その頃、都内の某所では、声優梁山泊の会議が開かれていた。
飯「あら?貴方達、生きてたの?」
豊「あんなところ、直ぐ出れたわよ」
中「雅弓さん、アタシ達の事をなめてるの?」
植「私達も伊達に梁山泊の一員じゃないのよ」
会議室の前で飯塚雅弓は次元に放りこまれた豊口めぐみ、中原麻衣、植田佳奈に鉢合せしていた。
3人はあれから直ぐに異次元から脱出して普通に声優の仕事をしていたみたいだ。
能「あの、会議始まりますよ」
彼女等の言い争いを見ていたで梁山泊のメンバーである能登麻美子が遠慮がちに言った。
だが、能登の言った事を無視して4人はいがみ合っている。
坂「能登さんの言う通りですよ、早く会議室に入りましょう」
小「雅弓姉様も、急ぎませんと」
そこに坂本真綾と小林沙苗がやってきた。
飯「分かってるわよ、沙苗」
飯塚雅弓は素直に会議室に入っていく。
言い争いをしていた、他の3人も悪態をつきながら会議室に入っていく。
坂「やれやれ、困り者ね」
坂本真綾が呆れながら言った。
小「ホント、呑気なものね…クスッ」
小林沙苗も普段、飯塚雅弓に見せない口調と顔で坂本真綾に同調した。
能「革命計画・・・そろそろ起こさないとですね」
高「それには、野中藍が必要不可欠なんだよね」
何時のまにか高山みなみが3人の後ろに現れ会話に参加していた。
小「みなみ姉様…」
高「さぁ、会議の時間だよ」
そうして、一同は会議室に入って行った。
一方、藍のボロアパート
水樹奈々は堀江に手遅れにならないうちに藍との関係をきったほうがいいと忠告していた。
水樹奈々はもちろん断った。
水「冗談じゃないわ・・・。あなたにだけ藍を独占なんてさせないわよ」
堀「だから、ほんとにこのままじゃ離れられなくなっちゃうよ。そうすると変なことにもっと巻き込まれちゃう」
水「離れられなくなる?望むところよ。地獄の底まで付き合ってあげる。
川澄ちゃんや清水愛ちゃんだって絶対同じこと言う」
堀「やっぱり・・・・そういうと思っていたけどね。じゃあ、これからも同盟関係を維持するということで握手」
水樹奈々は何も言わずに堀江と握手した。
藍「ふにゃ・・・・お2人とももうおきていたんですか?」
藍が目を覚ました。
水「おはよう、藍」
キ「にゃ」
堀江は猫の姿になっていた。
3人で遅い朝食兼昼食を食べた後、キンは藍に言った。
キ「藍ちゃん、昨日のお金で早くかんちに借金返してきなさい・・・・」
藍「えー・・・・でもせっかく得したんだし・・・」
キ「だめ!!すぐ行くように。私も一緒に行くからね」
藍「ふええ」
水「面白そうだから私も一緒に行くね」
その日の午後、藍は神田朱未の家に行った。
藍「じゃ、これ、借金確かに返したからね」
神「うん、でもキンちゃんもらえなくてちょっと残念かな・・・・」
キ「にゃっ!!にゃっ!!」
キンはまだちょっと怒っているようだ。
神「・・・ねえ、じゃあさ改めて、私のネコのラファエルとお見合いさせてみない?
