脳障害とリハビリについて

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691687:02/06/26 15:30 ID:taW9J6MB
もう一つ、
家では万全でも幼稚園や学校ではほこりだらけの場合もあり、
確かに幼稚園に行っているときは発作が出やすかったですし、アトピーも
出ていました。
しかし、体の方も段々しっかりしてくるので、小学校3年生ぐらいからは
ほとんど発作も出なくなりました。
692606:02/06/26 16:56 ID:5YlrVzBI
ドーマン法のボランティアの話は興味深く拝見しました。
確かに重い障害を持った方の御家庭は近所や地域から孤立してしまいがちで、
近所のみなさんが気軽に顔を出してサポートしてあげるというのは本当に素晴らしい
事だと思います。ぜひそうありたいものですが…

やってる事が役にたっているのかどうかも分からないインチキ療法の
人類進化のまじないみたいな動作をさせているというのは…
泣叫ぶお子さんに「君のためなんだよ」と言いながら
近所の人がニコニコしながら(もらい泣きしながらかも知れませんが)
やっている情景が頭の中に浮かんで来て、失礼ながらSFホラー映画のようだと
思ってしまいました。

あと自閉症に関してですが、
自閉症を「感覚障害」と軽く言い換えて安心させたり、
IAHPの内部に「医療スタッフ」を置いて「良くなった」「治った」
という診断をさせているようですね。
うううマッタク…(鬱)私は怒りしか湧いてきません。

まさにドーマン、IAHPは金を出す「親向け」の組織なのですね。
違ったらごめんなさい。
お気を悪くされたらごめんなさい。
親御さんが倒れられたり、絶望されたら大変な事になるのは分かっています。
でもそこに付け込む欺瞞、詐欺は本当に許せないのです。

みずきさんリンク読んでいただきありがとうございました。
693名無しさん@1周年:02/06/26 17:11 ID:xbejlCNd
>692
多くの人があなたと同じ気持ちですよ。
だからこそ祭りも続いているのです。
694みづき:02/06/26 17:24 ID:Gz3drjH3
687さん、ありがとうございました。

うちの娘は、アスピリン喘息です。それからハウスダストダニが最大のアレルゲンです。家を建て替える
経済力はありませんが、ほかのまねできそうなことはやってみます。
ありがとうございました。あっ、ダニが入りにくいシーツどこか
お勧めありますか?


>606さん。かなり、研究所にお怒りのようですね。七月にはメインスタッフが
東京にきますし、一度アポとって、「あなた方のこういうところはいかさまでは」
とお話して見られてはどうでしょう。ある程度、脳障害のリハビリにもお詳しい
かたのようですので、それが一番いいと思います。

 わたしは、研究所のプログラムをしなくとも、そんなにお金や、家族、本人の
時間を無駄にしなくとも、同等か、それ以上のこうかのあるリハビリがあることが
明らかに証明されれば、誰も、研究所には行かないはずだと思います。
それができないのなら、誰も研究所に助けを求める親子をとめることなどできません。

606さん、研究所に医療スタッフなどいるんですか?わたしは、看護婦しか
知らないのだけど。

695名無しさん@1周年:02/06/26 18:09 ID:xbejlCNd
>606
694のような人には何を言っても無駄ってまだわかりませんか?
696ヴェラス:02/06/26 18:34 ID:U2kKAg1o
>606

>あと自閉症に関してですが、
>自閉症を「感覚障害」と軽く言い換えて安心させたり、
>IAHPの内部に「医療スタッフ」を置いて「良くなった」「治った」
>という診断をさせているようですね。
>うううマッタク…(鬱)私は怒りしか湧いてきません。

自閉さんの脳を画像診断などしても、異常は見つからないと聞きます。
あなたはどのような原因で、自閉症が発症すると思われますか?
専門家のかたと思いますので、ご見解を聞かせてください。

また、外傷患者さんとは全く異なる病態と考えますが、
どのようなリハビリが適当と思われますか?


697名無しさん@1周年:02/06/26 21:46 ID:50RcLUDW
695さん
それでも、ドーマン法をこれから導入しようかと
迷うあたりの方々には、606さんのメッセージは
重要なバランスなのではないでしょうか?
698名無しさん@1周年:02/06/26 22:04 ID:JMtKa8d0
>>606さん
ボロボロな文を読んでくださいまして、有難うございます。
少しだけでも認めて頂けるところがあってよかったです。

ホラー映画が、ヒューマン映画にかわるといいです。そうなる為には
どうしたらいいと思われますか?教えてください。

勝手なお願いですが、みづきさんがおっしゃっているように、本部の中心的な方と是非直接お会いして、
ドーマンが掲げる脳神経プログラムのいかさまかげんを伝えて頂き、どういうお答えがかえってくるのか
確かめてみてください。
研究所が非を認め、出版を止めない限り、ドーマン法を続ける方は恐らくいなくならないでしょう。

