テレ東1月3日の声優得番って誰が出るのか予想スレ3
1 :
声の出演:名無しさん:
桑「『テレ東1月3日の声優特番って誰が出るのか予想スレ』に関する最新情報をお送りするコーナーです」
望「教えてあげる、お兄ちゃん…」
桑「お正月に放映された番組をネタにした2ちゃんねるのスレと言えば」
望「テレ東1月3日スレ〜」
桑「…ですね。このスレは某事件以降職人さんによりSSスレになっています」
望「すっご〜い」
桑「あたしはあんまり嬉しくないんですけど…」
望「あははっ」
桑「Prits関係、特にあたしともっちー関係の作品が多く掲載されています」
望「はずかし〜い」
桑「過去スレ・関連スレは
>>2−10の辺りにあります」
望「よみた〜い」
桑「いい?もっちー。このスレはマターリ、sage進行で…」
望「ごーごー!!」
前スレdat落ちかよ!
タイトル間違った…激しく宇津だ…死のう…
重複スレにして削除依頼を出すのはどうだろうか…
まさか、前スレが落ちるとは思わなんだ。
保守しようしようと思ってて忘れてた・・・
でも、まあ新しいの立ったから一安心です
>>1 乙可憐♪
(T-T).。oO(見てたスレがたくさんdatに落ちててビクーリしたよ……。
途中までのSSってあったのかな?
個人的には、蕎麦久代の話がやたら面白かったですよ。
>1
乙まもまも
個人的にはあのまま終わらせて、伝説化させても良かったかなとか思ってみたり(何
♪駄スレ駄スレ駄スレ 駄スレを立てると
コピペコピペコピペ コピペが貼られる
駄スレ駄スレ駄スレ 駄スレを立てると
>1の母に家臣 主治医も来るのさ
さあさあ みんなで 駄スレを藁おう
駄スレは僕らを 待っている
(´-`).。oO(妹なら歓迎……とかいってみるテスト。もっちーもなっちゃんも年上ダケドナー)
あぼーん
なんか作る気失せるよね、こういうの見ると流石に。
どこかに場所変えよっかな〜。
ここはもう無理っぽいし。
25 :
声の出演:名無しさん:02/06/14 23:50
11の言う通りだったね……( ´・ω・`) ショボーン
まあなんつーか・・・おまいら打たれ弱すぎ。
イ`
いいかげんスレタイ変えろよ
桑「あら…(もっちーったら、ココこんなにしちゃって)」
望「……ん、…ふぅ…」
シャカシャカ……ザバァ…
桑「……はい!おしまいよ、もっちー」
望「えっ?あ、うっ、うん……」
桑「じゃあ、もう上がろっか…私、先に上がってるね」
望「……うん」
バタンッ…
望「……なっちゃん」
一応保守
sageても保守になんの?
前スレsage過ぎだったんじゃない?
>>33 sageでも保守にはなりますよ。
前スレは一日以上書き込みがない状態で圧縮が行われたから落ちた。
圧縮の判定は最終書き込み日時なので。
35 :
声の出演:名無しさん:02/06/16 22:13
ZD
ラジプリのあとなのに書き込みすくねーな
一応、保守&期待age
東海ラジオでゲロ話って、
マ ジ で す か ?
>38
東海&大阪&今度のBSQRで。
ちなみに、その話自体はだいぶ前に別の所で既出。
亀レスでスマソ
>>1 乙可憐。 落ちてたのに気づいたときはちょっとショックだったよ
>>41 ナチャーンともっちーのトークにおける関係がよく出てるよね。
というわけで、保全sage
凄まじい深さにあるなあ…
保全
保全
45 :
声の出演:名無しさん:02/06/21 11:53
期待(・∀・)age
こんなの見つけた…
tp://www.h5.dion.ne.jp/~kuwamoti/index.html
>46
日記がすばらしくイイと思いますた。
保守
>>50 予約するともらえるよ。
秋葉原はもう予約券がなかった気もするけど……。
>>50-51 22日(土)17時現在、6階予約カウンターで予約出来ました。
内金として全額(2,520円)払いましたけど。
廊下にあるチケット(予約用バーコード券?)は切れていたみたい。
でも、後から店員さんが補充していましたよ。
以上は秋葉原店のお話。他店は如何なのでしょうか?
>>52 私も予約したの17時頃なんで、すれ違ってたかも(w
グッジョブ!
ところで東京だけ?
名阪ではないのかな……?
情報きぼんぬ。
皆さんサンクス!明日行ってきます。
情報どこで仕入れているんですか?
>>53 そうですね(笑)。
>>54 coopeeサイン会の告知の並びで飯塚イベントの告知がありました。
そこには「町田」、「横浜」及び「浜松」店舗名の記載がありましたが、
coopeeサイン会には「池袋」及び「渋谷」の記載だけと思われました。
参考レポ:ヤマ○ワソフト(アニメ?)館1階、販売員のコメント
「イベントの開催について、現場(販売窓口)では聞いていない」とのこと。
coopeeイベントは7月20・21日と26・27日なのかな?
>>56 がーん。そうなのですか……。
しかし東京で2Daysやるんなら地方にも来てくれよなっちゃん……。
なんか激しく鬱なのだよ……。
情報サンクス
coopeeのイベントが明らかになってきたのは良いが・・・・
もっちーの方はどうなってるんだろう?
チケット取ったはいいが、ブッキングしてたら泣くに泣けない・・・・
>>49 情報サンクス!渋谷店で早速予約してきましたよ。
ちなみに、秋葉原店は整理券配布終了してました。
秋葉原店は13時前にに配布終了。
渋谷店は16時の段階で配布終了と出てた。
俺は昼頃に渋谷逝ったんでゲトできたけど・・・ちなみに池袋分。
これからって人は、先に兄メイトに確認した方が無難っぽい。
皆さんが教えてくれたおかげで無事手に入れることができました。
ちなみに池袋に15時に行ったら配布終了してた。
その後渋谷で無事手に入れた。
みんなありがとうございます。助かりました。
また何か情報がありましたら自分が済ませた後でも良いので教えてください。
私も何かあったら書きますので。
しかし一時的にcoopee情報スレになってるな〜
番組中のキーワードを葉書に書いて送ると素晴らしいプレゼントが…
望「なっちゃんだったら何が欲しい?」
桑「うーん、あたしはもっちーかな…」
望「えっ、なっちゃん、番組中だよ」
桑「いいって。ところで、もっちーは?」
望「うーん、わたしはなっちゃんかな?」
桑「はあ?あたしはガクト様のものよ」
望「そうなんだ…くすん」
「なっちゃんはオレのものだ!」
と、冗談でもいいから言ってみたい奴がこのスレに50人ぐらいはいると思われ。
オレもだがな。
∧_∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)/< なっちゃんはおれのものだ!
_ / / / \___________
\⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
.|| ||
・・・スマソ、なっちゃんスレに帰るよ。
保全。
しかし、coopeeイベント情報はここが早かったとは・・・
いいスレだなあ。
70 :
声の出演:名無しさん:02/06/25 02:37
チケット配布はさすがに全店終わったかな?
じゃあボイクルムービーの更新ageといきましょう。
>>69 私は46の時点で49さんのHPをチェキしていたこともあり
日曜に速攻で押さえました。
ていうかこのスレの真価は49の後、誰もageる厨房がいないところにあるのだよ。
しかし、そう言ったことが目的のスレじゃないかとも思われ
声優最萌予選、奈々ちゃん苦戦中。(´・ω・`)ショボーン
私も協力するわ!と言ってみたりするなっちゃん。
>>70 できるだけ他の人に知られないようにするための防衛策だな
海外ロケは却下されたようですが第1話分から順次掲載します。
2日目の撮影が終わった。
本来ならば順調に進むべき撮影であったが、折からの炎天下、
長時間の撮影のために桑谷が体調の不良を訴えた。
スケジュールの凡そ半分を終えたところで撮影は打切りとなっていた。
その日の夕食、桑谷は皆の前に姿を表さなかった。
水「なっちゃん、大丈夫かな・・・」
水樹が労るように声を掛ける。
小「うん。なっちゃん、いつも頑張っているから、心配だよね」
小林が相槌を打ちながらそれに答えた。
望「・・・」
望月は向かいにある主のいない席をただ見つめていた。
桑谷は夕食を取らずに寝室を出ると砂浜に向かっていた。
そして砂浜から入り江の先にある岬へと歩いていった。
望「ごちそうさま・・・」
小「あれ?早いね」
水「もっちー、どうしたの?」
皆が食事中のなか、独り早めに望月が席を外した。
望「ううん。何でもないの・・・ごめんね・・・」
水「・・・いいのよ」
小「こっちは良いから。なっちゃんの傍にいてあげなよ」
望「うん。ありがとう」
水樹も小林もそれ以上の詮索はしなかった。
2人にとっても寧ろそれが当然のように思えていた。
小「なっちゃん、良くなってればいいよね」
水「そうだね・・・」
2人の視線が消えていく望月の後ろ姿を追っていた。
(つづく)
奈々ちゃん76票も取っておきながら4位敗退だたーよ。(´・ω・`)ショボーン
そんな事よりみんな、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
昨日、騙され覚悟でシスプリeve見たのですよ。シスプリeve。
そしたらなんかバレンタインコンサートで、意外と萌えるのだよ。
で、よく見たらなんかMCが、
「料理が大好きな女の子って…グッ!と来るよNe〜!!」とか、妙にノリノリなんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、声優ライブのMC如きで場違いに気合入れてんじゃねーよ、ボケが。
ただの悦に入った危険人物だよ、これじゃ。
流暢過ぎて「メカ好きな電脳少女」が「三日月な天皇少女」に聞こえるし。
DJ気取りでシスプリeveか。おめでてーな。
よーしパパ堀江コールもしちゃうぞー、とか言ってるのかな。もう見てらんない。
お前な、ラッピングバス乗せてやるから軽く落ちつけと。
シスプリeveってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
ちろのロボットダンスに爆笑する奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
洗脳するか洗脳されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。一般人は、すっこんでろ。
で、やっと終わったかと思ったら、堀江が、家に帰るまでがイベントです、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、家に帰るまでがイベントですなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、家に帰るまでがイベントです、だ。
お前は本当に家に帰るまでがイベントですをしめくくりにしたいのかと問いたい。
問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、家に帰るまでがイベントですって言いたいだけちゃうんかと。
シスプリeve通の俺から言わせてもらえば今、シスプリeve通の間での最新流行はやっぱり、
ナチャーン、これだね。
ロン毛+ロンスカ+ぶりっ子(死語)。これが通の頼み方。
ナチャーンってのは共演者には毒舌。そん代わりひとりだけ歌詞を忘れる。これ。
で、腰に両手を当てて左右にゆらゆら。これ最強。
しかしこれを見るとアニプリの悪夢も思い出してしまうという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあナチャーンファンなら、お店にGOGO!ってこった。
>78
言ってるのかな。にワラタ
おぉ、久しぶりにネタ来たね。
それなりに毒あるのにむしろ笑えるあたりがこのスレらしいw。
ここも大分またーりしてきたのでそろそろSS職人さん復活してほすぃ。
>>76 望月は夕食を終えると寝室にいるはずの桑谷を見舞おうとしていた。
桑谷を気遣い寝室のドアが静かに開けられた。
寝室内は明かりが消されており、暗く静かな空間が広がっていた。
望「なっちゃん、大丈夫・・・?」
望月が不安そうに声をかける。
望「なっちゃん、寝ているの?」
望月はベッドまで近づくと桑谷が居ないことに気付いた。
望「なっちゃん、何処に行っちゃったんだろう・・・」
望月は顔に不安の色を滲ませていた。
バルコニーに通じる窓のカーテンが風に揺れた。
窓は開け放たれており人のいる気配は感じ取られなかった。
しかし望月は桑谷が居るものと信じて疑わなかった。
望「なっちゃん、そこにいるの?」
望月は窓に近寄りカーテンを手繰り寄せた。
望「なっちゃん・・・」
それは桑谷が居ることを信じたいという望月の願望でしかなかった。
バルコニーに人が居ないことを確認すると望月は落胆の表情を隠さなかった。
(つづく)
82 :
声の出演:名無しさん:02/06/27 01:38
ホシュピタル
もっちーのイベントはまだかなあ?
6月9日放送分のボイクルムービーでなっちゃんが身に付けていた
ネックレスだが、プリアラのアルバム発売直前記念企画ムービーで
もっちーがしているのと同じだよね?
そう見えたのはわたくしだけなのかな?
ティファニーの18金ネックレス($1,875≒約20万)なり…
銀製品なら$180(約2万)だけど、どっちなのだろう。
2人で1つのネックレスを買って使い回しとか…しないよな。
アルバム発売直前記念企画ムービー撮影当日の朝
望「ふわぁ・・・」
桑「うふふ、もっちー、おはよう」
望「うん、なっちゃん、おはよう」
桑「今日は出かけるの?お仕事?」
望「そうだよ、アルバム用のロケがあるの」
桑「そう、それなら、あれをして行きなさいよ」
望「『あれ』って、なに?」
桑「この前、お揃いで買ったネックレス」
望「あ、うん、いいかもね」
桑「もっちー、買ってから着けてみた?」
望「ううん」
桑「どうして?」
望「だって、勿体ないんだもん」
桑「そうだったの、でも今日はしていくんでしょ?」
望「うん。なっちゃんが着けろって言えば、わたし、着けるよ」
桑「もっちーが着けたら絶対似合ってるって。着けた姿、早く見たいな」
望「あ、うん。それじゃ、すぐ服を着るね。そうしたら着けるから」
桑「待って、もっちー」
望「えっ?」
桑「服は・・・着なくていいわ」
望「そ、そうなの?」
桑「そのまま、着けてみて」
望「だって、裸だよ」
桑「女性は裸体の方が、宝石とか貴金属類は映えるのよ」
望「そうなんだ」
桑「着けてあげるから、持ってきなさい」
望「うん」
望月は桑谷と添い寝をしていたベッドから降りると箪笥に向かい、
奥から綺麗に包装された細長い包みを取り出すと桑谷の所に戻った。
望「なっちゃん、持ってきたよ」
桑「じゃあ、もっちー、こっちに座って」
望「うん」
桑「もっと・・・近くに・・・」
望「う・・・うん・・・」
桑「それじゃ、着けるわね」
望「うん・・・あっ・・・」
桑「どうしたの?」
望「なっちゃん・・・首・・・くすぐったいよ・・・」
桑「もっちー、感じちゃったの?」
望「ち、違うけど・・・ふぅん・・・」
桑「さあ、できたわよ」
望「あ、ありがとう」
桑「立ってみて」
望「うん・・・」
桑谷は望月を促すと鏡の前に立たせた。
桑「もっちー、綺麗ね・・・」
望「なっちゃん、どうしてだろう、ドキドキが止まらないよ・・・」
桑「そう・・・もっちー、こっちにいらっしゃい」
望「う、うん・・・」
桑「どうして・・・欲しいの?」
望「なっちゃんが・・・したいこと・・・」
桑「今日は素直ね、もっちー・・・」
望「だから、お願い・・・いっぱい、してね・・・なっちゃん・・・」
(おしまい)
>>86 声優グランプリ-iのコラムで、
おそろいのネックレス買って、金が無いみたいな事
もっちーが書いてたような・・・
>>87-88 あなたの正体が分かったかもしれない・・・
これからも頑張ってください
既出ですが、もっちーイベント情報(第2報)
本スレ:
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/voice/1023435135/522- 石○:
tp://www.ishimaru.co.jp/event/
(参考:6月30日19時現在の情報です)
石○ソフトワン(3階):
予約は受け付けていますが、店頭に告知(案内)はありません。
予約票を書いて直接イベントの有無を確認しましょう。
石○パソコン館(6階):
予約は受け付けていますが、店頭に告知(案内)はありません。
予約票を書いて直接イベントの有無を確認しましょう。
(その他、イベントの有無が不明・未定な店舗)
ヤマギ○ワアニメ館(1階):
店内にアルバム発売の告知すらなし。
予約は受け付けるが、イベントの開催については不明とのこと。
ゲー○ーズ本店(4階):
店内にアルバム発売の告知はあるが、タイトルは「未定」と記載。
予約は受け付けるが、イベントの開催については不明とのこと。
アニ○イト秋葉原店(7階):
申し訳ありません。閉店しておりました。
但し、今日の正午現在、予約の案内等は無いものと認識しております。
内容に漏れがあるかもしれません。
予約、確認等はご自身で宜しくお願いします。
>>93 何気にあんたいい人だな・・・
良スレsage
保守
石○で予約した人にはもう整理券を配布してるらしいんだけど、
その辺の詳しい情報キボンヌ
>>96 30日(日)の時点では「イベント整理券は発売日当日に配布」
と店員(ソフトワン、PC館)から口頭で確認を取ったのですが…
「Angel Smile」のイベントと取扱いが違うのかなぁ…
もっちーイベントレポ(SS風)書かずに秋葉レポまで書いたのに、宇津だ…
日曜にソフ1で予約してきましたが、予約券にイベント参加のチェックが
入ってたので、エンスマの時と同じ取り置き方式ではないかと>配布方法
・・・これで当日先着順だったら、鬱なんですがw;
色んな情報thx!
やっぱ良スレだ、ここ
101 :
声の出演:名無しさん:02/07/02 02:58
有り難いのですが、
スレ内容から大きく反れている罠。
じゃあ、本来の内容通りに誰が出るか予想するか(w
103 :
声の出演:名無しさん:02/07/02 03:18
門脇舞(萎
萎えかよ!
>102
ヤパーリ来年もはりけ〜んずなのだろうか・・
吉本芸人であることはほぼ確定しているが。(w
106 :
声の出演:名無しさん:02/07/02 13:23
まず、来年も番組が放送されるかを予想しる!!
こ こ は 桑 × 望 ス レ で す
109 :
声の出演:名無しさん:02/07/02 14:35
>>107 激しく同意。
職人さんの降臨を期待してまふ。
もっちーイベントの詳細キボン
桑「ねえ、もっちー、そういえばさ」
望「なあに?」
桑「明日、イベントだったよね」
望「あ、うん。そうだよ」
桑「何処でやるの?」
望「荻窪?杉並公会堂だったかな」
桑「何のイベントなの?」
望「『円盤皇女ワるきゅーレ』と『ジオン・ライダース』のジョイントフェスティバルだよ」
桑「へえー。競演する人は?」
望「倉田雅世ちゃんや西村ちなみちゃんとかだよ」
桑「いいなー、楽しそう。あたしも行きたいな」
望「あ、そうだね。なっちゃんも来ればいいよ」
桑「冗談だって。事務所やスポンサーのことだってあるし、共演者の方にも失礼だって」
望「あー、うん、残念。でも、そうだよね・・・」
桑「それから、何時から開演だっけ」
望「3時からだよ」
桑「終わるのは4時半か5時頃ね」
望「そうだね」
桑「イベントが終わったら、どんな雰囲気だったか教えてね」
望「うん。絶対するね」
桑「それじゃ、もっちー、明日は頑張ってね」
望「うん。ありがとう、なっちゃん」
望「・・・もしもし」
桑「あ、もっちー。イベントお疲れさま」
望「あ、うん・・・」
桑「どうしたの?」
望「あ、ううん・・・」
桑「何かあったの?」
望「う、うん・・・」
桑「もしかして・・・失敗・・・しっちゃったの?」
望「うん・・・歌の時にね・・・」
桑「トークショーだけじゃなかったんだ」
望「うん、『わるきゅーれ』の歌なんだけど・・・」
桑「上手に歌えなかったの?」
望「巧く合わなくて・・・」
桑「そうなの・・・」
望「うん・・・」
桑「それで凹んじゃったのね」
望「そう・・・」
桑「可哀想なもっちー。でもね、平気よ」
望「えっ?」
桑「あたしなんか、何回も間違ってるんだし」
望「そんな・・・」
桑「どうせイベントなんて、またあるんでしょ?」
望「あ、うん。多分・・・」
桑「だったらいいじゃない、そこでちゃんと歌えば」
望「うん・・・そうだよね・・・」
桑「もっちー、元気出しなさいって」
望「あ、ありがと・・・」
桑「なあに、まだ落ち込んでるの?」
望「ちょっと・・・」
桑「もう、本当、もっちーは子供なんだから。仕方ないわね」
望「ごめんね」
桑「それで、あたしはどうすればいいのかしら?」
望「・・・慰めて」
桑「えっ?」
望「なっちゃんに・・・慰めて・・・ほしいな・・・」
桑「ちょっと、今から?」
望「うん、お家で慰めてほしいの」
桑「あたしに今からもっちーの家に行けと」
望「駄目・・・かな・・・」
桑「駄目って・・・」
望「わたし、立ち直れるかな・・・」
桑「分かったわ、行ってあげるから」
望「うん。ありがとう」
桑「その代わり、寝かさないわよ」
望「あ、うん。それでね、なっちゃん・・・」
桑「なあに?」
望「もう一つお願いがあるんだけど・・・」
桑「言ってご覧なさい」
望「あのね、一緒に寝る時ね」
桑「うん」
望「言ってほしい言葉があるの・・・」
桑「どんな言葉?」
望「『もっちー、頑張ったね』とか『もっちー、気にしなくていいよ』とか」
桑「そんな言葉でいいの?」
望「うん、そうすれば安心して眠れそうなの」
桑「お安いご用よ。でも、寝かさないって、さっき言ったわよ」
望「え、そうなの?」
桑「冗談よ。もっちーがそれでいいなら、あたしは構わないわよ」
望「うん、ごめんね」
桑「それより、どう、少しは気分が落ち着いた?」
望「本当だ、少し落ち着いてきたよ。ありがとう、なっちゃん」
桑「どういたしまして。それじゃ、電話、切るわね」
望「あ、うん。また後でね、なっちゃん」
桑「また後でね、愛してるわ、もっちー」
望「えっ?うん、嬉しい・・・なっちゃん・・・・・・」
(おしまい)
good job!
>>110 >>111の言うとおりだと思います。
ファンサイトにもあまり動き(イベント詳細)が無いみたい。
明日は早朝からもっちーファンがヤマギワとメイト目指して
秋葉とかを闊歩するのかな?
まあ、詳細が判明する頃にはイベントチケットはもう無いと…
>桑「あたしなんか、何回も間違ってるんだし」
…承知の上かよ!(←三村)
118 :
声の出演:名無しさん:02/07/03 04:56
久々の「桑×望」ご馳走さまでした。
(´∀`)≡3
>>110 アニ○イトあべのベルタ店の状況(7月3日 午前12時現在)
店内にアルバム発売の告知はあるが、イベント開催についての告知はなし。
予約は受け付けているが、イベント開催については詳細がまだわからないとのこと。
ゲー○ーズなんば店は、未確認。
なんとなく
>>93の書式に合わせてみた。w
保守sage
桑「『桑×望スレ』にようこそ、お兄ちゃん。可憐役の桑谷夏子です。」
望「会いたかったよ、お兄ちゃま。花穂役の望月久代です。」
桑「ところでもっち〜、アニメイトのイベント決定おめでとう。」
望「わ〜い。ありがと〜。」
桑「イベントの詳細が決まるまで結構時間が掛かったよね。」
望「あ、うん。そうだよね。」
桑「アニメイトのHPに告知が載ったのも今日のお昼頃だっけ?」
望「どうかな?でも、お昼には載ってたよね。」
桑「ふっふっふっふっふっ〜。」
望「どうしたの、なっちゃん。」
桑「じゃ〜ん。」
望「あれ?それって・・・」
桑「イベントチケットなのだよ。」
望「予約してくれたんだ。なっちゃん、ありがとう。」
桑「どういたしまして。」
望「ねえ、整理番号は?」
桑「番号?え〜と・・・6時半頃に予約して30番台かな」
望「ふ〜ん、そうだったんだ。」
桑「どうして?もっち〜。」
望「ううん、今日一日でどの位の人が予約したのかな〜って思ったから。」
桑「そうなんだ。ねえ、ところで、秋葉原店では何枚配るの?」
望「あ、どうなんだろう、わたし聞いてないよ。」
桑「え〜、全然駄目じゃん。これだと情報提供にならないよ、もっち〜。」
望「ごめんね。でも、まだ少しはチケットが残ってると思うよ。」
桑「あたしの時も袋からチケット取り出してたもんね。」
望「お店の方に事前に確認を取るのも一つの方法だよ。」
桑「まあ、それもそうね。それじゃ、上手く纏まったってことで。」
望「うん。」
桑「明日の朝はアニメイトに急いでね」
桑・望「お兄ちゃん・・・」
桑「このネタはもっち〜本スレ、メイト秋葉店の情報を元に作成しています。」
まとめて書いておこう。
7月27日 大阪・アニメイト ベルタ店
7月27日 大阪・ゲーマーズなんば店
7月28日 名古屋・アニメイト 名古屋店
7月28日 静岡・アニメイト 静岡店
8月04日 東京・アニメイト 渋谷店
8月17日 秋葉原・石丸ソフト1
8月17日 秋葉原・石丸電気 パソコンタワー
8月18日 秋葉原・ヤマギワソフト館
8月31日 秋葉原・ゲーマーズ本店
こっそり名古屋追加されてるw。
ということでさっきメイト行ってきたけどワシ整理券番号1番だったw。
(↑当日の番号とは別だけどね)
すでに予約してある人の分は整理券確保してあるのかな?
その場で予約した方は50番ぐらいだったからね。
それでは皆さんも頑張ってくだせぇ。
アニメイト渋谷店のもっちーイベント、
秋葉原店配布分は今日の昼には終わっていた模様。
別件で行ったらイベント受付終了の告知がされてた。
ヤマギワソフト館とゲーマーズ本店の動きはどうなんだろう…
昨日、ヤマギワソフト館(7階だっけ?)の店員さんは、
「イベント決まったら店内等に告知します。」って言ってたけどね。
どちらも店内告知は(6日14時現在)ないみたいだし。
>124
社会人は平日なんか並べません。
学生さんやフリーターさんは頑張ってね。
中高生もその日は学校がある。
並ぶのは、無職のヤシか暇な大学生か学校サボったヤシだろ
会社サボったヤシが抜けてるぞ
しかし最近、ヤマギワは平日配布が多いな。
26日はアニメイトのcoopeeイベントで休みを入れるから、
19日は休みを取りずらいよ。
129 :
声の出演:名無しさん:02/07/08 02:02
今週も元気に頑張っていきまっしょい!
ってことで久しぶりに上げ。
今日のシスラジはいつにもまして現金なトークだったね……。
130 :
声の出演:?:02/07/08 04:02
ここは桑×望レズですか?
131 :
声の出演:名無しさん:02/07/08 04:15
レズ
少しズレはじめたな…
133 :
声の出演:名無しさん:02/07/08 20:50
age
保全sage
キャラショー
ナチャーン(+千和ちゃん)よりCD、ポスター、サイン色紙の手渡し
20日、21日ともに朝10時より配布開始、先着順。 CD購入が条件。
まぁ徹夜するほどのイベントでもねぇしな……。
整理券の数も出てねぇし。
若い衆逝ってこいや。
ただ一つ言えるのは、前の方にいるヤツらは大抵ゲマ系ライブが目当てだってこと。
人数の多さに諦めることなかれ。
あー、でもサインほすぃのぉー。
しゅびっち、売れてた頃の勢いはどーした。
まあ心配するようなキャラじゃないけどさー
望「なっちゃんてさぁ…」
桑「え、あたし?」
望「牧羊犬…なの?」
桑「はっ?」
望「なっちゃんは犬なのかなーって…」
桑「なんで、あたしがい…あっ、ボイクル?」
望「うん。千和ちゃんとお話ししてたよね」
桑「ああ、千和ちゃんが牛か馬であたしが犬って話よね」
望「そうだよ」
桑「あたしが『ガブ』って噛むんだよね」
望「うん、だから…なんだね…」
桑「はぁ?なにが?」
望「なっちゃんの…噛み癖…」
桑「……」
望「だって、なっちゃん、いっつも噛むんだもん」
桑「…それなら、もっちーは噛まれるの嫌い?」
望「ううん…なっちゃんに噛まれるのは…大好き…」
>>139 桑「でもさぁ、あたしが犬だったら、もっちーは猫だよね」
望「え、猫なの?そうかなぁ…」
桑「だってさぁ、もっちー、いっつも爪立てるじゃん」
望「え、いつ?」
桑「うそ?気付いてないの?あの時だよ」
望「あ…え…そ、そうなんだ…全然知らなかった…」
桑「だからあたし、肩とか背中って見せないようにしてるんじゃん」
望「夢中だから…だって、なっちゃん上手なんだもん…ごめんね…」
桑「本当、もっちーには傷物にされちゃったわ」
望「そんな…わたしだって、なっちゃんに…」
桑「別にいいのよ、あたしだって怒って言ってる訳じゃないんだし」
望「う…うん…」
桑「それに、まだもっちーが猫に思えることが…あるんだよね」
望「なに?」
桑「舌が…ざらざらしてて…気持ち良い…こと…かな……」
エロくてイイ!!
