第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-005
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無名武将@お腹せっぷく:
酒にまつわる三国志のおはなし 其の六 〜飛将軍の禁酒令〜
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,i´ .'llヽ 呂布の立てこもる下丕城は、曹操軍に包囲され絶体絶命の危機に瀕していた。
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| ..| 城塞の堅固さと呂布の勇猛さに攻めあぐねた曹操軍の水攻めにより
| ..| ,,,illljiiiiii,,, 日増しに水かさは増え、自軍の被害は大きくなる一方だったが
,,v-―‐-v,,, | ..'|lllllllllllllll''''` 為すすべのない呂布は、ただ暴酒にふけっていた。
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~゚゙゙゙”゙”゙”'―ーーー'゚゙゙゙゚~` だがある日、鏡に映っている恐ろしく老けこんだ自分の顔を見て愕然とし
酒を一切断つことを誓ったばかりか、城中の将兵らにも禁酒令を発してしまった。
そんな折、配下の候成が、城中で謀反を企てた者を未然に捕らえたため、それを祝うのでと
酒宴を調えて呂布を招いたところ、呂布は「禁令を破るとは何事だ」と激怒し、
候成を百杖の刑(鞭で100回しばく刑)に処した。
日ごろ配下に冷たい呂布を見限った候成は、友人である魏続、宋憲らと謀り合わせて曹操と密書を通じ、
眠っていた呂布の隙をついて縛り上げ、城門を開いて降伏してしまった。
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