人類には二つの未来が想定できる。
(1)このまま宇宙でひとりぼっちの未来。
(2)よその星あるいはテレパシーでもいいが別種の生命体とコンタクトが発生する未来。
問題は(2)のほうで、どんなやつが考えられるかだな。
ガミラス/デスラーのような種族。これは人類と対等。ある意味、人間の仲間。
「トップを狙え」に出てきた敵の宇宙生命体は、宇宙的猛獣で、人類からみれば捕食者だが、
これは強い動物を相手にしてるのと変わらない。
遭遇はできてもコンタクトが成立するような相手じゃない。
「幼年期の終わり」に出てきた種族はちょっと変わってる。
人類が宇宙的スケールで新しい別種の生命体に生まれ変わるのを助ける産婆。
降臨すると来るべき日まできちんと管理されるが、それは必然と善意に基づいている。
それから新人類が誕生するのは旧人類終焉のとき。
宇宙産婆の種族はテクノロジーは極限まで発達してるが、人類がもっている変容の可能性を持たない。
彼らにしてみれば人類はとてもうらやましい種族。
人類は恒星をも支配する力をもつ、超人類になる可能性を内在してる種族だが、
今の人類と産婆とでは力では圧倒的に産婆が上。
だが、変容を遂げると人類はもう別次元の存在になる。
ほかどんなのがいたっけ。