第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-005

　酒にまつわる三国志のおはなし　　　其の九　〜悪来典韋の不覚〜
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　　　　　　　　　 ,i´ .'llヽ　　　　　　曹操の護衛役である典韋は、左右の手に八十斤（約18ｋｇ）の槍を持って
　　　 　 　 　 　 |　　 ."|　　　　振り回すことができるほどの怪力で、古の猛将・悪来のあだ名で呼ばれた。
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　　　　　　　　　|　　　 ..|　,,,illljiiiiii,,,　　　過去、幾度となく曹操の危地を救ったことがあるため
　 ,,ｖ-―‐-v,,,　|　　　 ..'|lllllllllllllll''''｀　曹操へ謀反をたくらむ張繍は、配下の胡車児に
　 .ﾟﾟ'''┬┬'''ﾟ,,,,.,l,.　　　...|llllllllllliﾞﾟ“　典韋を酒宴に招き、酔い潰れさせて槍を奪うよう命じた。
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　　そして深夜、張繍は軍勢を率いて曹操の居城へ攻め込んだ。
　酔いから醒めた典韋は、槍が無いことに気付いて動揺したが、すぐさま具足もつけずに飛び出し
　曹操を逃がすために死に物狂いで城門を守り、敵兵を蹴散らし暴れ回った。

　　その鬼神のごとき戦いぶりに恐れをなした敵兵は、遠巻きにして一斉に矢を射かけたが
　全身に矢を受けた典韋は、絶命してなお、城門を守り立ち尽くしていたという。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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