”障害者と性”について本気で議論!!

このエントリーをはてなブックマークに追加
314名無しさん@1周年
>>311
障害年金については全く賛成である。
この板に来る人には釈迦に説法だろうが、日本の障害年金という制度は
色々矛盾を抱えている。
まず、障害年金は障害の程度に応じて支給額が決定されるのが大前提である。
従って、障害者の資産状況は通常考慮されない。だから金持ちでも
貧乏人でも等級が同じであれば同額が支給される。これは一見公平のようだ。

しかし、現実には給与所得などの就労所得には上限が設けられ、
就労収入が一定額を超えると減額または受給権自体が消滅する。
これは年金財政上の都合によるもので、就労収入のある障害者全てに支給
していたら財政がパンクしてしまうからである。

一方、資産状況を問わないという前提から、金持ちでも就労所得がなければ
減額すらされない。それは良いとしても家賃収入や株配当等の不労所得がいくら
あっても支給額に変更はないのである。

この結果、富裕な障害者の中には敢えて就労せずに障害年金をまるまる
小遣いにしている者も少なくない。
本来、障害年金なんか無くても不労所得が充分あり豊かな生活を送れる者にまで
支給しているのは常日頃疑問に思っている。
生活保護並に厳しくせよとは言わないが、障害年金にも当人の収入全体を
考慮して支給基準に反映させないと、これといった資産を持たず、生活のため
真面目に就労しようと努力している障害者や、既に就労していて所得が限度額を
超えてしまい、受給権を喪失した障害者にとっては不公平感を禁じ得ない。

保険料負担の公平性の問題も絡むので難しいとは思うが、支給額や方法にも
もっとメリハリをつけて欲しいものだ。