キンちゃんものすごくかわいいし、絶対私のラファエルとお似合いだと思うの」
藍「うーん、せっかく神田さんの家に来たんだし、その位いいかな?べつにいやなら断ればいいんだし」
神「うん、じゃあ、ラファエルつれてくるね」
神田朱未は別の部屋に行った。
キ「ちょっと藍ちゃん!!どうしてそうなるのよ!!」
キンは機嫌が悪そうだった。
そう言っている間に神田朱未が一匹のネコをつれてきた。
キンより一回り大きい青い、きれいなオスネコだった。
ラファエルと呼ばれたそのネコはネコ語でキンに話し掛けてきた。
ラ「・・・はじめまして・・・ラファエルっていいます。本当にお美しい方ですね、
お会いできて嬉しいです」
キ「???なんかどっかで聞いたことがあるような声ね・・・。そう、保志総一朗みたいな・・・」
ラ「???そういうキンさんもどこかで聞いたことある声のような・・・堀江由衣さんみたいな・・・」
キ「あなた、やっぱり保志総一朗さんでしょ。いったいなにしているの?こんなところで。
どうしてネコの姿でかんちの家にいるの?」
ラファエルはびっくりして、言葉も出ないようだった。
藍「なんか仲良さそうね」
神「でしょ〜」
藍と神田朱未はニコニコしながら見つめていた。
キ「・・・まさか・・・いたずら目的で女性の部屋に侵入・・・」
ラ「ち・・・違いますってば!!
おなか壊して体調が悪くなったあと、なぜかネコに変身できる能力がついて、
もうびっくりしちゃって、外走り回って、迷子になっていたところを神田さんに助けてもらったんです!!
そしたら、ぜひここにいてって言われて、お世話になっているんですってば!!」
キ「ほんとかしら・・・」
ラ「信じてくださいよ〜。神田さんもとても喜んでくれて、すごくかわいがってもらってるんです」
キ「自由に人間の姿になれるの?変身できるのはネコの姿だけ?」
ラ「ええ、声優の仕事もありますし、ちゃんと人間の姿に戻れます。ネコにしか変身できないです」
藍「すごい仲良さそうね」
神「もうラファエルちゃん、かわいくて、私この子なしじゃ生きていけないの」
神「私が落ち込んだりしたとき、すごくはげましてくれるんだ。何度勇気づけられたかわからないよ。
それに、すごく紳士的で、変なことぜんぜんしないんだ。オナニーとかてつだってほしいのに」
藍「ふーん・・・・」
キ「・・・・まあ・・やましいことはしてないみたいね・・・。かんちはもちろんあなたの正体は知らないんでしょ」
ラ「はい・・・もしばれたら、もうここにはいられませんできれば秘密にしておいてくれませんか・・・お願いです」
キ「うーん・・・まあ・・・かんちがあなたのことお気に入りみたいだし。とりあえずだまっておいてあげる」
ラ「ありがとうございます!!」
959 :
声の出演:名無しさん:04/09/15 20:15:52 ID:rq4mtqAz
ほっちゃんたら、保志さん年上なのに…
藍は2匹の猫の会話を神田朱未の話半分に聞いていた。
とりあえず、時々キンとラファエルをあわせると言う話をして、藍は神田朱未の家を後にした。
藍「どうだった?ステキな猫だったね」
キ「・・・・・・・藍ちゃん、あの猫の正体のことはちょっと秘密にしておいてね。
あと、わたし絶対にあんなネコ好みじゃないからね!!」
水「なんだ、あんたいい彼氏いるんじゃない。こうなったら結婚しかないわね。
もう藍ちゃんなしで立派にやっていけるわね。おめでとう」
キ「奈々ちゃん・・・・今度そんなふざけたこといったら、殺すわよ・・・」
水「おおこわ・・・」
こうして、藍とキンはボロアパートに戻った。水樹奈々は夜のラジオの仕事に行った。
961 :
声の出演:名無しさん:04/09/15 20:52:53 ID:rq4mtqAz
