【　〜∞　】 大便山 【　〜∞　】

第10話　仲間を斬れ
　京都守護職になった国分ヒデタカの元へ届くのは同じ市中見回りの大林浪士組の
悪逆振りに対する苦情であった。
ヒデタカ「モトコさんにも困ったもんじゃ。どうせばいいべな」
板橋「多治見さんだば、話っこわかる人だべ。こっつさ話っこつけるしかねえな」
　板橋メグミは密かに2番隊長の多治見の元を訪れた。
板橋「モトコさんには困ったものだ。金欲しさに大砲をぶっ放すとは。これでは
　　　どちらが犯罪者かわりませぬ」
多治見「私もこまっているのですが・・・」
板橋「それでですな」
　板橋は多治見に近づき、耳打ちをした。
板橋「モトコさんを斬ってもらいませんか？」
多治見「！！」
板橋「後の事は古川藩で片を付けますので」
多治見「・・・わかりました・・・」
　多治見は酒を飲むと天井を見上げて、しばらくボーっとしていた。

o(^-^)o

第11話　浸染組誕生！！
　ある夜、多治見は狩野ミユキと木村サオリの二人を連れてモトコのいる居酒屋へ
赴いた。モトコは三宅マサハルと森ショウイチロウの二人を連れて多いに盛り上がっていた。
モトコ「おお、アチャコ。おぬしも来たか。一杯飲め」
多治見「いえ・・・今日はお話がありますゆえ」
モトコ「ああ？」
多治見「今すぐ江戸へお帰りください。この浪士隊はそれがしがお引き受けするゆえ」
　モトコはお膳を蹴飛ばした。
モトコ「たじみぃ！！うぬは何様のつもりじゃ。私にとって代わろうと言うのか。
　　　　てめぇも随分と偉くなったもんじゃのう！！」
　三宅と森は刀に手をかけた。
モトコ「一人で来るとは大馬鹿じゃのう、多治見。てめぇみたいな小生意気なやつは
　　　　切り捨ててくれるわ」
　その時であった。隣の部屋に隠れていた、狩野とサオリが襖をあけて飛び出してきた。
森は狩野に斬られ、三宅はサオリに首を一撃で刎ねられた。
多治見「覚悟なさいませ」
モトコ「うぬは！！」
　モトコが刀を抜くより早く多治見の鋭い一撃がモトコを袈裟型に切り伏せた。
　大林浪士隊は壊滅。代わって多治見率いる「浸染組」がこの瞬間、誕生した。

ﾅﾙﾎﾄﾞ(￣○￣;)ﾅｶﾅｶ ﾅﾏﾅﾏｼｲ…

第12話　カナコと再会
　先野は京都へ密かにやってきていた。朝廷から攘夷決行の詔勅をいただくためである。
先野が宿泊している宿に公家の使者というものがやってきた。
八田「それがし、大村大納言様の使者、八田ナツキと申します。
　　　先野様をぜひ、お屋敷に招きたいとのことであらしゃいます」
クミコ「おお、それはありがたいけ」
　八田に案内されて先野は大村大納言の屋敷へやってきた。そこには意外な人物が
待っていた。
カナコ「先野はん、お久しぶりですな〜」
クミコ「おお、カナコじゃないけ。どげんしておぬしがここにおるんじゃ？」
カナコ「私が、大村大納言どすえ。御上への取次ぎは私が承ります〜」
クミコ「そうけ、そうけ。おぬしが大村卿だったとはな」
　その夜カナコは御所に上がり松平天皇に面会した。
天皇「そうか。では長州が外国船を打ち払ったら。朕が攘夷の詔勅を下そう」
カナコ「はは〜」
　この話をカナコから伝えられたクミコは故郷の長州、下関に帰り塾生らを
率いて、外国船の打ち払いの準備を始めるのであった。