ハァハァ
(・∀・)イイ!!
望月久代『静夏-SilentSummer-』
秋葉原ヤマギワ発売記念イベント 入場券の配布は7月19日より
ソフト館1F 1〜50・91〜150番まで
アニメ館1F 51〜70番まで
C館4F 71〜90番まで
146 :
声の出演:名無しさん:02/07/15 09:43
ソフト館1〜50・90〜150、とは初めが取れるが下手すれば最後になる罠。
考えているな…。
コミケのカタログ見てて
「桑谷×望月本」と見つけた瞬間、不覚にもワラタw
>147
漏れもワラタよ。
それだけのために×日目逝こうかと思ったり…
保守
保守sage
>>148 声優系サークルが並んでる所に、何気なくありますた
153 :
声の出演:名無しさん:02/07/19 01:22
俺って実はさ〜、2ちゃんねらーなんだよね(フフン♪)
154 :
声の出演:名無しさん:02/07/19 01:29
155 :
風来のシレソ:02/07/19 01:31
>>153 2ちゃんねらの中でおもろい奴は5%程度。
後は君みたいな厨房がほとんどだよ。(藁
それにしても今週のボイクルのなっちゃんは
どうみても「寄せて上げてる」としか思えない……。
ノースリーブなっちゃん萌え〜。ヽ(´-`)ノ
ラジプリ放送日保守
549番目まで落ちてるー
159 :
声の出演:名無しさん:02/07/22 17:43
age
久々にカキコ。
えーっと・・・・・このスレで夏コミにオフしたいって言った場合、来る人いる?
内容は、飲み食い、歌い舞い(違
来年の声優特番を予想しながら語ろうではないか、って感じで・・・・(w
戦闘服なっちゃん萌え〜。
>>160 うーん、ワシはサークル出してる都合で無理っぽいのぉー。
でも行きたい。すっげぇ参加したい……。
桑「・・・・・・」
望「なっちゃん・・・」
桑「・・・・・・」
望「なっちゃん、怒ってるの」
桑「怒ってないわよ」
望「うそ、怒ってるよ」
桑「怒ってないって。どうして怒ってるって思うの」
望「だって、なっちゃん、ちゃんとお話ししてくれないんだもん」
桑「だから、違うって」
望「本当にこの前はごめんね。わたし、忘れっぽいから」
桑「この前?別にもっちーが最萌え投票で投票してくれなかったことなんかで怒ってないわよ」
桑「それに他人の評価でしょ?1回戦落ちだからって、あたし全然悔しくなんかないわよ」
望「うわっ、やっぱり気にしてたんだね・・・なっちゃん、ごめんなさい・・・」
163 :
アンチスレイヤー:02/07/23 14:36
もう全く別のスレだ・・・
望「・・・くすん」
桑「・・・?」
望「・・・ぐすん・・・ぐっすん」
桑「もっちー、今日はどうして凹んでるの?」
望「あ・・・なっちゃん、あのね・・・」
桑「うん?どうしたの?」
望「潰れちゃったの・・・」
桑「えっ?何が?」
望「今日ね、お蕎麦屋さんに行ったの」
桑「『久代』?」
望「・・・うん。そうしたら19日で閉店なんだって・・・」
桑「え、マジ?」
望「うん」
桑「そ、そう・・・残念だったわね」
望「う・・・うん・・・ぐす」
桑「でもね、きっとそのうちに再開するって」
望「そうかな・・・」
桑「大丈夫だって。信じてあげようよ」
望「うん。そうだよね。きっとまたお蕎麦を食べさせてくれるよね」
桑「そうだ、もっちー、そのお蕎麦屋さんを応援してあげたら?」
望「あ、そうだね。わたし、一生懸命応援するね」
望「ふれー、ふれー、『久代』!がんばれ、がんばれ、『久代』!!」
桑「・・・ぶっちゃけ、『蕎麦久代』には頑張って欲しいわね」
ミニミニプリプリ、ミニミニプリプリsage
168 :
声の出演:名無しさん:02/07/26 16:08
良スレ
169 :
声の出演:名無しさん:02/07/26 16:44
桑×望ハァハァ…。
Prits活動再開キタ━━━キ(゚∀゚)━タ( ゚∀)━キ( ゚)━( )タ━(゚ )キ━(∀゚ )タ━(゚∀゚)キタ━━━カナ!!!!????
近々大情報があるとか何とか。
8月1周目が勝負!?
これが解散とかだったらスタチャに殴り込みかけよう、うん。
ちなみに↑は本日のcoopeeイベにて。
責任持てないし、持つつもりもないのでこのスレ内だけで止めておくのが吉。
オフ会関連
なお、人数集まらなかった場合はボツにするんでよろ。
とりあえず今週日曜の24時くらいまで様子見続行。
>161
カモーン(w
>165
3日目が良いって人がいるんで、いまんとこ11日かな?
今日のなっちゃんは夏バテ気味の所為か少しやつれて見えたのは漏れだけ?
>>170 今日のイベントでなっちゃんが言ってたのですか?
まあ、明日も行くから聞いてみようかな…
coopeeミニライブについて
日時:7月28日(日)17時開始
場所:新星堂ランドマーク店 店内
イベント参加券は新星堂ランドマーク店にて配布中。
入手方法はcoopeeのCDを買う毎にプレゼント。
当日は11時からイベント参加券所有者を優先として
ミニライブの入場券を配布するとのこと。
より良い場所で確実にライブに参加するならCD買うのが得策?
(CDを購入しないでライブに参加する方法は聞いていません。)
参加券にサイン色紙プレゼントってあるけど、今日もらったのと同じかな?
なお、詳細は新星堂横浜ランドマーク店に確認のこと。
>>170 マジ!?キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
このまま消えてくかと思ってたんで安心したよ
今日も相変わらず仲良く東京ミュウミュウを見ていた桑谷と望月。
桑「そうだ、もっちー、着替えてよ」
望「なっちゃん、どうしたの、突然」
桑「ミュウプリンの格好、見せてくれるんでしょ」
望「ど、どうしてそんなこと言うの」
桑「だって、この前、中島沙樹ちゃんが言ってたじゃない」
望「え、何を」
桑「タカラさんが持ってきた衣装をスタジオで着たって」
望「聞いてたんだ」
桑「沙樹ちゃん達にだけ見せて、あたしに見せてくれないつもり?」
望「そ、そんなことないよ」
桑「それじゃ、決まりね」
望「う、うん・・・」
桑「大丈夫。あたしがちゃんと着替えさせてあげるから・・・」
桑「あー、疲れた・・・」
望「なっちゃん、お疲れさま」
桑「あ、もっちー・・・」
望「なっちゃん、最近忙しいみたいだね」
桑「そう?」
望「うん、今日のなっちゃん、ちょっと窶れて見えるよ」
桑「そうかな?」
望「夏バテ?ちゃんと寝てるの?」
桑「夏バテ気味だけど、今日は寝たわよ、だから機嫌だって良いし」
望「でも・・・」
桑「あたしのこと、心配?」
望「うん、すっごく・・・なっちゃんにもしもって思ったら・・・」
桑「心配してくれてありがとう、もっちー」
望「・・・うん。ところでなっちゃん」
桑「なあに?」
望「今日の衣装なんだけど・・・」
桑「ああこれ、そうね、CDのジャケットにある衣装ね」
望「可愛いね」
桑「ありがとう。でもね、アニメイトのイベントは全部これなんだ」
望「へえ、そうなんだ」
桑「今日と明日って連続でしょ、お洗濯できないし、臭うかな?」
望「え、どうだろう」
桑「きゃっ。もっちー、そんなに近づいて嗅がなくても・・・」
望「あ・・・」
桑「やっぱり、臭う?」
望「ううん、いつものなっちゃんの匂いがするなって思ったの」
桑「・・・」
望「いっぱい、いっぱいのなっちゃんの匂い・・・」
桑「もっちー・・・」
望「わたし、幸せ・・・」
桑谷と望月しか関係者が残っていないcoopeeサイン会の控え室、
その静かな室内で桑谷の胸元に深く顔を埋める望月がいた・・・
>170-171について
あくまでサイン受け取るときにそう聞いたってことで。
シャイな俺は「黒ナチャーンハァハァ」とか「もっちーとお幸せに」なんて言えなかったんでな(w
今日と明日で何か聞いた人いたら補足ヨロシコ
漏「ぶっちゃけ、Pritsの今後の活動って、どうなんですか?」
桑「今後の活動、期待して下さいね」
・・・なっちゃん曰く上記のとおりだそうだ。
180 :
声の出演:名無しさん:02/07/29 14:06
桑×望の作者は神! 保守あげ
カサ、カサ、ペリッ、カチャ・・・
望「・・・!」
桑「・・・?」
カサ、カサ、ペリッ、カチャ・・・
望「・・・!!」
桑「・・・??」
カサ、カサ、ペリッ、カチャ・・・
望「・・・!!!」
桑「・・・???」
望「はあ・・・」
桑「ちょっと、もっちー、何やってるのよ」
望「あ、なっちゃん、これなの・・・」
桑「あれ?あたしのCDじゃん。買ってくれたんだ」
望「うん、なっちゃんが番組で3枚買えって言ったから」
桑「本当に買ったんだ。言ってくれればあげたのに」
望「あ、ううん、それは別に良いんだけどね・・・」
桑「じゃあどうしたの?」
望「これ・・・」
桑「ち、千和ちゃん?」
望「そうなの・・・」
桑「3枚とも千和ちゃんじゃん。あはは、ある意味、もっちーの才能ね」
望「なっちゃんのカード・・・欲しかったな・・・」
桑「もっちーには必要ないって。千和ちゃんで十分だよ」
望「どうして、なっちゃんのカードはわたしに要らないの?」
桑「だって、もっちー、写真なんか必要ない程、あたしのこと知ってんじゃん」
オフ会に関して、予想通り人少なそうなので白紙に戻します。
来年1月に声優特番が決まったら冬コミにでもやるかねぇ……。
来週のラジプリでPrits報告あれば突発とかでも良いんだけど(謎)
いじょ、最近いろいろあって千和萌えな人より(ぉ
184 :
声の出演:名無しさん:02/08/01 20:14
…すいぷりってどうなったの?
潰れてはいないっぽいよ
すいぷりは冬コミに期待かな
桑「もっちー、明日はアニメイト渋谷店でサイン会なんでしょ?」
望「うん、そうだよ」
桑「終わったらさぁ、渋谷でお買い物しようよ」
望「え?なっちゃんと一緒に?するする」
桑「それじゃ、イベントが終わったら携帯に電話して」
望「なっちゃんはそれまでどうしてるの?」
桑「あたし?あたしは適当に時間とか潰してるから」
望「分かった」
桑「よろしくね」
望「うん。あ、そうだ、ねえ、なっちゃん」
桑「なあに?」
望「なっちゃんもcoopeeでイベントしたよね」
桑「したけど、どうしたの?」
望「サイン会だけで握手会じゃなかったよね」
桑「千和ちゃんとサイン会よ」
望「どうして握手会とかしないの?」
桑「だって、男の人、嫌いだから」
望「それだけ?」
桑「うん、それだけ」
望「・・・・・・」
望「ふーん・・・」
桑「もっちー、珍しく新聞なんか読んでるの」
望「なっちゃん、明日から住民基本台帳ネットワークシステムが稼働するんだって」
桑「ああ、住基ネットね。NHKのニュースでもそう言ってたわね」
望「11桁のコードがふられるんだってね」
桑「そうみたいね」
望「番号って選べるのかな?」
桑「どうかしらね。無理なんじゃない」
望「『88725427134』とかってどうかな」
桑「なにそれ?」
望「8月8日で夏子(725)、4月27日で久代(134)。えへっ」
桑「もっちー、何かさあ、それってトリップ作るときの発想と同じじゃん」
午前三時――
テレビのスイッチを切った瞬間、倦怠感の入り混じった虚脱感とともに辺りは静
寂に包まれる。
(やっぱり深夜アニメはリアルタイムに限るな。)
トイレに行ってから寝ようと思いたち、部屋を抜け暗い廊下を歩く。
俺の部屋の隣には姉キの部屋がある。
いつもならドアの隙間から電気の光が漏れてくるのだが、
珍しく消えているみたいだ。
(今日はもう寝たのか……)
少しほっとして俺はそこを通り過ぎた。
トイレで用を済ませ部屋に戻ろうとすると、どこからともなく不気味な物音が聞
こえてきた。
「クスン……クスン……」
それは、まるで少女がすすり泣くような声だった。
(まさか……)
背筋がぞくぞくと寒くなった俺は物置へと走る。
カチッ。物置の白熱灯を点けると暗がりの中から一際異彩を放つフランス人形の
姿が浮かび上がってきた。
これこそが桑谷家に代々伝わる呪いの人形。
中世ヨーロッパ、気性の荒い芸術家の父に日夜暴力をふるわれ衰弱して死んでい
った幼き少女がいつもその身に携えていたといわれる人形。
その怨念は現世に対する未練を捨てきれず、夜な夜な現世の者に語りかける。
「タスケテ……タスケテ…………」と。
(んなわきゃネェだろ!)
一応自分にツッコミを入れてみる、そんな午前三時。
「姉キ、起きてるのか?」
返事が無い。ただのしかば……な訳はない。
気づくと俺はドアを開け、姉キの部屋へと足を踏み入れていた。
暗闇に暫くいて目が慣れてきたから姉キの姿はすぐに発見できた。
姉キはベッドの端っこで壁に頭をうずめるようにしてうずくまっている。
「姉キ?」
ドアの近くから声をかけてみる。が、やはり返事は無い。ただの…(以下略)
「姉キ、入るぞ。」
姉キの部屋は俺の部屋よりも少し広い。
というかうちの親に言わせればそもそも子供部屋は一つしか用意してなかったら
しい。俺が生まれたのは予定外とでも言いたいのだろうか?
小さい頃は俺も姉キと同じ部屋で寝ていたのだが、小学校高学年になったあたり
に元々物置だった部屋を改装して俺は自分の部屋を手に入れた。
最初は姉キもそれを負い目に感じていたらしいが、今ではもうすっかり馴染んで
しまっているし、俺もこの状況にまあ満足している。
姉キの部屋は意外と綺麗に片付いている。
正面の壁にはシスプリの巨大なタペストリーがあり、堂々たる存在感を示してい
る。
ふと、この役が決まった時の姉キの嬉しそうな顔がキャラクターと重なる。
(髪型もなんとなく似てたしな……)
そしてその周りはGacktの顔写真やポスターが所狭しと張りめぐらされている。
(こんな男のどこが良いんだか……)
その横の本棚には少女漫画がずらりと並んでいる。
今でもたまに読んでみたりするのだろうか?
姉キに近寄り、互いの背をつけるようにしてベッドに座る。
「出てってよ。」
普段のうるさい声とは全く違う、か細くてしっとりした声。
「お願い。出てって。」
「姉キ、泣いてんのか?」
姉キの背中は震えている。そのわずかな震動がベッドを通じて伝わってくる。
時々背中が触れ合って、なんだかくすぐったい感じがする。
(そういえばこんなに姉キの近くに来たの、何年ぶりだろう)
小さい頃は当たり前のように手を繋いで一緒に遊んでいた。
でもいつからだろうか、そういう何気ないことが物凄く恥ずかしく思えて、
俺は姉キを拒絶するようになった。
姉キの差し出した手を払いのけ、姉キを睨みつける、その時の悲しそうな姉キの
顔が何故か、矢庭に浮かんでは消えた。
「泣いてなんかないわよ。」
うまく言葉が出てこない。気まずい静寂が二人の間で漂っている。
「何かあったか?」
「……」
「仕事のことか?それとも誰かとケンカした?」
「……」
「男でも作れば慰めてもらえるのにな。」
「うっさいわね。」
今にも消えてしまいそうな小さな声、不思議とそんな姉キが何よりもいとおしく
感じられた。
「そういえば、姉キが家に男を連れてきたことって今まで一度も無いよな。」
「万年童貞アニメオタクのあんたに言われたくないっつーの。」
「その言葉、そっくり姉キに返してやるぜ」
「……」
「……」
「フフッ……」
姉キの泣き笑い。
何故だか俺もつられて笑ってしまう。
「あー、なんか気が楽になった。
やめたやめた、こんなの私らしくないよね。」
「あのさ……姉キに辛いことがあったら…俺でもいいなら……いつでも慰めてや
るからさ。」
「ほんと?…じゃあさ、今度は私が慰めてあげようか?…………溜まってるんじ
ゃないの?」
「だから……そんなこと言ってるからエロ声優だとか言われるんだって。」
俺の言葉が終わらぬうちに、姉キは俺のほうに向き直り手を伸ばしてきた。そし
て後ろから俺を抱き締める格好になった。
それから人形のように綺麗な二本の足が俺の脇の間から伸びてきた。俺の腰のあ
たりが姉キの太ももに挟まれている形だ。
「姉キ?」
背中に、姉キの胸が当たっている。
姉キは無言のまま俺に寄りかかった。
そしてそのまま後ろへ、俺は姉キの上に乗っかるような形でベッドに倒れこんだ。
目の前に姉キの顔がある。
暗くてよく見えないけど、客観的に見ても綺麗な顔だと思う。
弟の俺が言うのも変な話だが。
柑橘系の甘いフレグランスの匂いが鼻腔を刺す。
女性特有の香りだ。
自分の意志とは裏腹に、下半身がむくむくと起き上がってくる。
まずい。こんな時に反応してる場合かよ!
「ねぇ……」
今、俺と姉キの顔は2、3センチしか離れていないと思う。
そんな、鼻に息がかかるくらいの距離で姉キがつぶやく。
「朝まで、ここに居て。」
俺の体はこれまでにもまして熱くなった。
「……おねがい。」
いくら聞きなれた姉キの声でも、こんなシチュエーションでそんなことを言われ
たら、
「わかったよ。」
と答えるほか無いだろう。
「……おやすみのキス……してあげよっか?」
「……姉キ?」
心臓の鼓動が早鐘を打ったように鳴り響く。
姉キとキス?ファーストキス、初体験、姉と弟、シスコン、近親相姦……
いけない言葉たちが頭の中で目まぐるしく錯綜する。
「お兄ちゃん?」
「……」
「何その気になってんの?チョー馬鹿じゃない?」
「……可憐かよ!」
「本物よ、本物。」
「くっだらねー。もう俺寝るわ。」
姉キに背を向けて布団を引っ張る。
「何よ、サービスしてやったのに。あんたね、
物のありがたみってものが全然わかってないわよ。
もし私のファンにこんなことしてやったらね、
これだけで1万、いや2、3万は搾り取れるわよ。」
声はかすれているものの、喋りにスピード感が戻ってきたように感じる。
(ようやくいつもの姉キらしくなったな)
「うっせーよ馬鹿、ほんとがめつい女だよな。姉キと久代さんは。」
「…………」
「あーもう、本当に寝るぞ。」
そう言って目を閉じてみたものの、なかなか寝付けない。
まぶたの裏側に、さっきの姉キの泣き顔が映し出されて消えない。
寝ようと思えば思うほど、頭の中の姉キがだんだん大きくなっていく。
「ありがとね。」
と耳元でささやく声が聞こえた。
と同時に、後ろの首筋に唇の感触を感じた。
「姉キ……」
なんだか急に気分がリラックスして、俺は眠りの中へと落ちていった。
意識がうつろになる。夢が今にも始まろうとしている。
まどろみの中にいる。今日はどんな夢をみるのだろう……
と、その瞬間!
ドゴッ!と背後から強烈なキックが入り、俺はベッドから蹴り落とされた。
一転して現実世界に振り戻され、忘れていた過去の記憶が不意に甦る。
(そうだった、姉キは寝相がこの世のものとは思えぬほど凶悪だったんだ)
あんな細い足でよくこれだけの威力を出せるものだ、と妙に感心してしまう。
一方姉キは何事もなかったかのように寝息を立て、すやすやと眠っている。
まったく、いい気なもんだぜ。
「もし俺が死ぬまで童貞だったら、絶対姉キのせいだからな。」
そう小さな声でつぶやいて、俺は自分の部屋に戻った。
(終)
新しい風がキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
が、弟はなっちゃんのことを姉キではなくなっちゃんと呼ぶのだよ。
おもしろいから別にいいけど・・・
うにっつフルアルバム今冬発売ケテーイ
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
Prits、フルアルバム決定おめでとう!!
正直、自然消滅じゃなくて良かったよ…
>>201-202 文化放送あぼーん(´・ω・`)
…………あんですとー!
おめでとう!!ありがとう!!(何
>>200 スマソ。勉強不足でした。
読んで頂いてどうもありがdございました。
祝!フルアルバム発売ケテ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━イ!!!!!
って冬かよ!
小林「あー私も暑いのは駄目なんだー」
望月「あ あれおかしーなー…」
桑谷「あーー仲間はずれー仲間はずれー!みんな夏大嫌いなのにもっちーはひとりだけ仲間はずれでーす」
望月 (じわ)
桑谷「あ…あれ…
ち 違うでしょ!?そこは『ひどいよーえへへ』とか言い返してくれよ!!時々マジに凹むなよ!!」
・
…あ゛あ゛ーーーーーっ!
しゅびこのもっちーチュ☆とか ちゃんとした放送で聞きたいネタが多すぎ。
>>197 >1万、いや2、3万は搾り取れるわよ
正直もっととれると思う。俺も最低この倍くらい払ってもイイ
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)<クソスレハケーン
/, つ \_____
(_(_, )
プリプリ 人しし'
(;;:::.:.__.;)
(;;:_:.__〃⌒.)∧_∧
(;;;:::.:.. .:;/⌒つ´Д`)つ コリャ ゴテイネイニ
来年もこんな素敵な番組やって欲しい。
211 :
声の出演:名無しさん:02/08/06 22:12
定期あげ
リビングに西日が差す午後5時、俺はバイトを終えソファーに寝ころんでいた。
今時珍しいが、俺の家には何故かクーラーが無い。
そんな家で一番風通しの良い場所になっているのがリビングだ。
たとえ西日が当たっていても天然の風に勝るものはない。
俺はソファーに深く身体を埋めバイトの疲れを癒そうとしていた。
きぃ・・・ばたん・・・
俺の頭の方で金属の擦れる音がした。
俺は微睡みの中で聞き覚えのある音を思い出そうとしていた。
「あの音は確か・・・」
こつ、こつ、こつ、こつ・・・
続けざまにリズム良く足音らしきものが聞こえてきた。
「足音・・・そうか、誰か帰ってきたのかな」
俺はさっきの金属音が玄関を開けた音だと認識した。
そして誰が帰ってきたのかも直ぐに予想が付いた。
小気味よい歩き方、それはその人物の性格を良く表している。
歩き方と同じテンポの話し方、そんな手合いの俺の家族は・・・
「ちょっと、あんた、何時まで寝てるのよ?」
姉貴だ・・・姉貴の夏子が仕事(だろう)から帰ってきた。
黙っていれば弟の俺から見ても可愛らしい部類に入るのだが、口が悪い。
可哀想に、もてないだろう。「口は災いの元」という諺を教えてやりたいものだ。
「学校は?それともバイトはどうしたの?」
そんな姉貴思いの俺に対して、姉貴は構わず質問を浴びせてくる。
姉貴と俺はそんなに歳は違わないが、姉貴が社会人の所為か、やたらと俺に口うるさい。
(まるで年上の世話焼き女房のようだ)
(世話焼き女房?・・・女房・・・)
ふっ、俺は自分のことながら内心で笑っていた。
(姉貴が女房だって、冗談じゃない、姉弟だろ。それに2人とも独身なんだ、夫婦のことなんか分かるわけがない)
俺はそう思うと重たい体をソファーから持ち上げ姉貴を見上げた。
ただ、その時俺は、何時もと違う心に何か違和感を感じていた。だが、それが何なのか、俺には未だ分からなかった。
「っせーなー、俺だってさっきバイトから帰ってきたところだよ」
俺は姉貴に少しでも対向するように毒をはいてみる。
「五月蠅いとは何よ。美しい夏子お姉さまが帰ってきてあげたのよ。お帰りなさいぐらい言いなさい」
姉貴は口から生まれてきたのか全く怯まない。それよりも毒舌のペースが上がっているようだ。
俺は敵うはずもない敵(姉貴)に口喧嘩を売ってしまったのか。静寂を最も尊ぶこの俺が。
俺は早くも「後悔」という2文字を頭に浮かべていた。だが、姉貴の口撃は更に続く。
「ほら、早く。『お帰りなさい、お姉さま』っておっしゃい。それが嫌なら、『お仕事ご苦労様でした、夏子姫』でも良くてよ」
(・・・この人種(姉貴)は何を考えているのだろうか)
一瞬、弟の俺でさえ頭を抱えてしまいそうな台詞を姉貴は素面で喋る。
しかし、不毛な争いをしていても俺の貴重な時間が過ぎてゆくばかりだ。ここは弟の俺がひとつ大人にならないと。
「・・・お、お帰り、なっちゃん」
姉貴が少し不思議そうな顔をした。まるで拍子抜けしたようだ。少し間抜けた虚ろな瞳で俺を見る。
(姉貴、こんな表情も見せるんだ・・・)
何時も勝ち気な姉貴しか知らない俺は、不覚にも姉貴の初めて見せた表情に見入ってしまった。
「ま、まあ、仕方ないわね。あんたは礼儀を知らないお子様だからね。はい、ただいま」
いつもの姉貴だ。むかつくぐらいいつもの姉貴だ。それにしても、大きな子供がいると家族は苦労する。問題は当の本人が自覚してないことだ。
(父よ、そして母よ、あんたらは偉いよ。こんな娘(姉貴)を育てる気になったんだからな。俺にはきっと無理だ)
俺は決して言葉にしてはいけないことを胸に浮かべていた。
(・・・こんなこと言ったら絶対、姉貴に殺される・・・・・・)
「どうしたの?」
惚けていた俺に姉貴が声をかける。姉貴は俺のさっきの台詞で満足したんだろう、声が少し軽い気がした。
「いや、何でもない」
思考が未だ戻らない俺をよそに姉貴は俺の前を横切ると、俺の寝ていた(そして今も座っている)ソファーの前で立ち止まった。
「・・・」
無言のまま俺は訝しげに姉貴を見る。
「そこ、空いてるんでしょ?座っても良い?」
リビングには椅子もあれば別のソファーだってある。何が嬉しくて姉弟が同じソファーに腰掛けねばならなんのだ。
「俺が、退こうか?」
俺、大人の態度だ。気分屋の姉貴にあわせてやることにした。
「あ、ううん。退かなくったって良いの。ちょっと、座ってみたかっただけだから」
そう言うと姉貴はソファーの端にちょこんと腰を下ろした。そこは窓に近いところで西日が姉貴を照らしていた。
逆光のなか、姉貴の白い顔がオレンジ色に輝いて見えた。そして対照的に鼻先や睫毛から薄く、そして細く伸びる影。
(綺麗・・・かもしれない・・・・・・)
俺は咄嗟の感情に戸惑いを覚えた。
(姉貴のこと、綺麗だなんて・・・)
姉貴は座ったまま何も語らない。俺には沈黙が息苦しくて仕方がなかった。
「さっきの勢いは何だったんだよ、姉貴。随分しおらしいじゃんかよ」
「あのねぇ、これが普段の『あ・た・く・し』なの。分かる?」
普段の姉貴の答えに俺は少し安心した。そして、姉貴が見ている方へと視線を移すとそこにはカレンダーがあった。
日付を確認する。今日は、8月8日の木曜日だ。カレンダーの余白には「父・母外出」の文字と「夏子仕事」と書かれていた。
そして、その後に小さく可愛らしい文字で書き足されている言葉があった。それは、「夏子、お誕生日」と。
(そうか、今日は姉貴の誕生日か・・・失敗したな・・・・・・)
いつもは憎まれ口をきく姉貴だが、たった1人の俺の姉貴だ。祝わない方がおかしい。
(何で気付かなかったのかな、俺。最低だな・・・)
自分の愚かさを反省しつつも俺は姉貴に話しかけた。
「なっちゃん、今日はお誕生日だったんだろ?」
「えっ?」
姉貴が目を丸くきょとんとした顔で俺を見た。
(これ、結構可愛いかも・・・)
俺は不覚にもまた姉貴に見とれていた。変だぞ、俺。未だ寝惚けてるのか?
