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声の出演:名無しさん:
「真の満月の子」の弁護をするつもりはありませんが、話の内容上結果的にはそうなる発言です。
落ち着いて読んでください、以前「一部住人を除いては幻」と言いましたが、幻側の人々にはちゃんと本体が存在するんです。
望鏡の墓所です、あそこにあった「柩」の中に本体がいたんです。
ザウデ不落宮の本当の存在意義は「真の満月の子及びその同胞を封じ込めた上で彼らに夢をあてがうこと」だったんです。
そうする事でエンテレケイア及びその賛同者だけが実態を持ち、かつ「真の満月の子その人を除くザウデ不落宮の住人」を実態なき存在にすることで世界を統べたんです。
星喰み伝説をはじめとした伝承の真の狙いは「真の満月の子を社会的抹殺すること」だったんです。
アレクセイが帝国に反逆を起こしたのは、あの世界が本当はどういうものかに気づいたからなんです。
彼の反逆の真相の掘り下げを作中で行わなかったのは「真の満月の子」の存在に触れるからなんです。
そして「真の満月の子」がブラスティア文明を潰すことを決心した最大の理由はザウデに封じられている同胞たちを帝国の支配から開放するためだったんです
これがアレクセイの言う「帝国の腐敗」の正体なんです。