長編ﾉﾖｶﾝ…o(^-^)o

第13話　攘夷決行
　下関の砲台には塾生たちが外国船が来るのを待っていた。
宝来「ああ、外国の船だっちゃ。イタリアの船だっちゃ」
クミコ「情けをかけるな！！撃て」
　各砲台が一斉に火を噴いた。イタリア船はぼろ糞に破壊されて豊後水道へ落ち延びていった。
　翌日。
高木「今度はロシアの船じゃけ！！」
クミコ「遠慮はするなどんどん撃ちこんじゃれ！！」
　ロシア船も大破し、対馬へ引き上げていった。
　さらに翌日。アメリカ船とオランダ船が通過した。
クミコ「撃って、撃って、いてこましたれ！！」
　アメリカ船もオランダ船も大破した。しかし、これにより諸外国は長州におおきな恨みを抱いた。
アメリカ海軍提督　ハニーフ「オー！！日本人、ナンテ野蛮デス」
オランダ海軍提督　フールマン「コノ恨ミ、ワスレマセン」
イタリア海軍提督　トグット「カナラズ、長州、ヌッコロシマス！！」
ロシア海軍提督　ガモワ「アンナ、アジアノ猿、イタメツケテヤリマス！！」
　四カ国は連合軍を結成して長州藩へ報復攻撃をするために日本へ出発した。

ミニコラム　登場人物の設定

先野クミコ→先野久美子（久光）→吉田松陰（幕末の思想家）
大村カナコ→大村加奈子→（久光）岩倉具視（討幕派の公家）
柳本ガマノブ→柳本晶一（全日本女子監督）→徳川慶喜（徳川幕府最後の将軍）
国分ヒデタカ→国分秀夫→（元古川商業バレー部監督）松平容保（会津藩主）
大林モトコ→大林素子（元全日本）→芹澤鴨（浪士隊初代隊長）
多治見アサコ→多治見麻子（パイオニア）→近藤勇（新撰組局長）
狩野ミユキ→狩野美雪（久光）→土方歳三（新撰組副長）
木村サオリ→木村沙織（東レ）→沖田総司（新撰組隊士）
川合シュンイチ→川合俊一（元全日本）→井伊直弼（幕府大老）

(⌒〜⌒)

第14話　政変
　京都。
　古川藩の屋敷に薩摩の人間だとなのる侍が突然尋ねてきた。
カオリ「わたすは、薩摩藩士、有田カオリでごわす。古川藩のご家老に
　　　　会わせてたもんせ」
板橋「（ひでぇ、薩摩訛りだべ。馬鹿じゃねえべか）
　　　私が古川藩家老の板橋メグミじゃ」
カオリ「長州藩がコソコソと動いておりもうす。長州ば、御上を長州にお連れして
　　　　倒幕を計画しちょると、薩摩が情報をつかみもうした。古川殿には薩摩と
　　　　協力して長州を追っ払うのに協力してたもんせ」
板橋「それは本当ですな?｣
カオリ「こいが御上より長州を追放せよと詔勅でごわす」
　その前日、薩摩派の公家、中道ヒトミが御所に密かに参内して長州藩が天皇を下関に
連れて行くと言った所、天皇は激怒し薩摩藩に長州を追い出せと詔勅を下したのである。

第15話　長州追放
　薩摩･古川の連合軍が京都御所の周辺に続々と集まり、御門を閉じ始めた。
京都で指揮に当たっていた長州藩士、梅尾チグサがその事態に気付き、御所へ
向かったときはすでに連合軍の配備が完了した後であった。
チグサ「けぇぇ！！薩摩･古川の糞ったれ！！とっととあきゃー！！」
　御門の中から浸染組の多治見アサコが現れた。
多治見「長州は都から出ていけとのご命令じゃ。さっさと出て行け」
チグサ「うるしゃー！！ばば！！おんどれから魂とっちゃるけん！！」
　隣にいた木村サオリが刀に手をかけた。
サオリ「早く〜出て行かないと〜斬るよ〜」
チグサ「ちっ！！この恨み必ずはらしたるけんの！！」
　こうして長州勢とこれに組した公家らは都を追われた。
カナコ「いまいましい。この恨みはかならず晴れさせてもらいまっせ！！」