それと平行して、医療から療育へのシフトがうまくゆく方法もぜひ提案してください。

最後に、私も何の疑問も感じないでお手伝いしている訳ではありませんでした。
そんなに、お子さんにとって危険なことをしていたのでしたら、罪の意識を
感じます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
誰もボランティアをしないこともドーマン法を成り立たせなくする一つの方法かもしれません。
しかし、ドーマン法に対するおかしさに気付きながらも、傍に寄り添って、
それを少しずつ伝えてゆこうとしている方にもお会いしました。方法は人それぞれですね。

699ヴェラス:02/06/26 23:25 ID:U2kKAg1o
>>698

>最後に、私も何の疑問も感じないでお手伝いしている訳ではありませんでした。
>そんなに、お子さんにとって危険なことをしていたのでしたら、罪の意識を
>感じます。

お手伝いに行かれていた家族の雰囲気が悪くて、疑問に思われたことも
尋ねにくかったということでしょうか?




700606:02/06/26 23:27 ID:3YrXmEdC
『意義あり!「奇跡の詩人」』を読みました。とても良い本だと思いました。
皆さんにお勧めします。私はドーマン法、IAHPに認識不足の所が多々あったようです。彼等は契約時には
「(IAHP)は子供が治ると示唆したり保証したりはしていない事」を親に確認させるそうです。
(P139)迂闊でした。彼等はもっと巧妙だったのです。

これを機会にもっと勉強します。非難するからにはもっと相手の事を学ばなくては
いけませんね。反省します。みずきさん。7月まで頑張って勉強してみますがあまり期待しないで下さい。(w

>>696 ヴェラスさん。まず、自閉症に関してですが私は残念ながら全くの素人です。
「専門家につながりがある」程度です。(昨日は自閉症のお子さんに沢山会って来ましたが。)
私は啓蒙書にある程度の知識しかありません。脳の機能不全としては複数の原因が考えられているそうですね。
本気で私に聞きたいわけじゃないと思いますが、必要ならまた何か良いページをリンクしますし、
素人解釈で良ければ要約を書きます。続きます。
701606:02/06/26 23:28 ID:3YrXmEdC
みずきさんへ「医療スタッフ」云々と書いてしまったのは、

http://www.doman.co.jp/us_iahp/hurt/children/bronson_tate.html

を見たからです。表題は「自閉症から健常へ」……表題からして全く犯罪的と言っても…いや止めときましょう。
確かにこの文も巧妙です。子供を紹介していますが、彼が自閉症であったとは
一言も書いていません。表題にあるだけです。
そして、(不勉強で何がどうなったのか詳しくは分かりませんが)最後に
子供が「健常になった事はスタッフの意見が一致しました。」と誇らしげに書いてあります。
ムカムカ。健常になったと言う事は誰が診断しなのかな?
「医療スタッフ」はいなくて「意見が一致した」だけなのか。なんだ。
失礼しました。私の間違いです。申し訳ありません。実際はもっとひどいようですね。

何を言っても無駄とありましたが私はそうは思いません。私はこのスレは
いろんな立場の人からいろんな情報が集まればいいなと思っております。
本当はドーマン非難より皆さんに有用な情報を提供できればいいなと思っております。
頭悪いくせに怒りやすいもんで…今度書き込むときは有用なものを心がけます。
702606:02/06/26 23:30 ID:3YrXmEdC
ただ、脳障害は本当に色んな種類があるし、事情も患者さんごとに違うし
このスレの守備範囲は広すぎるなと感じております。
全部に対応できるのは多分IAHPだけですね。(w
703名無しさん@1周年:02/06/26 23:41 ID:OP2b0bIe
>>606
>これだけだとしたら、ボイタやボバース、動作法でも同じ事です。
>同じ効果しか期待できないのに、片方は法外な料金を取り、その科学性を
>最新科学に照らして不断に再検証する事も無く、
>子供や家族に苦痛と献身を強いるとしたらそんな療法は厳しく憎み
>排除してゆかなければいけないと感じます。

ボイタ、ボバーズは保険がきくということですか?


>上田敏(当時、東大医学部)先生が毎週土曜日、私のつとめていた出版社に通
>って原稿を書いていた、その内容を知ったからです。本は『リハビリテーショ
>ンを考える』で、その297pで、アメリカの実験(1973年)を紹介して、47人の
>脳性麻痺児を2つに分けて、18ヵ月かけて、ボバース法の訓練をした子どもと
>、何も訓練しない子どもの2つのグループの評価の結果、差のないことがわか
>ったというものです。ボバース法に効果がないというレポートでした。またボ
>イタ法は人間の反射を利用する方法、そしてボバース法は反射を抑制する方法
>で全く正反対なものがたがいに自己の正当性を主張していると紹介し、とても
>今の訓練法は学問のレベルになっていないと批判していました。

