田中理恵は今一度滅びねばならない。
非常にうれしいことに、来期の仕事無き後、田中の求心力は急速に失われるだろう。
ドラマチック・デパートメントの田中は優れた声優だが、ファンを引っ張る強靱なカリスマがないからだ。
確かに彼女は、親しみやすい人柄とヲタナイズされたセンス、賢さ、時流を見極める能力、
イメージ戦略の技法、全てに長けている。とても優秀、素晴らしい声優だ。
しかしながら今田中理恵に必要なのは、天国と地獄を行き来するダイナミズムである。
あくまで独身声優として1勝14敗の思想、天任せのバクチ道を驀進せよ!だ。
なのに最近、危機感がない。家訓「一寸先は闇・・・云々」も説得力が薄い。
そろそろ失業の恐怖と無職地獄を味わい、本来の危機意識を目覚めさせねばならない。
それが優れた演技力を生む。
田中自身も、代々木アニメーション学院入学直後、
オーディション落ちまくり地獄を味わってはいるが、まだまだ足らない。
しかももう7年も前の事だ。忘れとる。
デュアル!で共演した先輩野沢雅子が、天地の輪廻に振り回されながら修羅場を乗り越え、
博奕打ちから神仙へと佇まいを変えたように、
陰陽の壮絶なうねりに身を投じなければならない。
それが田中を切り拓く。
ならば、雷よ落ちよ!田中の家に!
そして台本とわずかな金銭を残し、後は焼き尽くせ!
さすれば再び、創造と匠の炎は燃え上がり、本来のバクチ精神が勃起するだろう。
破壊→独創→再生。
役者1200年の歴史はここにあり。
デビュー10周年に華を飾るために
雷神よ!落とせ!田中の家に!
(そのためにも田中が貯めた貯金2000万は金塊にして鞍馬山かどこかに極秘裏に埋蔵するべきだ)