最高 ｵﾓｼﾛｲ♪

第16話　池沼屋（いけぬまや）事件
　梅尾は長州追放後も密かに京都に残り、反薩摩の運動を行っていた。しかし、梅尾たちの行動を
監視している連中がいた。
多治見「長州が？」
滝沢「はい。今日の夕刻より、池沼屋と汚宅屋のどちらかで他の脱藩士らと会合を開くそうです」
多治見「狩野！！」
狩野「ハイ」
多治見「私は池沼屋を襲撃する。お前は汚宅屋を襲ってくれ。どっちかが空の場合は駆けつけるようにしよう」
サオリ「o(^-^)oワクワク・・・」
　二手に分かれた浸染組は局長、多治見の部隊が池沼屋を。副長、狩野の部隊が汚宅屋へ向かった。

　梅尾は町の様子がおかしいことを察知して会合場所へ遠回りをした。それは正解だった。
多治見「御用改めでござる」
　池沼屋にいた高松藩の脱藩士、筒井は刀を抜いて多治見に襲い掛かった。
筒井「この、浸染組か！！」
　しかし、筒井は一撃で斬られて階段を転がり落ちていった。

(⌒〜⌒)ﾆﾔﾆﾔ

〜∞〜∞〜∞

第17話　天才剣士　サオリ
　腕に覚えのある浪士たちを中心に編成されている浸染組に他の浪士たちが
敵うはずはなかった。
　特に大活躍だったのはメンバー最年少の木村サオリであった。時にすばやく
時に豪快に浪士たちを斬り捨てて行った。
四宮「私は、徳島藩士の四宮サキじゃ」
サオリ「あんたじゃ勝てないわよ〜」
四宮「てぇい！！」
　上段に構えてからの一撃をサオリはさっと避けきり、後ろに回ったサオリは
八重歯を見せてヘラヘラと笑いながら斬りかかった。
サオリ「必殺剣、トコトコ斬りo(^-^)o」
四宮「ぐべー！！」
　四宮はばっさりと袈裟懸に斬られた。さらに数人の浪士を切り伏せたとき、異常が発生した。
サオリ「へー・・・へー・・・うぷぷぷぷ・・・」
　過呼吸が突然、サオリを襲った。
サオリ「ぜー・・・ぜー・・・」
　二人の浪士はサオリを取り囲んだ！！

(^_^)v最高

第18話　壊滅
サオリ「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
　二人の浪士は過呼吸に陥ったサオリに襲い掛かった。その時だった
池沼屋の扉が開き、別の場所へ行っていた狩野ミユキとその妹、マイコが
駆けつけた。
ミユキ「サオリ、大丈夫か？」
マイコ「サオリさん、助けに来ましたよ」
　二人は襲い掛かった浪士をわけもなく血祭りに上げた。
　緊急連絡を受けた古川藩の板橋と高橋ミドリが池沼屋へ到着した。
ミドリ「板橋様、派手にやったようですな」
板橋「あまり派手にやられるのはな・・・」
　多治見らは生け捕りにした浪士たちを縄目にして捕らえていった。
　世に言う「池沼屋事件」である。

(⌒〜⌒)

多治見は金銅勇に似てるなｗ
頑丈な顎がｗ
ＪＴ谷口が隊長なら多治見は局長だな

第19話　珍門の変
　京都で浸染組による襲撃が行われた情報は長州にも届けられた。先野クミコ
の怒りは頂点に達した。
クミコ「なんやて？薩摩と古川、それに三鷹の馬鹿たれが？おんどれー！！
　　　　もう許さんじゃけ！！今すぐ、京都へ上がって馬鹿たれどもの
　　　　首をあげちゃるわい」
　クミコは長州藩兵を三田尻に集結させて京都へ攻め上させることにした。
京都では薩摩藩・古川藩・浸染組がすでに護りを固めていた。
カオリ「長州のこんばかたれめ、恐れ多くも御上のおわす都に兵を指し向けるとは
　　　　とうとう狂いおったばい」
ミドリ「都はわたすらが、ぜってぇー守るべ」
多治見「長州めこりずに」
　長州軍の先方は宝来マキコ。
マキコ「薩摩･古川・浸染組、許さないっちゃ。絶対に討ち取っちゃるけ！！」
　長州軍は京都御所の御門の一つ、鮑御門。通称、珍門へ殺到した。
カオリ「馬鹿タレどもが来たばい。撃て！！」
　薩摩軍は小銃で応戦した。
マキコ「負けるな！！こっちも撃ち返すっちゃ！！」
　両軍の激しい銃撃戦が展開された。一方、長州藩士、梅尾チグサは密かに御所へ侵入しようとして
裏口へ回った。しかし、ここには既に古川藩の旗が立ち並んでいた。
チグサ「しまった、見破られたけぇ！！」
カオル「よう、来たじゃ。わたすは古川藩の菅山カオルじゃ。おめーさん方の首を
　　　　取らせてもらうべ」
　　