保険対象になっているとしたら、学問のレベルに達していないボイタやボバーズは
何故、保険がきくのか教えてください。
704名無しさん@1周年:02/06/27 00:05 ID:QM+Mlv4Y
>ヴェラスさん
懐疑的な人は排除する方針を研究所に感じたからです。
お手伝いしていたおうちの方は、ヴェラスさんと違って、全幅の信頼を研究所に
寄せていました。
705みづき:02/06/27 00:17 ID:EE4Nrd69
606さん、わたしも頭に血が上りやすい性格ですから、あなたの思いも
理解できますが、703で,ななしさんが指摘してくださっているように、
ドーマンをたたくなら、保険適用されてるリハビリテーションが
本当に、障害児の医療として充実しているのかどうかも考えていかなければなりませんね。

あなたがおっしゃるように障害と一口に言ってもさまざまな症状がありますから
同じように論じていくわけにはいきませんが、重度の脳性麻痺の子供たちのリハビリは
かなりひどいですよ。たいてい、リハビリに行っても45分の時間の中で、
子供の緊張と戦うのが精一杯で、座位すら取れないまま、母親の腕に返されることも
珍しいことではありませんよ。

それから、誓約書のことですが、わたしは、英語でかかれたものしか見せられず
「何かあっても家族の責任で行います」という意味のことが書いてありますといわれ
サインしました。
アメリカは裁判の国だし、こういうの仕方ないかとちょっと覚めましたけど、
日本でも、手術するときは、「なんかあっても文句いいません」って
書いてあるやつサインしないと医者は手術しませんよね。たしか。

ミラクルベイビーの話ですね。彼が今、どう暮らしているかがわかれば
いいのでしょうね。わたしも知りたいです。
706645:02/06/27 00:22 ID:eNhhx+qS
>>703
> >>606
> >これだけだとしたら、ボイタやボバース、動作法でも同じ事です。
> >同じ効果しか期待できないのに、片方は法外な料金を取り、その科学性を
> >最新科学に照らして不断に再検証する事も無く、
> >子供や家族に苦痛と献身を強いるとしたらそんな療法は厳しく憎み
> >排除してゆかなければいけないと感じます。
>
> ボイタ、ボバーズは保険がきくということですか?
 横レス。「再検証することなく」という記述を無視してはいけない。
ボイタやボバースは検証されているから、学問的なレベルに達してい
ないという批判が正当に出来るし、保険の適用からはずすべきという
議論だって出来る。でも、ドーマン法ははなからそれがない。
 それにお金がかかるのは保険適用云々だけではないと思われ。新興
宗教やら洗脳セミナーやらが金を巻き上げるシステムと同じ部分が、
あるからだと思われる。予想はしていたが、検証本を読んで、確信。
(新興宗教や洗脳セミナーと全く同じと言いたいのではない)

 保険の適用は、必ずしも確実な根拠に基づいて決まるとは限らない。
例えば、漢方薬の保険適用なんてかなりいいかげんだったらしい、最
初は。
707みづき:02/06/27 00:32 ID:m2uMAh7d
>645さん精神科のドクターですね。
レクチャーのときに、まえにたたされて、何とか訓練士の資格をもらえるのですが、
あれは、まさになーーーーー、親御さんの中にはとてーーも怒った顔して、
前に立ち続けることを拒否したかたもありました。

あれは変でした、確かに。
708645:02/06/27 00:36 ID:eNhhx+qS
>>648
> ここでは、以前リハビリの成果と心の問題には大きな関係があるのではないかという
> 問題の提起がありました。(203あたりで提起されています。)
> 心の専門家である、精神科のお医者様のご意見を伺いたいのですが…
> お時間に余裕がありましたらご教示願いたいと思います。
脳の活性化云々はともかくとして、何かを変えていこうとする時に、目標が見えて
いること、自分でそれが変えられると思うこと、最終目標までにいくつもの小さな
目標があって一つ一つ達成感が得られることは重要だとは言うね。
 笑いや楽しいという感覚が免疫系に変化を与えるということも言われているが、
これはまだ未知数だし、リハビリとは関係は弱いか。
709名無しさん@1周年:02/06/27 01:05 ID:L6OVkSP7
>>708
>何かを変えていこうとする時に、目標が見えて
>いること、自分でそれが変えられると思うこと、最終目標までにいくつもの小さな
>目標があって一つ一つ達成感が得られること
まさにドーマン法の事という罠
710645:02/06/27 01:17 ID:JUNCooH9
>>709
> まさにドーマン法の事という罠
 リハビリを続けていくためのポイントだから、ドーマン法がこれらに留意はして
いるだろう。ドーマン陣営にとっては客がお金を払い続けてくれるためのポイント
と、シニカルには言える。。
 でも、ドーマン法の主張の根幹ではないから、「ドーマン法の事」とはいえない
ね。行動変容の心理学で出てくる話だ。
711703:02/06/27 01:29 ID:iV9dY441
>>645
一つ賢くなったような気がします。ありがとうございました。
保険適用の基準は曖昧なんですね。ちょっとビックリしました。
みんなのお金を使うものだから、より良いものを適用にして欲しいです。

