1を中心に考えると
1の1000倍キロ(K)
(K)の1000倍メガ(M)
(M)の1000倍ギガ(G)
(G)の1000倍テラ(T)ティンポとも言う
反対に
1の1/1000がミリ(m)
(m)の1/1000マイクロ(μ)
(μ)の1/1000ナノ(n)
(n)の1/1000ピコ(p)
です。義務教育出習ったよね?
ちょっとピンときませんが、たとえばコンピュータの心臓CPU(中央演算装置)
が載っている基板が有ります。そのCPUの内部クロックが2GHzだとします。
そうすると、電気が基板に流れる速度(電流=電子の流れ=光の速度)は、
およそ3×10の8乗メートル(m)ですのでクロック2GHzで割ると、
300,000,000/2,000,000,000=0.15 15p
ですね。例えば、基板上でCPUから1クロック(パルス)の信号を
メモリーに送るのに15p離れているとCPUの信号がメモリーに到達する時には
すでにCPUは次の命令のパルスが発生してしまいます。
メモリーとCPUの関係が携帯電話の会話のようにタイムラグが発生し
会話がちぐはぐになってしまいますよね。CPUのボードも同じです。
その為なるべくメモリーはCPUの近くに設置し、身近なデータはCPU内部の
キャッシュで補うですが、CPUの処理速度がそのうち10G(ギガヘルツ)100G
となっていくと従来の基板構成では間に合わなくなりますので、高速処理の重要な部分を
ワンチップ化する必要が出てきます。そのために従来の集積技術じゃあダメ。
ナノテクはすでに分子原子レベルで加工する技術です。