謝罪文
http://www15.ocn.ne.jp/~joy2006/ 所属事務所 81公式
http://www.81produce.co.jp/ 2006年8月31日から9月3日の期間、joyが公演しました『ETERNITY』に関しまして、お詫びと訂正がございます。
本公演で上演しました戯曲は、三谷幸喜氏の『東京サンシャインボーイズの罠』という作品です。
私達はそれを無断で改題し、内容を一部変更した上で、公演許可の申請をせずに上演致しました。
三谷氏は氏の全ての作品に於いて、上演許可を出しておられません。
また、団体の大小に関わらず、上演の申請につきましても、一貫してその姿勢で対応しておられます。
私達の行いは、職業俳優として絶対にしてはならない行為であり、
また三谷氏、三谷氏の意思を尊重して三谷氏作品の上演を自粛してこられたアマチュアおよび職業的な演劇人、
そして私たちのファンの皆様の気持ちに背くものでありました。
今回、私たちは自らの行為を恥じ、著作権について改めて調べ直し、自分たちの認識の甘さを痛感致しました。
著作権侵害行為と認識した上で、連絡をせず公演を行ったのは、どうしてもこの作品を演りたいという身勝手な思いと、
三谷氏作の戯曲は上演許可が下りないという事実の認識、延いては著作権侵害という事に対する軽視からでした。
それは、三谷氏、並びに、作品に携わった方々の思いを裏切るものでした。本当に申し訳ありませんでした。
同時に、観に来て下さった沢山のお客様のご好意をも裏切る結果となってしまいました。
著作権とは、作者が文芸、音楽、美術など、自分の創造した作品、言わば「財産」を守る権利の事であり、
それを侵害する事は、その人そのものを侵害するのと同じです。
絶対にしてはいけない犯罪行為です。
プロとしての自覚に欠けておりました。
二度とこのような事が無いよう猛省し、プロとしての常識を再確認・再認識し、
私達を支えて下さっているお客様に対し一層の精進をお誓いすると共に、三谷氏と東京サンシャインボーイズの関係者の皆様にはここに深くお詫びして謝罪申し上げます。
この度は誠に申し訳ございませんでした。
joy 櫻井孝宏・小林貴祐・尼子真理