その頃ラファエルは、神田朱未がオナニーに耽っている間にこっそりと抜け出し、
保志の姿にもどると石田彰の元へ向かい、熱く愛し合っていた。
石田彰は保志総一朗に、自分を捨てないでくれと懇願した。
しかし、保志総一朗は、そろそろホモを卒業してもいいころかなと思い始めていた。
そのころ藍は、昨日寝ないで堀江や水樹と3Pをしていたので、さすがに疲れていた。
藍「さすがに疲れた・・・今日はもう早く寝よう」
そういって押入れから布団を出して敷いた。
キ「・・・・ひどい・・・藍ちゃん、わたしを置いてもう寝ちゃうの」
キンが甘えてきた。
964 :
声の出演:名無しさん:04/09/15 22:02:18 ID:rWs7OwXY
藍「・・・ゴメン・・今日は寝させて・・」
そう言って藍は寝てしまった。
キンはまだ眠れそうになかったので、水樹と一緒にどこか行こうと思ったが、
水樹は川澄の家に行ってしまい、キンは一人になった。
965 :
声の出演:名無しさん:04/09/16 00:08:21 ID:wCdVfbz6
,一-、
/ ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■■-っ < 一旦CMいきまーす
´∀`/ \__________
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| У.. |
ノノノハヽ ∋ノノノハ∈ @ノハ@+
(( (0^〜^∩ (^▽^ ∩ (‘ д ‘ ∩ ))
⊂ 東京大丿 ⊂京都大 丿 ⊂東北大丿 ♪
+ ( ( ( ( ( ( ( ( ( ∧_∧ +
ノハヽヽ (_(_) (_(_) (_(_) /ハ)ヽヽ +
( ´__ `) ♪ ♪ (´ー ` ●)
( ステルヴィア つ 差別をなくして明るい社会 ⊂九州大 )
) ) ) エリート僕らがはじめましょ ( ( (
(_(__) ♪ (__)_)
ノノノハヽヽ ∂/ハ)ヽ ノノノハヽ ♪
川^ v ^ 从 (〜^◇^) 川 ゚ ___ ^ ノ||
(名古屋大 つ、(大阪大 つ、(北海道大 つ、 +
) )ヽ_ノ ) )ヽ_ノ ) )ヽ_ノ +
(__) (__) (__)
仕方ないので、キンは堀江の姿に戻り、
藍の寝ている前でオナニーをした。
藍「あーよく寝た。いい朝だなー。
あれ?ほっちゃんったら、裸でこんなところで寝ていて・・・
昨日は相手してあげられなかったから、一人でしていたのか・・・ちょっと悪いことしたな・・」
堀「ふにゃ・・・、なんかあそこに心地いゝ感触が・・・」
堀江が目を覚ますと藍が優しくクンニしてくれていた。
あまりに心地いいその刺激に、さすがの堀江由衣も、失神してしまった。
藍「ほっちゃんも疲れているみたいだからな・・・・。今日は一日寝かせておこう・・・」
藍は堀江由衣に布団をかけてあげて、一人で仕事に出かけた。
アフレコの合間のお昼休みに、神田朱未が藍のもとに現れた。
神田は泣きそうな表情をしていた。
神「藍ちゃん・・・・どうしよう・・・ラファエルが連れ去られちゃった」
藍「えっ!!誰に?」
神「神崎ちろさん・・・このネコ、ただのネコじゃないとかいって、このまま野放しにしておけないって、
私わけわからなくて、びっくりしていたら、有無を言わさずに、変なかごにラファエル入れちゃって、
そのまま持ってかれちゃった・・・・」
藍「なにそれ?すぐ取り戻しに行かなきゃ・・・」
神「ぐすぐす・・・でも神崎さんて、あの12人衆の一人らしいの・・・。私一人じゃとても・・・」
藍「12人衆・・・・。大丈夫、それなら私も一緒にいってあげる。一緒にラファエルちゃん取り戻そうよ」
