第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-003
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○○自作PC板支援物資(メモリの選び方0)○○:
自作機でも、メーカー機でも、メモリを増設したいという誘惑は変わらないですよね。
基本的には「箱もの」を買えば問題は少ないのでしょうが、
昨今のメモリに要求される性能はあがってきていますから、
ヘタにバルクメモリに手を出すと、相性等で動かず、「安物買いの銭失い」になりかねません。
そこで、自作板的メモリの選び方を紹介します。
メモリの性能を決定する要素として「チップ」と「基盤」があります。
お店で「メジャーチップ」と売られているものの中にも安物基盤が用いられているときもあり、
その場合は狙い通りに動作しないことも多いです。
ここでは「基盤」を中心にしてメモリを選ぶ方法を紹介します。
【メモリ基板の良し悪しの評価、判別】
モジュールメーカーは数が多すぎ、またバルクとなると何処の基板か判別が難しいのでメーカー別には評価出来ません。
基本的に箱物を出しているメーカーは「良質」です。(その中でも当然評価は前後する)
やはり基板を見て判断できる知識が必要。
・チップ1枚あたりのコンデンサの数が多い物(最低1個)を選ぶ。
・スルーホールの少ない物を選ぶ。
・SPDチップが無い物は論外。
・チップ用のパターンが1面に9個あるものと8個あるものが存在します。
この「9個目のチップの空きパターン」は本来ECCチップを載せるための空きパターンで、
これがあるメモリはECCメモリと共通の基板を採用していると考えられます。
ECCメモリはサーバ用途などで使われる事が多いのであくまで比較的ですが良い基板が使われることがあります。
・4層基板よりも6層以上の基板を選びたいが判別は難しい。
ただ、チップとチップの間に横にラインが複数入っているものは4層基板が多い。
(4層基板の例)
http://www009.upp.so-net.ne.jp/ph-plus/mitsubishi1.jpg ・端子部分に装着時に出来る傷が有る物を選ぶ。
ノーブランドバルク品の中には1割程度しか抜き取り検査しかしていない物もあるので。
「コンデンサ」
基板上に有る肌色っぽい何も書かれてない極小のチップがコンデンサです。
黒いのは抵抗です。お間違いないように・・・。
超良質の基板はチップ1枚あたり4個程度コンデンサをつんでます。
安いノーブランドのメモリは大抵チップ1枚あたり1個しかつんでません。
「スルーホール」
スルーホールはその名の通り穴です。
光に透かして見れば一発でわかるはずです。
有名メーカーの場合スルーホールの影響が想定されているので多少多くても問題ないです。
「SPDチップ」
モジュール情報(動作クロック、メーカー名、CL値などの情報)が入ったチップ
基板上に1個だけ右端か左端に存在します。無い場合は空きパターンがあるはずです。
―メモリ選択の手引き(仮) その1―
【モジュールベンダー】
メルコ 松 箱モノ 国内でしか通用しない商売カモ 高いカモ…
CenturyMicro 松 オリジナルの6層に信頼
Kingston 松
Apacer 松 ハイクラスの割には安価で、満足できる鉄板ブランド
Corsair 松 高耐性をウリ フラグシップでOC前面に
SanMax 松 割と安価で品質も良好。また、数少ない日本製の基板。
TwinMOS(TTI) 竹 TTI-Winbondは実質Aランクをねらえる定番
A-DATA 竹 メーカーにおろす品 評価が両極端
Transcend 竹 オリジナル6層基板 品質良しとの声
Green House 竹 オリジナル基板のものは良いが、最近めったにない
V-DATA 梅 A-Dataのサブブランド。安価バルクの代表的存在に
JetRam 梅 Transcendの廉価版 4層で値段なり
Veritech(VM) 梅
PQI 梅 コレを買うのはすこーしギャンブルかも
SEITEC 瓜 問題基板で地に墜つ 現時点では選択外 新基板は?
