「ネギま！」出演声優総合スレッド Part9

＜＜ネギまのまんま〜　第６回　さよならは言わないよの巻＞＞

〜『ネギま！』の半年間を振り返って〜

神田：アニメ『魔法先生ネギま！』も、今月、ついに最終回を迎えてしまいます（クスン）。『ネギま！のまんま』も
　 　 今回で最終回です。
野中：わー寂しいっ。半年間、私たち色々な相談を解決してきましたね。ではでは、最後の相談です！
　 　 たくさんの方から頂きましたよ。「もっと『ネギま！』のアニメの話もしてください」って。
　 　 ･･････相談というより、苦情？（えへ）。
神田：そういえば私たちって、今までほとんど『ネギま！』の話をしてないよね〜（苦笑）。
野中：いつもお金の話とか、傘の話とかそんなのばっかり（笑）。
神田：じゃあ、あらためて１話から振り返ってみようか？１話といえば･･････。
野中：油揚げだ！
神田：そう、油揚げをはじめ、アニメは１話からテンションが高かったよね。それで、アニメではそういう路線で
　 　 いくんだなっていうのがわかったかな。最初はね、一応、明日菜はヒロイン的ポジションにいる子でしょう？
　 　 だから、髪飾りをリンリン♪って鳴らしながら走ってきて、「おはよう、ネギ！」なんて展開になると思っていたのよ！
野中：それなのに現実は･･････。
神田：変な魚の着ぐるみを着て、油揚げピーッと出して！（笑）･･････でも、うん。それでよかったなあって思うのよ。
　 　 最初に弾けたから、あとが楽だった（笑）。
野中：私は･･････１話は２話のみんなのアフレコが終わったあとに、全セリフ録り直しました（テヘ）。
　 　 京都弁は難しかったです〜。今は多少慣れましたけど。
神田：藍ちゃんは、京都弁のイントネーションを間違えないように、たとえば「箸（はし）」の横に「足（あし）」とか、
　 　 京都弁で同じイントネーションの単語を、台本のセリフの横に書きこんでいたよね？今もそれやってるの？
野中：今もです。でももう、京都弁というより野中弁ですから！（えっへん）。

〜神田さんはみんなのオモチャ！？〜

神田：藍ちゃんはもう、バッチリ木乃香のしゃべりを確立させてるのね（笑）。･･････そういえば私たち、
　 　 ずっと明日菜と木乃香を演じてきたけど、すごくなかった？
野中：と、いいますと？
神田：私、今まではキャラクターに色んな意味で引っ張られる経験ってしたことなかったのよ。だけど、
　 　 明日菜には影響されまくりました。アニメで演じる以上、深いつながりになるとは思っていたけど、
　 　 明日菜とここまでシンクロしちゃうとは思わなかったなー。
野中：回を重ねるごとに、神田さんと明日菜はいい具合に寄り添ってきましたよね。以前は、神田さんは神田さん、
　 　 明日菜は明日菜だったんですよ。だけど、今は怒ってる時とか、神田さんが言ってるのか明日菜から
　 　 言われてるのか、分からないくらいリアル。
神田：明日菜と私って性格全然違うのよ。それが、だんだん明日菜の性格に影響を受けたというか･･･。
　 　 今までは、アフレコ現場ではみんなの後を遅れないようについて行くので精一杯だった。だけど、『ネギま！』の
　 　 アフレコ現場は、明日菜みたいにみんなを「引っ張りたいな」って思いが芽生えたの。もちろん、したいなって
　 　 思うだけで、引っ張れてないんだけど･･････。
野中：そんな事ないですよ。いっぱい引っ張ってもらってます。そんな神田さんを、私と佐藤利奈さん（ネギ役）と、
　 　 矢部雅史さん（カモミール役）とで遊んでます（笑）。
神田：遊ぶって！（ショック）
野中：あ、遊ぶじゃなくて、いぢめる？私たちが３人がボケだから、ツッコミが欲しいんですよ。周りを見たら、
　 　 ツッコんでくれるのは神田さんだけなんですよ。