一方、声優梁山泊の会議は白熱とした展開をしていた。
ゆ「そもそも、貴方達が失敗したのが悪いのでしょ?!次はアタシの番だからね!」
池「かってな事を言わないで!!男とスケープゴートした奴に任せられないわ!!」
梁山泊の一員である、ゆかなと、池澤春菜が言い争いをしている。
一方で榎本温子と飯塚雅弓と豊口めぐみ、中原麻衣、植田佳奈達も一触触発の言い争いをしていた。
会議進行を任された南央美も呆れて口を出せずにいた。
何時、梁山泊同士で血で血を争う戦いが繰り広げてもいいという状態で今まで黙っていた高山みなみが口を開いた。
高「野中藍ちゃんは私が奪っちゃおうかな」
高山みなみの一言でシーンとする一同。
飯「み・・みなみさんが行くほどの事ではないと思います!!」
榎「そ…そうですよ!」
ゆ「ここはアタシに…!」
高「だったら、いっその事…皆で藍ちゃんを奪っちゃえばいいんじゃない?」
榎&中&池&ゆ&植&豊&飯「ええ?!」
高山みなみの言葉に驚く一同。
南「それもそうですね、これ以上は会議を長引かせても無駄だものね」
高山みなみの言葉に同調する南央美。
実は夫の上田裕二を家で待たせてあるので、いい加減に会議を早く終わらせたかったのだ。
南「と言う訳で、今回は榎本温子さん、池澤春菜さん、中原麻衣さん、植田佳奈さん、豊口めぐみさん
飯塚雅弓さん、ゆかなさんで動いてもらいます」
反論の余地なしで南央美は口を捲くし立てた。
南「以上、本日の会議は終了!!!」
こうして会議は終わった・・・。
藍「で、神崎さんてどこに住んでいるの?」
神「しらない・・・」
藍「・・・・わたしもしらない・・・。誰かに聞かなきゃだめだろうな・・・
奈々おねーさまも川澄さんも仕事だし、望月さんに聞いてみようかな」
・・・というわけで望月久代にとりあえず会いに行った。
望「え?神崎ちろちゃんがどこに住んでいるかですって?」
藍「はい」
望「すっごいところに住んでいるんだよ〜。空のずうっと上のほうに浮いているんだ。
びっくりだよね・・・。でも、なんか漫画みたいな機械がたくさんあって、ちょっと私の好みじゃないかな」
藍「うーん、空の上じゃ飛んでいかないとだめだな・・・。ほっちゃんなら飛べるけどまだぐっすり寝ているみたいだし・・・
・・・・どうしよう」
浅「あの〜・・・やっぱり川澄さんとかに相談して行ったほうがよかったんじゃないですか?」
神「そんなこといっている間にも私のラファエルが・・・・ぐすぐす」
藍「浅野さん、すみませんけど急いでいるんです」
藍と神田朱未は、鷲を召還できる浅野真澄に連れて行ってもらうことにした。
鷲の背中に乗って3人は上空へ上っていった。
藍「なんか寒くなってきた。それにちょっと息苦しい・・けほけほ」
浅「空気が薄くなっているんです。ちょっとまっててくださいね・・・これで大丈夫なはず・・」
浅野真澄が指を回すと3人の周りに薄い膜ができて、藍たちは上空でもぜんぜん平気になった。
藍「・・・あれかな・・・・」
遠くのほうに巨大な要塞が浮いているのを藍は見つけた。
要塞に近づいてみた。
藍「すごく大きい・・・入り口、どこだろう・・・」
神「あっちの方、中に入れるみたい・・・」
藍「こういう場合正面から入ると、攻撃されたりするんだよ。換気ダクトみたいなひみつの入り口を探さないと・・・」
浅「さっすがー、頭いいね〜」
藍「あそこなんかいいんじゃない?」
藍の指差すほうにうすい煙の出ている穴があった。
浅「じゃあ、いってみようか・・・」
そのころ藍のボロアパート、堀江由衣はまだ寝ていた。
水「こら・・・・おきろ・・・」
水樹奈々が堀江由衣の顔をつんつんした。
堀「・・・・ふに・・・ほはよう・・・」
清「やっと目を覚ましたです・・・・」
