第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-001
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クラシック板 名曲案内:
ショパン ワルツ第9番変イ長調「別れのワルツ」
ショパンが25歳の頃、彼にはマリア・ヴォジンスカと言う恋人が
いた。相思相愛の仲だった2人は、ついには婚約を交わすまでに
なり、幸せの最中にこのワルツが作られ、恋人マリアに贈られた。
だが、マリアの一族はショパンとの結婚に猛反対。ショパンの病弱
と、ポーランドに住んでいた頃に革命派グループとの付き合いが
あった事がその原因。マリアは周囲の反対には勝てず、やがて
心変わりしてしまい、スカルベックという伯爵と結婚してしまう。
ショパンは深く傷つき、マリアに贈ったこのワルツを封筒に
収め、彼女から贈られた手紙、彼女からもらったバラの花と共に
「我が哀しみ」と書き記して机の奥にしまい込んだ。マリアの
結婚は結局上手く行かず、一生苦労したと言う。
ショパンの悲しい想い出が詰まった、はかなくも幸せな気分が
漂うこのワルツ。ショパンのワルツ集は全曲入りでも余裕でCD
1枚。女性ならショパンの恋人気分に浸って聴きたい1曲。