第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-002

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333三戦より週刊少年漫画支援1/5
◆◆三戦板的 少年漫画紹介・心に残る名台詞◆◆

三国志と戦国時代、乱世にて戦に生きる漢たちのドラマは、少年漫画の題材としても
しばしば用いられ、時にはその面白さに初めて触れる少年少女を、歴史ロマンへ
誘う第一歩になってくれるものです。
今回はそんな中から、2つの作品に登場する名セリフをご紹介いたします。
334三戦より週刊少年漫画支援2/5:05/03/06 21:43:26 ID:K4WcQG/x
■花の慶次−雲のかなたに−その壱■

「だが それがいい」

−かぶき者−「傾奇者」と書く。
曰く異風の姿形を好み、異様な振る舞いや突飛な行動を好む者をさす。
意地をはりとおす自由は、切り殺される自由と背中合わせと心に決め、いかなる権力にも屈さず、
死が日常の戦国の世をひたすらおのれの義に忠実に戦う者の事だという。
時は戦国時代、傾奇者前田慶次こと「前田慶次郎利益*」を主人公にした隆慶一郎作の小説
「一夢庵風流記」を原作に、「北斗の拳」の原哲夫が作画を担当し、週刊少年ジャンプで1990年から
1993年まで連載された戦国時代を舞台にした漫画が「花の慶次−雲のかなたに−」である。
この漫画、豊臣秀吉や徳川家康、その他誰でも知ってる有名人からマニアックどころまで多彩な
戦国時代の実在人物と美人揃いの女性たち等、キャラの濃い登場人物が揃い、名セリフも多い。
そんな中、今も愛読者の心に残る最高の名セリフと言えば、やはり「だが それがいい!」になるだろう。
このセリフ、連載第二話に当たる「忠義の傷」の巻にて初登場となる。

*利益の他、利太、利貞等の説があり、正確なところは不明

その弐へつづく
335バレー板より:05/03/06 21:43:51 ID:dCzhiBvS
       i'⌒l.                             l⌒.l ┌──┐
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| Da |i. | ャ |        |  `´.(\_/) ` |.          | カ | └-|.| -┘
ミkara| 〉| チ |r、       〕.二ニニニニニ二.〔         r| ク |  /)i彡
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336三戦より週刊少年漫画支援3/5:05/03/06 21:44:03 ID:K4WcQG/x
■花の慶次−雲のかなたに−その弐■

秀吉より拝領した織田信長の甲冑警護を、叔父に当たる前田家当主、前田利家から仰せつかった
慶次と、前田家古豪の臣村井若水だったが、ふとした事で若水が甲冑に傷を付けてしまう。
秀吉の怒りを買う事を怖れた利家より、切腹の命を受ける若水の元へ戦仕度で現れた慶次は
「殿の大事な甲冑を壊した賊を成敗に参った!」と傷ついた甲冑を一刀両断。そのうえ、若水の顔を
指して「戦場で傷だらけになったきたねえツラだ!」と言い放ち、怒りを露にする家臣達に対し
「だが それがいい」
と、なんとも言えぬ穏やかな表情で言葉を繋ぐ。
これこそ、生涯をかけ殿を守り通した忠義の甲冑ではござらんか!
その言葉が、家臣一同を感じ入らせ、そして秀吉を恐れるあまり忠義の家臣を
失おうとしていた利家の心に響いた。若水は甲冑を傷つけた罪を許されたのだった。
この初登場以降、「だが それがいい」は度々決めセリフとして登場し、
三戦板でも慶次の話題となれば必ず誰かが書き込む程の、名セリフとなっていったのだった。

「蒼天航路」その壱へつづく
337三戦より週刊少年漫画支援4/5:05/03/06 21:44:32 ID:K4WcQG/x
■蒼天航路 その壱■

「ならばよし!」

「三国志(演義)」といえば、主人公は漢の帝室に連なる中山帝王劉勝の末裔・劉備。
そんなイメージが少し前までは主流だったが、この「蒼天航路」では、三国志の中では
常に「悪役」の立場に置かれていた、乱世の奸雄・曹操が主人公。
今までの「善玉劉備マンセー」からは外れた「時に悪玉な曹操マンセー」的な漫画になっている。
そんなこの漫画での名セリフは、物語の初期、単行本2巻でのエピソードから。
青年となった曹操が初めて就いた官職は、漢の都・洛陽の北部尉(北門の警備隊長)。
治安維持の為に「夜間は皇族・官吏などを含めいかなる身分の者でも通行を許さず」と
厳しい法令を出した。ある日、皇帝を後宮から操り権力を握る宦官「十常侍」の一人の親族で
洛陽の官吏をしている男が、この法令を破り夜間に北門を通過しようとして捕縛される。

その弐へつづく
338三戦より週刊少年漫画支援5/5:05/03/06 21:45:02 ID:K4WcQG/x
■蒼天航路 その弐■

彼の罪状は「夜間北門通行」「門中騒乱」など36を数え、その刑・36打擲では死んでしまう為
半分の18打擲(チョウチャクと読む「百叩きの刑」みたいなもので「五彩棒」と呼ばれる棒で叩く)
とされたが、先ほどまでいばりくさっていたこの官吏は、金品や出世をちらつかせて命乞いをする。
しかし、曹操は「賄賂を扱った罪」などで更に4打擲を加えるという容赦の無さで全く取り合わない。
結局、根性のない官吏は1回打ち据えただけでものすごい悲鳴をあげて崩れ落ち、事切れる。
十常侍の親族を殺したとあっては、どんな目に合うかわからない。
死亡を確認した部下たちがしんと静まり返る中、清々しささえ感じさせる表情の曹操が放った一言が
 「 な ら ば よ し ! 」
いかにも痛快なこのセリフも、やはり三戦板内では定番の名セリフとして認識され
蒼天航路での名セリフをあげるスレでは、「ただし、ならばよし!以外で」と言われるまでになっている。

以上、三戦板よりお送り致しました。それでは、この後22:22より
■■三戦板 盟友週漫突撃!だがそれがいい!ならばよし!■■  を敢行致す!