川「まったくなんてかっこしているの・・・。しゃきっとして。困ったことがおきたのよ」
堀「?どうかしたの」
水「藍がどこにもいないのよ。なんか浅野真澄と神田朱未の3人で神崎ちろの要塞に行ったみたいなの」
堀「・・・・まさか・・・・あの天空城へ!?いったいどうして・・・」
堀江の顔はみるみる青ざめていった。
975 :
声の出演:名無しさん:04/09/16 21:20:36 ID:tXP02tw9
急に腹を壊してトイレに駆け込んだ。
堀「や、やだ〜オナラが止まらない〜!!裸で寝たからかな〜」
水「三十路前のババァが調子こいてるからよ!!」
水「話を元に戻すけど、神田朱未の飼っていた猫・・・
あれが神崎ちろに持っていかれちゃって、藍も協力して取りもどしに行ったみたい」
堀「だからって、いくらなんでもあの天空城に乗り込むなんて無謀すぎる。
・・・一言相談してくれれば、ほかに手のうちようはたくさんあったのに・・・」
川「あなたはぐっすり寝ていたし、わたしたちもみんな仕事があった。
迷惑をかけたくなかったんでしょうね」
清「藍ちゃん、みずくさいです!!」
水「で、これからどうする?もちろんわたしたちも乗り込むんでしょ」
堀「とうぜん・・・・もし藍ちゃんに何かあったら、神崎ちろ・・・要塞ごと灰にする」
977 :
声の出演:名無しさん:04/09/16 21:59:34 ID:NXw36she
川「どっちにしても早くした方がいいですね。あの子の場合怒ったら何をするか分かりませんから」
水「確かに。あの子は12人衆の中でも普通じゃないからね」
清「・・いままで12人衆の中にまともな人っていました?」
堀・水・川「なんか言った?」
清「・・いえ」
そのころ、神崎ちろの要塞の中。
浅野真澄と神田朱未と藍は上陸に成功していた。
藍「はわ〜、すごい機械類」
神「こんなのがほんとにあるなんて信じられない」
藍「ラファエルちゃんを探しましょ」
神「ラファエルー、どこにいるの」
ち「なんか、侵入者みたい・・・。防御システム作動・・・」
要塞の管制室で、神崎ちろがモニター越しに藍たちの様子を見ていた。
ち「一人は神田朱未ちゃんね、たぶんわたしが捕まえた猫を取りもどしに来たんだろうな。
浅野真澄ちゃんは確か飛べるんだよね。ここまでつれてきてもらったのね。
で、もう一人は・・・・見ない顔ね」
柚「あれが、野中藍よ・・・」
隣で一緒にモニターを見ていた柚木涼香が言った。
捕まえた猫の分析をするために神崎ちろに呼ばれてこの要塞に来ていた。
ち「ああ、いま話題の・・・。なんか12人衆最強のあの3人が肩入れしているらしいわね。
何であんな子を気に入るのかさっぱり分からないわ」
柚「しかも、ずっと岸尾大輔の一派に狙われていて、さらに、まだ未確認だけど、
なんか魁男塾に出てくるようなネーミングのテロ集団にも狙われているらしいの」
ち「へぇ〜。あの子なんか秘密があるのかもしれないわね。一緒につかまえて解剖してみようか」
柚「それはいいんだけど、もしあの子に手を出したら、絶対あの3人が乗り込んでくるわよ」
ち「うーん、わたしたちふたりだけじゃちょっときついか。そうだ、小林由美子ちゃん、
暇そうだったから、ちょっと声かけてみるか」
980 :
声の出演:名無しさん:04/09/17 08:57:03 ID:TvPWqMtR
小「僕ならここにいるよ」
そう言いながら小林由美子が要塞の管理室に入ってきた。
小「暇だったから勝手に入らせてもらったよ。それよりあの3人が来るってのはホントなのか?」
ち「おそらくね。あの野中藍って子を追ってくるはず‥」
小「そんなことはどうでもいい!今日こそあいつらに僕が12人衆最強だと証明させてやる」