リハビリについてですが、なんだかまだちゃんと確立されたものが
なく、暗中模索状態ってところなんでしょうか。


712     :02/06/27 01:51 ID:9KLsaK9k
ニダーは逃げたの?
713ニダー博士(理系) ◆rGjEWlEc :02/06/27 04:16 ID:HphKtFIg
>>700
>「(IAHP)は子供が治ると示唆したり保証したりはしていない事」
それ、何度も何度も何度もカキコしているよ。彼らの本にもその事は頻繁に出てくるね。
親の自己責任を明確化している事は正しいと思うけど、親とスタッフの意見対立で
喧嘩別れになる場合もあると聞いています。

ただ、みづきさんの頃に英語だけだったのは危ないと思うね。
やはり読みきれない親が続出したのだと思います。
現在は、日本語の翻訳文と日本語での説明があります。

>>702
対応範囲が異常に広い、というか、知的障害に踏み込んでいる点が認められないと
ドクターに説明された事があります。

まぁ、うちはまさに自閉症で、県の施設にて判定済みですが、我が家の記録映像
などを見ると今になって思えば、かなり早期に兆候は出ていましたねぇ。

親として未熟でした。この辺の経緯も過去レスにあります。

自閉ですが、まぁ自閉症そのものが随分と症状の範囲が広いので十羽
一絡げは無理と思います。また、IAHPがこれの完治をたいへん苦手とし
ているのは事実です。(レクチャー等で私はそのように受け取りました。)

>>707
まぁ、あれは賛否がありますね。
親の精神衛生上ならまぁ、エエンジャナイカと思いますが、ある意味
怖いものも感じます。あれは本部でもやっていたけど、階段教室だから
日本みたいに前に立って行ってはいなかったと思います。

>>712
厨房相手はマスコミ板で行います。
714ニダー博士(理系) ◆rGjEWlEc :02/06/27 04:23 ID:HphKtFIg
>>711
ドーマンが保険適用になるとはトテモ思えないし、現状では保険適用に
すべきでは無いと思います。出来ればせめて医療控除くらいにはして欲しい
んだけどね。

で、やはりリハビリテーションに関する保険適用の曖昧さは、おっしゃる通り
まさに暗中模索ですので傍から見るとおかしさを感じると思います。

ただ、まぁそれなりに合理性はあると思います。
715ニダー博士(理系) ◆rGjEWlEc :02/06/27 04:50 ID:HphKtFIg
>>694
IAHP本部にはM.D.がいますよ。みづきさんの時は見かけなかったですか?。
支部は単なる連絡所ですからM.D.がいるわけもありません。

私の息子のときにはM.D.がいろいろと対応してくれました。

>>606さんは、疑問な点などを簡潔にまとめて、IAHPにご質問なさっては
如何でしょうか。幸い、>>694でみづきさんがおっしゃっている通り、スタッフが
来日しますし、優秀な同時通訳者もいます。本来、最初にすべき事と思いま
すが、なぜか放送後50日間、そのような動きは無かった様です。

716ニダー博士(理系) ◆rGjEWlEc :02/06/27 04:59 ID:HphKtFIg
>>620
>前半引用省略(コメントの範囲内です)
>逆にどんなにたくさん言葉が出てても独り言、オウム返し(誰かの言った事を
>そのまま復唱するだけ) の場合、自閉症でしょうね

うーん、もう少し範囲は広い様です。

うちは、少なくとも、母親と気持ちが共有できるというか、意思疎通は出来ていましたよ。
ただ、感情理解という点では、私の感情を読み取る能力が劣っていました。この点は
判定後に気づきました。

実は、息子が事実上3箇所の医療機関でほぼ同時に判定される前1年間の
映像を調べたのですが、『これは自閉などではない』と素人の親は言ってしまう
程度でした。(と言っても常同行動の激しさなど今思ってみれば何ですぐに
おかしいと思わなかったのか悔やんでも悔やみきれないものがあります。)

ただ、神戸子ども病院でも療育センターでも、実は保険所でも事実上一発判定
でしたし、今になって自閉症のことをいろいろと調べ、いろいろな自閉ちゃんと接
したあとでは『何で気づかなかったのかな〜』と思います。まさにあと知恵ですね。

ドーマンの様に普遍性が無い(どの親でも出来るというわけではないし失敗の
リスクに付きまとわれる)手法でなく、もっと良いものにめぐり会えば当然、
そちらへ切り換えます。

注)どの親でも〜というのは、親の能力云々ではなく、様々な環境等の要因を
主に指します。誤解なきように。うちも少しでも環境の選択を変えていたら
無理でした。

ドーマン法とつきあうには、そのリスクを十分に理解した上でないと本当に危
ないと思います。ですから、始めた当初は人に勧める等していましたが、1年
くらいたってからはそういった事はしない様にしています。まぁ、勧めたところで
本すら読んで貰えなかったですが。