「あ、うん、そうなの。ありがとう」
姉貴が今度は俯いて少しはにかんでいる。無意識のうちに姉貴の肩に手が伸びてしまいそうになる。
(や、やばい・・・人として、これはやばい。人倫に悖る・・・・・・)
俺は自分の理解し難い行動を抑えるためにわざと姉貴に質問した。
「なっちゃん、今日は仕事だったんだろ?シス・プリの関係?」
「うん、そうよ」
「なら望月さんや水樹さんは一緒じゃなかったのか?」
「一緒だったけど」
「仕事が終わった後に打ち上げとかないのか?お誕生日会とかさ」
「・・・」
姉貴、暫し沈黙。
(俺、やっちまったよ。これって、姉貴にとって地雷だったのか?)
自問自答する俺。だが、当然のように答えは導き出されない。
「あ、あのさぁ、なっちゃん・・・」
何をフォローに入れて良いやら分からずに話しかけてみる。
「もっちーも奈々ちゃんも由美子ちゃんもみーんなお仕事だから・・・」
姉貴が口を開いた。一言ひとこと自分で確認するように話す。
「だから、今日はお祝いはなし。以上」
姉貴は言い終わるとうんうんと自分で頷いてみせた。
(姉貴、俺には姉貴が切なすぎるよ・・・)
また普段の俺とは違う感情が俺の胸中を過ぎった。
(つづく)
夏×秋が面白かったので真似しちゃいました。
>>212-215 いいねぇ。
明日も朝イチなのに不眠症で眠れなかった甲斐があったよ(笑)。
はよ続けておくれ。ヽ(´-`)ノ
つーかここを観てる弟さんの想いを聞いてみたいぜ。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
おいお前ら、コミケの1日目に出る
桑×望本は買いですか?
>>219 買わなくても別にいいと思うのですよ。
ぶっちゃけ既出作品を校正しただけのコピー本だし。
初出は千恵ちゃんネタ(って言えるのかな?)1本だけ。
もっちーファンだったら東ク1bで委託される藍瀬(?)氏の
ファンブック(名称不明)の方が良いのでは?
なっちゃんファンならDannte(?)氏が自分の掲示板で
何か出すみたいなこと書いてたし、そちらの方に着目してみたら?
(でも、確かコミケに出すって書いてなかったよなぁ)
(なっちゃんへのお誕生日おめでとうプレゼントだったりして…)
>>212-215 「なあ、なっちゃん・・・」
俺は戸惑いのなか姉貴に話しかけた。
「どうしたの」
「この後、暇だろ?」
「暇?暇じゃないわよ。お母さんの代わりにあんたに夕食の世話しなきゃいけないんだから。まったく」
「いや、その食事のことなんだけどさぁ」
「何よ?あたしの手料理は不満だってこと?」
「そうじゃなくって、なっちゃんが良ければ、その、外食しないかな・・・って」
俺、生まれて20数年、一番頑張ってみた。だから俺自身を誉めてやりたい。恥ずかしいのに良くやったって。
「あたしが?あんたと?2人っきりで?」
「どうかな?駄目かな?」
一瞬の静寂。だが、それは姉貴自身によって脆くも崩れ去った。
「あんたが?あたしを?エスコートするの?あははははっ」
・・・爆笑。失礼な社会人(姉貴)だ。俺が好意で言ってることを笑って返しやがる。
「俺が誘ったらそんなに可笑しいかな」
マジに尋ねる俺。姉貴の真意が知りたい。
「あ、ごめん。ごめんなさい。別に馬鹿にしてるわけじゃないから」
姉貴は笑いを抑えながら苦しそうに答えた。しかもむせながら。
(その態度が俺を馬鹿にしてるんだよ・・・)
俺は姉貴に馬鹿にされたと思い声を荒げた。
「それなら、どうして・・・」
そこまで言うと不意に姉貴の顔から笑みが消えた。
(どうしたんだ?)
俺の目を姉貴がじっと見つめる。俺は目線をそらそうにもそらせられない。
それよりも逆に吸い込まれていきそうだ。姉貴の瞳に・・・
「あんたも大人になったんだね。あたしに気を遣ってくれるなんて」
(へっ・・・)
「笑ったのは悪かった。ごめんね。でも、嬉しかったんだ、本当だよ」
姉貴は俺にちょっと見上げるような視線で話した。その姉貴の笑顔が夕日に映えて一層眩しく見える。
俺はそんな姉貴の顔をただ見ているだけだった。いや、見つめていた。
(俺、姉貴に囚われるかもしれない・・・)
そんな背徳的な気持ちが俺の胸中で鎌首を擡げた。
「それじゃ、なっちゃん。何処に行こうか」
俺はあくまでも平静を装うため姉貴のリクエストを聞くことにした。
「はぁ?あんた、女の子をエスコートするのに何も準備してないの?」
毒舌復活。しかも見つめ合う距離からの一撃。俺、とっても挫けそう。
「あんたねぇ、そんなことだから彼女だってできないのよ」
彼氏のいない女(姉貴)に言われる筋合いはない。だが事実は事実。反論もできない。
「うるせーな、誘ってやんないぞ」
俺は悔し紛れの言葉を吐く。
「・・・」
姉貴、無言。また地雷?それとも核爆?またまた失言なのか、俺。
折角姉貴の誕生日をお祝いしようとしていた俺の素直な心は何処に行ったのだ。
「な、なぁ、なっちゃん。あのさ、言葉には綾ってものがあるし・・・」
俺は取り繕うように言葉を繋いだ。その瞬間だ。
「あんたねー・・・」
地の底から這い上がるような低い重々しい声が姉貴から聞こえてくる。
(な、なんですか?)
俺は予期せぬ事態に躊躇した。
「男が一度約束したんだから、そんな一言二言言われたぐらいで、反古にするなんて、女々しいこと言わないのよっ!」
あ、姉貴、マジ切れだ。ブラック夏子降臨。しかも仲介してくれそうな両親もいない。俺、すっごくぴーんち。
「だ、だからそれは、言葉の綾だって・・・」
誘ってやったのは俺、なのに謝ってるのも俺、何か理不尽。でも謝るしかない。
「俺、本当に知らないんだって、なっちゃん達が行きそうな洒落た店って。仕方ないだろ」
仕方なく正直モードで話す俺。まあ、ぶっちゃっけ、俺が店を知らないのも事実だ。
「あんた、普段友達と何処で飲んでるの?」
姉貴の質問が普通のものに戻った。姉貴からブラック解脱か。
「学校とかバイト先の近くの居酒屋かな。近いし、それに安いしな」
姉貴が納得したような、それでいて哀れんだような顔で俺を見た。
(し、仕方ないだろ、事実なんだから。お前(姉貴)は貧乏学生に何を求めるんだよ)
「・・・」
今度は俺が凹んで無口になる。しかし、これを言ったところで更に俺が惨めになるだけだ。
「もう、本当に仕方ないんだから。やっぱり子供ね」
姉貴は頬に手を添えると口元に笑みを含ませて言う。
(うをっ、女らしい仕草だぜ、姉貴)
俺はさっきまでの怒りや惨めさを何処かに置き忘れてしまったようだ。
「何処だって良いのよ。あんたの知ってるお店で良いから、そこにしましょ」
(姉貴の駄目押し。またまた女の子らしい台詞、嗚呼、何だか彼女に言われてるみたいだよ)
俺、ちょっと、いや、すっごい幸せな気分。ちっちゃい姉貴(毒舌でも−それが魅力のひとつだから−)最高ー!!
(・・・アホか、俺。姉貴に萌えてどうするよ。もしかして俺、シスコンってやつですか?しかもM属性?)
葛藤する俺。そして自己嫌悪。でも決して俺は認めない。シスコンじゃない。単なる姉貴思いの良い弟だ。そう自分に言い聞かせる。
(でも、姉貴に言葉責め・・・うーん、それはそれでちょっと捨て難いかな・・・)
緩む口元。はっ、いかんいかん、俺はノーマルなんだ、ノーマル。俺は当然の如くもう一方の性癖も否定した。
「どうしたの?」
妄想モードばく進中の俺を姉貴が不思議そうに眺める。拙い、今までどおり真面目になれ、俺。
「い、いや、何でもないって。それじゃ、何時にここを出ようか」
セーフ。辛うじて立ち直る。だが口の中が異常に乾く。声が上擦りそうだ。
「行くって言っても、どうせファミレスか居酒屋でしょ」
普段ならカチンとくる台詞も今日の俺には何にも感じない。あろうことかその言葉の遣り取りも幸せに感じてくる。
「そうだけど」
気の利いた台詞を言えない俺。お互いボキャブラリーが少ないのはやはり姉弟だからだろうか。複雑、でも何故か嬉しい。
(何が嬉しいって、姉弟を実感できることだよ)
俺は自分にまた言い聞かせた。まるで自分の心に気付かないようにするために。
「それなら時間に余裕あるよね、あたし、汗かいちゃったからシャワー浴びたいんだけど」
そう言うなり姉貴は俺の横でワンピースの胸元の部分を摘んで鼻先へと近づけた。
(うっ、見えるかもしれない・・・)
邪な思いを浮かべる俺。自然と視線が胸元に寄ってしまう。しかし、姉貴は胸元から手を放すと目線を俺に向けた。
(やばい、見ようとしたのがバレたか?これは姉弟でも恥ずかしいぞ。また怒られっかな?)
心臓ドキドキなのに意外と冷静な思考。もしかして俺って大物?などと関係ないことばかりが頭に浮かぶ。
「・・・」
にやり。姉貴は不適な笑みを漏らすと立ち上がり自室へと向かって行った。
(良かった、バレてない・・・多分・・・・・・)
はあ・・・安堵感から溜息が漏れる。そして俺はリビングを出ていく姉貴の後ろ姿を目で追っていた。
(今日の俺、何かおかしいな。姉貴も少し様子が変だけど・・・)
俺は漠然とした思考のなかでそう強く考えていた。
くるっ。その矢先、急に姉貴が振り返った。
(何だ?この部屋に忘れ物か?)
俺は普通に疑問を感じてみた。
「さっきは見たかったの?でも、駄目。お預けよ」
(うわっ、バレてる、バレてるよ。俺の人間性が、20数余年築き上げた社会性が・・・)
「なっ、違うって、あ、あれは・・・」
俺は必死に言い訳を試みようとした。だが、
「・・・」
にやり。姉貴は再度不適な笑みを漏らし自室へと消えていった。
「・・・・・・」
俺、茫然自失。しかも桑谷姉弟のカースト制度確定。頂点が姉貴、底辺が俺。何か反論しようものなら、
「あたしの胸を覗こうとした変態」
なーんて言われそう。しかも親や友人の前で公然と。はぁ・・・また溜息が漏れる。
(俺の立場って、ますます弱くなるよな・・・)
(ん?待て、ちょっと待てよ。さっきの姉貴の台詞、思い出せ)
俺は姉貴が去り際に残していった台詞を思い浮かべた。
「『おあづけよ・・・』だったよな」
大分恥ずかしいが小声に出してみた。そして繰り返す。
「『おあづけ』・・・」
(あ、姉貴、「おあづけ」ってどういう意味なんですか?な、何かあるんですか?姉貴、いや夏子様、いいえ夏子姫、「おあづけ」って教えて下さい!)
妄想したいが事態の大きさに思考が付いていかない。でも、これだけは判明、落ちたな、俺。シスコン決定。もう面倒臭いから素直に認める。
「でもさ、俺達、姉弟だろ。それは拙いって・・・」
俺は誰に言うわけでもなく独り呟いた。
(いや、マジで、洒落にならないって・・・)
俺の人生の苦悩は今から始まったばかりのようだ。
(続けた場合は弟クンの「お風呂でドキッ」編かな)
good job!
>>220 それでも漏れは買いに行くのですよ
なっちゃん、お誕生日おめでとう。
プレゼントは、わ・た・し・・・
>>227 お約束キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
なっちゃん誕生日オメデト〜(´∀`)
>>227 お約束だな。
とりあえずネタも何もないがこの良き日に書き込まぬわけにもいくまい。
なっちゃんお誕生日おめでと〜。
「プレゼントは、オ・レ(はぁと)」
と言いたいところだが。(;´Д`)
すまん、逝ってくる。
>>なっちゃんのお誕生日
(・∀・)イイ!
桑谷夏子様
お誕生日、おめでとうございました(ぉ
これからの一年も、自分たちに楽しい夢を見させてくださいませ(マテ
そして、他のメンバーの方とも仲良くお過ごしください。
千和ちゃんとかちわちわとかいちごぽっきーの片割れ(ぱよじゃない方)とか(マテ
モチーやシュビコやナナチャーンのことは今更言うまでもないと思うので割愛(ぉ
いまごろなっちゃんはもっちーとめくるめく官能の世界へ・・・・・
そしてみんなは夏コミへ・・・
漏れが来た時には
桑×望本売り切れてたYO!ヽ(`Д´)ノ ウワァン
236 :
声の出演:名無しさん:02/08/09 21:11
定期あげ
寝飛ばした……。
気づいたら夕方16時……。
ヽ(`Д´)ノウワァァン
回線吊って首切って明日に備えて寝ます。
桑×望本買えますた。
当店にご来店された皆さまへ
本日は暑い中当店にご来店いただき、ありがとうございました。
>235さんのおっしゃられるとおり、途中で商品が品切れになり、
皆さまには大変申し訳ございませんでした。
本日のように品切れという問題が生じた原因は、当方が皆さま
のニーズを十分に把握していなかった所為であります。
この様な事態に猛省し、皆さまには深くお詫び申し上げます。
なお、当店が本日販売させていただいた商品についてですが、
お買い求めいただけなかった皆さまに対し、通信販売という形
で対応させていただきたいと思います。
詳細は「桑×望HP」に掲載させていただきますので、ご理解の
ほど、よろしくお願いいたします。
おっし、帝都に出撃すっぞー。
あたみ亭は神!!
無事買えたのだよ。
お疲れ様なのだよ。
千恵ちゃんからの手紙が笑えたのだよ。
でもさ、ここのスレタイ書いちまってよかったのか?
厨房が増えなきゃいいのだが……。
245 :
声の出演:名無しさん:02/08/14 10:18
定期あげ
冬コミ、Pritsもしくは桑×望で申し込んだ人は挙手シル
247 :
@和彦の化身@:02/08/15 18:35
>>1 うわ・・・懐かしい・・・ってゆうかハリケーンズだったっけ・・・見ててかなり痛かった
オタクが関西弁でしゃべってるだけじゃん・・・
>>212-215 >>221-225 遠くで水の流れる音がする。姉貴がシャワーを浴びているからだ。
(・・・お父様、お母様、今まで育てていただき、ありがとうございました。今まで何不自由なく過ごしてきました自分ですが、親不孝をお許し下さい・・・・・・)
俺はまたソファーに身を沈めていた。そして取り留めもない思考を巡らせていた。
「はあ・・・だってさ、仕方ないだろ。姉弟でも気になるんだからっ!」
何かに抗するように俺はそう自分に言い聞かせていた。
(世間の常識か・・・)
確かに俺は世間的に言えば禁忌を犯そうとしている。実の姉を好きになってしまったのだから。
「でもさあ、正直、俺の所為ばかりじゃないんだぜ。姉貴だって・・・」
俺は風呂場の方を一瞥すると天井を見上げた。そして姉貴が風呂に入るまでのことを回想した。
部屋に戻った姉貴は以外に早く出てきた。胸元にはバスタオルらしきものを抱えていた。そんな姉貴に俺は声をかけた。
「なあ、なっちゃん、風呂に入っても良いから早くしてくれよ。店が混んでから行くの嫌だからな」
「分かってるわよ。でもね、男のくせにそんな焦るもんじゃないわよ」
やっぱり姉貴に軽くいなされる。
「焦ってなんかいないよ」
「そうかしら?」
一枚も二枚も相手(姉貴)が上手。その時実は焦りまくりだった俺。
姉貴はそんな俺の気持ちに構うことなく風呂場へと向かっていた。そして、俺は何気にそれを目で追っていた。
ぱさっ。姉貴の足下の方から微かな音がした。
(何だ?何の音だ?)
俺は座っていたソファーで前屈みになると姉貴の足元の方を凝視した。
(何か落としてやがるな、姉貴の奴。小さいようだけど何だ?フェイスタオルかな?)
当の本人(姉貴)はまるで気付いていないご様子。そそっかしい姉貴の一面が伺われる。
(弟の俺が面倒を見てやらねば・・・)
そう思う。無論、家族愛。疚しくないので念のため。
だが俺だって拾ってやるのは面倒。そこで姉貴に声をかけてやることにした。
「なっちゃん、何か落としたぞ。拾わなくて良いのか?」
風呂場の戸に手を掛けていた姉貴がこちらを振り返る。そして視線は足元の方へ。
「あら、下着が落ちちゃったのね。拾ってくれても良かったんだけど、教えてくれてありがとう」
そう言うと姉貴はそれ(下着)をひょいと取って風呂場へと消えていった。
姉貴に少なくとも動じた気配や恥ずかしがる様子は見られなかった。
「下着?あんな小さいのが下着?下着ってブラとかパ・・・」
反対にそこまで言って口籠もってしまう俺。当然ながら俺のトランクスなんかとは大違い。
(下着か・・・)
俺は心の中でその言葉を反復するうちに妙な興奮を覚えた。
(昨日までなら姉貴の下着なんか興味なかったよな。家族の衣服だもんな)
至極当然な感想。でもその後がよろしくない。
(どんな下着なんだろう・・・)
嗚呼、俺、変態さん当確。否、当選オメ。違うって俺、おめでとうじゃないってば。
半ば呆れ気味に自分自身に突っ込みを入れてみる。
(でも、姉貴の奴、全然驚いた気配が無かったよな。恥じらうって気持ちがないのかね?)
下着という言葉に興奮する俺と対照的にあまりにも冷静だった姉貴。
(ま、まさか・・・)
「下着を落としたのって、俺が見ているのを知っていた上でやったんですか?計算してたんですか?」
俺はまた独りソファーの上でそう呟いていた。
(つづく)
(・∀・)イイ!!
「なっちゃんのお誕生日」を読んでたら姉が欲しくなった(しかも非血縁EDで)
>251
(・A・)
>>212-215 >>221-225 >>248-249 (長い・・・)
女(姉貴)の風呂っていうのはどうしてこんなに長いのだろうか。姉貴が風呂場に消えてから15分以上が経っていた。
「風呂長すぎ、どこ洗ってるんだ、姉貴の奴」
そう言うと俺は姉貴のスタイルを想像してみた。
「シャワー浴びるだけだろ?背だってちまっこいし、あれじゃ胸だってないだろう?時間掛かって洗うところなんかあるのか?」
(そうだよな、胸ないよな・・・)
背が低いことは外見上家族の俺にも明らか。だけど当たり前のことだが、姉弟だからって胸なんか見たことはない。
(胸・・・乳・・・)
言葉の一つひとつに対して妙に興奮する俺。
(姉貴つるぺた・・・萌え・・・)
い、いや、つるぺたじゃ萌えない。つーか普通そんなこと誰も想像しない。
(病気進行中か?ますます深みにはまりそうだな・・・)
尽きない妄想に頭を悩ます俺。でも心の中にどこか楽しそうなもう1人の俺がいる。
がちゃっ。不意に風呂場のドアが開かれる音が聞こえた。
(姉貴、やっと風呂から上がってくれたな。これなら時間的にも間に合いそうだ)
俺はリビングに掛けられている時計を見て時刻を確認した。
(・・・おや?)
何かおかしい。風呂から上がったのなら水が流れる音はしないはずだ。だが未だに水の流れる音が聞こえる。
(姉貴、蛇口を閉め忘れたのか?)
相手(姉貴)に対して失礼な疑問を抱いてみる。その時だった。
「ちょっといい?」
風呂場から姉貴の声が聞こえた。
「そこにいるんでしょ?こっちに来てくれない?」
風呂場から姉貴のお誘いの声。
「はあ?」
ことの成り行きを理解できず生半可な返事をしてしまう俺。
(風呂に・・・来い・・・?風呂に・・・!!!)
反復してみる。そして俺なりの結論。
(キ、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!お風呂イベント発生!!)
俺の脳内、姉貴入浴シーン独り実況スレ状態。って言うか俺の独占。
他の香具師にはROMすらさせない(だって脳内だから当たり前)。
可憐ちゃん(姉貴)、いつからエロ担当になったんですか!?
最早二次元と三次元の区別も付かなくなってきた末期症状な俺。
更に姉貴からの甘いお言葉。
「ねえ、早く来てよ・・・」
「は、はいっ。た、ただいま」
俺は思わず声が上擦ってしまい、そしてどもってしまった。
そして俺はソファーから飛び降りると風呂場へと向かった。
コンコン。風呂場の戸をノックする俺。
「あ、来てくれたんだ。大丈夫だから入って」
姉貴の声が直ぐ傍で聞こえる。数メートル離れた先に姉貴が・・・
「はっ、はい。失礼します」
俺は緊張のあまりバイトの面接宜しく会釈をして戸を開けた。
風呂場は浴場と洗面所を兼ねた脱衣所の構造になっており、そこには洗濯機が置かれている。
そして歩みを進めると浴場との仕切となっている曇硝子の入ったドアの前に立った。
(このドアの向こうに姉貴が・・・)
頭クラクラ、心臓バクバク、何だか息が詰まりそうだ。
(今の俺、心電図取ったら凄いことになるだろうな・・・)
ちょっと気分を落ち着けるために余計なことを考えてみた。
「今日は素直に言うことを聞くのね。それじゃ、お願いしたいことがあるんだけど良いかな?」
姉貴の「お願い」の一言で更に俺の妄想度がアップしていた。
(お願い?そりゃもう何でもしますよ、「はい、喜んでっ!!」って感じですよ)
でもそう素直に答えると馬鹿っぽく思われて顎で使われそう。それも癪にさわるから少し抵抗する。
「俺だって忙しいんだ。なっちゃん、何の用だよ」
素直になれない俺。未だ子供なんだよ。うん。そう自己弁護してみる。
「素直に来たと思ったのに、また憎まれ口?いいわ、それよりボディソープを取ってきてくれない?」
「・・・ほへっ?」
気の抜けた返事をしてしまう俺。
「聞こえなかったの?ボディソープが切れちゃったからリビングに置いてある買い置きを持ってきてって言ってるの」
浴場のエコーが少しかかった状態で姉貴の毒が聞こえる。
(お背中を流して欲しいとか・・・違いましたか・・・・・・?)