チグサが投げつけた手榴弾をカオルがダイビングキャッチしたりしてｗ

第20話　長州敗北
チグサ「じゃまじゃけー！！どきゃー！！」
カオル「どけられるわけねえべ」
　チグサの隣にいた兵士二人が同時に襲い掛かったが、わけもなくばっさりと
切り捨てられた。
カオル「こんどは、おめーの番だべ」
チグサ「なめるなっちゃー！！」
　チグサは斬りかかったが、カオルはそれをかわして背後に回り、首筋に刀を
あてて引き裂いた。さらにカオルは歯向かう長州兵を10人まで切り伏せた。驚いた
他の兵士は泡を食って逃げ出した。そこへ浸染組のマイコとサオリが駆けつけた。
マイコ「古川の凄腕の剣客がいたものだ」
サオリ「すご〜い！！かっこいい」
　後に剣客揃いの浸染組をして「カオル白鬼」と恐れられたという。
　午後に入り、長州藩は押され始めた。御所の手前で薩摩･古川の大軍にはばまれ
一歩も中に入れなかった。さらに同盟を約束していた岡山の就実藩が裏切った。
就実藩士
橋本ナオコ「残念じゃが、就実は長州には協力できへん。恐れ多くも天皇の住む
　　　　　　御所に攻撃を仕掛けるとはどういうこっちゃ」
　夕方、ついに長州は退却を始めた。
リエ「マホさん、チグサが討ちゃれよった。ここも危ないけぇ、逃げてください」
マキコ「リエ、死ぬということは負けるということじゃけ。うちらは負けらないけぇ。
　　　　絶対にしぬなっちゃ」
リエ「はい」
　長州軍は即日、本国へ引き返し始めた。松平天皇は柳本幕府に「長州は逆賊（天皇に逆らった
絶対に許されない犯罪者）であるから討伐せよ」という詔勅（天皇の命令。逆らうことは許されない）
を発布した。

リエだけは殺さないでー！

age推奨 m(_ _)m

第21話　日本･世界全て敵
　かつて先野塾で学んでいた井野アキコは密かにフランスへ密航していたが
このたび、急遽戻ってきた。長州藩に攘夷を辞めさせるためである。アキコ
は長州藩主、田淵ソウセイ公に拝謁した。
田淵「やっと戻ってきたんけぇ。おフランスはどうやった？」
アキコ「外国は怖いです。戦っても勝ち目はありません。攘夷はおやめ
　　　　ください」
　これに先野が食いついた。
クミコ「アキコ、おんしゃー外国へ行ってかぶれてきたっちゃの。こん臆病ものめ」
アキコ「クミコ姐さん、今の日本の技術力では西洋一国とも戦えんですよ。その西洋諸国
　　　　4カ国が同盟して長州に向かってます」
クミコ「なに？」
アキコ「アメリカ・オランダ･ロシア・イタリアが17隻の軍艦を引き連れて
　　　　こっちに向かってるんです」
田淵「ひょえ〜！！」
兵士「殿、下関に外国の軍艦が迫ってきています」
田淵「あぼーん！！」
兵士「大変です。京都に向かったわが軍は薩摩･古川の連合軍に敗退。
　　　御上はわが長州を討伐せよと命令。15万の軍勢が長州に迫ってきています」
田淵「・・・・・」
　長州は世界のみならず、日本国内でも敵とみなされて大軍に包囲されようとしていた。

