☆HITACHI　KOKUBU☆

某掲示板より監督のコメント

題名：皆様へ 投稿者：井上　謙

日立国分トルメンタ監督の井上です。
皆様の意見を拝読し、私なりのご挨拶をさせて頂きます。
現在選手は最後の公式戦となる黒鷲旗に向けて思い思いの気持ちで練習に励んでおります。本日も沢山の方が練習見学に来られたと報告がありました。
私自身は選手をしっかりと送り出すべく、面談、関係方面の挨拶廻りで殆ど練習を見れない状況ですが、これも監督の勤めと思って淡々とこなしているような感じです。
今回の廃部発表後、思うことは企業として団体スポーツを支える事は今後ますます難しくなり、アメリカのように大学スポーツがアマチュア団体スポーツの最終競技場所に
なってしまうのではといった危惧が強い事です。
今こそバレーボールに限らず団体スポーツの競技団体の代表がイニシアティブを取り企業に対して、スポーツ振興のプレゼンテーションを説明してほしいという事です。
トップだけを見つめるのでなく、明日をになう選手達全てに未来を作ってやって欲しいという切なる願いを協会サイドは聞くべきだと思う。
企業は既に協会運営のタニマチではなく、協会という株式会社の筆頭株主である事を良く理解して頂きたい。
企業運営の条件である、収益と還元のバランスをきちんと考えて頂きたい。
今だからこそ思いきった改革を希望したい。改革のタイムリミットは今しかないと私は思います。
この様な出来事で恐らく黒鷲旗で発言できる機会があると思いますので、バレー界から抹殺される事も厭わず最後の
頑張りをしたいと思います。
ファンの皆様今後もバレーボールのファンで有り続けて下さい。
お願い致します。