第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-005

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上田馬之助編
その@
俺が知っている上田馬之助さんのエピソードは、当時いかに嫌われるか
を考え、芸風にしていた彼はサインを求めに来た子供に対し「邪魔だどけ!」と
振り払ったそうだ。
その後、子供の寂しそうな顔が忘れられず、付き人にその子らを呼び出させ
裏で優しくサインをしてあげたそうだ。
あれだけ悪役だったのに子供にサインを求められる上田さん・・・。
いくら装っても、本能的にいい人は分かるものなのかも。

そのA
上田馬之助さんも深夜に出待ちの中学生に写真を撮られたことがあるらしい。
突然写真を撮ってきた中学生に向かって「こらっ!」と一喝。名前と電話番号を聞き出すと
「夜分遅く失礼します、上田と申します。XXさんのお宅でしょうか」
と、少年の自宅に電話をかけた。
「…というわけで、ただ今お宅のお子さんをお預かりしています。今から必ずそちらにお返しします。…はい」
少年の親に事情を説明して受話器を置くと、筆と紙を取り出してサインを書き
「いいか、写真を撮りたいときはな。まず相手の人に「写真を撮らせてください、お願いします」と言うんだぞ。わかったか」
と言いながら渡してくれたんだそうだ。
後藤達俊編

90年6月後藤達俊が馳とタッグマッチで対戦したときのこと。
得意のバックドロップで馳を投げたとき、馳は切り返そうとして結果的に無茶な態勢でマットに叩き付けられた。
試合後馳は心臓停止を起こし、タッグパートナーの健介は救急車の中で大泣き。

一方の後藤さんも飯も食べれず、ヒロさんに「馳よりも、後っちゃんの方が心配になった」と
言われるほどの落ち込みっぷり。馳が一命を取り留めた報が入ると皆に誘われ
「ほんとうにごめん」と泣きながらラーメンを何杯も食べたそうだ。

そんな後藤さん、何かのインタビューで馳との例の試合について聞かれた時、
「あれは馳が悪い、俺は殺すつもりでやった、あの時殺しておけばよかったね」
と言ったそうな。プロ中のプロだぜ、後藤さん。

さらに90年の12月頃の、馳との再選時に終盤に後藤が馳にバックドロップを出した。
ビデオを見ると会場中ざわめいてる。
後藤はプロだ罠。さぞ勇気が必要だっただろう。