!(b^ー°)常時age〜∞

第22話　下関の戦い
　4カ国連合艦隊が関門海峡に出現した。下関の砲台には先野の弟子である
河村セイコと泉ナツコが守備に当たっていた。
セイコ「ぶっ放せ！！」
　長州軍の大砲は敵艦まで届かず、逆に連合艦隊の砲弾は悠々と味方陣地を攻撃して
半日で砲台は沈黙した。
　翌日、ロシア海軍のエステス少将率いる陸戦隊が下関に上陸してきた。そのころ
長州軍は撤退する雰囲気に包まれていた。ナツコは兵を引き連れて長府へ退却しようとしていた。
セイコ「ナツコ、どげんすっちゃ？」
ナツコ「セイコさん、ここはもう危ないけ。長府へ引き上げた方がよいじゃろ」
セイコ「馬鹿を言うっちゃ。沿岸部には味方がまだおるんけ。それを見捨てていくっちゃ?」
ナツコ「百姓・町人などかまうことないけ」
　長州藩では兵力の不足を補うため百姓・町人も兵士として徴募していた。
セイコはナツコの右頬を思いっきり殴りつけた。
セイコ「百姓・町人もみな長州人じゃけぇ！！私は百姓らと一緒に戦って死んじゃるわい！！」
　セイコは槍を引っさげて下関に向かった。下関の陸戦は近代的な武器を持つ
連合軍に苦戦を強いられるも、セイコらの奮闘で一進一退の状況となった。

　クミコはアキコと会談していた。
クミコ「おんしの言うとおりや。私のほうこそ間違っておった。もう、攘夷はふるいけぇ」
アキコ「クミコ姐さん・・・」
　連合艦隊と戦は和睦ということになり、先野クミコがその交渉を任されることになった。

大作o(^-^)o

第23話　豪腕・クミコ
　クミコとアキコはロシア戦艦、「ポチョムキン」で和睦の交渉を行うことになった。
通訳はアキコが横浜で知り合った、ゼッターランドが行った。
ゼッターランド「負けを認めますか？」
クミコ「イエス」
ゼッターランド「賠償金は支払いますか？」
クミコ「イエス」
アキコ「クミコ姐さん、イエスばかりじゃ・・・」
　クミコは鬼のような形相でアキコを睨み付けた。
クミコ「おんしは黙っちょれ！！」
　クミコは居並ぶ外国海軍の提督を見回して言った。
クミコ「ただし、賠償金は幕府に払ってもらう。わしらは幕府に命令されて
　　　　攻撃しただけじゃけ。わしらが払う必要はない」
イタリア代表
トグット「ソレハオカシイ」
アメリカ代表
ハニーフ「マケタモノガハライナサイ」
オランダ代表
フールマン「イマサラ、ケチヲツケルナ」
ロシア代表
エステス「フザケルナ」
ゼッターランド「と、申しております。だったら、下関・岩国・彦島を割譲したらどうか？」
　クミコは大きな声を上げて言った。
クミコ「ノー！！」
ゼッターランド「話が違うじゃないですか。あなたは負けを認めたじゃないですか」
クミコ「それは昨日までの戦じゃけ。今度は負けんわい。悔しかったらもう一戦
　　　　やってもよい」
　クミコのあまりにも堂々とした態度に外国勢は気負けしてしまい、領地割譲は
中止となったのである。

第24話　第一次長州征伐
　柳本幕府は長州征伐の号令を発し、岡山の就実藩。大阪の四天王寺藩と三洋藩。
松下藩。堺藩。京都橘藩。北九州の不知火藩、長崎藩、宮崎藩、熊本の信愛藩
そして薩摩藩の西国諸国。幕府の親戚である、豊田藩、名古屋藩、関東の相模藩
大成藩、高崎藩、川越藩の兵力約15万を長州に差し向けた。
田淵ソウセイ「これでは戦にならぬわ。わいは降伏するわ」
クミコ「殿！！」
　長州は戦わずして敗北。クミコら一党は幕府の刺客に狙われるのを避けるために
隠遁した。
　三田尻には栗原メグミとセイコ、ナツコらが今後の対策を協議していた。
メグ「クミコ姐さんはどこへいったんでしょう」
セイコ「長州はもうおしまいじゃけ」
ナツコ「こんなとき、京都で戦死したマホさんやリエさんがおったら」
　長州はまさに危機的状況にあった。

