人気&最萌トーナメント共用・政見放送 その19

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213マギー@R.O.D -THE TV-/支援SS1
     最萌支援SS 〜決戦前夜〜

アニタ「いよいよ明日かあ、まー姉の試合。」
ねねね「そうだな、やっぱりあいつは凄いな。」
アニタ「そうだ、今日は黒キュアとナージャは居ないの?」
ミシェール「なぎさちゃんは明日の番組の収録があるって2時間くらい前、
ナージャちゃんは宮崎に行商に行くって今朝出てったわ。」
アニタ「そうか、プリキュアももう佳境だもんね。」
ねねね「明日で最萌も終わりか・・・・、なんか寂しくなるな」
ミシェール「半年間あったからね。間にメロンの最萌もあったし。
あれ?マギーちゃんは?」
アニタ「さっき夜風に当たりに行ってくるってベランダの方にいったけど。」
ねねね「やっぱり緊張してるみたいだな、無理もないか。相手は初代の準優勝だもんな」
アニタ「ただでさえプレッシャーに弱いからね、まー姉。大丈夫かなあ・・・・・。
ちょっと見てくる!」
214マギー@R.O.D -THE TV-/支援SS2:05/01/22 21:57:35 ID:6dfsgG0i
マギー「・・・・・・・・・・・・・・・・」
アニタ「どう?少しは落ち着いた?」
マギー「ア、アニタ!」
アニタ「明日の試合の事考えて緊張してる気持ちは解るけど、こんなとこにずっと居たら
風邪引いちゃうよ。」
マギー「いや、緊張はしていない、考え事をしてただけだ。」
アニタ「考え事ぉ〜?いつもはテーブルの底に巣作ってやってるのに?」
マギー「・・・・・普段はそうだけど、今はこうして考えたい気分なんだ。」
アニタ「ふーん、そんな気分なんだ。」
マギー「・・・・・・・・・・・・・・・・うん」
アニタ「考え事って明日の試合のこと?」
マギー「うん。」
アニタ「相手が相手だから負けてもまー姉を誰も責めやしないって。」
マギー「いや、そういう事じゃないんだ。この半年、最萌トーナメントで出場して
思ったんだけど、思えば色々なことがあったなって。」
アニタ「確かにね、私たちは早い段階で負けちゃった中でまー姉は良くやったと思うよ。」
マギー「色々な世界に居る人達が、様々な思いを持って参加している。そしてそれを
支えてくれる人達もいる。このベランダの向こうにそんな世界がいくつも繋がってるんだな
と思うと、不思議と暖かい気持ちになってくるんだ。」
215マギー@R.O.D -THE TV-/支援SS3:05/01/22 21:58:59 ID:6dfsgG0i
アニタ「まー姉、今回の大会で色々な人と知り合えたからね。」
マギー「・・・・・うん。みんなとってもいい人達だった。」
アニタ「そ、そうだね・・・・・(´-`).。oO(約2名除いて)」
マギー「ナージャもなぎさちゃんも蘭花さんも私が知らない場所で闘ってる。
私も、今自分にできることをやりたい。だから、明日の試合も全力で頑張る!」
アニタ「まー姉・・・・」
マギー「さ、アニタ。寒いからそろそろ中に入ろう。心配してくれて有り難う」
アニタ「うん。」

ねねね「どーだった、話はついた?」
アニタ「うん、まー姉少しだけ変わった。」
ねねね「そう。で、その本人は?」
アニタ「部屋に入ってすぐ物置で、また本読んでるよ。」
ねねね「そこは、」ちーっとも変わってないのな・・・・。」
ミシェール「でも、そのくらいの方がマギーちゃんらしくていいわよ。足りない所は
私やアニタちゃんでフォローすればいいことだから。」
ねねね「(´-`).。oO(あんたらがフォローされてるってのに・・・・。)」
アニタ「明日、まー姉、勝てるといいね。」
ミシェール「そうね、明日は私たちも応援に行きましょ。」
一堂「おーー!!」
216マギー@R.O.D -THE TV-/支援SS4:05/01/22 22:00:28 ID:6dfsgG0i
一方、物置の中のマギー

マギー「・・・・・・みんな、ありがとうむひゃ・・・・(涙」

マギーは読んでた本を一旦閉じ、心の中で礼を言った。
そして、改めて明日の試合に臨む決意を固めた。

物置の中でマギーが読んでた本の表紙、そこには「あずまんが大王」と書かれていた。

マギー「春日さん、明日はいい試合をしよう・・・・」
                                 (おわり)

あとがき:シリーズ最後ということで、今回はまー姉の決意編ということで書いてみました。
相手は強敵ですが、これが支援になってくれれば幸いに思います。
また、政見放送でのSSはこれが最後となりますが、この話にはまだ続きがあります。
それはまた、試合当日にて・・・・。