【枕営業】ゆかなって…壱拾四之巻【教えます】

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701声の出演:名無しさん
−出演が決まった経緯を教えてください
ロザミアでオーディションに呼ばれたんですが、富野さんに好きなようにやってみなさいと言われて……
最終的には富野さんが身振り手振りで演出してくださったので、それに必死で食らいつく感じでしたね。そしたら、
ドアがバン!って開いて、監督が走って来て、私に顔をぐっと近づけて「い〜じゃない」って……。しばらくして
「落ちましたが、別の役でお願いするかも」という連絡がありました。でもそのまま一年半くらい経ったので、
「やっぱ落ちたんだな」と思っていたら、ある日出演者が揃う食事会に呼ばれて。そのばで役名を聞かされました。

−その場で、だったんですか?
はい。その瞬間の先輩方の戸惑いが伝わってきて、しばらく動けなかったんです。そしたら、飛田さんが横に来て、
私の目を見ながら、「あなたを愛します。これから何か起こりうるかもしれないけれど、僕が守ります」って
おっしゃったんですよ。飛田さんって普段はそういうタイプじゃないんです。そんな彼を動かしたものって何だろうって
考えたら、それはたぶん、飛田さんや周りの方のフォウへの思い入れの大きさなんだろうな、と思って。
責任とか……いろんな思いに襲われました。

〜略〜

−フォウを演じ終えた、今の感想は?
Zガンダムの歴史を考えると、必ずしも、充分な準備期間ではなかったかもしれません。ただ、私が持っているものの
中で、あの時点であれ以上はやれないところまではやった、ということだけは確実に言えます。テレビのZガンダムを
大好きな方にはもしかしたら最初、私のフォウはイメージが違うかもしれない。だけど、今回、自分としてはやれるだけの
ことはやったつもりでいますので新訳として、新たな視点から見ていただければ嬉しいです。