声優業界仮想ドラフト会議Part33('' ▽ '''_)

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837声の出演:名無しさん
時々「米国は破廉恥犯は申告せよと言ってるけど交通事故だと・・」とか「逮捕歴は全て申告しないと・・・だけど不起訴はどうなる」という事で悩んでいる方がいますが、あまり悩んでも意味はないです。
米国が「逮捕歴は申告しろ」と言っているのは、別に「埼京線で痴漢して捕まった」人の情報を知りたいわけではありません。あくまでも自国の安全や公安に危険となる人物です(まあ痴漢も危険かもしれませんが・・)。
要は間口を広くしておきたいだけです。現実には重大なテロ関係犯でも一旦逮捕されてからその国の政治的な判断で釈放されるケースは非常に多いです。
というより逮捕有罪となったテロリストは海外に出られないので、一番危ないのは嫌疑不十分で釈放とか微罪で釈放とかで行動が自由な人物です。
もし入国の申告を「有罪・起訴」に限ると、最も危険な人達が合法的に米国に入国できてしまう事になります。この申告の実際の目的は、危険人物の事前入国拒否ではありません。本当の危ない人たちは最初から嘘を書いて入国してしまいます。
この逮捕歴申告の真の目的は「入国後に逮捕して取り調べる口実を作る」事です。仮に「有罪・起訴」を条件にすると、不起訴のテロ関連人物が米国に入ったとしても完全に合法的に行動している事になり、何の容疑もなく拘束する事は難しいです。
ところが「逮捕歴」条項があれば、より広い範囲の人物を合法的に逮捕・取調する事が可能になります。これはおいしいです。いつでも逮捕できるのですから、わざと入国させての囮捜査も楽になります。
ですので米国で逮捕歴が問題になるのは、「痴漢で示談で不起訴の人(逮捕歴のみ)」までも把握しようとなどという意味の無い事ではないのです。
気にするのは日本のパスポートが取れるかどうか。あとは国際的な犯罪に関与する可能性があるか。
それをクリアすればNO!を書けばOKです。どうでもいい犯罪でYESを書くのは無駄なだけです。