【各社の補足】
・Apacer
Apacerのモジュールには正規の箱モノとバルクのものがあります。
基板そのものに関しては、A-DATAと同じ基板が使われているモノが確認されています。
・LEGACY(Lei)
ここのモジュールは6層基板のオリジナルのものです。なお、Leiのバルクは
品質に相当なばらつきがある模様。購入するなら相性保証をつけるなどしておいた方がよい。
また、ここの1bank仕様のモジュールは特殊な仕様となっている可能性がある。
i845系チップセットで3枚差しをやる場合など、どうしても必要な場合をのぞいておすすめしない。
(注)1bank仕様のモジュール=Registeredみたいな変なチップがついてるやつ。
・NANYA純正
NANYA純正は数グレードあって、最高はKingston基板、次は、TwinMOS基板、
その次はelixirのTwinMOS基板、その次はelixirのSEITEC基板で、
それぞれ載っているチップが違うらしいです。
・SanMax
メルコやIOがOEMや外注に頼っている現在では数少ないMade in Japanの基板。
保証も現実的。DDRはリファレンスに忠実な6層基板
・SEITEC(PanRAM)
PD88R1-V2.1 悪名高し。PC2100基板。ECCパターン跡もあり、コンデンサも比較的多めについているのに
GIGABYTEのマザーとの相性問題多発。
PD84UN408B おそらく設計、製造いずれもPanRAM。PC2700基板。コンデンサの配置等も4層基板としては
適切だが、そもそもDDRでは4層基板自体がローエンド。
とりあえず、互換性や安定性には期待しない方がよい。
・MA LABS(☆)・・・SuperTと呼ばれることもあり。
最近の☆基板はJEDECのPC2700リファレンスガーバー。
あと、AIDA32でSPD情報をみると、Xeroxってでてくることがあるような・・・。
最近はシールに☆がないもの、花みたいな絵が描いてあるものもあるらしい。
・Samsung
純正品限定。これ自体は多くのマザーボードベンダーで動作確認されているなど、
DDR333〜DDR400では標準品だと考えてよかったのだが、最近Memtest86が
完走しないなどの報告が。2003年30週あたりからのものは地雷と考えた方が安全
☆ = 星印の付いたシールが貼ってあるノーブランドメモリ。MA LABS製。
MADE IN USA。最近は☆のないシールが貼ってあることもある。
SuperT = ☆(MA LABS)の自社ブランド
elixir = Nanyaのサブブランド。B級品
V-DATA = A-DATAのサブブランド。B級品
JetRam = Transcendのサブブランド。B級品
SEITEC = PanRAMの自社ブランド。B級品
Lei = Legacy。InfineonのB級OEMチップが主
M.tec = TwinMOS系。B級品
TTI = TwinMOS
KTI = 1.Kingmaxのサブブランド。今店頭にあるのは基本的にこれ。
2.神戸製鋼系。今ではもう見かけない。
Apacer = Acerグループのメモリ部門
OCZ = 地雷。数少ないRDRAMの糞メモリの供給源
CenturyMicro = モジュールベンダ。Centuryとは別
Century = バルクメモリ流通大手。Century Microとは別
GREENHOUSE = 最近自社製品は減ったがバルクメモリ流通大手のひとつ
ITC = バルクメモリ流通大手
ASAHI = バルクメモリ流通
□□□ Q1. このマークのチップはどこのモノですか?
□□□⌒ヽ A1. Mosel Vitelic です。
□□□ )
ゝ、___ノ
Q2. PC2100のメモリにしか対応していないマザーにPC2700やPC3200等のメモリを差しても大丈夫ですか?
A2. まともなメモリならPC2100のメモリとしても動作するはずですが、現実には差してみないとわかりません。
PC2100のメモリをPC2100にしか対応していないマザーに装着してPC2100として使用する場合でも
Memtest86等でエラーが大量発生することがあるくらいですから。
Q3. メモリの容量のうち、一部しか認識されません。(256MBのうち128MBしか認識されない、など)
A3. 古いチップセットのマザーを使っていませんか?(i440BXなど)
古いチップセットでは、現在流通している大容量のDRAMチップに対応していないことがあります。
解決法はありません。マザーボードを買い換えてください。
Q4. RegisteredとかUnbufferedとかってどういう意味?
A4. Registered
http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/02/33380402.html Unbuffered
http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/73/65191373.html
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○○自作PC板支援物資(メモリの選び方10)○○:05/03/11 06:59:26 ID:9tZVjuo1