“好きな「三国志」の武将ランキング” 1位「諸葛亮(孔明)」、2位「劉備」、3位「関羽」★5
・古代中国を舞台に、天下統一を懸けて三つの国が争った興亡の歴史絵巻「三国志」。
史実と物語が入り交じった逸話の数々が今日に伝えられています。勇猛無双の武将たちが
登場するエピソードは日本でも人気が高く、人生の手引き書として愛読している人もいるようです。
「あなたが憧れる『三国志』に登場する武将ランキング」で最も人気が高かったのは《諸葛亮
(孔明)》。三国志随一の軍略家で、「彼が“天下三分の計”を唱えなければ、三国志は成立
しなかった」とまで言われています。また政治の面においても、蜀の丞相として多くの制度や
法律を整えたことが知られています。ちなみに“まんじゅう”も孔明のアイデアから生まれた
ものだそうです。
この《諸葛亮(孔明)》を“三顧の礼”で迎え、蜀を繁栄させたのが2位の《劉備(玄徳)》。
3位に入った《関羽(雲長)》、6位の《張飛(益徳)》と“桃園の誓い”によって義兄弟となったことを
きっかけに、その後も多くの優秀な人材を得て活躍したとされています。一騎当千の武人として
知られる《関羽雲長》は、中国では商売の神様“関帝”として親しまれています。横浜の中華街
にも、関羽を祭った“関帝廟”があるので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
蜀の武将たちが上位の人気を誇る中、4位にランクインしたのは魏王《曹操(孟徳)》。優れた
武人であったのと同時に文筆家でもあった曹操は、兵法書『孫子』を現在の形に編纂し直した
ことで知られています。また、“赤壁の戦い”の際に詠んだ“短歌行”は中国の南北朝時代に
まとめられた『文選』にも残されています。「三国志」を大衆向けの文学作品としてまとめた
『三国志演義』では悪役とされる《曹操(孟徳)》ですが、その功績から近年では優れたリーダー
というイメージが強いようです。「三国志」の世界を描いた小説やコミックは数多く発表されて
いるので、機会があれば触れてみることをお勧めします。
http://news.goo.ne.jp/article/gooranking/business/20070407-grnk.html