神田：だけど、藍ちゃんたちのボケってわかりにくいのよねー･･････。こないだだって、いきなり矢部さんが、
　 　 「今日は収録早いですよね」って言って来てさ･･････。
野中：ああ、あの時ですね（笑）。あれは、ちょうど日時計の話をしていて、矢部さんが「いま何時？って聞かれたら、
　 　 こうやって答えるんだぞ」って、右手の指を左の手のひらの上に突き刺すポーズを取ったんですよ。
　 　 「いま４時くらいですかね？」って、日時計だから指の影の長さを見て時間を計るんです。
神田：私はそんな会話を知らないから、矢部さんと佐藤さんと藍ちゃんが、ずーっと指を手のひらの上に
　 　 刺してるポーズを見て、首を傾げてたのよね。
野中：ツッコミ待ちだったんですよ（笑）。
神田：同じポーズしたまま立ったり座ったり･･････。結局、話を聞いてはじめてなにをしているのかわかったんだけど、
　 　 それで、「わかりづらいよ！」ってツッコんだら、ものすっごく３人は嬉しそうでした（苦笑）。
野中：ツッコミの内容はとにかく、ツッコんでもらう行為が嬉しいんです。「わーい、ツッコんでもらえたー」って（はぁと）。
神田：ボケばっかりだからツッコまざるをえないのよ。いいんちょの純ちゃん（雪広あやか役の皆川純子さん）も、
　 　 ボケキャラだったし。
野中：すごいですよねー。みんなキャラクターと性格が似てるんです。能登麻美子さん（宮崎のどか役）は、
　 　 マイナスイオンが出てそうな癒し系キャラ。
神田：そうそう。この前、アフレコ終わった後にみんなでごはんを食べに行ったのね。そこで、○○声優って
　 　 ニックネームの話になって、堀江由衣さん（佐々木まき絵役）は自然体だから”オーガニック声優”、
　 　 山川琴美さん（和泉亜子役）が”コエンザイムQ10声優”って話になったの。それで、私も何かつけてーって
　 　 お願いしたら、”カプサイシン声優”とつけてもらいました。それってピリッと辛いってことかな？（笑）
野中：わー、いいなー。私もそんなニックネームが欲しい！

神田：藍ちゃんはなにがいいかなぁ･･････。ボケで癒しもあるマイナスイオン系だけど、たまにするどいトゲが･･･（笑）。
野中：チクッと痛いんです（はぁと）。ニックネームといえば、今、現場で神田さんは「先輩」って呼ばれてるんですよね〜。
神田：ああ、もうホントそれやめて欲しいのよ！藍ちゃんたちがふざけて言い出したのは、まだいいとして。
　 　 私より先輩の声優さんまでが、先輩って呼び出すのよ！で、それを聞いてた音響監督さんたちまでが私のこと
　 　 「神田先輩」って･･････。すっごい生意気そうじゃない、私。周りにはいつも怖そうだって言われてるし！
　 　 冗談が通じなさそうな子だとか思われたりしてさぁ。そんな事ないのよ〜！！
野中：まあまあ、泣かないでください。神田さんって「先輩って呼ばれるの困る」って本気で悩んでますよね。
　 　 だから、私はその場では「大丈夫ですよ！みんなに可愛がられてるんです」って神田さんには言ってあげてるんです。
　 　 でも、あとでひそかに「神田さん、本気で悩んでるんですよー。カワイイ（はぁと）」って思ったり（笑）。
神田：わっ、サイテー！！こういう子です、野中藍って（笑）。
野中：いやだなぁ。私の発言は、全部計算しているボケですよー（はぁと）。
神田：それはないから！藍ちゃんは本当にボケてるの。今までのボケが全部計算だったら、ものすごく腹黒な子だよ（きっぱり）。
野中：じゃあ、ボケキャラのままでいいです（笑）。

