を読み取って欲しい。
そういう意図から、歴史の羅列をただただ投下した。連続投稿をお詫びする。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜参考：武藤輝彦著「日本の花火のあゆみ」

　　　　　　花　　　　　　　爆
　　　　　　火　　　　　　　爆
　　　　　　は　　　　　　　は　　
　　　人　　　　
　　　の　　　　　　　　人
　　　上　　　　　　　　の
　　　で　　　　　　　　中
　皆　は　　　皆　　　　で
　の　ね　　　の　　　　は
　心　て　　　心　　　　ね
　を　　　　　を　　　　て　
　慰　　　　　病　　　　　　　　　　　
　む　　　　　む　　　　　　　　　黄麦［故 金子長治］