などという質問は間違ってもできない。姉貴に何を言われるのか分からない。
「分かったの?早くしなさい」
(多分)裸姿の姉貴が硝子の向こうで毒を吐く。
「分かったよ。静かにしろよ」
俺はボディソープを取りに振り返えろうとしていた。ぼこっ。俺の左手が金属製の何かに当たった。
「うん?洗濯機か・・・」
(つづく)
望「なっちゃん、こんばんは」
桑「もっちー、お疲れさ・・・!?」
望「・・・?なっちゃん、どうかしたの?」
桑「ちょっと、もっちー、『どうかしたの』じゃないわよ。その格好、なあに?」
望「えへへっ、セクシーかなあ?」
桑「『セクシー』だなんて、お腹見えてるじゃないの、お腹。お臍だって・・・」
望「駄目かな・・・」
桑「嗚呼、あたしのもっちーのお臍が、気色悪い男達に・・・」
望「もう、なっちゃん、考えすぎだよ」
桑「そうかな?もっちー、その格好で中腰になってみてよ」
望「こう?」
桑「やっぱり」
望「どうかしたの?」
桑「その格好で腰の後ろ当たりを触ってみなさい」
望「よいしょっと。あっ・・・」
桑「でしょ」
望「後ろ、少し開いちゃってる」
桑「腰骨のちょっと下の辺りが見えちゃうのよね。下着までは見えないようだけど」
望「・・・」
桑「しゃがんだり座り込んだりしなかったでしょ?」
望「『ブラザー戦隊あっぷるず』の歌の時、カンペを取るためにしゃがんだよ」
桑「見られたかもね」
望「どうしよう・・・」
桑「会場で誰も騒がなかったんでしょ。それなら気付いてないんじゃない」
望「・・・うん」
桑「それから、もっちー、今日は2回ともその格好でイベントこなしたの?」
望「違うよ、1回目は浴衣だったんだよ」
桑「浴衣?大阪で着ていた浴衣?」
望「ううん、別」
桑「そうなんだ、それも友達から貰ったものなのね」
望「うん、ちょっと大きいからお祖母ちゃんに直してもらったんだよ」
桑「今、あるの?」
望「あ、そこに持ってきてある」
桑「これね。へえ、赤(朱)の地に黄色と白とピンクの小花(小菊)をあしらってるんだ」
望「うん。それで帯は黄色なんだよ」
桑「本当だ。ふーん、可愛いね」
望「なっちゃんもそう思ってくれる?」
桑「思うって、凄い可愛いもん」
望「浴衣だけ?」
桑「浴衣ももっちーもっ!」
望「えへっ、ありがとう」
桑「あ、ティファニーのネックレスしてたんだ」
桑「ところで、今日のイベントっていつもと同じ内容だったの?」
望「えっとね、今日は1回目が特別プログラムで2回目が公開録音だったんだよ」
桑「特別プログラムって何が違うの?」
望「普段はラジオのコーナーとかやるんだけど、1回目はアルバムの歌詞紹介かな」
桑「全部の曲紹介したんだ」
望「時間が無いからそれは無理なんだ。今回は『帰省』って曲の1番だけ」
桑「歌ったの?」
望「ドンさんがギターを弾いてくれたから1番だけ歌ったよ」
桑「ちゃんと歌えたの?」
望「ひっどーい。なっちゃんじゃないもん、ドンさんが楽譜を読めなかっただけでちゃんと歌えたもん」
桑「ご免、ごめん。他にはどんなことしたの?」
望「『チャレンジ あっぷるず』かな」
桑「リスナーからの相談?」
望「番組と同じ進行は2回目だったんだ。1回目は舞ちゃん達と特別指令を受けたの」
桑「それもドンさんの指令?」
望「これは露木さんが作ったのかな」
桑「その指令に基づいてステージの上で芸を披露したってわけね」
望「そうだよ」
桑「それじゃ、もっちーは何をしたの?」
望「『早口言葉を3回繰り返して下さい(中級編)』だよ」
桑「もっちーは声優だから問題ないわね」
望「でも落ちこぼれだから」
桑「そんなこと無いって。それで、お題は?」
望「『この杭の釘は引き抜き難い』」
桑「このくいのくぎはひきぬきにくい・・・か。もっちー、1回でクリアできたんでしょ?」
望「・・・1回失敗しちゃった・・・・・・」
桑「し、失敗ぐらい誰だってあるわよ。うん」
望「そうだよね・・・」
桑「ほら、凹んでないで。歌は?何曲歌ったの?」
望「ライブバージョンで3曲歌ったよ」
桑「3曲も歌ったの?あたしには真似ができないわね」
望「『ブラザー戦隊あっぷるず』と『Strawberry Time』と『Summer Carnival』だよ」
桑「今度は間違ったりしなかったんだ」
望「うん、大丈夫」
桑「2回目は公開録音だったっけ?」
望「通常の番組と同じ内容だね」
桑「『ワンニャン大戦争』は春のイベントみたいに特別編だったんでしょ」
望「そうだよ、『夏コミ派vs冬コミ派』だったの」
桑「もっちーはどっちを選んだの?」
望「『冬コミ』」
桑「どうして?この前の『夏コミ』だって参加したじゃない」
望「だって、なっちゃん、暑いの嫌いでしょ」
桑「あ、うん、そうだけど・・・」
望「だ・か・ら」
桑「もう、馬鹿なんだから。それで、勝ったの?」
望「83票対66票で勝てたよ。なっちゃんのお陰だね」
桑「あたしの所為じゃないって」
望「それから、『ワンニャン大戦争』の次は『ブラザー戦隊あっぷるず』だよ」
桑「これは通常のコーナー進行だったのね」
望「うん。あとね、『もっちースタイル』」
桑「変なことやったの?」
望「変なことじゃないもん。『♪いしまる〜、いしまる〜・・・』って歌ってみただけだもん」
桑「営業も大変ね」
望「そんなわけじゃないんだけどね」
桑「歌は?今回も3曲だったの?」
望「そうなの。最初は2曲だったけど3曲になったの」
桑「曲順とかって1回目と一緒だったの?」
望「違うよ。『ブラザー戦隊あっぷるず』と『Strawberry Time』が逆だったかな。『Summer Carnival』はファンのみんなもスタンディングでやったんだよ」
桑「かなり盛り上がったのね」
望「うん。すっごい、すっごい楽しかったもん」
桑「そう、それじゃ今日は本当にお疲れさまね。明日もヤマギワでイベントでしょ。ゆっくりお休みなさい」
望「うん。でも、あしたはなっちゃんと一緒が良かったな・・・」
桑「我が儘言わないで、あたしだって応援したいんだから」
望「そうだね」
桑「ほら、もう寝た方が良いわ。お休みなさい、もっちー・・・」
望「うん、お休みなさい、なっちゃん・・・」
…イベントの詳細は他のところを見てくれ。
桑「ねえ、もっちー、お腹の調子は大丈夫?」
望「うーん、もう大丈夫みたい・・・」
桑「そう、良かった。昨日から心配だったから」
望「うん、なっちゃん、心配かけてごめんね」
桑「あたしはもっちーの心配する事ができて嬉しいぐらいだわ」
望「なっちゃん、ありがとう」
桑「それで、今日も無事に終わったの」
望「うん」
桑「ドンさんに変なこと言われなかった?」
望「言われた・・・」
桑「な、何を今回言われたの?」
望「『ブラの肩紐は見せてもいいのか?』とか『浴衣でポロリもある』とか・・・」
桑「そんなこと言われたの?」
望「・・・うん」
桑「あれだけ春のイベントの時にもっちーに変なこと言わないでって念を押したのに、分かってないわね、ドンの奴!!」
望「なっちゃん・・・」
桑「可哀想なもっちー、後であたしが慰めてあげるね」
望「うん・・・」
桑「それで、イベント自体はどうだったの?」
望「アルバムの曲を紹介をしたよ」
桑「まさか、また『帰省』?」
望「あ、なっちゃん、よく分かったね。今日は2番の解説だったんだよ」
桑「朗読させられたとか?」
望「うん。『帰省 2番』って言ったら苦笑いされちゃった・・・」
桑「そうだったんだ。もっちーのギャグが通じなかったのね」
望「真面目に言ったんだけどね・・・」
桑「そ、そうよね、もっちーが真剣にやってるんだもん、ちゃんと聴かないとね」
望「なっちゃん、誤魔化してるの?」
桑「そんなことないわよ、もっちーたら。それから、次のコーナーは?」
望「あっぷるず出張版だよ。5人の隊員さんを募集したの」
桑「どうせ、彼らに何かやらせたんでしょ?」
望「うん。わたしに告白してもらったんっだ」
桑「もっちーに告白?」
望「わたしのことがどの位好きか言ってもらうんだよ」
桑「あたしが居るのに?」
望「なっちゃん、仕方ないよ。イベントだもん」
桑「あたしのもっちーに告白するなんて・・・」
望「なっちゃん、怒ってる?」
桑「怒ってる。すっごい怒ってる」
望「ごめんね・・・」
桑「でも、もっちーは気持ちが揺らいだりしなかったよね」
望「うん。わたし、なっちゃんだけだもん」
桑「そう」
望「なっちゃん、安心した?」
桑「う、うん・・・」
望「なっちゃん、嫉妬してくれたんだね。嬉しいな」
桑「もういいじゃない。あと、歌は?」
望「今日は2曲だったよ」
桑「『Strawberry Time』と『Summer Carnival』?」
望「違うよ。『帰省』と『Summer Carnival』」
桑「『帰省』なんて静かな曲よね」
望「コールとかない方がいい人がいるんだって」
桑「まあ、人それぞれのね趣味だからね」
望「うん・・・」
桑「それじゃ、もっちーは今日も楽しかったのね」
望「でも、ちょっと緊張しちゃったけどね」
桑「お疲れさまね、もっちー」
…詳細はヨソでお願いね。
264 :
声の出演:名無しさん:02/08/19 02:01
おつかれ〜〜〜〜〜。
ちょっと下がりすぎてるんで
なっちゃんマグロage。
ついでに花穂なっちゃんage。
だめだよageちゃ。
ウチのDCが負担でしょ。
保守sage
もっちー、お腹をお大事に〜。
ヲタ「もっちー」(必死でコール入れ)
紅美「だ・め!」(右手でもっちーの肩を寄せる)
久代「・・・」(壇上ではにかむ)
夏子「ほう・・・佐久間紅美さん、覚悟はよろしいですか?」
ワラタ
そんなことがあったのか。。
269 :
声の出演:名無しさん:02/08/22 16:20
..........................,..:--――‐--.、_
::::::::::::::::::,.:r'"/ ゙ヽ、_
:::::::::::::/ iill / \
::::::::::/,∧ N / " _,.r―ヽ、 ‐:、 \
::::::::,i!" i! il゙ _,.;r'" ヽ ミ、 ゙i.
::::::,i V;/ i! ヾ、 !
:::::i " ヽ ,ゝ ヾi l
::::ノ 、 i ノ ゙、 ヾ、 i゙ .!
:(、_ .ソ " __ 〕 .,r‐、 !
::::l ゙ヽ-ツーヽ=<___。>‐' \r",:タ.! /
::::l .:! \_ l レへ !./
::::ヽ .::j ::. ゙ー:. l レ'/// / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
::::::゙:. Y__..._. ::. ,り//Y ./
:::::::::゙:. ヽ‐" ト、ノ i l! | もうネタ切れなのだよ
::::::::::::゙:. ヽ二ニ=’ / i .l _ノ あえて言おう俺はカスであると
:::::::::::::::i! ゞ::: ノ i! l  ̄ヽ
:::::::::::::::::i! / _/〃 ;! .l. \________
::::::::::::::::r゙、___,.∠/.:/ __,.-‐ト、
:::::::::::::::l.「 , ┌-===―‐‐tTr-―‐ニ┐!
:::::::::::::::l゙ーj ト-- ゙l l l l 「 ̄ .」 l
望「おーい、なっちゃーん」
桑「あ、もっちー、もうライブ終わったんだ。連絡くれるの以外に早かったね」
望「うん、2時過ぎには終わったかな」
桑「そうだったっんだ。で、その大きな荷物はなに?」
望「これ?会場が原宿だったでしょ。沙樹ちゃんや紅美ちゃんとお買い物してきたんだ」
桑「ふーん、そうだったんだ」
望「どうして?」
桑「買い物したのは分かってたんだけどさあ、その大荷物じゃん、ファンの人からのプレゼントまで持ってたのかなって思って」
望「なっちゃんじゃないもん。ファンの人の花束とか持ってバーゲンなんかに行かないよ」
桑「言ったわね。でも、あれは参ったわ。ホント」
望「あはは、そうだね。それで、はい、これ。わたしからのプレゼントだよ」
桑「あー、ありがとう。今開けてもいい?」
望「いいけど、お家に帰ってからにして欲しいかな」
桑「そうなの、うん、分かった。何かな、何だか楽しみだな」
望「なっちゃんが喜んでくれればいいけど」
桑「もっちーが選んでくれたんだもん、大丈夫よ」
望「えへへ、そう言ってくれると嬉しいな」
桑「うん。あれ、今日の髪型、普段とイメージが変わって可愛いよね」
望「そうなんだ。これ、何をイメージしたか分かる?」
桑「うーん、何だろう。ごめん、あたし、分かんないや」
望「『歩鈴』だよ」
桑「ああ、『歩鈴』ちゃん。あれ、そうだっけ?」
望「そうだよ」
桑「えー、そうかな?もっちー、他の人にも聞いてみた?」
望「千恵にも聞いたよ」
桑「千恵ちゃんに?いつ?」
望「朝、髪型セットしてる時。『ねー、千恵、これ誰だと思う、これ誰だと思う?』って訊いたんだ」
桑「そうしたら千恵ちゃんは?」
望「『歩鈴でしょ』だって」
桑「あはは、千恵ちゃんったら、大人の態度だわ」
望「・・・」
桑「あ、ごめんねもっちー、別に他意があるわけじゃないからね」
望「うん」
桑「でもさあ、もっちーって、東京ミュウミュウの収録の時もスタジオに一番に来てるの?」
望「え、どうして?」
桑「やっぱりそうなんだ。シスプリの時もそうだったじゃん。だからそうかなって思ったの」
望「だってね、みんなについていくのが大変なんだもん。仕方ないよ」
桑「偉いわね」
望「そ、そんなこと・・・なっちゃん、恥ずかしいよ」
桑「そう?本当の事じゃない。もっちーはもっと自信持ったっていいと思うんだけどな」
望「わ、わたしが?まだまだだよ」
桑「もっちー、そんなに謙虚になったり恥ずかしがらなくたっていいって。耳まで真っ赤にして」
望「うん・・・」
桑「・・・って、あれ?もっちー、今日ピアス2つもしてるんだ」
望「うん、今日は頑張らないとって思ったから。だから2つ」
桑「へえー、あっ、ネックレスもしてたんだ」
望「そうなの」
桑「まさか、ライブだしその衣装のままってことはないよね」
望「違うよ。イベントの時はみんなで黒のTシャツ着てたんだよ」
桑「5人で?」
望「うん。チーム東京ミュウミュウ。Tシャツだってスタッフだけの非売品なんだよ」
桑「あはは、それでリーダーは?野田さん?それとも沙樹ちゃん?」
望「それがね、わたしなんだって」
桑「どうして?」
望「分かんない。どうしてなのかな?」
桑「元ヤ・・・ううん、どうしてなんだろうね」
望「あとね、歌も歌ったんだよ」
桑「オープニング?」
望「『my sweet heart』は小松さん。わたし達は『恋はア・ラ・モード』を歌ったの」
桑「1曲だけ?」
望「だって、時間が無かったんだもん」
桑「ふーん、仕方がないわよね」
望「そうだね」
桑「さあ、それじゃもっちーのお家に帰りましょうか」
望「え、なっちゃん、お家に来てくれるの?」
桑「当たり前でしょ?そんな大荷物独りで持って帰らせられないわよ」
望「ありがとう、なっちゃん」
桑「お礼は後で・・・ね」
望「・・・うん」
桑「あれ?もっちー、その足、どうしたの?」
望「えっ?足?」
桑「右足の踝のところ。何だか痣になってるみたいだけど」
望「あ、本当だ。何だろう。虫刺されかな?それともヒールが当たって靴擦れになったのかな?」
桑「あたしが前に附けた痕じゃないよね」
望「あ・・・うん・・・それは別のところだし・・・」
桑「痛くはないの?」
望「うん、それは平気。だって、なっちゃんが言ってくれるまで気付かなかったもん」
桑「そうなの。でも、心配だな」
望「薬でも附けておけば大丈夫かな?」
桑「待って、もっちー、あたし、市販の薬なんかより良いもの知ってるわ」
望「へえ、そうなんだ。ねえ、なっちゃん、教えてよ」
桑「もっちー、それはね、こうするの・・・」
望「ひゃんっ。な、なっちゃん、い、いきなりどうしたの」
桑「子供の頃に言わなかった?怪我をしたら唾でもつけておけば治るって」
望「あれって根拠無いんだよね?それに、つけるぐらいなら舐めなくっても・・・」
桑「カフェやミルクだって怪我したら自分で舐めてるでしょ?」
望「そうだけど・・・あっ・・・」
桑「それと同じだよ、もっちー」
望「でも・・・」
桑「まだ何かあるの?」
望「その・・・ライブで汗かいちゃったし・・・臭いとかしたらなっちゃんに嫌われちゃうから・・・」
桑「大丈夫。もっちーの素敵な香りよ」
望「やっぱり臭うんだ・・・恥ずかしい・・・ふぁっ」
桑「それよりもっちー、口元に手なんか当てちゃってどうしたの?どこか苦しいところでもあるの?」
望「ふくっ・・・そ、そんなこと・・・」
桑「そう・・・」
望「・・・・・・」
桑「・・・・・・」
望「・・・あ、あのね、なっちゃん・・・」
桑「なあに・・・」
望「・・・そ、その・・・お願いがあるんだけど・・・」
桑「・・・どうしたの?」
望「・・他にもね・・・わ、わたし・・・虫に刺されちゃったみたいなところがあるの・・・」
桑「・・・それで?」
望「・・・そ、それでね、そこがすっごく変みたいなの・・・」
桑「・・・だから?」
望「・・・だ、だからね・・・なっちゃんに・・・診て・・・欲しいな・・・・・・」
おなかいっぱいです
おまけ(゚∀゚)キタ━━━━━!!!
保守sage
279 :
声の出演:名無しさん:02/08/26 02:21
すっげぇ下がってるな。
残暑見舞いプレゼントage。
つっても大抵のものは持ってるんだよな……。
なぜ今頃これが・・・・・・・・・
スンマセン、桑×望SS最初にはじめたの、俺ですた。
成長したな・・・。
281 :
声の出演:名無しさん:02/08/26 02:49
>>280 せっかく上がってきたんですから、元祖のSSをもう一度見せて下さい。
漏れもキボンヌ
283 :
声の出演:名無しさん:02/08/26 17:49
age
>>212-215 >>221-225 >>248-249 >>253-255 「洗濯機か・・・洗濯機、洗濯機・・・」
俺はまだ風呂場から出ずに呟いていた。
「洗濯機とは・・・洗濯をするための機械・・・そして洗濯とは汚れた衣服などを洗ってきれいにすること・・・」
きゅぴーん。俺の脳内で何かが閃いた。
(洗濯機、汚れ物、風呂、姉貴・・・も、もしかして・・・い、いや、こ、これは、確実に・・・・・・)
「はあ・・・」
俺は一息ついて心を落ち着かせると一気に気持ち(妄想)を昇華させた。
(キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!姉貴の生下着!!)
更に俺の脳内に大量に分泌される脳内麻薬。
(有名アイドル声優の脱ぎたて生下着!!その温もりに思わず俺もうっとり・・・)
無意識のうちに俺の手が洗濯機へと伸びてしまう。
(もうすぐ可憐(妹キャラでも姉貴)の、浦島可奈子(妹キャラでも姉貴)の、工藤卑弥呼(やっぱり妹キャラでも姉貴)の恥ずかしい下着がぁぁぁぁぁ・・・)
「ちょっと、洗濯機の前で何やってるのよっ!早く取ってきなさいよ。遅れちゃうでしょ!!」
(はうっ!!)
俺は洗濯機の蓋に手をかけたところだった。急に現実に引き戻される俺。
(い、今のは危なかった、かなりやばかった・・・)
失いかけていた(実は殆ど失っていた)理性を取り戻すと俺は自分を恥じた。
(俺は姉貴に対して何をやってるんだ・・・)
反省しきりの俺だったが、いつまでも風呂場に居る俺に姉貴が疑いをかけてきた。
「あんた、洗濯機の前で何してたの?まさか、あたしの下着とか物色してたんじゃないでしょうね?」
(ビ、ビンゴ!流石、姉貴!!よくお見通しで・・・ってこれも言えない)
「そ、そんなことするわけないだろ。今日行く店のこととか考えてたんだよっ」
俺は目一杯の虚勢を張ってみる。
「お風呂場で?ふーん・・・それよりボディソープ、お願いね」
「は、はい・・・よろこんで・・・」
エロガッパ、変態呼ばわりの激しい突っ込みがあるかと思いきや意外な姉貴の反応。
(よかった、今度こそバレてないぞ、俺の痴態)
安堵する俺。
「じゃ、じゃあ、取ってくるから」
そう言って風呂場をあとにした。
「お願いね」
扉の向こうからそう姉貴の声が小さく聞こえた。
(あの時、もし俺が下着を盗っていたらどうなっただろう・・・俺と姉貴は姉弟でいられたのかな・・・)
俺は廊下を歩きながら考えていた。
(あの時、姉貴が声をかけてくれなかったら、俺は素直に姉貴の誕生日を祝ってやることが出来たのか・・・)
普段は短いと思っていた廊下が、今の俺にはひどく長く感じられた。
洗剤やら石鹸やらの買い置きがある場所からボディソープを見つけると俺はまた姉貴のいる風呂場に向かった。
(誕生日の姉貴に風邪をひかせちゃ拙いしな。それにしても、遅いって怒ってるんだろうな)
姉貴の怒る姿を想像する俺。何だか怒った姉貴の姿も可愛らしく思えてきた。
(でも・・・下着・・・やっぱ惜しかったよな・・・・・・)
俺の心の奥底にはそう思ってしまうもう1人の自分がいた。
俺的豆知識:窃盗罪(刑法第235条)では、親族間の窃盗についてその刑を免除することとされている(同第244条第1項)。
免除されても罪は罪。大きなお兄ちゃん達、お互い気を付けような(・・・って、犯罪者予備軍は俺だよ、俺・・・とほほ)。
(つづけてもいいのか?)
弟たんキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
夏コミ原稿はtxtで保管庫のアプロダにあります。
保守
>>285 楽しみにしてるから続けて欲しいのだよ。
いいなぁー、弟がどんどん壊れていく様が面白い。
続きをすごく期待しています。
>>1 それは「櫻井智様」で決まりだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それ以外ありえない!!!!!!!!!!!!!
294 :
KiD ◆FR4PeHCM :02/08/31 06:57
冬の新番に期待
295 :
声の出演:名無しさん:02/08/31 21:55
ほっちゃん期待
296 :
声の出演:名無しさん:02/09/01 01:10
「お正月のノアからで、おめでとう!」
が、やります。
桑「さて、もうこんな時間だし、そろそろ寝ましょうか」
望「あ、うん。もうちょっとお話していたいな」
桑「明日だって一緒にいるんだし、話なんかできるじゃん」
望「う、うん、そうだね」
桑「それで、今日あたしは何処に寝ればいいのかな。ベッドでもっちーと一緒に寝る?」
望「うーんと…そうだな…布団を2組敷くね。そこで前みたいに千恵と3人で寝よ」
桑「千恵ちゃんと3人で?修学旅行みたいで楽しいわよね」
望「うん」
桑「あとは寝る位置よね。もっちーが真ん中なの?」
望「なっちゃんが真ん中に来て」
桑「あたしが真ん中で良いの?」
望「本当はわたしが真ん中で寝たかったの。だって、次の日に起きたらなっちゃんと千恵が両側にいてくれるんだもん」
桑「ふーん、じゃあもっちーと換わろうか?」
望「いいの。だって、そうしたら千恵がなっちゃんと寝ながらお話出来なくなっちゃうもん」
桑「もっちーって、何だかんだ言っても千恵ちゃん思いだよね」
望「そ、そんなことないよ…」
桑「両側にもっちーと千恵ちゃんか…ふふっ」
望「…?どうかしたの?」
桑「朝起きたら、どっちがもっちーか分からなかったりして」
望「…なっちゃん」
桑「ど、どうしたの、急に真剣な顔になって」
望「なっちゃん、わたしのこと忘れたり間違ったりしないよね」
桑「当たり前でしょ。いくら双子だからって、あたしがもっちーと千恵ちゃんを間違えるはずがないじゃん」
望「そうだよね、疑ったりしてごめんね、なっちゃん」
桑「あたしももっちーが不安になるようなこと言っちゃたもんね。ごめん」
望「うん…」
桑「さあ、寝ましょうよ」
望「そうだね。あ、なっちゃん」
桑「どうしたの?」
望「手を繋いで、寝ても良いかな?」
桑「手を…うん、良いわよ」
望「それとね…」
桑「…」
望「なっちゃんに…おやすみのキス…してほしいな……」
なっちゃんに繋いでもらったわたしの手
なっちゃんの指とわたしの指が絡まっている
わたしはその手をそっと耳元へと近づけるの
なっちゃんとわたし2人の鼓動が聞こえるみたい
朝起きてもっちーの横顔を眺める
大好きな人の寝顔
やさぐれたあたしの心が優しい感情で満たされる
望「う…ん……」
もうすぐもっちーが目を覚ます
そうしたらあたしはおはようのキスをしてあげるの
新作キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
空は澄み渡り、そして何処までも高く果てしなかった。
日中は変わらず真夏日を記録していたが、風はどこか爽やかだった。
そんな初秋を感じさせる高原に2人は足を運んでいた。
昼下がり、桑谷は別荘の裏手にある小高い丘に登っていた。
そこは敷地内にあるが丘になっている所為か近隣が一望できる場所だった。
見晴らしが良く開放感があり、桑谷のお気に入りの場所になっていた。
桑谷はその丘の上に植えられていた一本の樹の下に座り、詩集を読んでいた。
木洩れ日が桑谷を優しく包み込むように射していた。
桑「あ…」
一陣の風が桑谷の横を吹き抜け桑谷の手元にあった詩集のページを流した。
桑谷は流された詩集のページを押さえようとして視線を変えた。
桑谷の視界に麓の別荘から小さなお供を連れてあがってくる望月の姿が見えた。
望月は別荘に居ない桑谷を捜しに来たのであった。
望月の額にうっすらと汗が滲んでいた。
望「あ、なっちゃん。やっぱりここにいたんだね」
桑「もっちー、いらっしゃい。風が心地良いわよ」
望「わぁ…気持ち良い」
桑谷は望月の連れてきたお供にも声をかけた。
桑「あら、カフェ、もっちーのお供?ミルクはどうしたの?」
望「ミルクはお部屋でお昼寝だもんねー」
犬の代わりにと望月が桑谷に応える。
桑谷はそんな望月に優しく微笑みかけると視線を移し青い空を見上げた。
望月も桑谷と合わせるように空を見上げていた。
望「ねえ、なっちゃん、隣に座っても良いかな?」
桑谷の隣に立っていた望月が話しかけた。
桑「あ、もっちー、気付かなくてゴメンね。隣に座って」
望「うん、なっちゃん、ありがとう」
桑「部屋で休んでなかったの?」
望「だって、なっちゃんが居ないと独りで寂しいから」
桑「そうなの?」
桑谷が笑いながら返す。
望「うん、それに此処、こんなに風が気持ち良いんだもん」
桑「そうね…」
望「ふわ…何だか眠くなってきちゃったよ…」
桑「もっちー、あたしの肩を貸してあげるから、お昼寝したら?」
望「えー、でも…なっちゃんに悪いよ…」
桑「そんなことないって。それよりも膝枕の方が寝やすいかな?」
望「え、膝?ううん、そんなの絶対駄目だよ」
望月が桑谷に遠慮して答える。
桑「あたしは平気だって。ほら」
望「きゃっ」
桑谷は望月を自分に引き寄せると、半ば強引に膝枕の格好にさせた。
桑「これでどう?もっちーも休めるでしょ?」
望「でも、なっちゃんが大変じゃないの?」
桑「あたしは平気だから。ね、ゆっくり休んで、もっちー」
望「うん、ありがとう、なっちゃん」
桑「ふふっ」
望「わたし、嬉しいな、なっちゃんに膝枕してもらえるなんて」
桑「あたしだったら、お安いご用よ」
望「なっちゃん、ありがとう…それとね、大好き…お休みなさい……」
望月は照れながら話すと眠りについた。
天頂にあった太陽が西へと傾き始めた頃、
風に揺られ葉音がするなかで望月の寝息が微かに聞こえていた。
桑「あたしも大好きよ、もっちー……」
桑谷は自分の膝枕で寝ている望月の髪を愛おしげに撫でてそう呟いた。
2人の間の時間だけがゆっくりと流れていた。
(おしまい)
もしかして、初代様降臨(゚∀゚)!?
(・∀・)イイ!!
昨日のラジプリで1月3日の書初めの話してたな
保守
保守
保全sage
ハッシュハッシュ
( ´・ω・)ショボーン
313 :
声の出演:名無しさん:02/09/08 09:14
一度age
いつものとおり望月宅でお泊まりする2人。
今日は仲良くもっちーのベッドでおやすみ。
望「あのね、なっちゃん。ちょっと…いいかな?」
桑「どうしたの、もっちーたら。急に改まっちゃって」
望「あ、うん…あの…お願いがあるんだけど…」
桑「もっちーの一生のお願い?」
望「うん…」
桑「あはは、どうせそのうちのひとつでしょ」
望「あ…う、うん…」
桑「どうしたの、なに?」
望「名前をね、呼んで欲しいの…」
桑「もっちー」
望「違うの、そうじゃなくて本当の名前…」
桑「ひさよ」
望「は…はい……」
桑「それだけ?」
望「…うん」
桑「でもさぁ、どうして名前で呼んで欲しいなんて言うの?」
望「それはね、わたしのこと、みんな『もっちー』って呼ぶでしょ」
桑「まあ、『もっちー』は『もっちー』だしね」
望「でもね、家族はわたしのこと『ひさよ』って呼ぶの」
桑「家族だから当然よね。逆に『もっちー』なんて言われないわよね」
望「なっちゃんは家族か…それ以上だから…」
桑「あー、だから『ひさよ』って呼んで欲しい訳ね」
望「うん……」
桑「分かったわ、これから2人っきりの時は『ひさよ』って呼んであげる」
望「ありがとう、なっちゃん…」
桑「そのかわり」
望「え?」
桑「ひさよもあたしのこと『なつこ』って呼んでくれるんでしょ?」
望「…いいの?」
桑「当たり前でしょ、あたしだけ名前でなんか呼べないもの」
望「あ、ありがとう、なっちゃん…」
桑「『な・つ・こ』でしょ」
望「う、うん…なつこ……」
桑「なあに、ひさよ」
望「…なつこ」
桑「ひさよ」
望「へへへっ…」
桑「もう、なによ、ひさよったら、笑うことないでしょ」
望「ご、ごめんね、嬉しかったからだよ。なっちゃ…ううん、なつこ」
桑「もう、ひさよったら」
望「…あ、あのね、それとね、もうひとつお願いがあるんだけど…」
桑「また?なあに、言ってみて」
望「名前をね、ずっと言って欲しいの」
桑「『ずっと』って、いつまで?」
望「わたしが眠るまで…って…駄目かな……」
桑「別に、いいわよ。ひさよが眠りにつくまでずっと耳元で『ひさよ』って囁いてあげる」
望「ありがとう。そうすれば夢の中でもなつこに逢えるよね」
桑「そうね、ひさよ」
望「うん」
桑「ひさよ」
望「…うん」
桑「ひさよ」
望「……」
桑「ひさ…よ……?」
望「…な…ちゃ……(z.z.z.z.z…)」
桑「ひさよ、寝ちゃったのね。ふふっ、おやすみ、ひさよ……」
>>316 うおー、恥ずかしいーッ。
ひっじょーに恥ずかしいーッ。
読んでてゾクゾクきちゃったのはオレだけかいの?
