知的障害者を一人で歩かせないで!

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271バリアフリーな名無しさん
多くの知的障害者は幼児期・学童期に不適切な行為を表出します。
保護者や教育者は、適時適切な指導・教育を粘り強く働き掛けて矯正する必要が有ります。
保護監督する者、教育を担当する者が、無知、怠慢、又は伸び伸びと育てたい等と悠長に考えている場合には凄惨な結末が訪れます。
心の成長が遅滞している彼らは身体ばかりが成長し、問題行動から触法行為へ、果てには犯罪行為へと発展させます。

例えば
癇癪を起して、人にティッシュの箱などを投げ付けている幼児は健常児・障害児に限らず見受けられます。
実害はないので放任しがちになります。
その時に有効な対処がない場合、学童期には本や花瓶を投げる等、行為が発展しています。
さらに対処を誤ると、中学・高校期には学校の椅子や机を投げて他人を傷つけているでしょう。
成人に近づく頃には、テレビや家具など、持ち上げられる物を全て投げて暴れる大男になっています。
身体ばかりが成長して心の成長が伴わない彼らは、行為は同じでも被害を飛躍的に拡大させて行くのです。
そして成人後は法手続きによらなけれはその行動を拘束することは出来なくなります。
272バリアフリーな名無しさん:04/02/22 03:41 ID:lygUtgdK
つづき
問題行動の芽は幼児期に必ず表出させています。
兆候を見逃さず、適切な処置を講ずるべきです。
これを保護育成責任のある間に済まさなければならないのです。
20年間しか時間はありませんが、早期に着手すれば時間もエネルギーも大幅に縮小されます。
性格が定着し、人一倍の体力を付けてからの矯正は何百倍もの時間とエネルギーを必要としてしまいます。

健常児の育成と同じです。
幼児・学童期から正しい躾と教育が必要です。
幼児・学童期から良い生活習慣を身に付けるように育てましょう。
良い生活習慣が、よい性格を形成します。

健常児・障害児に限らず、保護者や教師の過失や錯誤、怠慢のツケは将来の社会全体が負うことになります。
しかしながら、健常児さえも満足に育てる事が出来ない親が散見される昨今、専門的知識と豊富な経験が必要な知的障害者に対する療育を、その保護者のみに背負わせるには荷が重過ぎると考えます。
知的障害者を育成する保護者に対して、この板を訪れる良識ある専門家の方々による一層のご支援をお願いします。

社会の健全性と知的障害者の未来に祈りを込めて
長文お許し下さい