〜最終回予告！アースナすわぁ〜ん！！〜

神田：ところで『ネギま！』の最終回なんだけど･･････。
野中：どんな最終回になるんでしょうね。
神田：私、明日菜が死んじゃうことだけは知ってたんだけど･･････。出番あるのかなー（ホロリ）。
野中：死んじゃうなら、明日菜は登場しないんじゃないですか？あ！もしかして、回想シーンで消えていく明日菜の
　 　 背に向かって、「アースナすわぁ〜ん！！（ネギの声真似）」「明日菜〜！（木乃香）」で、終わり。
神田：本当に私の出番がないじゃない（笑）。
野中：それとか、原作にあったように、せっちゃん（桜咲刹那）が怪我をして、木乃香が魔法を使って癒してあげるの。
　 　 それでめでたしめでたし。明日も楽しい学校生活だー！　です（笑）。
神田：めでたし、じゃない！明日菜はどうなるのよ！！（怒）　･･･ところで、木乃香はせっちゃんと本当に仲がいいよね。
　 　 修学旅行の急接近は、親友の明日菜から見てちょっとジェラシー（笑）。
野中：それを言ったら、私も出席簿に文句がありますよ！木乃香だって明日菜の親友なのに、いいんちょにしか
　 　 『明日菜さんの親友』って書いてないんですよ〜。ネギ先生、ひどいっ！
神田：女同士の確執は、色々あるわねー（笑）。
野中：ありますね（笑）。でもでもっ！せっちゃんも大事だけど、明日菜も大事ですよ。私の好きな回は、明日菜の
　 　 目覚ましを買いに行くお話（１４話）ですもん。
神田：私は･･････、いいんちょの回（１５話）だな。いいんちょの家に行ったってのもよかったんだけど、最後にネギが
　 　 いいんちょの家から帰ってきたとき、ネギに「どうだった？」って聞くシーン。ネギの答えに、「あっそ」って
　 　 返事するんだけど･･････。明日菜は無茶苦茶、いいんちょを心配していたと思うのね。でも、口には出せなくて、
　 　 「あっそ」って返事になった。そんなところがすごく明日菜らしい。
野中：･･････やっぱ木乃香よりいいんちょがいいんだ（ぼそり）。

〜さよならは言いません。半年後に会いましょう！〜

神田：さて、そろそろ誌面も尽きてきました。本当に半年間ありがとうございました（はぁと）
野中：神田さん、木乃香とのこと、今、ゴマカしましたね？（ボソ）。
神田：ホント、たいしたアドバイスも出来ず、読者の皆さんの役に立ったかは･･････。
野中：でも、私たちは楽しかったです（笑）。私たちのアドバイスはいわばマニュアル。そのまま実行しても
　 　役に立たないんですよ！だから、自分の考えをプラスして使わないとダメなんですよ、きっと。
神田：だけどさ。マニュアルがマニュアルだからさ･･････。と、まあ。「まんま」らしく、素の私たちを出せたん
　 　 じゃないでしょうか？
野中：きっと、半年後とかにこの記事を読むと、大爆笑できると思います（笑）。
神田：私たち、時代を先どりしすぎてたのね。
野中：お部屋掃除とかしたときに、積んであった『アニメディア』を読み返してください。だから、また半年後に
　 　 お会いしましょう！またねっ（はぁと）
神田：･･････って、やっぱりまとまらないまま終わるのね、私たち（苦笑）。

＜＜（おまけ）右手に注目！　つい、動くんです＞＞

野中：神田さんっ、アフレコのとき手のひらを握ったり閉じたりするクセ、すごく気になるんですけど（笑）。
神田：いつもはグーで握ってるだけなんだけど、つい焦ったり間違えたりすると、手のひらがパーに開くんだよねー。
　 　 そういう藍ちゃんだって、アフレコ中右手をいつも振ってるよね。レコーディング中は、あれで音程とってるん
　 　 だろうなって分かるんだけど、あの手止めたらどうなるか、一度ためしてみたいな（笑）。
野中：えー、どうなるのかな？クセになってるので、本人は意識してないんですよ〜、勝手に動いちゃうんですっ。