第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-007
第6回 【原書で読むSF・ファンタジー・ホラー】
ジョージ・オーウェル George Orwell『1984年 Nineteen Eighty-four』
Winston took up his mug of gin, paused for an instant to correct his nerve, and gulped the oily-tasting stuff down.
ウィンストンはジンのマグを手にとり、ちょっと気合を入れてから、油臭い液体を飲みくだした。
When he had winked the tears out of his eyes he suddenly discovered that he was hungry.
目をしばたいて涙を切ると、なんだかとつぜん腹が減ってきたのに彼は気づいた。
第6回 【原書で読むSF・ファンタジー・ホラー】
He began swallowing spoonfuls of the stew, which in among its general sloppiness,
彼は匙いっぱいのシチューを次々に飲みこみはじめた。シチューのどろどろのなかには、
had cubes of spongy pinkish stuff which was probably a preparation of meat.
桃色がかったスポンジ状のサイコロがまじっていた。たぶん調製肉だ。
第6回 【原書で読むSF・ファンタジー・ホラー】
★全10回でお送りします
素敵なランチタイム第二部。ウィンストン('A`)は知人(@∀@)のグチを聞いてます。
(@∀@)は調査局で言語の破壊活動に従事していて、
具体的にはNewspeak辞典の編纂とかやってます。
(@∀@)「goodがあったらbad要らんやん。ungoodで充分。むしろ完璧」
(@∀@)「exellent(優秀な)とかsplendid(見事な)も要らんやん。plusgoodでいいし」
正直、中学で教えるのが英語じゃなくてNewspeakだったら非常に楽なんですが! とか個人的に思ったり。
ちなみに(@∀@)はお利口さんすぎるので、のちにウィンストンの予想どおり蒸発/粛清されます。