ちなみにTEACCHは残念ながら日本ではまだまだです。だいいち、あれはアメリカの
社会システムでなければ機能し得ないと思います。でも部分的とはいえ
TEACCHが導入されている自治体は相当ましと思います。

本当に、もっと良い選択肢を明示してくれる人がおらんかなぁと思います。
息子は幸せな日々を送っていますが、家族の負荷はかなりのものです。
717ニダー博士(理系) ◆rGjEWlEc :02/06/27 05:14 ID:HphKtFIg
>>625
みづきさんも過去に言っていたかもしれませんが、ドーマン法の最大の問題は
親への負荷であり、親へのフォローの薄さと思います。

これは、Dr. G. Domanの徹底した保守思想に起因しており、彼らは親は
子どもに持てるものすべてを注いで当然という考えですから、この点を
理解してその上でつきあわないとドエライことになります。我が家は元々
かなり保守的な思想ですので、違和感が殆ど無く、その問題点も認識し
ながら行っていましたが、ここを誤ると本当に怖いです。

あと625さんのおっしゃる?の部分ですが、これについては強く認識している
親御さんとそうではない親御さんに分かれる様です。比率はわかりません。
また、?を認識して、認識しないでその後どう行動するかもまちまちな様です。
が、概ね4つのパターンに類型化されそうです。ただ、流石に私もIAHPや
他の親御さんとの付き合いもありますので、この場で類型化するのは避けます。
まぁ、殆ど解に近いヒントは出しましたのでご推察ください。

私の見る限り、IAHPの各種文書は親が最良の医師として最適な判断を
下す様に指示していると思うのですが、この点でスタッフと喧嘩になる例も
あると聞いています。

とにかく、最終責任は親にあるという原則を常に頭に叩き込んでおかないと
危ないです。この点は、過去に相当回数記述したと思います。

ここ3週間ほど、いろいろな方とメールをやりとりしましたが、上記の点を
重ねて痛感いたしました。
718ニダー博士(理系) ◆rGjEWlEc :02/06/27 05:25 ID:HphKtFIg
>>716補足
うちが自閉として重いのか軽いのかはわかりません。ただ、IAHP流の
評価をすると相当に程度は重かった様です。

障害の度合いを定量評価するという時点で論争のもとですが・・・。

また、2歳半で一発であぁ、自閉症ですねとドクターがいったという事は、
やはり症状が重く、典型的だったのかなぁとも思います。私の知る限り
では3歳児検診まで経過観察と思います。

まぁ判定の出たころには自傷も出ていましたし、このままではヘッドギアが
必要だなぁと思わせる状況でした。息子の哀れな状態に妻は涙していた様
です。私は平日、家に殆どいなかったので妻の心情には気づきませんでした。
719ニダー博士(理系) ◆rGjEWlEc :02/06/27 05:40 ID:HphKtFIg
>>572
まぁ、二年間プログラムをやったもの云々は私の記憶です。ただ、かなり
鮮明な記憶ですので、自信はあります。

有効率への解釈はいろいろとありますが、前提条件を初めに言っている
時点で、それなりに正直と思います。

母集団の定義を曖昧にしていたら私は間違いなく質問します。母集団を
操作すれば、早稲田合格率150%などといった予備校の宣伝みたいなことは
いくらでも出来ますからね。
720名無しさん@1周年:02/06/27 07:51 ID:vJzMTDnH
>>715
> >>606さんは、疑問な点などを簡潔にまとめて、IAHPにご質問なさっては
> 如何でしょうか。幸い、>>694でみづきさんがおっしゃっている通り、スタッフが
> 来日しますし、優秀な同時通訳者もいます。本来、最初にすべき事と思いま
> すが、なぜか放送後50日間、そのような動きは無かった様です。
 検証本によると、週刊文春からの問い合わせに対してIAHPに問い合わせをしたが
回答がなかったとあるが?
721名無しさん@1周年:02/06/27 08:47 ID:6SwUprex
ドーマンは確信犯。
何を言っても無駄。
新興宗教にあなたの教義が間違ってるというようなもの。
まともな回答が得られると思うほうがおかしい。
722名無しさん@1周年:02/06/27 11:03 ID:8lmdSKs8
滝本弁護士がオウム信者に「かえってらっしゃ〜い」と言ったとき、
「かえってなんかいいことあるんか」と突っ込まれたことがありました。
「ドーマンに代わる確かな効果のあるリハビリ法なり訓練プムグラム」
が現在のところ見当たらないのだから、
目を覚ませなんて無責任なこと言うなと言われているよう。

結局は、どういうコミュニティで生きていくかということなのかな。
ドーマンやってる親だって会社勤めもしていれば人との付き合いもある。
うまく社会と折り合いをつけていってほしいです。
723名無しさん@1周年:02/06/27 13:10 ID:3Q09ymmx
脱落率が高そうな治療法でコミュニティといっても説得力に欠ける
724みづき:02/06/27 14:11 ID:SVDNx/j6
>722さん
 ドーマンやっている人たち、ちゃんと働いてるし、人付き合いもしてますよ。
日木家がすべてのドーマン法をやっている人たちとイコールと思ってはいけません。
(もし、そういう意味でなかったらごめんなさい)

