128 :
声の出演:名無しさん:
学校からの帰り道、突然のどしゃ降りが兄を襲った。
兄「くそっ、なんで急にこんな……」
ずぶ濡れになりながら走る兄の視界に、咲耶の家が入ってくる。兄は雨宿
りをしていこうと、咲耶の家のベルを鳴らした。
咲耶「まあっ、お兄様、ずぶ濡れじゃないの。早く入って」
兄は咲耶の家の中へと入った。家の中は閑散としていて、ただ外の雨音だ
けが聞こえてくる。どうやら咲耶の両親は外出してるらしい。
咲耶「お兄様、お風呂が沸いてるわ。風邪引かないうちに入って」
咲耶に言われるままに、風呂場へと入る兄。
兄「ふぅ〜っ。気持ちいい……」
浴槽に浸かった兄が、思わずため息を漏らす。しばらくすると、咲耶が脱
衣所へと入ってきた。
咲耶「ここに着替え置いとくからね」
兄は「ああ」と答えると、浴槽の中で目を閉じた。咲耶の家に来て本当に
良かったと兄は思った。
ところが、である。風呂場から上がった兄は、用意された着替えを見て言
葉を失ってしまった。用意された着替え、それは普段咲耶が着ているブラ
ウス、膝丈のスカート、さらに…………白のレースのパンツであった。
兄「こ、これを着ろというのか………」
5分後、咲耶の前に現れた兄の姿に、咲耶は満足の表情を浮かべた。
咲耶「きゃーっ、お兄様カワイイ〜」
兄「……おい咲耶、悪い冗談はやめてくれないか」
しかし咲耶は兄の言葉を無視して、兄にちょっかいを出してくる。
兄「こ、こらっ、咲耶。スカートをめくるんじゃない」
咲耶「ふふっ、可愛いパンツを穿いてるのね、お兄様。………あらあら、
先っぽがはみ出しちゃってるじゃないの……」
必死になってスカートを押さえる兄。その仕草はまるで本物の女の子の
ようだ。するとそれに刺激を受けた咲耶が、突然兄を押し倒した。
咲耶「うふふ、今日はとってもカワイイお兄様を犯しちゃうんだから」
兄「や、やめるんだ、咲耶〜」
しかし兄の叫び声も、激しい雨の音にかき消されるのだった