”障害者と性”について本気で議論!!

このエントリーをはてなブックマークに追加
300289
>>1000万男さん
ハイ、私はれっきとした障害者です。2種2級の下肢麻痺です。
あなたの社会に対する憤りには理解を示します。
でも、あなたの結婚に対する価値観は決して理解しません。
あなたは性欲を満たすため、子孫を残すため、介護をしてもらうため、
それだけのために(障害者にとっての)結婚はあるようにおっしゃいましたが、
それでは(介護を除いては)動物とおんなじではないでしょうか?
障害者も健常者も人間。人間には心があるんです。
もしそういった法律によって、形式だけの結婚をしたとしても、体は満たされても
決して心は満たされません。
結婚というのは、簡単なようでそうではないのです。
ひとりの女性を一生の妻として迎え、一生一緒に暮らすのです。
それは障害の有無に関わらず、並み大抵のことではありません。
体だけ満たされているようでは、どちらかが、もしくは両方が
辛くなってそれを続けることをやめてしまうでしょう。
あなたの周りには恋愛結婚をした障害者はいらっしゃらないのですか?
私の周りには、たくさんいます。女性よりも男性の方が圧倒的に多いというのが事実です。
(障害の程度は要介護の方からひとりで歩ける人まで様々です)
その男性方は、決してあなたのおっしゃるような理由だけで結婚はしていません。
利害関係なしに、そのひと自身を必要とし、結婚に至っています。
しかし、そういう男性障害者だけではないというのも知っています。
そうさせてしまう理由はいろいろですが、社会にも問題があるということは否めません。
でも、だからといって、それを法律で解決してしまおうというのは
あまりに人任せで、寂しいことなのではないでしょうか?
あなたはそれを解決するために、主張以外、なにかなさいましたか?
今迄あなたが女性にしてきたことで、心は満たされましたか?
法律とはあまりに大勢を統括する規律のため、ひとりひとりを縛ることは
できません。今迄法律で何が解決されたでしょう?
もし解決されていたとしても、それはうわべだけのことでしかないのです。
だったら、もっと身近なところから変えてみては?と思うのです。
あなたにとって健常者との結婚がそんなに必要なら、もっと健常者へ歩み寄っていくべきです。
異性としてではなく、ひとりの人間として。
これからの社会に必要なことは、障害者から健常者への逆差別をなくすこと。
変わってほしけりゃ自分から変われとはよく言ったものです。
一方に求めてばかりいれば、必ず歪みが生じます(実際そうなってる)
身近なところから、障害者がもっと社会に出ていくこと。
障害者同士で固まっていては、主張も届かないし、もちろん何も変わらない。
私にとってそれは日常のことですが、どうもあなたのかきこみには
健常者に対する大きな壁を作っているように感じます。そこから始めてみれば、たくさんの健常者と出会えるし、
その中で本当の意味での結婚相手は見つかるはずです。
そして、>>298さんもおっしゃってはいますが、
あなたは経済面にもこだわってらっしゃいますよね。
今はありがたいことに文明も発達して、どんな重い障害でも
仕事ができるようになりました。
少ない年金、とあなたは言うけれど、それは自分のお金であって
自分のお金ではない。国民のみなさんが一生懸命働いて稼いだお金の一部なのです。
私は申し訳なくて『少ない』なんて口が裂けても言えません。
いつか年金をもらう権利をはく奪されるくらい、稼いでやろうと思ってます。
それでも障害年金はなくならない。それは社会が、障害者を働きにくくしているから。
経済面については、まずはそこから変えてはみませんか?
そうすれば、結婚についてもまた違った解決策が見つかるかも…
ここまで書いてしまえば、またあなたは私を障害者ではないと言うでしょう。
信じてもらえなくても、私は障害者なのです。
私は健常者の立場も障害者の立場も、両方分かる障害者でいたいのです。
差別主義者は除いて、ですが(藁
そして、『障害者の面汚し』は言い過ぎました。ごめんなさい。

明日(今日?)は学校なのにこんなに遅くまで起きていてしまいました。
もう寝ます。議論は明日にでも…おやすみなさい。