ドーマンに変わるリハビリ、肢体不自由児の自立訓練プログラムあると思いますよ。
流奈くんが「呼吸がうまくできないので」ということを繰り返して、
体の硬直をとるためにマスキングや、夜寝る前の呼吸パターニングやってたでしょう。
これは、どこかの論文にあったように、理論的には正しいけれど、間違った知識で
こんなこといくらやったって、硬直や呼吸がうまくできない苦しみから
逃れられないのです。娘が、プログラム止めて、マスキングも呼吸パターニングも
ぜんぜんしなくなって、水分もたくさん取っているのに、緊張が少しずつ
取れていっているのですから、これが何よりも、証明してます。

 かなり、専門的に動いてくださっている方もあるようですので、
うまくいけば、もっと楽に子供たちの苦痛を取り除いてあげる
方法をだしていけるのかも知れません。及ばずながら、わたしも、
そのために努力します。
725名無しさん@1周年:02/06/27 14:18 ID:0x4terT3
障害が治って健常になるリハビリがあるんだったらみんな行くよねー。
そういうリハビリが他にないなら、ドーマン法を批判することはできないって論理はよくわからないな。

>ドーマンをたたくなら、保険適用されてるリハビリテーションが
>本当に、障害児の医療として充実しているのかどうかも考えていかなければなりませんね。

それとこれとは別だと思うよ。そりゃ親にしたらドーマンに救いを求める気持ちはわかるんだけど。
726722:02/06/27 14:28 ID:6JRVHdqn
>わたしは、研究所のプログラムをしなくとも、そんなにお金や、家族、本人の
時間を無駄にしなくとも、同等か、それ以上のこうかのあるリハビリがあることが
明らかに証明されれば、誰も、研究所には行かないはずだと思います。
それができないのなら、誰も研究所に助けを求める親子をとめることなどできません。

と、みづきさんがおっしゃったので、ただドーマン法の
問題点を列挙するばかりではいけないんだろうなと思ったのです。
ほかの人も指摘していることですが、みづきさんのスタンスが
よくわかりません。
ドーマンは問題ありだが一部支持ということですか?
それとも今現在、ドーマンにのめりこんでいる方がいる以上、
そう表明するのははばかられるということですか?
私にはなんだか、片目だけ開けて物事を直視するのを避けているように
見えるのですが。



727名無しさん@1周年:02/06/27 15:27 ID:OSpFEjhs
>>725
すごく禿同です。
ぜんぜん別のことを一緒に語ってしまっている感じがします。
カルトに入信してしまう人は「ここしか居場所がない」「他では私を救えない」と言います。
だからってそのカルトが正しいということにはなりません。

みづきさんはドーマンの理論が正しいと思ってらっしゃいますか?
必ずしも正しくはないけど他に頼るものがない親からドーマンを奪わないでくれと言うのは
間違っているし無責任だし見当違いだと思います。
こういうケースがあった、こういう危険があった、こういう点が問題だ、
と言う話を誰かがしても、みづきさんは一つもまっすぐには受け止めていませんよね。
みづきさんがカルト的な危うい状態になっているんじゃないかと心配です。
ほんのちょっとこのスレのことを忘れてゆっくりしたほうがいいんじゃないでしょうか。
728みづき:02/06/27 15:46 ID:bAqK8Tg1
>726
722さん、レスありがとうござます。
トーマン法というと、もどきも一緒くたになってしまうので、研究所の
プログラムに限定しますね(もどきといわれるもののなかにも怖いものが
あるかもしれませんが、本家の悪いところを上手に取り除いて、効果をあげているものも
ありますので。)
  
  研究所の指示できるところ

  障害について理解するよう両親を助ける(それがうそとか、ほんととかはべつとして)
  ボランティアの助け、父親の参加が不可欠なことで母親が孤立しない
  自分で動くことのできない子供たちのからだの変形を防ぎ、うんちや食事
  などがスムーズにできるよう毎日、両親ができる運動を教える(7やってることが
  正しいかどうかは別)
  一人一人を障害の重さにかかわらず、一人の人間として年齢相応の
  接し方をする

です。健常児にしたくて研究所の門をたたく親もいるでしょうが、もっと小さな
ねがいであることも多いのですよ。
 娘の場合は、一日中続く緊張と叫び声、もちろん、食事も緊張が
入ると上手に食べられない。笑顔も見たかった。どんなことをしたらうれしいと
思ってくれるのか知りたかった、そういうことです。
 睡眠薬も、だんだん効かなくなってくるし、きかなくなると緊張が
増えるという悪循環でしたから。楽に生きられるようにしてあげたかったんです。
それができるのは、研究所のプログラムだけだとおもってたけど、かえって
子供に苦しい思いをさせてしまったということになりますが。
 