ち「オーケー。これで12人衆同士3対3になったわね。
おまけに何か付いてくるかもしれないけど、それは要塞防御システムに任せるとして、
あとは、あの3人だけど、やっぱり協力して攻撃してこられるとまずい・・・
ここは一人一人相手にしたほうがいい」
小「堀江由衣はぼくがやる!!エンジェルビームなんて当たらなければ意味ない。
ぼくの俊足で撹乱して、懐に飛び込んで接近戦だ」
柚「川澄綾子はわたしに任せて、この前コケにされたから、新しい薬でたっぷり仕返ししたいの」
ち「じゃあ、わたしが水樹奈々ね。メカりんりんちゃんを寒冷地仕様にして火力をあげておくわ。
灼熱地獄で、黒焦げにしてあげようっと」
一方、望月久代の家では、作戦を考えていた。
川「天空城には、軌道エレベーターがあって、内部からの操作で地上から簡単にあがることができるの。
だから、まず、外部から侵入して、軌道エレベーター管理室を制圧する。
そのあと、残りのメンバーが軌道エレベーターで上にあがる。この作戦で行くわね」
堀「じゃ、わたしは飛べるから外部から侵入するね」
川「軌道エレベーターの操作にはちょっとコンピューターの知識が必要なの。
だから、わたしも堀江さんと一緒に行く。悪いけど、かかえて昇っていってくれる?」
堀「了解・・・」
水「それじゃわたしと清水愛ちゃんはエレベーターで昇ればいいわけね」
川「で、あと連れて行くメンバーなんだけど、
確か山本麻里安ちゃん、回復や防御系の能力をもっていたと思うの。
できれば協力してもらえないかしら」
983 :
声の出演:名無しさん:04/09/17 14:58:53 ID:TvPWqMtR
侵入を開始しようとしたとき、藍達3人は要塞の防衛システムの機械軍団に追いかけられていた。
藍「どうしよう、さすがにヤバいよ〜」
神「でもラファエルが‥」
藍「そうだったね、さっさと見つけて帰りたいよ〜」
そのころ、堀江由衣は川澄綾子をかかえて、要塞の表面に到着していた。
川「軌道エレベーターの管理室はここね。わたしはコンピューターの操作をするから、
ちょっと待っていてくれる?」
堀「・・・・実は藍ちゃんの部屋のゴキブリ、袋に入れて何十匹かもってきたんだ。
これ放したら、とっても面白いことになると思わない?」
川「・・・・うわ、それは効きそうね。面白いからやってしまいなさい」
そういっている間に、軌道エレベーターのコントロールを奪い取った。
しばらくして、水樹奈々と清水愛と山本麻里安が昇ってきた。
同じころ、堀江由衣は要塞のあちこちにゴキブリをまいていた。
藍たち3人はとうとう捕まった。
藍は生体捕獲室のカプセルの中に入れられてしまった。
隣には猫のラファエルの入れられているカプセルがあった。
他の二人は別のところに連れて行かれたようだ。
ち「ふふふ・・・わたしの天空城へようこそ、野中藍さん。
十二人衆の一人、神崎ちろよ。隣にいるのが友達の柚木涼香ちゃんと小林久美子ちゃん」
藍「どうしてラファエルちゃんをもっていったんですか・・・。返してください」
ち「だめ、だって私こういう不思議なもの大好きなんだもの。改造して機械人形にするのがわたしの趣味なの」
藍「・・・ひどい・・・なにも悪いことしてないのに・・・」
ち「あなたはわるいことしているよね。だって、わたしと同じ十二人衆を何人もたぶらかせて、
いろいろへんなことしているんでしょ。ほんと身の程知らずもはなはだしいよね。
あなたは解剖して調べたあと、冷凍睡眠室で封印ね。しばらくすれば川澄ちゃんたちも目が覚めるでしょ。
こんな子にうつつを抜かしているなんて、十二人衆の恥さらしだわ」
そのとき、神崎ちろの頭の上に何か落ちてきた。
ち「?」
神崎ちろがそれを手にとって見ると、大きなゴキブリだった。