なっちゃんのエロドラマ聴いた後だから余計に破壊力倍増。
オレもなっちゃんに耳元で名前を囁いてほしい……(*´д`)
わーい、新作だ
やっぱりもっちーはカワ(・∀・)イイ!!
職人さんガンガレ
キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
職人さん、ありがとう!
321 :
声の出演:名無しさん:02/09/11 18:18
さらに職人さんに期待&age
322 :
声の出演:名無しさん:02/09/11 21:29
職人さん(・∀・)マンセー!!
保守sage
324 :
声の出演:名無しさん:02/09/12 18:00
望(今日はボイクルが最後の収録なの)
望(なっちゃんにとって大切な日だから、わたし……)
桑「…」
望「……」
桑「ねえ…もっちー…」
望「…う…ん……」
桑「痛く……なかった……?」
望「ううん……大丈夫…だよ……」
桑「本当に…?ごめんね……」
望「なっちゃん…どうして…謝るの……」
桑「だって…あたしがもっちーの……」
望「後悔なんかしてないよ…わたし……」
桑「そう……」
望「うん…ぐすっ」
桑「もっちー…泣いてるの…?」
望「違うの…嬉しくて……涙が出ちゃったの……」
桑「あたしも…嬉しいかな……」
望「あのね…なっちゃん……」
桑「なあに…」
望「わたし…大人に…なったんだよね……」
桑「そうね……」
望「なっちゃん……」
桑「どうしたの…?」
望「お願いが…あるんだけど……」
桑「なあに…?」
望「キス…して…欲しいの……」
桑「キス……?」
望「大人になって…初めての…キス……」
桑「……」
望「大人になったお祝いのキス…なっちゃんに…して欲しいな……」
桑「…………うん」
・・・遂にやっちゃったのね
でも、(・∀・)イイ!!
ふた○りナチャーン(;゚∀゚)=3ハァハァ
はじめての・・・
ハァハァ
330 :
声の出演:名無しさん:02/09/14 18:02
570まで下がりすぎているのでage
ageちゃダメ!sageましょう。
注:ここはコソーリと隠れてやるスレです
いいんです、返って思いっきり下がってるほうが
334 :
声の出演:名無しさん:02/09/16 07:57
ちっちゃな天使なっちゃん…ハァハァ。
ボイクル「二人で合わせましょ〜」FINALにて、
「学校に持って来てはいけないもの」で、なっちゃんの答えが・・・
ちわ「あははは・・・、なっちゃん面白すぎ」
くわ「ええ、全くあたしも、どうかしてましたよ」
ちわ「まさか、『シンナー』って答えるとは思わなかったよ、『シンナー』って、あはははっ」
くわ「はー、これじゃあ、あの子が前に『根性焼き』って答えたこと、笑えないわ」
ちわ「あの時も、びっくりしたけど、今度は、なっちゃんまで同じようなこと言い出すんだもん、本当びっくりだよ」
ちわ「なっちゃん、『あの人』の影響、ちょっと受けすぎなんじゃないの?」
くわ「千和ちゃん!彼女との仲は、あなたにとやかく言われる筋合いないわよ!」
ちわ「・・・」
くわ「・・・」
ちわ「・・・ごめん、ごめんね、なっちゃん。わたし別に『あの人』のこと、悪く言うつもりじゃ・・・ぐすっ」
くわ「(はぁ)千和ちゃん、わたしの方こそ、ごめん。ちょっとキツク言い過ぎたわ。だから泣かないで、ねっ」
ちわ「・・・ぐすっ、わたしの方こそ、泣いたりしちゃって、ごめんね」
くわ「もう、気にしなくていいのよ。ほら、涙を拭いてあげるから」
ちわ「・・・うん、なっちゃん優しいんだね。ありがとう」
くわ(どうしたんだろう?最近の千和ちゃん、最終回が近いせいかしら?)
くわ(・・・でも特に「あの子」絡みの話になるとすごく不安定になる。)
ちわ(なっちゃんは、やっぱり「あの人」のことが・・・)
ちくわキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
age
鉄棒ネタきぼん。
ちくわ(・∀・)イイ!
久「ねえ、千恵、起きてる?」
千「う…ん?ひさ…よ?」
久「うん」
千「どうしたの…こんな夜中に」
久「寝てたよね、ごめんね」
千「何かあったの?」
久「今夜、寒いね」
千「そうだね。冷え込んでるよね」
久「千恵は寒くない?」
千「私?ちょっと寒いけど」
久「わたしもね、寒いんだ」
千「だからどうしたの?」
久「一緒に寝たら暖かいかなって」
千「はあ?久代、何を言ってるの」
久「寒いから千恵と遺一緒に寝たいな」
千「えー、この前だって寒かったよ」
久「でも、あの日はなっちゃんがいてくれたし」
千「私は桑谷さんの代わり?」
久「あ、違うよ、千恵。千恵は千恵だよ」
千「そう?」
久「小さい頃だって一緒にいつも寝てたじゃん」
千「うーん、そうだけど」
久「お布団の中で2人で一緒になって寝てたよね」
千「そうだね、2人で手を繋いで向かい合ったりしてね」
久「うん。そうすると段々暖かくなってぽかぽかしてきて」
千「でも何故か落ち着いちゃうんだよね」
久「そうしたらいつの間にか寝ちゃって」
千「気が付くといつも朝になってたの」
久「うん。だから千恵はなっちゃんと違うの。なっちゃんとは別に大切な人なんだよ」
千「久代、分かったから早くお布団の中に入ったら?もっと冷えるよ」
久「あ、うん。千恵、ありがとう」
千「私も今度は桑谷さんと一緒のお布団で寝てみようかしら」
久「そうだよ、千恵。3人で一緒のお布団で寝ればずっと暖かいよ」
千「そうだね。ねえ、久代、もう遅いから寝ようよ」
久「うん。千恵、おやすみ」
千「おやすみ、久代」
千「ところで久代」
久「なに、千恵?」
千「桑谷さんと一緒に寝る時ってどんな感じなの?」
久「そうだな…ぽかぽかよりもドキドキかな」
千「ドキドキ?」
久「暖かいよりって言うも暑くて息が詰まりそうかな」
千「そうなの?それでよく寝られるわね」
久「うん。なっちゃんと一緒に寝ると疲れちゃうからぐっすりだよ」
千「そう……(一体、何をやってるのかしら、この2人……)」
桑「ねえ、千恵ちゃん」
千「何です、桑谷さん」
桑「そのさ、『桑谷さん』って止めてくれないかな」
千「どうしてです。姉の友人ですし、『桑谷さん』は『桑谷さん』ですよ」
桑「だって、よそよそしいよ、変だもん。あたしは『千恵ちゃん』って呼んでるんだよ」
千「そうですか」
桑「だからさ、あたしのことも『なっちゃん』って呼んでよ」
千「流石にそれは…」
桑「駄目かな?あたし達、もう知らない仲じゃないじゃん」
千「でも…あ、それなら『夏子さん』でどうですか?」
桑「『夏子さん』…うーん、据わりが悪いけど、千恵ちゃんが言うんだし、まあ、いいか」
久「ねえ、2人とも何を楽しそうに話しているの」
桑「何でもないよねー、千恵ちゃん」
千「はーい、夏子さん」
久「ふーん…何だかわたし、仲間外れみたいだね……」
うひょー
8月31日土曜日の夜、ゲーマーズでの「静夏」発売記念イベントを終え帰宅した望月。
その帰宅時刻に合わせるかように桑谷は望月宅へと遊びに来た。
ゲームや会話に高じていた2人は時が経つのを忘れていた。
やがて日付は変わり時計の針は9月1日の午前3時を回っていた。
桑「あれ、もう3時過ぎてるんだ。ねえ、もっちー、どうする?」
望「なっちゃん、『どうする?』って?」
桑「いや、寝るのかこのまま遊ぶかってこと」
望「えー、折角なっちゃんが泊まりに来てくれたんだもん、もう少し遊ぼうよ」
桑「そう、それじゃ、何する?」
望「うーん…あ、鉄棒」
桑「鉄棒?」
望「うん、鉄棒。なっちゃん、逆上がり出来たよね」
桑「あたしはこれでも体育は5だからね」
望「だからね、なっちゃん、逆上がりやってよ」
桑「逆上がりなんて誰でも出来るんじゃないの」
望「わたし出来ないって言ったよ」
桑「もっちーさぁ、あんなの出来ない方がおかしいって」
望「だからなっちゃん、お手本を見せてよ」
桑「いいけど、今から?」
望「うん、近所の公園。すぐだよ」
桑「はいはい…」
天文薄明をむかえた空は日の出を1時間半前に控えうっすらと青白んでいた。
それでも天頂付近にある下弦の月と水銀灯が桑谷と望月を照らしていた。
望「それじゃ、なっちゃん、お願いします」
桑「いいわ、見ててね、もっちー」
望「うん」
桑「それっ」
望「…」
桑「…あれ?もう一度、それっ」
望「……」
桑「おっかしいな、もう一回」
望「………」
桑「もっちー、ちょっと待ってね」
望「なっちゃん、もしかして…」
桑「待って、もっちー」
望「なっちゃん、けあがりは出来るの?」
桑「もっちーだって出来たんでしょ。けあがりぐらい…」
望「…駄目みたいだね」
桑「腕の筋肉が落ちちゃったみたいね」
望「なーんだ、なっちゃんだって出来ないんだ」
桑「うるさいよ」
望「わたし、けあがりだったら出来るもん」
桑「ふーん、それじゃ、やってみてよ」
望「はいっ。どう、なっちゃん」
桑「あら、ちゃんと出来たのね。ねえ、そうしたらちょっと目を瞑ってくれないかな」
望「あ、うん。こう?」
桑「そう。もう少しそのままでいてね」
望「まだ?」
桑「いいよ、もっちー」
望「うん。…あれ?なっちゃん、何処に行ったの?」
桑「後ろよ、後ろ」
望「あ、本当だ」
桑「あ、もっちー、鉄棒から降りないで、両足を揃えたらそのままでいて」
望「どうして?」
桑「鉄棒をしている時って何処に力とか入っているか見たいから」
望「後ろから確かめるの?」
桑「さっきはもっちーが登った時に前から見てたでしょ。だから今度は後ろ」
望「そうなんだ」
桑「ねえ、もっちー、今何処に力が入ってるか触って確かめてみてもいい?」
望「あ、うん。いいよ」
桑「そう…それじゃ……」
望「あ、なっちゃん、何かくすぐったいよ」
桑「そう?もっちーが何処の筋肉を使ってるか確かめているだけよ」
望「だって、なっちゃん、そこ……」
桑「あ、もっちーたら、ちゃんと腕に力入れて身体を支えないと駄目じゃない」
望「だって、なっちゃん…力が入らないんだもん…」
桑「そう?仕方ないわね、今まであたしのこと馬鹿にしてたくせに」
望「なっちゃんのこと馬鹿になんかしてないよ…」
桑「本当?」
望「うん…でも、こんなのズルいよ……ねえ、鉄棒から降ろしてよ」
桑「ダーメ。腕に力が入らないのなら、お腹でバランス取ったら?」
望「分かった…ふぅっ……」
桑「さて、それなら準備いいわね」
望「え?なっちゃん、準備って…」
桑「あたくしを馬鹿にしたお礼」
望「だから、馬鹿になんか…」
桑「そうね、けあがりを見せてもらったお礼よね。はい、もっちーにプ・レ・ゼ・ン・ト」
望「ひゃっ…はうぅ……なっちゃん…酷いよ……」
桑「ねえ、あたしからのプレゼントはどう?もっちー」
望「鉄棒が当たってるお腹の前の方は少し痛いのに…なっちゃんのは痛くないの……」
桑「そう、喜んでもらえてるようで嬉しいわ」
望「うん、ありがとう…なっちゃん……」
桑「まぁ、お礼も言えて偉いわ、もっちー。ねえ、ご褒美は何処で欲しい?」
望「お家に帰ってからなっちゃんのご褒美が欲しいかな…」
桑「そう、それじゃ帰りましょうか」
望「あ、でもね、なっちゃん…」
桑「どうしたの?」
望「此処でもなっちゃんのご褒美が欲しいな……」
桑「もう、もっちーたら、欲張りさんなんだから……」
(おしまい)
新作(・∀・)イイ!!
つまらん
なっちゃんのブラチラ(黒)
tp://isweb31.infoseek.co.jp/play/nise428/cgi-bin/upload/img/885.jpg
>>335 (本当に千和ちゃん、最近ちょっとヘンよね・・・)
桑谷はバスタブの中で、膝を抱え込むような格好をして、
今日の出来事を考えていた。
手のひらでお湯を揺らして、波紋の広がる水面をぼんや
りと見やりつつ、半年前のことを思い出していた。
それは3月半ば、ボイクルで斉藤千和の誕生日を祝うため、
趣向を凝らした演出をしたときのこと・・・
ちわ「ぐすっ、ぐすっ・・・」
くわ「・・・千和ちゃん?」
ちわ「ぐすっ、なに・・・?」
くわ「ねぇ、千和ちゃん・・・?」
ちわ「だから、なによ・・・ぐすっ」
くわ「ちょっと、千和ちゃん。あなた本当に泣いてるの?」
ちわ「本当に泣いてんだよ!なんだよー、なっちゃん、酷いよ!」
くわ「何がよ?」
ちわ「こんな企画あるとは思わなかったよ!ママまで出てくるんだもん」
くわ「悪いけど千和ママの件は、あたしも知らなかったわよ」
ちわ「本当にー?」
くわ「だから、ディレクターのとーるさんに『一緒に仕事したことあります?』とか、マヌケなこと聞いてるじゃない」
くわ「それに、どこにタネ明かししてから、手品見せる人がいるのよ!」
ちわ「それはそうだけど・・・」
ちわ「やっぱりなめんなー、くやしー!マジ泣きしちゃったよ」
くわ「はいはい、泣かない、怒らない」
くわ「でも、四月からも延長になったし、それに・・・」
ちわ「それに・・・?あっ!」
くわ「そう、あたし達、一緒にユニットを組むのよ」
ちわ「そうだね、なっちゃん」
くわ「そうよ、千和ちゃん。だから、これからもよろしくね。」
ちわ「なっちゃん・・・」
桑谷は、優しい微笑みとともに、手を差し伸べてきた。斎藤は、
少しためらいがちに、こぼれんばかりの笑顔をそえて、桑谷の
手を握る。
桑谷は、斎藤の手を握りつつ、素直に泣いたり笑ったりできる
彼女を、羨望のまなざしでみつめていた。
(ヘンなのは私か・・・、彼女みたいに素直になれたら、
もっと「あの子」と上手にやってゆけるのかしら・・・?)
(でも、あの後がねえ・・・)
桑谷は体をひねると、バスタブの縁にあごを乗せて、その後を思い出していた。
ちわ「・・・でもねー、なっちゃ〜ん」
斎藤は突然怪しい猫なで声を出したかと思うと、握っている手に力を込めて。
ちわ「なっちゃんの誕生日のときに、絶対何かやってやる!」
くわ「あたしは絶対平気だもーん」
くわ「第一、あたしの誕生日まで番組が・・・、あっー、延長するんだ」
ちわ「あははーっ、なっちゃん、さっき自分で言ってるのにー」
くわ「ぎゃー、あたしってまるっきりバカじゃん」
ちわ「よーし、誕生日には騙してやるんだから」
くわ「へへーんだ、あたしは絶対騙されてやんないもんね」
ちわ「そんなことない!仕返ししてやる」
くわ「なにこの子、ちょームカツク!」
ちわ「なめんな、なめんな、なめんなー!!」
桑谷も握る手に渾身の力を込める。斎藤は、負けまいと
さらに力を込めて桑谷の手を握る。
握ると言うよりもはや、掴みあった手からは、ギリギリと音が
聞こえてきそうな程だ。
ちわ「・・・」
くわ「・・・」
二人「いったーい!」
お互い勢い余って、相手の手に爪を食い込ませていた。
ちわ「何すんだよー、なっちゃん」
くわ「それはこっちの台詞よ!千和ちゃん」
二人「・・・」
ちわ「・・・はははっ、何やってんだろ、わたし達」
くわ「・・・あははっ、ちょーおっかしー」
お互いに自分の手をさすりながら相手を見た二人は、思わず吹きだしていた。
ちわ「わたし達って似てるよね、なっちゃん」
くわ「ええ、全然嬉しくないのですけどね」
ちわ「なにそれー!?」
斎藤は怒るポーズを取って見せたが、相変わらずとても愉しそうに笑っていた。
くわ(本当に似てるわよ。強がりなところも、そのくせ弱いところもね。)
桑谷は、心の中でそうつぶやいていた。
弟「ちょっと、なっちゃん。いつまで風呂に入っているんだよ!」
物思いに耽っていた桑谷を、弟の声が現実世界に引き戻す。
くわ「なによ、うっさいわねー!」
さすがに、のぼせ気味になってきたため、バスタブから出ようとしたが、
ふと思い立って、外に向かい一喝する。
くわ「今出るけど、もし覗いたら、ただじゃ済まさないわよ!」
弟「誰が覗くか!なっちゃんのヌードなんか、金を貰ってもご遠慮願いたいね。」
くわ「言ったわねー!このマセガキッ!」
弟「いいから、早く出ろよ・・・」
バタバタと言う足音とともに、声が遠ざかってゆく。
くわ「まったく・・・、姉弟ともに、素直じゃないか・・・」
桑谷は一人つぶやくと、バスタブを出る。
白い肌には雫が真珠のように輝いていた。
なっちゃんに会いに帝都に出撃sage。
359 :
底上げ会 会員B:02/09/22 03:08
age
弟タンキタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
12/25アルバム発売キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
TGS出演乙可憐sage
望「なっちゃん、お疲れさまでした」
桑「うん」
望「ねえ、なっちゃん、今日のゲームショウはどうだった」
桑「沢山のお兄ちゃん達がいたかな。それも大きな」
望「由美子ちゃんや奈々ちゃんと一緒だったんだよね」
桑「楽しかったー」
望「いいなー」
桑「もっちーも来ればよかったんだよ」
望「でも、わたし、お仕事があったし」
桑「高校の時みたいにサボちゃえばいいのに」
望「えっ、そんなこと出来ないよ」
桑「千恵ちゃんは?今日お仕事お休みだったんでしょ?」
望「なっちゃん、前にも言ったけど、千恵はこっちの世界には駄目だよ」
桑「うん、分かってる。ごめんね。それに、もっちーがお仕事をサボるような人じゃないっ
て、あたしがそのことも一番分かってるもん」
望「うん、ありがとう。ところで、今日ってどんなことをしたの?」
桑「えっと、『シスター・プリンセス Re Pure』のオープニング映像を流したかな」
望「え?オープニングって出来たんだ」
桑「徹夜で作ったらしいよ」
望「見たかったな」
桑「絵がすっごいきれいだったよ。あたし、思わず後ろのスクリーンとか見ちゃったもん」
望「ねえ、次は?」
桑「『シスター・プリンセス 2』のプロモーションビデオの公開だよ」
望「ふーん、やっぱり行きたかったな」
桑「それから、電撃屋の新商品の紹介と後は」
望「まだあるんだ」
桑「『Prits』のアルバム発売日」
望「12月25日って発表したんだ」
桑「うん」
望「みんなで頑張ろうね」
桑「そうだよね、最後かもしれないし」
望「ところで、わたしの話って何かあった?」
桑「えっ?」
望「わたしの話ってなかったの?」
桑「もっちーがいないけど、『お店へごーごー!!』ならやったよ」
望「それだけ?」
桑「あと、『もっちーがいたらもっと盛り上がってた』とか『何でもっちーがいないのかな』っぽいこと言ったよ」
望「なっちゃんが?」
桑「うん、そうだよ」
望「由美子ちゃんや奈々ちゃんは?」
桑「あ、あれ…どうだっけかな……」
望「ステージとかで何か言ってくれたのかな?」
桑「楽屋とかなら言ってたんじゃなかったかな……」
望「由美子ちゃんや奈々ちゃんは、ステージでなっちゃんが言ってくれた時に何も言ってくれなかったんだね…」
桑「…う、うん……」
望「そ、そうなんだ……」
桑「で、でもさ、2人とも緊張してたし、仕方ないよ」
望「あ、うん。わ、わたし、気になんかしてないって」
桑「そう?」
望「そうだよ。由美子ちゃんだって奈々ちゃんだってわたしの大切なお友達だもん」
桑「本当にそう思うの?」
望「2人は大切なお友達。だけど、いっつもわたしのことを想ってくれるなっちゃんとは違うもん」
桑「ねえ、もっちー、あたし達、ずっとこのまま、お互いのことを想っていたいよね……」
桑「ところでもっちー、はい。これ」
望「これってなに?なっちゃん」
桑「お土産だよ。デモCDだって」
望「『げっちゅ屋げっちゅ!!』…」
桑「どう?面白そうでしょ?」
望「なっちゃん、この主題歌とか歌ってるのわたしなんだけど……」
桑「………」
「桑谷って、ほんっっと煩ぇよなぁ!」
それは、ずっと以前の記憶。
中学の頃か、高校の頃だったのかも定かではない。
声優に成り立てよりも短く、今よりはずっと長かった髪を揚々と翻して教室に入ろうとした当時の私。
そんな私の足を、ほんの一瞬だけ竦ませた出来事だ。
言い訳がましいけど、発言したクラスメートの男子に特別な感情を持っていたわけでは無い。
それでも、その一言は棘となって、今も心の何処かに引っかかっている。
普段の自分が浅はかな女だと思われたこと、調子づくあまりにいつしかピエロに成り果ててしまっていたこと。
また、それを陰口されていたということが私の自尊心を激しく傷つけた。
もしかしたら私も自覚していない所で、(あくまで軽度とはいえ)男性恐怖症に一枚噛んでいるのかも知れない。
私にとっての客観視した自分、『桑谷夏子』はいわゆる特別な存在だった。
それは決して目に見えて優秀というわけではないものの、それなりに聡明でルックスも悪くない部類に属し、
そこそこうまく立ち回りながら落ちこぼれることもなく人生を渡っていける。
もちろん、その辺りの同世代の子と比べても一線を画している。
……そんな、漠然とした認識を持っていたのだ。
「絶対無理無理。できっこない」なんて自嘲しつつも、誰もが躓くハードルをクリアしてしまえたりもする。
そんな人間が私、桑谷夏子のはずだった。私は、理想の私を貶めるもの全部に目を瞑り、
否定しなければならなくなっていた。──だから。
他の人にとっては『逆上がりができなかった』の一言で済まされることでも、私にとっては
大きくグラつく理由として申し分なかった。
(そりゃ、あの子に大した悪気はないって……わかってる。わかってるけど)
それでも……どうしても、私には我慢できなかった。
行く先々で、公共の電波上で、無邪気に私の失態をふれて回るもっちー。
それだけではない──愛想笑いで逃げを決め込むしかなかった自分にもだ。
結局、私はこんなにも臆病で、芯が弱い存在でしかないのだろうか。
身勝手に格下と決めつけた人間をからかっては、束の間の優越感に浸ることしかできない女。
──脳裏を過ぎゆくあらゆる思考は、結果としてどれも私を追い落とすマイナスの推進力にしか
ならなかった。
それからどこをどうやって、どのくらいの時間をかけて歩いてきたのか。
前も後ろも、自分の居場所さえも見失っていた私に特定することはできない。
そこはスタジオの中か、街中か。もしかしたらイベントの合間だったかも知れないけど、とにかく。
私は奇跡的とも言える確率で、出会ってしまったのである。
本来なら絶対にありえない、一切の仮面を外した『彼女』。
無防備な姿のままで備え付けのロッキングチェアに凭れ、寝息を漏らす──奈々ちゃんと。
【…→ To be continued】
初代の「望月久代物語」さん降臨!?
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
うわー、可憐ちゃんの誕生日祝い損ねた!!
うぅ、遅れ馳せながら、「可憐ちゃんお誕生日おめでとー!」
なっちゃんの誕生日はちゃんとケーキ食ったんだけどな……。
『はじめまして〜!水樹奈々で〜すぅ♪』
言ってから絡み合わせた指先をもじもじと動かし、恥じらったような仕草をしてみせる。
そんな彼女をシスプリの仕事で目にした瞬間、私は直感的な敵愾心を抱いていた。
なんて──なんて厭味な子なんだろう。
上辺だけの笑顔で他人を悦ばせて、その実、何を考えているのか読ませない態度。
そう、彼女が他人に見せるのは、常に満面の笑顔だけだった。
(まるで、他人に媚びていながら貶めているみたい)
傲慢で、独り善がりも甚だしい。自分こそが一番だと思っていなくては出せない表情だ。
私の悪寒はそのまま、苦手意識という形を持って擦り込まれた。
それからというもの、私と奈々ちゃんの関係は体裁上の馴れ合いとして平行線を辿っていた。
嫌いではないけれど、敬遠の対象。性格の合わない妹がいるとしたらこんな感じになるのかな、とも思った。
それなのに、こうして目の前でうたた寝をするこの子は──
奈々ちゃんは、これまでに見てきた何ものよりもずっと小さくて、壊れそうに華奢だった。
長く整った睫、吐息に揺れる桜色の唇。木目細かい肌に彩られた奈々ちゃんは、口惜しいくらいに可愛らしい
女の子の貌(かお)をしていた。
(……奈々ちゃん)
私が息を呑む音にならない音に反応したのか、奈々ちゃんの瞳が見開かれた。
さっと、表情に緊張の色が走る。
「あ、待って!」
思わず口をついて出た言葉に、軽く私自身が驚いていた。
「──?」
小鳥さながらに、微かに首を傾げてみせる奈々ちゃん。
明らかに、『その場にいるのに待ってとは、どういう了見だ』と詰問する仕草だ。
その愛らしくも挑発的なポーズは、既に普段の奈々ちゃんと同じ自信を感じさせた。
「……うーん……『逃げないで』、かな?」
「『逃げる』?……逃げるって、何?」
細く高めのメロディーラインが場に通る。
「あ、えーっと……ごめん、言っといてなんだけどあたしにもわかんないや。
でも何かこう、軽ーくそんな感じがしてさぁ」
意思の強そうなツリ目の視線。こうやって真正面から見るのは久しぶりかもしれない。
でも、今は何となく分かってしまっていた。その意思がどの様にして成立しているものなのか。
(ううん、きっとそうじゃないんだ)
怖かったのだ。素顔の奈々ちゃんと向き合うには、自分の弱さを曝け出さなければならないのだから。
『偽りの笑顔』と『見せかけの虚勢』が共感することなんて有り得ない。
だから、今まで気付いていたのに、気付かないようにして来ただけだった。
「……言いたいことがあるなら、聞くけど?」
「……まぁぶっちゃけて言うと、特にないんだけどね」
「あはは、なにそれ……じゃちょっとだけ、こっちに来てみて」
言われて、ほんの少し距離を縮めるや否や、奈々ちゃんの細い腕が私を抱き寄せていた。
【…→ To be continued】
372 :
底上げ会 会員B:02/09/24 22:10
アゲ
sage
桑×奈々 (;´Д`)ハァハァ・・・
sage
保守sage
377 :
声の出演:名無しさん:02/09/26 22:14
下がりすぎかも
桑谷夏子物語
(・∀・)イイ!!