研究所のプログラムには矛盾点がたくさんあります。一番の矛盾点は子供を一人の
人間として尊重しているのに、その心の成長を阻害させてしまうかもしれない
24時間拘束されたプログラムを強要することです。お金もかかりすぎます。

やっぱりうまく説明できません。ごめんなさい。
 722さんがおっしゃってくださっているように、研究所の問題点だけでは
なく、現状、一般的に受けられるリハビリが本当に、子供たちや親に寄り添っているのか
必要を満たしているのか、考えていけたらいいと思っています。


729名無しさん@1周年:02/06/27 18:15 ID:w+bzbTU6
http://www.geocities.com/validationluna/
NHK板の翻訳班がドーマン法とFCに関しての海外の文献を
翻訳したものを発表しましたそうです。皆で読んでみませんか。
730名無しさん@1周年:02/06/27 20:44 ID:24R8Zeoc
あの、前スレの最期に、書き込んだものですが。
ニダーさん、あれだけの長文書く余裕と時間があるなら、質問に答えていただけると
うれしいのですが。
731名無しさん@1周年:02/06/27 21:49 ID:meVfwlS+
686です。ドーマン法の先生にはじめて診断された時「感覚障害です、自閉症では
ない。」と言われて驚きました。母親とのコミュニケーションが割と良かった
からと思いますが。それで安心して通園施設の指導員にも言っちゃった。今から
思えば陰で笑われていた(同情されていたかも)でしょう。

ホームページには「自閉症」などは「症状」につけられた呼称で意味が無い、
古くさい名称だ、と有りますが妙な誤解をされるような言い方はまずいですね。

ただし「自閉症」自体誤解をまねきやすい呼び方ではありますが。

ニダ−さんは神戸にお住まいだったのかな?そちら方面はTEACCHに熱心な
先生、保護者多いですよ。アメリカのように州あげてということは難しい
ですが、養護学校を中心にじわじわと浸透中です。

自閉さんで言葉のない方でも、カードやマカトンでコミュニケーションは
可能と思います。定期的な運動は大変いいと思いますが、はいはいや
鉄棒ぶらさがりは未だに理解できません。

732726:02/06/27 22:10 ID:3oTfYjqy
みづきさん、レスありがとうございます。
障害を持つお子さんが身近にいないわけではないのですが、
医療機関や療育園、養護学校などで適切な指導を
受けているものと思っていました。ですが必ずしもそうではないようですね。
(少なくとも当の親子の主観では)
それゆえの皆さんの悩みや模索であると理解しました。

ですがいくら取り組みの姿勢が支持できるからといっても、
結果を出していない(実績データが信用できない、検証を拒否するなど)
リハビリ法に対して、正しいかどうかは別として、などの留保をつけながら
擁護ととれる発言をするのはどうなのでしょうか。
一般社会では、それは「絵に描いたもち」というのではありませんか?

真剣に子どもにとってどんな方法がベストかを探っている
方々を攻撃する気はないのです。
ただ、「奇跡の詩人」問題を突き詰めいくと、
ではどのような態勢が社会の側に整えば障害のあることを受け入れられるのか、
と考えずにはおれません。
「受け入れる」と「放っておく」はたしかに別でしょうが、
現実的でない最終目標を掲げそこに人を駆り立てるのは
やはり社会倫理に反していると思います。
何より子どもにとって迷惑でしょう。

お子さんの苦痛が少しでも和らぎ、楽しく日常生活すごせることを
私もお祈りします。
733ヴェラス:02/06/27 23:34 ID:UYUoH3qD
>>731

>686です。ドーマン法の先生にはじめて診断された時「感覚障害です、自閉症では
>ない。」と言われて驚きました。母親とのコミュニケーションが割と良かった
>からと思いますが。それで安心して通園施設の指導員にも言っちゃった。今から
>思えば陰で笑われていた(同情されていたかも)でしょう。

仮に真の自閉症と仮性の自閉症があるとしましょう。
前者はどのようなアプローチをしても、その症状を消失または緩和することが
できないもの。
後者は睡眠障害や聴覚過敏、アレルギーを治療することで、コミュニケーションに
改善があり言語での意志の疎通ができるようになるもの。

恐らく小児科医が診断すると、真や仮性などはなく自閉症かそうではない何かの
どちらかの診断名を患者に告げると思います。
しかし、私の知っている範囲では少なくとも二人「自閉症」と診断されていましたが、
睡眠障害と聴覚過敏を治療することでコミュニケーション能力が改善した例があります。
今はたった二人ではありますが、これから同様の治療を受ける子供達が増えそうなので
経過を見守りたいと思います。

また、残念ながらその二人はもう十歳を越えた子供達でした。
恐らく、完全に自閉症的症状が消失することはないでしょう。
でも、もしもっと若年の間に治療を受けていたら、もっと言語が伸びたのでは
ないかと思われます。

