【ヨン・釣り】まともな全日本スレ【立ち入り禁止】

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251名無し@チャチャチャ
レセプションブロッカー 狩野舞子

>>148 でも書いたが、ロンドン五輪での狩野の最大の役割はブロックであったことは、
「日の丸女子バレー ニッポンはなぜ強いのか」のP18に明記されている。
ただ、ブロックだけでいいならば控えのMBがやれば済むのであるが、二枚替えで入るということは
レセプションの要である新鍋の代役でレセプションをしなければならないからMBには無理である。

ロンドンにおける狩野主としてブロックとレセプションの役割を担っていた。
簡単に言うと、レセプションブロッカーである。
日本一のレセプションを誇る新鍋の代役であるから、誰が入ってもチームのレセプションは
劣化するのは避けられないが、その劣化を最小限にとどめることができるのが狩野であり、
この点において栗原・石田・山口よりも狩野の方が優れているから二枚替え要員となることができた。

ところでレセプションブロッカーという単語を検索してみたが、一件もヒットしなかった。
これは今までそのような役割を果たす人物が存在しなかったからではないだろうか。
狩野舞子は全く新しいポジションを作ったと言ってもいいのかもしれない。

Soseki botchan なる基地外に荒らされていた狩野のwikipediaであるが、
JasmineTea という人物によってかなり正常化してきたのは喜ばしいことだ。
あともう一息でマトモな状態になるので、有志によって修正されればと願う。
どこを修正するかということであるが、
「狩野舞子自身の大会通算総得点は3点、スパイク効果率-27%に終わった。」
この部分が不要である。
例えば日立の総監督である菅原貞敬氏は東京オリンピックのメダリストであるが
役割はピンチサーバーであったという。
ピンチサーバーをアタック効果率で評価する人は居ないだろう。
同様に、レセプションブロッカーを効果率で評価するのは筋違いである。
スタメンで無くても立派なメダリストであり、12人それぞれに役割があるのである。

狩野のwikiから上記の効果率の一文を削除して、
「二枚替え要員として、世界初のレセプションブロッカーという役割を果たした」
このように修正すれば良いと思うがいかがだろうか。
252名無し@チャチャチャ:2014/03/04(火) 21:16:18.17 ID:gxqY7cZC
こりゃまた糞ヨンがダボハゼみたいに食いつきそうなネタですな
253名無し@チャチャチャ:2014/03/06(木) 18:55:15.20 ID:i7tqNJQQ
効果率 「データのトリックにだまされないコツ」

さて、狩野舞子のwikipediaからロンドンでのアタック効果率の項目を削除した方がいいと書いたが、
それには狩野の役割がレセプションブロッカーであったことの他にもう一つ理由がある。
それはロンドンでの狩野の打数が少なかったことが理由である。

狩野の五輪での打数は全試合合計で18であり、このような小さな母数で数字を語るのは望ましくない。
渡辺啓太の著書「伸びる人のデータの読み方、強い組織のデータの使い方」のP145に
「データのトリックにだまされないコツ」という項目があり、
「同じ70%という数字を示す結果がある場合でも、その母数が10なのか100なのかによって
 意味合いは違ってくる。小さい母数に対する割合%の変化には特に気をつけなければいけない。」
と記載されている。
母数が100で効果率がマイナス27%であればこれは大問題だが、元々アタックでは期待されていない
役割の選手であり、一試合平均で2本しか打たない打数の選手の効果率を云々しても仕方ない。
試合を見ずに表層的なデータだけをこねくり回していても何も生まれないのである。

では実際の試合を見ていこう。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=V-WE7zaOmpk#t=5638
これは通常は竹下側のストレートを狙う場面だが、そこに狩野が居るために
クロスに打ってフカした場面である。

http://www.youtube.com/watch?v=V-WE7zaOmpk&feature=player_detailpage#t=8673
これは二枚替えではなく、ワンポイントブロッカーとして新鍋と交代したシーンである。
これも狩野が直接シャットしたわけではないが、通常ならば新鍋側のストレートを狙う場面で
そこに狩野が居るために得意のクロス側を狙って荒木にシャットされている。

そしてレセプションブロッカーとしての狩野の価値が最大限に発揮されたのはこのシーンだろう。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=V-WE7zaOmpk#t=5759
セットポイントの場面で完璧なAパスでのレセプション。二枚替えのままで見事にセットを取り切った。
まさにレセプションブロッカー狩野舞子のレーゾンデートルが見事に証明されたシーンであり、
眞鍋の選手選考が正しかったことの証左であるといえるだろう。