桑谷夏子物語続編期待age
380 :
声の出演:名無しさん:02/09/28 08:08
ageなおし
sage
ちわ「あれ?景山さんからメールがきてる」
ちわ「珍しいな。仕事のお話は、いつもFAXでしてるのに」
ちわ「それに、なんか添付ファイルも付いてるな・・・」
斎藤は多少訝しく思ったが、マネージャーから送られてきたメールを開いてみた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
おはよう、千和ちゃん。
事務所のメールアドレスに、桑谷さんから千和ちゃん宛の
メールが送られてきてましたので、転送します。
それでは。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ちわ「なんだ、なっちゃんからのメールなのか」
ちわ「まったく、メアド教えてあげたのに、忘れちゃったのかな?」
ちわ「でも、いつもは携帯の方だけだから、しょうがないか。」
パソコンに向かって、ひとりごちながら、桑谷のメールを読み始める。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
やっほー、千和ちゃん元気?
前に話したことのある、東京ゲームショーのお仕事に行って
きたよ。今回は、由美子ちゃん、奈々ちゃんと一緒だったけ
ど、お客さんが本当たくさん来てくれて、嬉しかったけど、す
ごく緊張しちゃったよ。
そういえば、千和ちゃんも新しい企画、「みっくすJUICE」だ
っけ?が始まるんだよね。
お互い仕事とか色々あるけど、がんばろうね。
もちろん、千和ちゃんは勉強の方もね。(ふふふっ)
それでは。
あなたのお姉さま 夏子
P.S. お仕事のときの画像を送ります。
どうだ!あたくしってば、かわいいでしょ?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「あー、ボイクルの頃話してた、ゲームショーのお仕事終わったのか」
「へぇ、なっちゃん、私の新しいお仕事覚えていてくれたんだ」
「なめんなぁー!学校のことを思い出したじゃないか、ひっどいよー!」
突然の大声に、たまたま廊下を通りかかった勇人君が、何事かと思い、そっとドアを開けて覗き込む。
そこには、内容に一々反応して、手足をばたつかせながら、画面に向かって語りかけている姉の姿。
「やれやれ・・・」と溜息を漏らしつつ、姉に気付かれぬようドアを閉め、彼は3階へ去っていった。
ちわ「そうだ、画像、画像」
ちわ「・・・!? あははははっ、何これー!」
そこには、ベビーピンクのパフスリーブワンピースに、白のカットソー長袖の重ね着、スウェードのブーツという、
桑谷の姿があった。しかも、ワンピースの裾はご丁寧にフリルで装飾されている。
確かにかわいらしい格好で、自信満々の桑谷の態度も頷ける。だがこの姿で、いつもの喋り方をするであろう
彼女を想像し、斎藤は笑いが止まらなかった。
ちわ「よーし、なっちゃんにお返し・・・、じゃない、返事書こう」
ちわ「さて、こんなものかな?じゃあ、なっちゃんの携帯に送るぞーっ!」
送信ボタンをクリックしたとき、楽しげに笑う桑谷の画像が、再び斎藤の目に映る。
(何でだろう、なっちゃんの画像を見ていると、とっても切なくなるよ。)
(この1年間が全て嘘みたいに思えてしまう。今まで毎週必ず会えたのに・・・)
(あれ、どうしよう。わたし、また泣きそうになってるよ・・・。)
(泣いちゃダメ、ダメだよ。これじゃあ、なっちゃんに本気でバカにされちゃうよ。)
斎藤は、泣きたい衝動を堪えるために、しばし時間を要した。
そしてそれが収まると、急ぎ、もう一つメールを書き上げ、桑谷に宛てて送るのであった。
くわ「ん?メール?」
くわ「えーと、あっ、千和ちゃんからだ!」
くわ「あたくしの艶姿を見て、感激していただけたかしら?」
なぜか、ご機嫌に斎藤のメールを読み始めるが・・・。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
なっちゃん、こんにちわちわ〜。
あはははっ!リピュアに合わせて、また猫被り始めたの?
でも、いつもの毒トークなんでしょ?それじゃあねぇ・・・。
あと、なっちゃんの服って、本当は、水樹さんの服じゃないの?
なっちゃん、無理言って、交換させたのでしょ?ひっどいなぁ。
なーんてね。
それでは、バイバイ。千和でした。
―――END―――
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「・・・、何これ?」
「このあたくしが、せっかく画像まで付けてメール送ってあげたのに」
「喜んでもらえると思ったのに・・・」
「なんだよ、この子。ちょー、むっかつくなぁー」
今まで機嫌が良かった分、感情のベクトルが同じ量だけ逆に振れたようだ。
そこへ、メールが送られてくる。タイトルがついてなかったが、斎藤からのものであった。
一瞬、桑谷はそのまま削除してやろうかしら?と思ったが、怒りを静めつつ、読み始めた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
なっちゃん、さっきはあんなメール書いてごめんね。
なっちゃんの画像を見てたら、なんだかとっても寂しくなっ
てきちゃって、それをごまかそうとしたら、あんな風になっ
たんだ。
本当は、さっきも泣きそうだったけど、一生懸命ガマンし
たんだよ。だって泣いたら、またなっちゃんに笑われちゃ
うもんね。
それから、服とっても似合ってる。ブーツもきまってるね。
だからソバージュとその格好で、すごくフェミニンな感じが
して、なっちゃん、本当にとっても可愛よ。
あと、メールを送ってくれて本当にありがとう。わたし、こ
れからも一生懸命がんばるよ。
だから、これからもわたしのこと、見ててくれるよね。
千和より
P.S. でもね、真夜中に携帯へメールを送ってくるのは、
やめてほしいなー。
―――END―――
2通目のメールを読み終えると、彼女は静かに目を閉じて、優しく微笑んだ。
(まったく、千和ちゃんてば、子供なんだから・・・)
(それは、お互い様・・・なのかな?)
(でもね、千和ちゃん。泣ける時は、素直に泣いた方がいいのよ・・・。)
すぐさま、返信しようとして、ふと思い立ってそれをやめる。
くわ「明け方にでも、返事を書こうかな?」
悪戯っぽく笑って、彼女はそう呟くのであった。
388 :
声の出演:名無しさん:02/09/28 20:00
ちくわキタ―――――(゚∀゚)―――――!!!
下げ忘れた
ほす
保守(ハアト)
もっとちくわください
ほしゅ
ちわ「ふにー、やっと終わったよ〜」
斎藤は気の抜けた声を出して、手を前に伸ばし机に覆い被さる。
彼女は、前期試験代わりに出されていた夏休み中の課題レポートを、案の定やり忘れていた。
そのため、担当教授に泣き落としをかけて、締め切りを猶予してもらったのである。
やっとのことでレポートを書き上げたので、ようやく人心地ついたのであった。
ちわ「本当、わたしってば、自分で自分の首絞めているね〜」
ちわ「・・・さて、どおしよっかなー?」
まだ寝るのには早い時間である。その時、自分の携帯が目に留まった。
>>394 ちわ「そうだ、なっちゃんって、先週の日曜日もお仕事だったんだよね。」
ちわ「どうだったんだろう?ちょっとメールでも送ってみよっと」
−−−−−−−−−−−−−−−−
なっちゃん、ちわちわー。
日曜日のお仕事はどうしでしたか?
教えて欲しいなー。
−−−−−−−−−−−−−−−−
ちわ「えいっ、送信!」
ちわ「うーん、返事くるかな?」
ちわ「・・・あー、なっちゃんのことだから、またとんでもない時間にかけてくるかも・・・」
ちわ「うわー、どうしよう。困ったな。でももう送っちゃったからなー。」
ちわ「なっちゃーん、早く返事してよねー!!」
とりあえず、東京の方に向かって叫んでみる、斎藤であった。
(つづく)
ちくわ(゚Д゚)ウマー
望「ねえ、なっちゃん」
桑「どうしたの?」
望「今日からRePureの放送じゃない、だから泊まりに来て!一緒に見よ!!」
桑「いきなり何?どうして?」
望「だってすっごく楽しみなんだもん。それになっちゃんと一緒の現場久しぶりだったし・・、せめてはじめくらいはなっちゃんといっしょに見たいから・・・」
桑「そうね・・・ってもっちー、いつもラジオで一緒でしょ」
望「それはそれだよ〜。アニメはアニメだからね」
桑「わかったわ、泊まるの久しぶりだし」
望「楽しみだね〜!」
望「いよいよだね〜」
桑「うん。」
望「あ、そうそう。終わったら反省会ね」
桑「なにそれ、おっかし〜」
望「おかしくなんかないよ〜。それにたまに思うんだ。」
桑「何を?」
望「うん。今はこうやってシスプリとかいろんなお仕事もらって頑張ってるけど、いつかお仕事が来なくなっちゃって…」
桑「笑えないわ」
望「それでそのまんま消えちゃうんじゃないかって、すごく不安になるの」
桑「だったら私のところにお嫁さんに来る?」
望「ふざけた話じゃないんだけどな…真剣にそう思うんだから」
桑「ごめんごめん」
望「・・・うん」
桑「そういえばそんな感じのこと、前にプリン・ア・ラ・モードでも言ってたわね」
望「うん。だからしっかり自分の演技を見て、良かったところとか悪かったところとか考えようと思うんだ」
桑「わかった。そんなに言うんならつきあってあげるから。その代わりその後は私にもつきあってもらうからね!」
望「あ、はじまるよ!」
♪誰よりあなたの〜声が聞きたくて〜(略
(おしまい)
斎藤は、そわそわしながら、レポートを書くために散乱した机の片付けていた。
ちわ「やばいよ〜、なっちゃん、本当に明け方だよー。」
その時、斎藤の心を知ってか知らずか、携帯の着信音が鳴る。
ちわ「よ、よかったー、なっちゃんからだ。『もしもしー、なっちゃん、ありがとーっ!!』」
くわ「もしもし、桑た・・・ な、何!?千和ちゃん、どうしたの?」
ちわ「いーえ、こっちの話でーす」
くわ「千和ちゃん、何だか本当に、ご機嫌じゃない」
ちわ「うん、ようやくやり残していた勉強を終わらせたからね」
くわ「なーにー?もしかして、やり忘れていた夏休みの宿題とか?」
ちわ「・・・、なっちゃん、何で分るんだよーっ!!」
くわ「当りなのかい!」
ちわ「だってしょうがないじゃん!夏休み中は"coopee"で忙しかったんだよ」
くわ「全く、どうしようもない子ですねー。まあ、いいわ。ところで公録の話聞きたいんでしょ?」
ちわ「そ、そうだよ。わたしの話はどうでもいいから、公録、公録!」
くわ「はいはい、分りました。ところで何から聞きたい?」
ちわ「えー、そうだな。場所とかかな・・・?」
くわ「・・・ちょっと、千和ちゃん。何の公録かは分ってるの?」
ちわ「日高のり子さんと長谷川のび太さんの『ノン子とのび太のアニメスクランブル』でしょ?」
くわ「そうそう、でも何だかすごく説明口調な言い方ね」
ちわ「・・・まあ、色々あるから」
くわ「なんだそりゃ?さて、えーと、場所か。場所はサンシャインシティの噴水広場ステージ」
ちわ「あー、あのステージが地下にあって、吹き抜けになっているところだっけ?」
くわ「そう、だからステージ正面だけじゃなくて、吹き抜けになってる上の階からも、みんな覗き込んでいたわよ」
ちわ「へーっ、じゃあお客さんとかは一杯だったんだ」
くわ「うん、凄かったわ。後でスタッフさんに聞いたら、ステージ前の席の人たちは、徹夜、始発組もいたんだって」
>>394-395 ちわ「うわっ、本当スゴイね。でもそれも、なっちゃんの人気の賜物だね」
くわ「あのー、千和ちゃん。あたしゃ、そこまで自分にのぼせてはいないのだよ」
ちわ「えー、違うの?」
くわ「ちげーよ!みんなノン子さんやのび太さん、他のゲストのファンが大勢いるにきまってるのだよ!」
ちわ「ふーん、そうかな・・・。そう言えば、ノン子さんやのび太さんってどんな感じの人だった?」
くわ「あー、それはですね・・・」
ちわ「あっ、待って。他のゲストの方を先に・・・。いや、やっぱりノン子さん達の方を先に。うっ、どっちにしよ・・・」
くわ「はーい、千和ちゃん。あたくは、ノン子さんとのび太さんの方を先に話すので、黙って聞いていてください」
ちわ「・・・はーい」
くわ「まずは日高のり子さんだけど、やっぱり同じ仕事の大先輩だけあって、オーラがありましたねー」
くわ「でも、物腰は穏やかで、本当にキレイな人だったわよ」
ちわ「やっぱり、わたし達の大先輩だもんね。本当にスゴイ人なんだ」
くわ「だから会場に来ていた、特に女の子とかは、ノン子さんに一生懸命声援を送っていたわよ」
くわ「まあとりあえず、あたくしはどんなにがんばっても、ノン子さんの域には絶対達しないと言うことで」
ちわ「えー、そんな事言わないで、なっちゃん一緒にがんばろうよ」
くわ「あたしゃ、絶対無理です。千和ちゃん一人でがんばってくださいな、はーい」
ちわ「なっちゃん、つれないなー。」
くわ「その話は、こっちに置いといて。さて、のび太さん。」
ちわ「ノン子さんは、実際に会ったことなくても、写真とかで見る事出来るけど、のび太さんって全然見たことないね」
くわ「そう、あたしも実は初めて会ったのですよ!まあ、のび太さんは声優じゃなくて、文化放送のアナウンサーさんだから」
ちわ「あっ、そうか。で、どんな感じの人だった?声のイメージと同じような感じだった?」
くわ「あたし、『アニスク』が始まった、中一の頃から聞いていたのだけど・・・」
くわ「声のイメージから、小堺一機さんみたいな雰囲気の人かと思っていたのですよ」
ちわ「じゃあ、会ってみたら全然違っていたとか?」
くわ「まあ、小堺さんには似てなかったけど、声のイメージ通りの温厚な感じの人かな」
ちわ「ふーん、そうだったんだ。そう言えば、なっちゃんは見た目美人だけど、話すと『毒の花』だからねー。」
くわ「千和ちゃん・・・、今度事務所の廊下で見かけたら、ぶっとばすわよ」
ちわ (やばっ、なっちゃんの事務所って、わたしの事務所のワンフロア上なんだっけ・・・)
ちわ「あ、えとえーと、今度は、なっちゃん達ゲストの方のお話だね」
ちわ「わたし、他に誰が他に呼ばれたのか、すっごく知りたい、知りたいなー」
くわ「・・・、まぁいいわ。今回は大目に見てあげましょう」
くわ「で、他のゲスト? あたしの他は、小林由美子ちゃんと釘宮理恵ちゃん」
ちわ「由美子ちゃんと理恵ちゃんだったんだ。由美子ちゃんは先週に引続きだね」
くわ「そおね、そういうことになるわね」
ちわ「それで、それで!みんな、どんな格好で来たの?」
くわ「はーい、斎藤さん。それもあたしが順序立てて話しますので、静かに聞いてください」
ちわ「はーい、わかりましたー」
くわ「まずはお二方のオープニングから始まって、それから主題歌『Shiny scramble』の1番を歌ったのよ」
くわ「2番の時、あたし達ゲストが3人で入って、数フレーズごとをソロで歌って、最後にみんなで合唱」
ちわ「あ、それなら人前で歌うのが嫌いな、なっちゃんでも問題なしだね」
くわ「うっさいわね。放っといてよ!話すの止めるわよ!」
ちわ「なっちゃん。わたしのツッコミなんか気にしなくていいから、続けて、続けて」
くわ「・・・ったく。で、えーと、どこまで話したっけ?」
くわ「えーと、あ、歌が終わった後に、お二人からお客さんに向けて、あたし達ゲストの紹介があったのですよ」
くわ「それで、みんなの格好なんだけど・・・、まずは由美子ちゃん」
くわ「トップは、辛子色の半袖ドレスシャツ、ボトムはグレーの膝丈カーゴパンツで、白いソフトスキン靴にアンクルソックス」
くわ「アクセサリーで、細かい装飾付いたネックレスと、大きな蝶のバックルが付いたベルトをしてたわね」
ちわ「へー、またいつもの由美子ちゃんらしい格好に戻ったんだね。でもこの前のスカートも似合ってたけどな」
くわ「うーん、由美子ちゃん曰く、スカートを穿くと妙に緊張しちゃうとか言ってたからね」
ちわ「あはははっ、由美子ちゃんらしいね」
くわ「次は、理恵ちゃん。・・・えーと、あれ、どんな格好だっけ?」
ちわ「おーい!なっちゃん、もう忘れちゃったのかよ?」
くわ「あははっ。あの子の場合、どうも言動の方に気を取られるからね」
ちわ「あー、それは分るような気がする。ボイクルの引継ぎのときも、彼女、面白かったからね」
くわ「あれは、面白いってレベルなのか・・・。あーっ、思い出した、思い出した、彼女の格好」
ちわ「なに、なに?どんなの?」
くわ「トップは赤の半袖ニット、ボトムは濃紺、濃緑のボックスチェックのスカートに、紐ブーツに薄手の黒のニーソックス」
ちわ「うーん、ブリティッシュ・トラッド調でいいのかな?」
くわ「そうそう、そんな感じ。あとアクセサリーは、ビーズの3連ネックレスと左腕にビーズのブレスレットが二つ」
くわ「たぶん、あれはセットで買ったものだと思うわね」
ちわ「さて、いよいよなっちゃんだね」
くわ「あら、あたくしの事も知りたくて?」
ちわ「はい、知りたいでーす」
くわ「よろしい。では、あたくしの装い。グレーのノースリーブワンピに、白のハイネック・フレンチスリーブニットの重ね着」
くわ「もちろん、黒のピンヒールロングブーツよ」
ちわ「なっちゃん、もしかして、髪型はこの前のゲームショーの時と同じまま?」
くわ「一週間しか経っていないのよ、そうに決まってるじゃない。ソバージュのままよ」
ちわ「うわー、思いっきりコンサバ系だねぇ・・・」
くわ「なーに、千和ちゃん。何か文句あるの? ・・・で、アクセサリーが・・・」
ちわ「ティファニーのシルバーチェーン・オーバルペンダント!!」
くわ「そうそう、それよ・・・って、えーっ!?何で分ったの?」
ちわ「なっちゃんの持っているアクセサリー中で、その格好に似合うのは、それしかないじゃん」
くわ「うわー、千和ちゃん何だか、ムカツク言い方〜」
ちわ「でもなっちゃん、白のニットを重ね着したって言ったけど、どんなワンピだったの?」
くわ「え、ワンピも当然ニットよ」
ちわ「えー?それ暑くない?」
くわ「あー、あたしのワンピは、よくあるタートルネックじゃなくて、ラウンドネックなのだよ」
くわ「ほら、あたしって、体に熱がこもりやすい体質じゃない、だから中に着るもので調節するようにしてるのよ」
ちわ「でも、なっちゃん本当に今風お嬢様な格好して行ったんだね」
くわ「なによー、そんなに可笑しい?」
くわ「あたしとしては『大人の桑谷夏子をファンの皆様に見てもらいたくて・・・』って感じなんだけど」
ちわ「な、なに、なに?今、セニョがいたよ!『セニョリータ夏子』が。あははっ」
くわ「まあ、ゲストはそんな感じの格好なのだよ。それで歌の後は、席が用意されて少しトークをしたのよ」
くわ「他の二人、由美子ちゃんと理恵ちゃんは、お二方と面識あるからいいけど」
くわ「あたしは全くの初対面だから、すげー緊張しちゃいましたよ」
ちわ「で、またもや猫を被っていたと・・・」
くわ「千和ちゃん、ちょームカツク! あたしゃ人見知りする性質なのっ!」
ちわ「はいはい、そうでしたね分りました。それでなっちゃんは、どんな事話したの?」
くわ「改めてお二方に会った感想とか、仕事の告知とかね」
くわ「そうそう、のび太さんへの感想で、『やっぱり声には性格が表れるので、私も今度から気をつけます』って言ったら、お客さんに笑われた」
ちわ「あっはははははっ!!さすがに『毒舌なっちゃん』はもう有名だからね。あははははっ・・・」
くわ「こんちくしょー、斎藤千和、笑いすぎだっつーの!」
ちわ「・・・はははっ、ごめんね。はははっ・・・。・・・で、他に何かやったの?」
くわ「何か腹立たしいわね。えっ、他に?」
くわ「後は、会場のお客さんを交えて、クイズ大会をやったわ」
ちわ「ふーん、どんな風にやったの?」
くわ「会場から4人の代表を選んで、ノン子さん、由美子ちゃん、理恵ちゃん、あたしと一人ずつペアを組んだのよ」
くわ「それで、のび太さんが進行をやったわ。ちなみにあたしは、女の子と組んだのだけどね」
ちわ「へぇ、ところでクイズはどんな感じだったの?」
くわ「アニスク放送開始当時の、ドラマとか一般的な事と、アニメ関連が交互に出題されたかな?」
くわ「ただ、回答の方法がちょっと特殊だったのよねー」
ちわ「なにそれ?」
くわ「『次はCMがはいります』ってまず答えなきゃいけないのよ」
ちわ「それ、もしかして黒柳徹子さんの物まね?あははっ、似てねー」
くわ「これは確かに自分でも似てないと思うわ。だから、のび太さんが、ニュアンス的に合ってればOK出してくれるけどね」
ちわ「結局、なっちゃんは答えられたの?」
くわ「一応ね。3問目をあたしが正解したけど」
くわ「そのとき、ノン子さんとペアを組んでいたお客さんが、答えようとしてたらしいけど、当然あたしが回答権を取ったわ」
ちわ「え、どうして?」
くわ「だって、あたし腹式呼吸で思いっきり声出したからね」
ちわ「うわー、なっちゃん、一般人相手にえげつなーい」
くわ「しょうがないでしょーが。それに勝負事となると、結構燃えるのよね。あたしってば」
ちわ「なっちゃん、普段は冷めてるけど、そういうところには、とってもむきになるよね」
くわ「あー、もう千和ちゃん。今度会ったときは、ぶっとばすことに決定〜」
ちわ「わー、わー、わー、なっちゃんごめんなさい。お願い顔はぶたないでー」
くわ「あはははっ。なに言ってんだかよ、この子は、まったく」
ちわ「へへへっ、ところでさ、誰が優勝したの?」
くわ「結局、優勝は由美子ちゃんチーム。実は彼女、最終問題までポイントがなかったのよ」
くわ「でもお約束で、最後の問題に回答すると、一挙にプラス5ポイントだったから」
ちわ「本当、お約束な展開だね〜」
くわ「まあ、そんなところだったのですよ。で、最後に全体としての感想を求められたのだけど・・・」
ちわ「どんな感じに答えたの?」
くわ「ほら、さっきも話したけど、ぶっちゃけ『アニスク』は放送当初から聞いていた訳じゃない」
くわ「まさかそれに呼ばれて、出演するなんて、その当時には思いもよらないことなのですよ」
くわ「だから、人生がんばっていればいい事があるなー、って様なことを言ったかな?」
ちわ「そうだよ、なっちゃんがんばろうよっ!わたしもがんばるからさっ」
くわ「うーん、そう・・・ね。・・・でも千和ちゃん、あたしゃ別に、今すぐ全て投げ捨ててどうこうしたいって、思ってないわよ」
ちわ「そうかな?わたし、なっちゃんの言動を聞いていると、時折危ういものを感じるんだけど」
くわ「えー、そう?そうか・・・。千和ちゃん、あたしのこと心配してくれていたんだね。ありがとう」
くわ「でも性格的にがむしゃらに、ってのは向かないから、あたしなりにマイペースでがんばるわよ」
ちわ「うん、なっちゃんは、なっちゃんらしいのが一番だよ。だからこれからも、がんばってぶっちゃけてください」
くわ「ちょっと、今の言葉は、誉め言葉なのかー?」
ちわ「わたし的にも微妙かも」
くわ「何だそれ?・・・ふふふっ、ありがとうね」
ちわ「どういたしまして。・・・へへへっ」
会話が途切れた時、ふと斎藤の視界の中に、目覚し時計が入った。
ちわ「えっ、えーっ!?」
くわ「何?ちわちゃん、どうしたの?」
ちわ「嘘、うそーっ、もうこんな時間なの」
くわ「あら本当、結構いい時間ね」
時計の針は、深夜というよりも明け方に近い時間を指し示していた。
ちわ「うわーん、わたし明日は一限の授業があるのに〜」
くわ「あっはっはっ、大変じゃない」
ちわ「えーん、わたしもう寝るよ。じゃあね、おやすみなっちゃん」
くわ「はいはい、おやすみ、千和ちゃん。・・・あっ」
ちわ「何、なっちゃん?」
くわ「お約束で、寝坊したり、折角書いたレポート忘れたりして、大変な事にならないように。ふふふっ、じゃあね」
ちわ「なめんなぁー!!」
一通り、自分の携帯に罵声を浴びせ掛けると、彼女は我に帰り、ベッドに潜り込もうとする。
だが、そのとき机の上のあるレポートに目がゆく。
そのレポートをそそくさとバッグにしまい込むと、必要以上に目覚し時計を入念にセットして、斎藤は眠りに就くのであった。
(おわり)
ちくわ(・∀・)イイ!!
保守だよ。
409
ちくわ(゚Д゚)ウマー
ちくわマターリしてて(・∀・)イイ!
こちらは「お店へGO!GO!」促進委員会です!!
活動内容
ラジプリから発生した萌え語「お店へGO!GO!」2ちゃんねるからを流行らせ
今年もしくは来年の流行語対象を狙うというものです
413 :
声の出演:名無しさん:02/10/07 01:52
麻績せへ郷郷!!