ですから、研究所が「睡眠障害」や「聴覚過敏」を緩和するためにプログラムを
出すことは、必ずしも間違いであるとはいいきれないと思います。
しかし、研究所の出すプログラムで本当に緩和ができるかというと疑問です。

前述の子供達はプログラムでは緩和できなかったので、別の方法で睡眠と聴覚を
改善しました。
日本中探せば、風変わりな研究をしている研究者もいるものです。
おかげで助かりましたが。
ちなみに我が子も睡眠障害を治療して、コミュニケーションと言語が伸びました。


734名無しさん@1周年:02/06/28 13:28 ID:mUC6kO0U
>>733
仮性の自閉症ですか?そんな症例をお持ちならドーマン博士は
ノーベル賞がとれそうですね。
735名無しさん@一周年:02/06/28 13:46 ID:vCeaP9J4
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/atoz3/ask/teacch/teacch3.html

↑自閉症の治療法選択肢についての小児科の意見
B6、マグネシウム、食餌療法、など・・・・。
736名無しさん@1周年:02/06/28 14:28 ID:nIykre+F
このスレもそろそろ終わりそうですね。次スレたつのかわからないので一言。
「有難うございました。」

737名無しさん@1周年:02/06/28 14:29 ID:86+ZbfkE
>733
 「睡眠障害と聴覚過敏を治療したら、コミュニケーションと言語能力が
伸びる」 ですか。これにはちょっと賛同できませんね。

うちの場合ですが、聴覚過敏が睡眠障害の原因になっている、といわれ
一晩中低い音を聞かせつづけ、確かに夜中の覚醒は無くなりました。

しかし、コミュニケーション、言語訓練とはまったく別の訓練でした。
結果的には、1対1での知的訓練で親とのコミュニケーションがスムーズに
なりました。(ペーパープログラムは子供の能力に合っていて、抵抗なく
進められました。)

言語能力についてですが、初語はドーマンを行うずっと前、通園バスを見ての
「あちゅ。」でした。  自発語なしの自閉児にとって言語は、訓練治療で
出るものではなく、多くの実体験、経験から獲得するものではないでしょうか。
(知的能力にもよりますが)

コミュニケーションや言語を育てるのは大変です。ついつい訓練治療に
すがりたくなり、もっと大事な「子供にとっての社会」をせばめてはいないで
しょうか?ただでさえ、障害児の行動範囲は狭くなりがちです。
るな君にも、大人の世界ばかりでなく子供(障害児も含めて)の世界を見て
欲しいなと思います。



738名無しさん@1周年:02/06/28 15:52 ID:bjrSgWLN
>>728
>障害について理解するよう両親を助ける(それがうそとか、ほんととかはべつとして)
>  などがスムーズにできるよう毎日、両親ができる運動を教える(7やってることが
>  正しいかどうかは別)

あのー。ドーマンの姿勢を認める気持ちはわかるんだけどさ。上のふたつのことって
「嘘か本当か」「正しいか間違ってるか」が一番問題なんじゃないんでしょうか??????
それについてみなさん、ドーマンについて「おかしい」と議論してきたんじゃないんですか?
障害を理解するのに、嘘教えてたら、助けることにならないでしょう?
運動というかリハビリ(パタニングその他)の仕方が根本的に間違ってたらやばいっしょ????
障害に取り組む姿勢だけでドーマンがいいとはいえないでしょう。
739ヴェラス:02/06/28 16:22 ID:i7bnAgfw
>733
 「睡眠障害と聴覚過敏を治療したら、コミュニケーションと言語能力が
伸びる」 ですか。これにはちょっと賛同できませんね。

事実なので賛同とかしないとかはナンセンスですが、「自閉症」と診断を受けた
なかにそのような症例が混じっている可能性はあります。
しっかり探していただくと、睡眠障害の改善とコミュニケーションに
関して論文も出ています。
これは、ドーマンの論文ではありません。

740ヴェラス
>言語能力についてですが、初語はドーマンを行うずっと前、通園バスを見ての
>「あちゅ。」でした。  自発語なしの自閉児にとって言語は、訓練治療で
>出るものではなく、多くの実体験、経験から獲得するものではないでしょうか。
>(知的能力にもよりますが)

訓練で言葉が出そうもないことは、同意します。
ただ、聴覚の異常すなわち自分の声をうまく聞き取れない等のフィードバックの
問題を抱える場合、発声がうまくできないだろうと推測できます。
ですから、聴覚の過敏をコントロールできたことでフィードバック機能を獲得し、
言語が伸びたケースだと考えられます。
これも、ドーマンとは関係ない施設でのトレーニングの結果です。

これらの症例が示すことは、ドーマンが問題視していた「睡眠障害」「聴覚過敏」が
自閉症的症状を悪化させる要因であったことを示唆しております。
しかし、ドーマンの手法では完全にはその要因を取り除くことができなかったことも、
同時に明らかにする結果となりました。