2月19日(木) VSドミニカ共和国
この日の対戦相手はジュニア・ユース連合チーム。日本は相変わらず出足の動きが悪く、第1セットは
相手ペースの展開で先取された。
第2セット、セッターに起用した木村の非常に安定したトスさばきに不調だった西山がリズムを取り戻し、
さらにセンター眞も変化に富んだ攻撃を見せ、このセットは一方的に日本が奪い返した。
第3セット、日本は木村・筒井のツーセッターでスタートし、平均身長181.5pの大型チームで臨むが、
レシーブの乱れがコンビプレーに波及し、最後はスパイカーも消極的な攻めになってしまった。
第4セットは再び木村のワンセッターに戻す。途中188pの横山、中学生の狩野も加わり平均182.5センチの
高さと若さでドミニカ共和国を圧倒、フルセットに持ち込んだ。
ファイナルセット、相手ミスもあり最後は日本が楽勝で2勝目をあげたが、全体的に相手のペースに影響を
受けやすい傾向があり、自分たちで試合のリズムをつくれるようになることが課題
2月20日(金)
日本は第1セットから動きがよく、中盤の競り合いも力で押し切り、初めて第1セットを先取した。
続く第2セットは木村のワンセッター、狩野のセンターとビッグ&ヤング、そしてパワーと文字どおり
未完の大器の集団で臨む。多少のミスもどこ吹く風、ジュニア・ユース連合の相手チームのパワフル
スパイクを3枚ブロックでシャットアウト、オープン攻撃も積極的に打ちにいき、地元の観衆を沸かせて
日本が2セット連取した。
第3セット、スタメンに横山を起用した日本の平均身長は183.3p。リベロ大山の好守に助けられ
中盤まで互角の戦いを演じたが、後半サーブレシーブの乱れから連続失点し、相手に押し切られてしまった。
第4セットはセッターに伊豫谷を投入、速い攻撃で相手ブロックを攪乱。木村、西山らも高さのある
スパイクやサーブを炸裂させ、日本は気持ちよく3勝目をあげた。
2月21日(土)
ドミニカ共和国の威力のあるスパイクサーブが日本のサイドをピンポイントで襲い、
第1セット序盤3−8と大きくリードを許す。日本は伊豫谷に代え横山を投入したのが奏効し、
木村のワンセッターで高さを増したブロックにより主導権を奪い返し16−13と逆転。その後も得点を
重ねた日本は第4戦に続きこの試合も第1セットを先取した。
第2セットは澤畠に代え高崎を投入するが、全体にレシーブのリズムをつかめない日本を
ドミニカ共和国が圧倒した。
第3セット、中盤まで互角の展開だったが、後半日本がレシーブで粘りを発揮し主導権を握る。
しかし最後は日本のブロッカーが相手攻撃を読みきれず逆転を許してしまった。