もう10月かぁ
本気で予想してもいいかもな
予想:桑・望・千恵
戦後最大級と言われた台風が足早に東京の街を過ぎていった。
翌日は台風一過の青空が久し振りに広がっていた。
気温は10月とは思えないほど上昇し夏日を記録していた。
あたしはもっちーの家にその日の夕方から遊びに来ていたが、台風が関東地方を通過している頃には既に2人で布団の中に入り休んでいた。
窓に叩き付けるように降る雨と強い風は確かに怖かったが、二人で一緒にいることがあたしに安心感を与えていた。
多分それはもっちーも同じだったのだと思う。
望「なっちゃん、なっちゃん・・・」
桑「う・・・ん・・・・」
望「なっちゃんてば、起きて。ねえ、なっちゃん」
あたしはもっちーに肩を揺らされて目を覚ました。
目を覚ますまでは何か夢を見ていたようだったが、それがどんな夢だったのか定かではなかった。
ただ感覚的に不思議と怖い夢ではなかったことだけを記憶してていた。
きっともっちーと一緒だったから怖い夢や厭な夢を見なくて済んだのだ、そんなことをぼんやりと考えていた。
桑「あ、もっちー・・・」
望「おはよう、なっちゃん」
もっちーは既に目を覚ましていたらしく、狭いベッドに半身を起こしあたしを見つめていた。
桑「もっちー、起きてたんだ」
望「うん、さっき起きたんだよ」
桑「それなら一緒に起こしてくれれば良かったのに。寝顔を見てるなんてひどいよ」
あたしは寝顔を見られていた恥ずかしさから顔を背けると枕に埋めた。
望「だってー、折角なっちゃんの寝顔を見れるんだよ。勿体ないよ」
こういう時、もっちーは普通では恥ずかしい台詞を臆面もなく話してくれる。
あたしはそれが少し照れくさくもあり、そしてそれ以上に嬉しくもあった。
望「なっちゃんの寝顔、とっても綺麗で可愛かったの。わたしね、ずっと見とれちゃったんだよ」
そう言うともっちーはソバージュの掛かったあたしの横髪を白い細い手で掻き上げた。
もっちーの白くて小さな手があたしのうなじや耳に触れていた。
あたしは思わず声を洩らしたくなったが、もっちーに感じていることを気取られることが恥ずかしくて思わずその声を押し殺した。
あたしは顔を上げてもっちーの顔を見ることに躊躇いがあった。
それでも勇気を出して見上げてみるともっちーの瞳も心なしか潤んでいるようだった。
桑「も、もう朝なんだね。お、お天気はどうなったのかな」
あたしは上擦った声でもっちーに話し掛けた。
望「すっごい良いお天気だよ、なっちゃん」
あたしの上擦った声に気付いたのか答えるとくすっと含み笑いをした。
桑「そうなんだ」
望「ほらっ」
窓側で寝ていたもっちーは言うと直ぐにカーテンをさっと引いた。
桑「うわ、眩しい・・・」
あたしは日の光に一瞬目眩を覚えたがそれにも直ぐに慣れた。
慣れた目には今し方カーテンを引き寄せたもっちーの姿があったが、注がれている日の光に髪が透けているように見え、その姿はとても幻想的に思えた。
望「ふふふっ、それになっちゃん、もう朝って言うには遅い時間だよ」
もっちーが室内の時計を指すと時間はもう9時を回っていた。
桑「そうね、起きようかしら」
望「うん」
あたしはもっちーの隣に寄り添うように半身を起こすと顔を近づけた。
もっちーもあたしの動きに呼応するようにそっと顔を近づけてくる。
やがてお互いの髪が重なり合い、額と額がこつんとぶつかった。
あたしともっちーはカフェ達がするように二人で鼻を擦り合わせるとくすくすと笑った。
そしてあたしは今日一番であろう笑顔でもっちーに挨拶をした。
桑「おはよう、もっちー」
望「うん。おはよう、なっちゃん」
応えるようにもっちーがあたしに優しく微笑みかけた。
(つづく)
コココココ(・∀・)コスモス!
419 :
声の出演:名無しさん:02/10/07 22:48
ミーニミーニプリプリ
ミーニミーニプリプリ
あたしがゆっくりとベッドから立ち上がる頃には既にもっちーは洋服に着替えるためにクローゼットの前に立っていた。
そして、相変わらずもっちーはあたしを見てはにこにこと笑っていた。
桑「ねえ、もっちー」
望「うん?」
桑「今朝はシャワー浴びないの?」
あたし達が一緒に寝た翌朝には決まってシャワーを浴びていた。
それは別々の時もあれば二人で一緒の時もあった。
あたしにはそれがもっちーの家での当然の行為のように思えていた。
望「え・・・なっちゃん、だって・・・」
着替えをしながらもっちーは恥ずかしげに続けた。
望「昨日、何も無かったから・・・」
桑「そ、そうよね・・・」
あたしは昨日は無かったもっちーとの情事を思い出して言葉を詰まらせた。
望「汗かいてないし、平気かなって。なっちゃんは気になるの?」
桑「あ、あたしも別に・・・」
望「お風呂勝手に使っても良いんだよ」
桑「要らない、要らないって。あたしも汗なんかかいてないし」
あたしは急いで手を横に振るジェスチャーをしながらもっちーに答えた。
望「そうなんだ、ねえ、着替えたら朝ご飯にする?」
すっかり着替え終わっているもっちーがあたしを促すように尋ねた。
桑「朝ご飯か・・・」
あたしは着替えながら第二の自宅であるもっちーの家のキッチンを思い浮かべた。
望「本当に今日は良いお天気だよねー」
もっちーは窓の外を見上げると誰に言うともなく話しを続けた。
望「あーあ、何処かゆっくりと静かな処に行きたいなー」
それは先日までのハードなスケジュールをこなしていたもっちーの素直な気持ちであろう。
その言葉につられるようにあたしはもっちーの見上げていた窓を見上げた。
お日様はさっきよりも少し昇っているように感じた。
桑「ねえ、もっちー」
わたしの頭のなかにあるアイディアが閃いた。
望「なぁに?なっちゃん」
桑「出かけようか」
望「何処に?」
あたしの突然の提案にもっちーは首を傾げた。
桑「ゆっくり出来て静かな場所」
望「え、何処に行くの?」
桑「公園なんてどうかな」
望「公園・・・近所の鉄棒のある処?」
あたしはそこがあたしともっちーが逆上がりをした公園のことだと思った。
桑「違うって。もっと大きな公園。立川の昭和記念公園とか」
もっちーは大きな目を見開くとあたしの方を見た。
望「昭和記念公園?行くいく。あ、でも混んでないかな」
桑「大丈夫でしょ。平日なんだし」
望「お昼とかはどうするの。今からだとお昼とかになっちゃうよね」
桑「大丈夫だって。もっちー、あたしがお弁当作るから」
望「わぁ、なっちゃん本当?」
桑「うん、その代わり作る時間とかあるから朝ご飯はパスね」
望「うん」
桑「ついでに朝ご飯のおかずも貰っちゃいましょ」
望「そうだね。お母さん何を作ってくれていたのかな」
もっちーは両手を胸の前で合わせると楽しそうに話した。
あたしは遅くなった着替えを終え、部屋を出るためにドアの前に立った。
桑「さぁ、料理しようか」
望「うん」
あたしの後を追うようにそっともっちーが近づいた。
(つづく)
堪能させてもらいました。
激しくイラスト化したいYoー!!
+ 激しく同意 +
烈しく尿意
+ 激しく保守 +
428 :
底上げ会 会員H:02/10/12 22:13
もうそろそろ終了しても良い頃だと思いますが、とりあえず1000まで
行かせるためにageます
429 :
声の出演:名無しさん:02/10/12 22:31
この良スレを保守するのだよ。
Pritsの妹分か・・・
我が妹の妹は、我が妹も同然!
>>432 あのセリフは子供心にもワラタ、OVAではどうなるのだろうか?
ボイスクルー 完全に終わったな・・・
寂しくなるぜ
>>415-417 >>420-422 桑「さーて、何を作ろうかしら」
あたしは調味料から皿小鉢の場所まで知っているもっちーのキッチンに立つと食材を物色するように周囲を見回した。
望「なっちゃん、何を作ってくれるのかな」
もっちーはテーブルにつくとお菓子やデザートを待つ子供のようにはしゃいでいた。
桑「ねえ、もっちーは何が食べたい?」
恋人同士、彼女が彼氏に話すようにあたしは甘くもっちーに尋ねてみた。
望「うーん、やっぱり卵焼き。それに、キャベツご飯」
桑「それ、あたしがもっちーに前に作ってあげてたやつじゃん」
望「うん、そうだね」
桑「何かさぁ、あたしそんなものしか作れないみたいに思わない?」
望「えー、そんなことないよ。なっちゃんお料理いっぱい作れるし、わたし、なっちゃんが作ってくれたものが一番美味しいと思うよ」
桑「そ、そうかなー」
そう言うともっちーはあたしの顔を真剣に見つめていた。
あたしはそのもっちーの真剣な眼差しに恥ずかしくなり、頬を紅らめると曖昧な返事しか出来なかった。
望「ねえ、なっちゃん。本当にどうするの。コンビニのお弁当にする?」
もっちーは右手にした腕時計を見ていた。多分時間を気にしているのだろう。
確かにコンビニのお惣菜やお弁当は手軽だし美味しいかもしれない。
それでもあたしはあたしの料理を『美味しい』と言ってくれるもっちーに何かを作ってあげたかった。
桑「やっぱ、簡単に作れるものかな。おにぎりとか唐揚げとか卵焼きとかかな」
望「おにぎり美味しいよね。ご飯にふりかけとか混ぜると味も変わるし、もっと美味しくなるよね」
それは、ふりかけやおかずが無いとご飯が食べられないあたしへのもっちーなりの配慮だろうか。
桑「そうね。それじゃ、ある程度目途が附いたから急いで作りましょう」
望「うん」
そう言うともっちーは席を立ち上がりあたしの横に並んだ。
桑「もっちー、あたしが作るから。座ってて」
休日くらいあたしよりも仕事が忙しいもっちーには無理をさせたくなく、あたしは席に附いてもらおうと思った。
望「ううん。いいの、なっちゃん。一緒に作ろう」
桑「でも、もっちー・・・」
望「だって、なっちゃん。独りで作るより二人で作った方が早くできるよ」
桑「そうだけど・・・」
望「それに・・・」
静かな口調で話していたもっちーはそこまで言うと黙ってしまい、またあたしを見つめた。
それに・・・なっちゃんとわたし、二人で一緒に作った方が想いがこもった分もっともっと美味しいと思うから・・・
桑「あ・・・」
そう思うとあたしの口からは短い言葉が漏れていた。もっちーはあたしと一緒に料理が作りたかったのだ。
きっと、その方がずっと美味しいに決まっている。
もっちーはあたしが発した短い言葉の意味が分かったのか、それ以降は俯くと黙々と料理を手伝ってくれた。
それから程なくしてあたし達二人の想いが詰まったお弁当は出来上がった。
(つづく)
コスモスキタ━━(・∀・)━━━!!!
公野タソを、激しく凌ぐ勢いです。
>>415-417 >>420-422 >>435-436 桑「ところで、ねえ、もっちー」
あたしは出来たばかりのお弁当を包みながらもっちーに尋ねた。
望「うん?どうしたの、なっちゃん」
桑「公園までは、どうやって行くのかな?」
望「そうだね、電車か車だよね」
もっちーの自宅は新興住宅地にある所為か駅からは少し遠い場所にあった。
その為、電車を利用するには駅までバスを利用しなければならなかった。
桑「車か電車か・・・電車だと荷物がね・・・」
あたしはそう言うと包み終わったお弁当を見た。
あたしには荷物を持って公共の乗り物を移動することが不便で仕方なかった。
望「それなら車にしようよ。わたしが運転するよ」
そんなあたしの不満な顔色を見たのだろうか、もっちーは車を出すことを提案した。
桑「え・・・ぶ、ぶーぶーくん・・・」
あたしはもっちーの申入れが凄く嬉しかったのだが、もっちーの運転技術を考えると言葉を詰まらせてしまった。
望「どうしたの、なっちゃん。わたしの運転、上手だよね?」
あたしの不安な気持ちを察っしたのだろう、もっちーが念を押すように尋ねた。
桑「う、うん。上手だよ、もっちー。だ、だから宜しくね」
それまで曇っていたもっちーの顔が急に晴れたようだった。
望「うん。まかせてよ、なっちゃん」
そしてもっちーは小さくて可愛らしい胸を右手でぽーんと叩くと笑顔で答えた。
あたしはその時のもっちーの表情であることに気付いた。
それは、もっちーが車を出すと言った時、あたしが断ったら電車で行こうと言い直したであろうことを。
もっちーの曇っていた表情には、あたしがもっちーのことを信頼しているか心配や不安があったのだと思う。
あたしはそんなもっちーの気持ちを分かってあげることをしなかった。
もっちーはいっつもあたしのことを考えていてくれていたのに。
そう思うとあたしの胸がきゅっと痛んだ。
その頃、もっちーは出発の準備をしており、玄関先から声が聞こえた。
望「ねえ、なっちゃん。準備できたよ」
桑「あ、うん・・・」
あたしはその声に促されるようにキッチンからお弁当を持って玄関へと移動した。
そこにはすっかり準備を終えたもっちーがあたしの来るのを待っていた。
望「ほら、なっちゃん、どうしたの」
桑「あ、うん・・・靴・・・履くね」
あたしは中腰になると急いで靴に履き替えた。
望「はい、なっちゃん」
靴を履き終えたあたしにもっちーが手を差し出した。
それは、白くて小さくて可愛らしいもっちーの右手だった。
それでも日に照らされたもっちーのその手が、あたしにはいつもより大きく感じられた。
望「行こう、なっちゃん」
桑「うん。よろしくね、もっちー」
あたしはもっちーから差し出されたその手を離さないようにしっかりと握るのだった。
(つづく)
来年の特番はみっくすJUICEが出そうな予感
望「あれー・・・おっかしいな・・・」
桑「どうしたの、もっちー」
それは電撃十年祭当日の朝の出来事だった。
わたしはスタジオイベントで幕張メッセに行かなければならず、
八王子の自宅からは遠いこともあり、なっちゃんの家に昨夜からお邪魔していた。
いつもどおりに2人で朝を迎え、いつもどおりに2人でお仕事に出かける。
わたしがドジをするまでは、その日もそうなるはずだった。
望「どうしよう・・・」
桑「だから、どうしたの」
望「あのね、なっちゃん。ブラ・・・忘れちゃったの・・・」
桑「はあ?」
望「今日のイベントで身に付けるはずだったブラをね、わたし、忘れちゃったの」
あたしは恥ずかしくて小さな声でなっちゃんに言った。
桑「・・・あははははははっ。もっちー、本当に?」
わたしのドジは確かに笑われても仕方のないことだと思った。
望「・・・・・・・・・」
こくん。わたしは無言で頷いた。
桑「ごっめーん。もっちーが急に何を言い出すのかと思ったから」
望「うん・・・いいよ、別に・・・・・・」
ただ、なっちゃんになっちゃんに笑われてしまったことがわたしを凹ませた。
望「でも・・・どうしよう・・・」
桑「ねえ、昨日の夜までしていたブラは?あれ結構可愛かったじゃん」
望「えー、だって、汚れちゃってるもん。それに、今日の衣装だと見えちゃいそうだから嫌なんだ。」
桑「そうだよね。同じ下着を続けて着たくないよね。ところでもっちー、今日の衣装って何なの?」
望「これだよ」
そう言うとわたしはバックから黒いタンクトップをなっちゃんに見せた。
桑「あー、それじゃ普通のブラじゃ肩とか見えちゃって駄目よね」
望「そうなの・・・」
あたしとなっちゃんの間に暫く沈黙が流れた。やがてなっちゃんが声をあげた。
桑「そうだ、もっちー、あたしの貸してあげるよ」
望「え?」
桑「あたしがcoopeeのイベントで使った透明のブラ。あれなら見せてもいいやつだし、もっちーが持ってこようとしたのと同じじゃない?」
望「でも・・・なっちゃんに悪いよ」
わたしにはなっちゃんの好意に対して恐縮する気持ちと、なっちゃんの下着を身に着けることへの恥ずかしさがあった。
桑「なーに言ってるのよ。今だってあたしのTシャツ着てるじゃない」
確かにわたしはなっちゃんから借りたTシャツをパジャマ代わりに着ていた。
桑「ほら、これ。遠慮なんかしないで」
なっちゃんは箪笥からブラを取り出すとわたしに手渡した。
望「あ・・・う、うん・・・」
桑「あたしが手伝ってあげるから」
望「え・・・本当?」
あたしのことを心配してくれてそこまで言ってくれるなっちゃんの気持ちがわたしには嬉しかった。
桑「そうと決まれば、早く脱いで、もっちー」
望「うん」
わたしはなっちゃんに促されるとTシャツを脱いで上半身を露わにした。
望「今度、なっちゃんにお礼しなくっちゃね」
そしてブラに腕をとおしながら、ホックを留めるために後ろにいたなっちゃんに話しかけた。
桑「お礼?もっちーからお礼なんて、いらないわ。けど・・・」
望「・・・あっ・・・・・・」
なっちゃんはわたしの首筋にキスをした。
桑「もう、秋なのにこんな薄手の衣装を着るなんて。もっちーたら馬鹿なんだから」
なっちゃんはキスをすると今度はわたしの耳元でそっと囁いた。
望「はぁ・・・う、うん・・・ご、ごめんなさい・・・」
桑「いい、もっちー。あたし以外の人に肌なんか見せちゃ駄目だからね・・・」
望「うん・・・」
ホックを留めていたなっちゃんの両手がわたしの胸にまわされた。
桑「綺麗よ、もっちー・・・」
望「嬉しいな。わたし、なっちゃんの腕の中にいるんだね」
桑「そうね・・・ねえ、もっちー。今日、本番中に絶対メールしてね」
望「うん。分かった。わたし達、離れていてもずっと一緒だからね」
わたしは瞳を閉じるとこの一瞬の幸せが永遠に続くようにと願った。
(おしまい)
444 :
声の出演:名無しさん:02/10/18 04:53
埋もれてんな・・・
(;゚∀゚)=3 プハー! ノーブラときたか
最近、作品の質が上がってきた気がする
保守
どれくらいの人がここを覗いてるんだろ?
>>448 俺も疑問に思ってたとこだ。
人が居過ぎんのも荒れるもとだが、いなさ過ぎるのも寂しいな
|∀・)
451 :
声の出演:名無しさん:02/10/21 16:33
ほっしゅage
最近ここを知ったぜ!
それにしても良いスレですなー
良スレ保守。このスレまだ生きてたんですね。
454 :
声の出演:名無しさん:02/10/21 18:33
秋桜イイ(・∀・)!!です。
続きに期待してまふ。
期待保守
457 :
声の出演:名無しさん:02/10/23 22:49
期待age
>>415-417 >>420-422 >>435-436 >>438-439 2人で作った大切なお弁当を持ってあたしはもっちーの車の助手席に乗った。
もっちーの愛車「ぶーぶーくん」は黄色の軽自動車でアルトという車名なのだという。
昭和記念公園までは平日ということもあり、車で1時間もかからなかった。
その道中でもっちーはお兄さんから貰ったというカーステレオの話とか、車を買った時の話をしてくれた。
車に興味の無いあたしにはもっちーの話自体にさほど興味は無かったが、運転をしながらそんなことを嬉しそうにあたしに話してくれるもっちーの横顔を見ているだけで幸せだった。
昭和記念公園の立川口に近い駐車場に車を停めたあたしともっちーはそれぞれに入園料を払い園内に進んだ。
桑「ねえ、もっちー。貸し自転車があるけど、どうする?」
ゲート近くにあるレンタルサイクルの看板を見たあたしはもっちーに聞いてみた。
望「うーん、どうしようかな・・・自転車だと楽だけど、なっちゃんと一緒に並んでお話しできないしな・・・」
桑「そ、そうね」
望「それに、サイクリングコースより歩道の方が景色が綺麗だもんね」
桑「分かったわ、それじゃもっちー、歩いて行きましょ」
あたしはそう言うと右手に持っていたお弁当の包みを持ち替えた。
望「あ、なっちゃん、重いよね。ごめんね、わたしが代わろうか?」
桑「いいよ、大丈夫だから。平気、へいき」
確かに女の子2人分のお弁当は抱えると言うには大袈裟なものであり、それはどちらかと言えば小さいものだと思った。
それでもあたしがお弁当を重たそうに持っているともっちーが見たとすれば、それは不健康な生活と運動不足によってあたしの腕の筋肉が無い所為なのだろう。
望「なっちゃん、本当に大丈夫?」
桑「大丈夫だから、心配しないで、もっちー」
望「うん」
2人で銀杏並木の下を歩いて公園の内に向かったが、まだ銀杏の葉は黄色くなっていなかった。
ただ、足下に落ちていた銀杏の実が独特の匂いを生じさせ、深まりつつある秋を感じさせていた。
望「なっちゃん、噴水って幻想的で綺麗だよね」
カナールにある大小5つの噴水を見てもっちーは溜息混じりに呟いた。
桑「そうね、こうやって水の調べを聴いていると、心が洗われるようよね」
そう言うとあたしは隣を歩いていたもっちーの肩にそっと頭を預けた。
望「なっちゃん・・・どうしたの?」
桑「ごめんね、なんでもないの。ただね、もう少しこのままでいさせて・・・」
望「うん・・・」
少し離れたふれあい広場から子供達の声が聞こえていた。
あたしともっちーはカナールにある一番大きな噴水の前に立ち止まると、肩を寄せ合い暫くの間その水の流れを眺めた。
(つづく)
保守
461 :
?R?T?L???I`??E^?r:02/10/25 15:42
あーあ、桑谷と望月のレズ説のスレになっちゃうよ〜〜〜〜〜〜〜。
>>461 何を今さらなことを言っておるのだね君は。
むしろここでレズ説が生まれたのだよ
盛 り 上 が っ て ま い り ま し た ?