ち「・・・・・ぎゃ〜〜〜〜。何でここにゴキブリなんかいるの!!」
柚「なんかたくさんいるみたいね」
あたりを見回すと、コンピューター危機のあちこちに大きなゴキブリがはっていた。
小「きったないなー・・・ちゃんと掃除してないんじゃない?」
ち「そんなわけないでしょ!!どうしてこんなのがたくさんいるの?・・・まさか・・・あの3人のしわざ?」
987 :
声の出演:名無しさん:04/09/17 21:02:45 ID:TvPWqMtR
水「全く堀江由衣ったらなにを考えてるのかしら。ゴキブリなんて‥」
水樹が入ってきて妙に落ち着いた口調で言った。他の二人は機械と戦っているようだ。
ち「奈々ちゃん、久しぶりね。今日は遊びに来たの?」
水「ホントは藍ちゃん返してもらったらおとなしく帰るつもりだったけど、さっきの聞いて気が変わった。あんたを殺すわ!」
ち「相変わらずね。1対1でやってあげる。場所を移してね」
そう言うと、神崎と水樹はその場から消えた。
水樹奈々と神崎ちろの1対1の戦いが始まった。
ち「それじゃ、始めましょうか・・・・メカりんりんちゃん召還!!」
神崎ちろの後ろに寒冷地仕様の重装備が施された、巨大なロボットが現れた。
ち「ふふふ・・・・このメカりんりんちゃん、たくさん油積んでいて、
あなたの氷の攻撃なんかぜんぜん効かないわよ」
神崎ちろが勝ち誇った。
水「・・・・・わたしたちもね、あなたが他の十二人衆呼んでいるんじゃないかって思って、
誰が来るかちゃんと調べておいたのよ。それで水樹奈々ちゃんと相談して、
こんな作戦を立ててみたんだ」
水樹奈々がそうつぶやくと、体が白く光った。光が収まったとき、そこにいたのは堀江由衣だった。
堀「そのメカりんりんちゃん、たくさん油積んでいるんだってね・・・。ここで問題。
わたしがここでエンジェルビームを放ったらどうなるでしょう・・・・答えはこうなります」
ち「・・・・あ」
5秒後、メカりんりんちゃんと神崎ちろは大爆発に巻き込まれて、あっけなく勝負は付いてしまった。
ち「じゅ・・・十二人衆は一人では死なない・・・
必ず相手を道連れに・・・」
990 :
声の出演:名無しさん:04/09/17 23:31:42 ID:VM574Lu1
といいながら神崎は逃げてしまった。
堀「早く藍ちゃん助けなきゃ」
その頃、水樹と川澄は小林・柚木に苦戦していた。
その頃の藍は・・・以後、次スレ
田村ゆかりと新谷良子は、金田朋子の経営する幼稚園でまだ働いていた。
今日の仕事もやっと終わったので、ふたりは、服を抜いて愛し合っていた。
田「ね、良子ちゃん、とてもステキな浣腸薬もってきたのl。ちょっと使ってみない?」
新「・・・は・・・はい・・・ちょっと怖いですけどチャレンジしてみます」
田「じゃ・・・行くわよ・・・」
新谷良子の直腸に冷たい液体が入ってきた。
新「は〜、なんかいい感じ・・・・。ねえゆかりさんも一緒にどうですか?」
田「わ・・・わたしはいいよ・・・」
新「そんなこといわないで、さあ」
田「いや〜ん」
新「はぁ〜。なんかすごくいい気持ち・・・・
でてきそう・・・」
田「良子ちゃん・・・・もう悪い子なんだから・・・。
わたしもきそう。くる・・・」
新「もう・・・だめ・・・」
田「わたしも・・・食事中の皆さん・・・ごめんなさい」
金「・・・おはよう、ゆかりちゃん良子ちゃん今日もがんばろうね・・・
ってなにこれ・・・・まったくもうこんなかっこで気を失って、まったくもー
今日は、おしおき。ちゃんとお掃除してもらうよ」
新・田「ふええ・・・ごめんなさい・・・」
・・・おしまい
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。