第25話　決起
　そんな三田尻に3人の女が向かっていた。
クミコ「おんしら、なにここでくさっとるんじゃ」
メグ「クミコ姐さん？」
　その隣には京都で戦死したと思われていたリエとマホの姿があった。
リエ「私らはあれからずっと京都で潜伏しとったんじゃ」
マホ「今こそたちあがるっちゃ」
クミコ「わしも密かに同志を集めに長州を引っ切り無しに動き回っておったんじゃ
　　　　それなのにお前らはここでくっさとんのけ？」
セイコ「みなさん・・・」
クミコ「幕府のくそったれに一泡ふかせちゃるけぇ！！わしについてこんかい」
ナツコ「はい」
　クミコは立ち上がった。萩・山口の反対派を征伐して幕府に対し「長州政府」の
樹立を宣言したのであった。
　一方幕府の足並みは崩れていた。重役を任されていた薩摩藩が突然、出兵を拒否したのである。
有田カオリ「今の幕府には見切りをつけもうした。外国がせめてくるっちゅう時に
　　　　　　財政に厳しい諸藩にこんな仕事をやらせおって」
　

スゴス…絶句(゜∇゜)

o(^-^)o

しばらく休みます。翠さんが結婚して辛くなりました。
また会う日まで・・・

元気だせ☆俺はファンなんだぞ!待ってるからなっ 男なら祝福すべきだ

あんたいいこと言うよ。もう少し頑張ってみるよ。

大山中傷ｦﾀに立ち向かう戦士に幸あれ☆

大腸菌

第26話　薩長同盟　〜ハイカラ朝倉〜
　先野ら長州軍の面々が集まって会議を行っていた。
リエ「長州だけでは本気の幕府とは戦えません」
先野「う〜ん・・・」
メグ「このさい、薩摩と手を組めば？薩摩は幕府と決別したという情報が」
マホ「駄目だっちゃ。あいつらは長州の敵じゃけぇ！！」
アキコ「でも、薩摩はイギリスと手を組んで大量の新兵器を手に入れているとか」
先野「薩摩はだめじゃけぇ！！セイコ、おんし、長崎に行って武器を手に入れて来い」
セイコ「はい」
　河村セイコは長崎に行って外国商人から武器を調達しようと思ったが、長州が幕府から敵視されているため
誰も売ってくれなかった。
セイコ「こまったな〜・・・」
　そこへ袖のない服を着て股下の短い袴を穿いた突拍子のない格好をした女が現れた。
女「武器か？私のところでも多少あつかってるぜよ」
セイコ「はあ・・・（なにこいつの格好・・・）」
女「私は外国と商売してるもんじゃ。あんた、長州の人間だろ？」
セイコ「なんで、わかる？」
女「今時、武器を必要としているのは長州ぐらいなもんだぜ」
セイコ「あんた、誰？」
女「私か？私は元、高松藩の朝倉カナエぜよ」

復活祭り♪♪♪(^_^)v

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　　　　iiiiiiiiiiiiiiiiiiii／￣￣￣￣￣￣＼ミiiiiiヽ
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iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii巛巛巛巛巛巛巛巛》》》》》》》》》》》》iiiiiii

〜∞



げ

よぉ♪病原菌

リエ生きてたんだ。嬉しい。ありがとう。

ありがとう???

〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞　〜∞ 〜∞　　
〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞　〜∞ 〜∞　
〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞　〜∞ 〜∞　　
〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞　〜∞ 〜∞　　
〜∞ 〜∞ 〜∞ 大山加奈をなめんなよ〜∞　〜∞ 〜∞　　
〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞　〜∞ 〜∞　　
〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞　〜∞ 〜∞　　
〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞　〜∞ 〜∞　　
〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞ 〜∞　〜∞ 〜∞　　　

真・スレッドストッパー。。。(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