「秋桜」職人さんへ
生きる為への活力を見出だしますた。
保守
最近、秋桜の続きが楽しみで仕方なかったりする
468 :
?R?T?L???I`??E^?r:02/10/28 10:26
他の女性声優のレズ物語ないの〜〜〜〜〜。
469 :
声の出演:名無しさん:02/10/28 11:35
470 :
声の出演:名無しさん:02/10/28 11:40
おもろいのでage
>>415-417 >>420-422 >>435-436 >>438-439 >>458-459 暫くは時間が経つのを忘れたあたし達だっが、歩みを進め噴水の脇を抜けるた。
そこは一面を芝に覆われたふれあい広場となっており、カナールで聞こえた声はやはり両親と遊ぶ子供達の声だった。
多くの子供達は手に手に遊具を持ちそれぞれの遊びに興じていた。
横を歩いているもっちーの顔をのぞき込むと輝くような眼差しでその光景を眺めていた。
桑「もっちー、何だか嬉しそうね」
望「うん。子供達の楽しそうな姿って、見てるとこっちも楽しい気持ちになれるよね。なっちゃんもそう思うでしょ」
もっちーは子供達から視線を外そうとはせずにそう言った。
桑「あ、うん。そうね、端で見ているこっちも微笑ましく思えるわね」
子供のことはあまり好きではないあたしだったが、もっちーの言葉には素直に頷いた。
その時、あたしはもっちーに似た子供と自分が遊んでいる姿を想像していた。
その子供はもっちーが本当に小さくなったのかもしないし、あたしが生んだもっちーの子供だったのかもしれなかった。
隣にいるもっちーが急に子供になったり女の子のあたしが女の子であるもっちーの子供を産むという世界、あたしにだってそれが絶対あり得ないことなのだと分っていた。
それでもあたしはそんな白昼夢を見ることが出来たのが嬉しくて仕方がなかった。
あたしは自分達が子供達が無邪気に遊ぶ姿に見とれていて歩くのを止めていることに気付いた。
望「ねえ、なっちゃん」
今まで子供達を見ていたもっちーがあたしの方を見た。
桑「どうしたの、もっちー」
もっちーは俯くと少し小さな声で話した。
望「えへへっ、あのね、わたし、あの子供達を見てて思ったの。なっちゃんの子供だったらすっごく可愛いんだろうなって」
桑「ふふふふふっ」
望「あれ?どうしたのなっちゃん。わたし、変なこと言ったかな?」
桑「ううん、違うの、違うのよもっちー。嬉しかったの、もっちーがあたしと一緒だったから」
望「え?何が一緒だったの、なっちゃん」
もっちーはあたしの言っている意味が分らないはずで、きょとんと不思議そうな顔をしていた。
桑「ねえ、行こうか、もっちー、お昼になっちゃうよ」
あたしはもっちーの手を握りると再び歩き始めた。
望「あ、う、うん」
もっちーもあたしの手を握り返した。
望「ねえ、なっちゃんてば、何が一緒なの?」
桑「いいの、もっちーは知らなくても」
望「えー、なっちゃんばっかり、狡いよ」
もっちーはふてくされると歩くのを止めてしまった。
桑「もっちー、歩こうよ」
望「嫌い。なっちゃん、教えてくれないんだもん」
桑「分かったわ。教えてあげるから」
あたしは向きを変えてもっちーの前に立つと顔を近づけた。
桑「いい、もっちー、それはね」
望「うん・・・」
そう言ってもっちーはごくっと息をのんだ。
桑「ひ・み・つ」
あたしはそれだけ言うともっちーの鼻先に軽くキスをした。
望「きゃっ・・・もう、なっちゃんったら、すぐに誤魔化すんだから」
桑「でももっちー、あたしにキスしてもらえたんだし、嬉しいでしょ」
望「なっちゃん、話をすり替えてるよ」
桑「もう、そんなことばっか言うと、何もしてあげないから」
望「えー・・・」
桑「だから、ね、早く行こう」
望「うん」
もっちーは少し凹んでしまったように言葉が少なくなってしまった。
それでもあたしがさっき心に想ったことは、もっちーに言わなくてもいいと感じていた。
それは、あたし達の思いが同じなのだから言う必要もないことだからだ。
あたしは温かい想いを胸にしまうと温かい手に繋がれてふれあい橋へ向かった。
(つづく)
保守
(つづいてください)
なっちゃんと弟の話の続きも読みたいなー
ちわ「くちゅん・・・うーん、やっぱりこの前、はしゃぎ過ぎちゃったかな?」
天井を見つめながら独り言を呟く斎藤千和。
先週末、声優Waveとアイムのファンイベントを終えたところなのだが、直りかけていた
風邪をぶりかえしてしまい、床に臥せっているのであった。
幸い、千和ママによる手厚い看護の甲斐あって、快復しつつあるのだが、微熱によって
もたらされる気だるさを、彼女は持て余していた。
ちわ「なんか、いい加減寝てるだけなのも、飽きてきちゃったな・・・」
ちわ「だけどテレビ見たり、本を読んだりするのは、まだ辛いな。」
ちわ「こういうときは、やっぱり誰かとお喋りだよね〜。」
ちわ「誰にしよっかな?めーみちゃん、麻衣ちゃん、佳奈ちゃん、理科ちゃん・・・。」
ちわ「何はともあれ、携帯、携帯と・・・、うわわっ!?」
机の上の携帯を取りに立ち上がるが、軽い立ち眩みを起こしてよろけてしまう。
ちわ「はぁー、危なかった。やっぱりずっと寝ていたせいかな?」
よろけたはずみで、彼女はドレッサーの前に立っていた。
何の気なしに、鏡の中の自分自身に向かって、「べーだっ!」と舌を出しておどけてみる。
彼女の着ているピンク色のパジャマは、パフスリーブで襟、袖口がフリルによってあしら
われており、大きな胸元のリボンが大変可愛らしい。また、寝るのに煩わしく無い様、長
い髪を片おさげにして、左胸元に垂らしていた。
ちわ「そういえば、このパジャマ・・・。」
ちわ「なっちゃんがうちにお泊りしてくれたときも、私着てたんだよな。」
ちわ「あのとき、このパジャマを見て『お子ちゃま〜』って、笑われたっけ。」
ちわ「・・・そうだ、なっちゃんに電話してみよう!」
ちわ「なっちゃん、電話に出られるといいけど・・・。」
斎藤は、ベッドの上にぺたりと座り込むと、メモリダイヤルの中から桑谷の名を探し出し
て発信した。
くわ「はい、桑谷です。えーと、千和・・・ちゃん?」
ちわ「もしもし、そうだよ、なっちゃ・・ごほごほごほごほっ・・・。」
くわ「うわっ、何だかばっちいな。」
ちわ「なんだよー!いきなり人に向かってばっちいとは御挨拶だな・・ごほごほっ。」
くわ「あーっ!分かったから、少し落ち着きなさいよ。」
くわ「耳元で咳き込まれると、うるさくて敵わないわよ。」
ちわ「ごほごほっ・・なっちゃんは相変わらずだなー。・・・ごほっ・・・。」
くわ「・・・どう?咳は治まった?」
ちわ「ごほっ・・・・・・・うーん?とりあえず・・・かな?」
くわ「これでようやく、話せるようになったわね。」
ちわ「あははっ、そうだね。ところで、なっちゃん。今、時間はあるの?」
くわ「これからアフレコなんだけど、まだ時間があるから、少しなら平気よ。」
ちわ「そうなんだ。ふーん、やっぱり忙しいんだね・・・。」
くわ「・・・。」
ちわ「・・・。」
二人「とこでさ・・・。」
ちわ「あっ、なっちゃんからどうぞ。」
くわ「いや、千和ちゃんから・・・とやってると、間怠っこしいので、あたくしから。」
ちわ「ふふっ、なっちゃんらしいね。」
くわ「何よ!何か文句ある。」
ちわ「ううん、ぜーんぜん。」
くわ「なーんか引っかかるわね。まあ、いいわ。ところで千和ちゃん、風邪ひいてる?」
ちわ「うん、そうなんだ。面目ないです。」
くわ「別にあたしに謝ってもらっても・・・、どうしたの?」
ちわ「うん、イベント前に風邪ひいちゃったんだ。」
ちわ「少し良くなったんだけど、イベントで頑張ったら、何だかこじらせちゃったみたい。」
くわ「ええっ?千和ちゃん大丈夫?」
ちわ「うん、もう今は平気だよ。でもまだちょっと熱があるみたいけどね。」
くわ「ちょっと千和ちゃんさー、coopeeのときもそうだったけど、イベントの時に体調崩すわね。」
ちわ「うーん、そうなんだよねー。何でだろう、やっぱり緊張しちゃうのかな?」
くわ「でも、そんなんで、プロとしてどうよ?」
ちわ「うぅ・・・、それを言われますと・・・。」
くわ「まあ、あたしも風邪を長患いしたことあるから、人のこと言えないけどね。」
くわ「ところで、どんなイベントやったの?」
ちわ「声優Waveとアイムのファン感謝イベント。」
くわ「声優Waveって言うと、また例のアドリブ・・・?」
ちわ「えっ?あー「アドリブソング」の事?うん、もちろんやったよ。わたしのお題目は『アイドルの本音』だったけど。」
ちわ「なんせアドリブソングは、命削って情熱を注いでますから。」
くわ「はぁーっ!?なんだそりゃ?全く訳分かんないわね。」
ちわ「いいじゃないのっ!だって、なっちゃんは、ああいうの燃えない?」
くわ「いいえ、全然。」
ちわ「なんだよーっ!相変わらずなっちゃんは、冷めてるなー。」
ちわ「あー、でも・・・。」
くわ「何?どうしたの?」
ちわ「あの時、ノースリーブのブラウスで出ちゃったのが、いけなかったかな?」
くわ「なんでまた風邪の治りかけで、そんな薄い格好で出るかね?」
ちわ「えー、でも段の付いたティアードスカートに、コサージュ付けてみたら・・・」
ちわ「ママが『あら千和ちゃん、可愛いわねー。』って言ってくれたもん。」
ちわ「それに髪だって、後れ毛を三つ編みにしてみたのに・・・。」
くわ「・・・えっ?何それ、それって可憐ちゃんの髪型じゃない。」
ちわ「えへへっ、割とそうかも。わたしは2つに分けたけどね。」
くわ「・・・くくくっ、あーはっはっはっ!!お、面白すぎる。あはははっ・・・」
ちわ「なんだよ、なっちゃん。何でそんなに笑うんだよ、このやろーっ。」
くわ「くくくっ・・・、いや、そんな格好でアドリブソングを歌う千和ちゃん想像したら、ちょっとツボに入った。ははは・・・」
くわ「・・・あー腹いて、それはとにかく問題が全然違うってば。つーか格好が、完全に夏じゃん。」
ちわ「うーん、めーみちゃんみたいに、ニット着ていけばよかったかなー?」
くわ「秋なんだから、普通そういう格好でしょ。」
ちわ「あの時、めーみちゃん可愛い格好していたよなー。ブルーレーベルだったし。」
くわ「えっ!彼女そんないい服着ているの?」
ちわ「うん、その時は全部ブルーレーベル。ボトムもノバチェックのスカートが可愛かったよ。」
くわ「んまーっ、生意気ねっ!」
ちわ「・・・なっちゃん、今、思いっきりおばちゃん入ったよ。」
くわ「うるさいよ!・・・あー、でもいい服着てるなー。あたしも買おうかな?」
ちわ「あー、なっちゃんには無理。」
くわ「なっ・・・!いま滅茶苦茶失礼な事をサラッと言ったな、こんちくしょー。」
ちわ「まあ、抑えて抑えて。なっちゃんって、服のサイズいくつ?」
くわ「えーと、もっちーと一緒で、XSが悠々よ。」
ちわ「うわ、ちっちゃっ!いや、号数だといくつ?」
くわ「うーん、5号かな?場合によっては3号でも・・・あー、もう言わんとしてることが分かった。」
ちわ「そうなんだよ、あれってサイズが36からがほとんどだから。」
くわ「36・・・7号か・・・、ひょー、だめじゃんそれ。」
くわ「たぶん、子供が大人の服着てるみたいになるわ。」
ちわ「でもいいじゃない。なっちゃん、ちっちゃくて可愛いから、羨ましいよ。」
くわ「全然嬉しくありません。はぁ、わたしゃもう少し背が欲しいね。」
ちわ「そんなものかなー?」
くわ「もうそのことはいいわ。ところで千和ちゃん、イベントでは歌ったの?」
ちわ「え、あ・・・うん、声優Waveのオープニングとエンディングがあるから・・・。」
くわ「いや、そうじゃなくて、例の『びーぃちさんだるのおうじさま〜♪・・・』」
ちわ「やめて、やめて、それはやめて〜。」
ちわ「・・・触れられたくないから、黙っていたのに・・・」
くわ「で、歌ったの?」
ちわ「ああ、歌いましたよ!いつものところで間違えちゃいましたっ!」
くわ「なに、あの2番のところ?はははっ、だっせー。」
ちわ「なめんなーっ!だって、しょうがないじゃない。あそこ間違えやすいんだよ。」
くわ「はいはい、わかりました。まあ、歌はあたしも恥ずかしい思い出が多いから、これ以上触れるのは止めとくわ。」
ちわ「そっ、そうだよ。」
くわ「そう言えば、千和ちゃん『みっくすJUICE』って、どうなったの?」
ちわ「なっちゃん、また、歌の話じゃん・・・。」
くわ「あれ、そうか。あはは、ごめんね。」
ちわ「もう、いいよ。あれはソロじゃないから、あんまり恥ずかしくないし。」
くわ「すっごい理屈ね。人の事言えないけど。」
ちわ「放っといてよ、でも11月22日にファーストシングルが出るよ。」
くわ「へー、どんな感じの曲?」
ちわ「うーんと、ネオネオグループサウンド。」
くわ「はっ?ねおねお・・ぐるーぷ・・なに?」
ちわ「ネオネオグループサウンドだよ。」
ちわ「パパとかママとかが若かった頃に、グループサウンドってあったじゃない。」
くわ「あー、あったみたいね。その頃の曲をリメイクして歌う人もいるし。」
ちわ「そうそう、でね、80年代の終わり頃に、ネオグループサウンドが少し流行ったんだって。」
くわ「そっか、それの後だから、ネオネオな訳ね。」
ちわ「そうなの。だから、パパやママが聞いても、馴染むような感じの曲かな?」
くわ「なるほどね。幅広い層を狙っているのね。・・・って本当かよ?」
ちわ「うーん、まあそれは『大人の事情』で決まったことだから。」
くわ「まあ、色々あるよね。」
くわ「ぶっちゃけ、あたしらとしては、言われた通りに仕事するだけだから、どうでもいいんだけどさ。」
ちわ「なっちゃん、あんまりそういう事、他の人の前で話さないほうがいいよ。」
くわ「大丈夫よ。他ではいつも猫被ってますから。」
くわ「こんな事話すのは、千和ちゃんとか限られた人の前だけなのだよ。」
くわ「それだけ、千和ちゃんの事を信頼しているのだから、誇りに思って欲しいね。」
ちわ「えっ、そうなんだ。なっちゃん、ありがとう。へへへっ、なんだか嬉しいよ。」
くわ「はいはい、どういたしまして。ところでさ、ユニット自体の雰囲気はどうなの?」
ちわ「雰囲気?うん、やっぱりああいうのって、すっごく楽しいよね。」
ちわ「前になっちゃんが、Pritsの話を楽しそうにしてたの、改めて良く分かったよ。」
くわ「そう、分かるでしょ、分かるでしょ!ノリがさ、学生の時と一緒だよね。」
ちわ「そうそう、特にこの前、沖縄ロケに行ったときは修学旅行みたいだったもん。」
くわ「えーっ!?沖縄に行ったの?」
ちわ「あれ、前に『ロケで沖縄に行くんだー。』って言わなかったっけ?」
くわ「聞いてないわよ。・・・うわー、なにそれ感じ悪りー。」
ちわ「えー、なんでよ?」
くわ「あたしゃ、Pritsでロケに行ったことなんてないよ。」
ちわ「嘘!?そうなの?」
くわ「何かすっげー悔しい。Pritsで海外ロケにでも行かないかな?」
ちわ「それこそ『大人の事情』の人達に頼んでみれば。」
くわ「いつもお願いしてみてるけど、聞いちゃくれねーよ。・・・はははっ、まあ当たり前か。」
ちわ「でも年末にアルバム出るんでしょ。」
くわ「そうだけど、レコーディングがあるから気が重いよ。」
くわ「さっき千和ちゃんのこと笑ったけど、あたしもああいう場で歌うのは、ぶっちゃけ苦手なのですよ。」
くわ「でもカラオケとかは、好きなんだけどね。」
ちわ「それだったら、わたしだってそうだよ。」
くわ「あ、後ねぇ、Pritsに妹分が出来るのだよ。」
ちわ「えっ、えっ!?何それ、何それ?それこそ聞いてない。」
くわ「当たり前です。あたしだって、この前聞いたばっかりなんだから。」
ちわ「へー、もう誰か決まってるの?」
くわ「いんや、希望者を募集して、公開オーディションするのですよ。」
くわ「それで、今はまだ一次審査の段階。」
ちわ「でもアマチュアの人にとっては、夢みたいな話だよね。いきなりヒロイン役でデビュー出来るんだよ。」
ちわ「一応プロのわたし達だって、すっごく大変なのにね。」
くわ「あ、違うよ。」
ちわ「えーっ、オーディションに受かっても、ヒロイン役もらえないの?酷いなー。」
くわ「違う、違う、意味が違うのですよ、千和ちゃん。」
ちわ「え、なになに?」
くわ「今回のオーディションは、プロ、アマを問わず受け付けているのよ。」
ちわ「えーっ!?じゃあ、じゃあ、わたしが応募しても受け付けてくれるの?」
くわ「まあ22歳までって年齢制限はあるけど、千和ちゃんはとりあえず平気か。」
ちわ「そうか・・・、うん、分かった。わたし応募するよ、それに。」
くわ「ふーん、そう頑張ってね・・・。」
くわ「・・・えっ?はぁーっ!?ちょっと待て、千和ちゃん、今なんて言った?」
ちわ「だからぁー、わたしがそのオーディションに応募して、なっちゃん達の妹分になるの。」
ちわ「どう『ぐっどあいでぃあ』でしょ。」
くわ「なにが『ぐっどあいでぃあ』よ。つーか、もう受かる気でいるよこの子は。」
ちわ「いや、わたし、このオーディション、すっごく頑張っちゃうよ。」
くわ「大丈夫、受からないから。あたしが責任持って、千和ちゃんを落とす。」
ちわ「なめんなぁーっ!!第一、なっちゃんにはそんな権限無いはずだもんね。」
くわ「くっ、分かってるじゃないの。でも千和ちゃん「みっくすJUICE」の方はどうするのよ。」
ちわ「もちろん両立させるよ。わたし、本当にすっごく頑張るから。」
くわ「いや、絶対無理だって、そんなの。」
ちわ「やだーっ!やだーっ!なっちゃん達の妹分になるんだ、なるんだ!!」
くわ「千和ちゃん、悪いことは言わない、ぶっちゃけそんなの無理。」
ちわ「やだやだやだやだやだやだやだーっ!!なるなるなるなるなるなるなるーっ!!」
くわ「だーっ、お前は3歳児か!」
ちわ「やだーっ!!やっ・・ごほっごほっごほっ・・・。」
くわ「ほーら、言わんこっちゃ無い、また咳が出てきたじゃないの。」
ちわ「やだよーっ・・ごほっごほっ・・なっちゃん達の妹分になりたいよー・・ごほっ・・」
くわ「・・・あっ、千和ちゃんごめん、そろそろアフレコ始まるみたい。そうだ、千和ちゃん、風邪が治ったら今度一緒にご飯でも食べよ。」
ちわ「ちょっ・・ごほっごほっ・・待ってよ、なっちゃん・・ごほっごほっ・・・。」
くわ「だからとりあえず今は、大人しくて早く風邪を治しなさい。いい、わかった?じゃあねっ!」
桑谷は、際限なく繰り返されそうになった会話を打ち切るため、携帯を切る。
事実、アフレコのために、スタジオ入りを促されたので、あそこで中断せざるを得なかった。
くわ(あの子のことだから、本当に応募してきそうだな。)
くわ(まあ、彼女の事務所が止めさせるとは思うけど・・・。)
くわ(でも公録に出てもらうのは、結構面白いかもね。)
その様な事を考えながら、桑谷はスタジオのドアをくぐる。
一方、斎藤は、と言えば、大声を出していたため、階下の千和ママの知るところとなる。
むせ込んでいたのを介抱されて、再び寝かしつけられたのだが、当然ながら、枕元では
千和ママのお説教が始まっていた。
千和ママ「千和ちゃん、もうあなたも二十歳を過ぎたお姉さんなんだから・・・」
そのお説教に神妙な面持ちで、「うん、うん」と相槌を打ってはいたが、頭の中ではオー
ディションへの思いを馳せる、斎藤であった。
(おわり)
↑千和ちゃんカワイイ♪
関係ないけど、来年も声優特番やるのかな。
>>489 うーん確かにそれは気になるな・・・ってかほんとは関係あるはずなんだけどね(w
放送してもPritsが出るのかどうか・・・
保守♪
>>212-215 >>221-225 >>248-249 >>253-255 >>284-285 俺は風呂場のドアの前に立っていた。右手にボディーソープを握り締め。
ごく・・・俺は唾を飲み込むとドアをノックしようとした。
「あれ?もう取ってきてくれたの。悪いわね、入って」
まるで見透かしているかのような姉貴の発言にドキッとさせられる。
(姉貴、あなた様はエスパーですか?)
「それじゃ、入るぞ」
俺はドアを静かに開けるとまた曇硝子の前にいた。
(こ、この奥に、奥にぃぃぃー)
いけない、また俺の脳内物質が溢れ出してきた。
(駄目だ。落ち着け、落ち着けよ。紳士な俺)
何とか気分を落ち着かせると硝子の向こうにいる姉貴に話しかけた。
「ほら、ボディソープ持ってきたぜ。ここに置いておくからな」
そう言って置こうとした時だった。
「あ、ちょっと待って。今開けるから、こっちに頂戴」
「ああ、分かっ・・・」
(え?え?ええー?今、何ですと?開けるですと?)
きっ、きっ、きたーっ!!遂に一線を越えるときがキター!!
俺は姉貴のためなら全てを捨てる覚悟があるぜっ。
(ところで姉貴はどんな格好なんだ・・・)
邪で淫らな想像が働く俺。こういう時だけ俺の脳はよく働くのだ。
(ぜ、全裸で待機・・・く、くぅーっ)
「ねえ、まだなの・・・」
しまった、姫(姉貴)からのお強請り(催促)の声だ。
何だか今日の姉貴の声はいつもより3倍エロく感じるぜ。
(神様、今日という日をありがとう・・・)
俺はそう心に思うと男らしく覚悟を決めて硝子戸を開けた。
「ごめんな、なっちゃん。お待たせ・・・」
俺は世界一の幸せ者だ。そう思った矢先の事だった。
(つづく)
弟キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!!
待ってましたー!!!
━━━━━つづき!!!!!キタ━━━━━
文化の日・保守
原案
・ある日突然、ナチャーンと弟の体が入れ替わってしまう。
・弟はもっちーと買い物に行く
・ナチャーンは女の子とデートするハメに
とりあえず保守っておく。
501 :
声の出演:名無しさん:02/11/06 08:04
保守
今年は、なんだろ、どうせ番宣ふがほとんどだろーが。
それでもなっちゃんともっちーが出れば満足。
贅 沢 は 敵 だ 。
秋桜の作者さん、まだ書いてくれてるのかな?
11/11はプリッツの日!(鮭の日でもあるらしい)
Pritsの日では無いが便乗して祝おう!この日はサクレボでも歌いながらPRETZを買いに行こう。
そろそろG'sラジにも水樹&小林を呼んでほしい
月に一度出るってのはG'sになってからなくなったのか?
あたし達が背徳的なことをしていることは分かっている……
それでも神様は罪深いあたし達のことを許してくれるのだろうか……
桑「あたくし、桑谷夏子は望月久代を生涯愛することを誓います…」
望「………」
桑「ほら、もっちーは?」
望「わ、わたし、望月久代はなっちゃん…あ、違った、く、桑谷夏子を生涯愛することを誓います……」
桑「もっちー……」
望「なっちゃん…わたし達、結婚指輪もないし、神父さんも誰も居ないたった2人だけの結婚式だけど、わたし…すっごい幸せだよ」
桑「まあ、あたし達、女の子同士だからね。世間一般的なのは無理よね」
望「そうだよね…」
桑「でもね、もっちー、あたし、だからってみんなに隠し事とかしたくないんだ」
望「うん、わたしも」
桑「だから披露宴ってわけじゃないんだけど、あたし達でパーティーとか開いて由美子ちゃんとか奈々ちゃんを招待するの」
望「由衣ちゃんとかゆみさんとかシスプリのみんなも呼んでやるんだよね。みんな喜んでくれるかな?」
桑「あたし達のことだもん、きっと祝福してくれるって」
望「わたし達、早くみんなにお披露目できるといいね、なっちゃん」
桑「そうね、そうなれると本当にいいわよね………」
age
>508
泣けてきますた。マジで。
Pritsスレも不細工スレもdat落ち?
>507
先週までは妹オーディションの告知に時間を取られるから来なかったのだと思う。
あと問題があるとするなら水樹のスケジュールかなぁ・・・?
dat落ちはさせない、保守
コ、コスモスを・・・くれ
>>415-417 >>420-422 >>435-436 >>438-439 >>458-459 >>472-473 なだらかな傾斜になっているふれあい橋を歩いているとあたし達の隣をパークトレインが走っていった。
パークトレインは園内を周遊するバスで1回の乗車につき300円なのだという。
平日ということもあり、乗客は数える程だった。
目ざとくもっちーがそれを見つけてあたしに話しかけた。
望「ねえ、なっちゃん。今度はあれに乗ってみようよ」
桑「そうだね、何かバスの格好が面白いし、楽しそうだよね」
望「うん。絶対乗ったら楽しいよ。荷物があっても苦にならないよ、きっと」
もっちーはさっきのカナールでのことを気にしていたのかもしれない。
桑「うん。今度はそうしようね」
でも・・・あたしは思った。
桑「でもね、もっちー、やっぱり一緒にいた時間が少しでも長い方がいいと思うの。だから、ね、歩こうよ」
もっちーは少し呆気に取られているようだった。それでも直ぐにあたしの言ったことを理解くれたのだろう。
望「うん」
あたしの顔を見てそう大きく頷くと微笑んだ。
それから数分歩いたのだろうか、あたし達は水鳥の池に出た。
歩きながら水面を眺めているあたし達の眼前を数羽の鴨が泳いでいた。
望「ねえ、なっちゃん。見てみて。鴨だよ、鴨。可愛いよね」
もっちーの動物好きは今に始まったことではないのはあたしも知ってはいるのだが、やはり嬉しいのだろう、水辺の鴨に話しかけるようにしている。
望「この鴨さんは家族なのかな?それとも恋人同士なのかな」
当の鴨はもっちーの話をまるで聞いておらず、ゆっくりと池の奥へと泳いでいってしまった。
望「あーあ、行っちゃった」
本当に残念そうにもっちーが言う。
桑「残念だったね、もっちー」
望「そうだね。ねえ、なっちゃん、あの鴨、何て鴨なんだろうね」
桑「はあ?鴨の種類のこと?」
もっちーはあの鴨が余程気に入ったらしいが、金魚すらまともに飼育できないあたしが鴨の名前を知る由もない。
桑「うーん、マガモとかカルガモなんじゃないかな。よく名前とか聞くじゃん」
望「あ、うん、多分そうだよ。なっちゃんすっごーい、ありがとう」
桑「あ、いや、別に大した事じゃないって」
あたしも適当に答えてしまった所為か、もっちーにそこまで言われてしまうと少し気が引けてしまう。
桑「それよりも、ねえ、もっちー、見て」
望「なにを?なっちゃん」
桑「池の水面。きらきら輝いているようだよね」
あたしはそう言うと日の光を反射している水面を指差した。
望「うん。綺麗だね」
もっちーもあたしの指の先にある水面を眺めた。
望「ボートに乗ればもっときらきらが近くで見えるかな」
確かに池の西側にはボートハウスがあった。だが、ボートに乗る、それは腕の筋力のないあたし達にとっては大きな問題に思えた。
桑「まあ、もっちー、いつでも来れるんだから。次にしようよ」
望「そうだね、なっちゃんがそう言うんなら・・・」
桑「それに、あたしお腹が空いちゃった」
態とらしかったかもしれないが、あたしはもっちーにそう言うとみんなの広場へと足を向けた。
それでも少しの間もっちーは後ろ髪を引かれるような面持ちで池を眺めていた。
もう少し暖かな季節になったらもっちーと一緒にボートに乗れるようになりたい。
あたしはそう思うと水鳥の池を後にした。
(つづく)
秋桜キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!!
ガンガッテください
待ってたよー
522 :
声の出演:名無しさん:02/11/16 00:33
秋桜あげー
>金魚すらまともに飼育できないあたしが鴨の名前を知る由もない。
このへんラジオネタが入ってて(・∀・)イイ!
保守
こんばんわっしょい
>>415-417 >>420-422 >>435-436 >>438-439 >>458-459 >>472-473 >>518-519 それからあたし達はハーブ園を通り、落葉樹の間を抜けてみんなの広場に向かった。
歩く道は、落葉樹の葉が幾重にも重なり絨毯のようであり、また木漏れ日があたし達を優しく包んでいるようだった。
そこはふれあい広場とは異なりあたし達だけしかいない静かな空間だった。
絨毯の上を歩くあたし達の足音だけが辺りに響いていた。
その音を楽しむようにして歩くとやがてあたし達の前の視界が開けた。
望「やっと着いたね」
桑「うわ、ひっろーい」
望「気持ちいいねー」
あたし達は広場の南端の場所に立っており、広場を見回すと白いものが目に入ってきた。
桑「あ、あれ?あれって何だろう?」
望「え?どれどれ?」
もっちーがあたしの言葉につられて広場を見回す。あたしはもっちーが分るようにと人差し指を差し出した。
桑「あれよ、あれ」
原っぱの北東側、その指先にあるものをもっちーは凝視した。
望「あ・・・」
桑「花・・・だよね?」
望「近寄ってみようよ」
そう言うともっちーは駆け出していった。
桑「あ、待ってよ、もっちー」
望「なっちゃん、早く、はやく」
あたしはもっちーの後を追った。
もっちーは一足先に白い花が咲いている場所に着いており、あたしが来るのを見図るように話し始めた。
望「なっちゃん、見て。コスモスだよ、コスモス」
あたし達が見ていたのは色とりどりに咲くコスモス畑だったのだ。
そのなかでもセンセーションホワイトやベルサイユホワイトだろうか、白い花が極まっていた。
桑「昨日の台風にも負けないで咲いているんだね」
望「うん。綺麗・・・」
背丈が伸びていたコスモス達は昨夜の台風で根本から倒されていたが、それでも可憐な花を空に向かって咲かせていた。
桑「あ、もっちー、ちょっといい?」
あたしは足元から折れたコスモスの花を一輪摘むともっちーの髪に挿した。
望「なっちゃん?」
桑「このコスモスの花、茎から折れちゃってるし、このままだと直ぐみんなに踏まれちゃうでしょ」
望「うん」
桑「折角咲いたのに誰にも見られないで踏まれて枯れちゃうなんて、そんなの可哀相じゃない」
望「・・・」
桑「だから、せめてあたし達ぐらいが見てあげないとね」
望「そうだよね。一生懸命咲いてるんだもんね」
もっちーはあたしが挿したコスモスに手を触れて髪との位置を直していた。
望「えへへ、なっちゃん、似合ってるかな?」
桑「うん。とっても可愛いわ、もっちー」
望「素敵なプレゼントをありがとう、なっちゃん」
そう言うともっちーはコスモス畑を見つめていた。
あたしももっちーと同じようにコスモスを眺めた。
花に白やピンクの色を付けたコスモス達は、風に吹かれると静かにその花を揺らしているのだった。
(つづく)
SSが読めるってこんなに幸せなことだったのかw
[秋桜]を見かけてはや数か月、楽しみと言える事が増えました。
「桑×望」の在るべきカタチを魅せられた。そんな感じです。
保守
もっちーは揺れるコスモスの花を見ながらあたしに話した。
望「あのね、なっちゃん。笑わないで、聞いてくれるかな」
桑「どうしたの、もっちー。急に改まっちゃって」
あたしもコスモスを見ながらもっちーの話を促す。
望「わたしね、夢だったの」
桑「『ゆめ』・・・?」
望「うん・・・大好きな人と結婚式をする夢」
桑「・・・」
望「大好きな人とね、花に囲まれた高原の小さなチャペルで結婚式を挙げるの」
桑「・・・」
望「千恵や兄ちゃんやみんなから『久代おめでとう。良かったね』ってお祝いしてもらうの」
桑「・・・」
望「ずっとずっと小さい頃から見ていた夢なんだよ。いつかそんな日が来れば良いなーって」
あたしはもっちーの話を静かに聴くことにしていた。
望「だからね、今日、このコスモスを見ていたらそんなこと思い出しちゃったの」
もっちーはそう言ってあたしの方をちらっと見ると視線をコスモス畑に移した。
桑「・・・すれば良いじゃない」
あたしは思わず口に出してしまった。
望「・・・え?」
桑「すれば良いじゃない、結婚式」
望「む、無理だよ、なっちゃん・・・」
桑「あたし達だけだけどさ、やろうよ結婚式」
望「ほ、本当なの?なっちゃん」
桑「もっちーが嫌なら無理にはしないけど」
望「待って、なっちゃん。わたしも・・・わたしも、なっちゃんがそれで良いなら・・・」
あたしともっちーはお互いの意志を確認し合うとコスモス畑の奥に進んだ。
桑「ここなら他のお客さんにも迷惑じゃないよね」
望「う、うん・・・」
それでももっちーは今から何が始まるのか不安げな様子だった。
桑「始めましょうか、もっちー」
望「・・・」
黙ってもっちーはこくりと頷いた。
桑「あたくし、桑谷夏子は望月久代を生涯愛することを誓います」
望「・・・・・・」
もっちーはそう言ったばかりのあたしの顔を信じられないような顔で見ていた。
桑「ほら、もっちー、続きは?」
望「わ、わたし、望月久代は桑谷夏子を生涯愛することを誓います・・・」
桑「もっちー・・・」
その結婚式は牧師もいなければ結婚指輪もない子供の遊びのようなものだった。
勿論、祝福してくれる家族の同席もなければ親しい友人達の列席もなかった。
それでも今のあたし達にはそれで十分であり、幸せだった。
望「なっちゃん、あ、ありがとう・・・わたし・・・すっごい嬉しい」
もっちーの瞳から大粒の涙が零れる。
桑「あたしもそうだよ・・・」
あたしはもっちーの瞳から目を逸らさずにいた。
桑「ねえ、もっちー、キスしようか」
望「え・・・」
奥まった場所とはいえ周囲に入園者がいるので流石にもっちーも躊躇したのだろう。
桑「良いじゃない、見せつけてあげましょうよ」
望「う、うん・・・」
桑「それに、誓いのキスをしなければ結婚式だって終わらないでしょ」
望「うん」
もっちーは静かに目を閉じると、そっとわたしの顔に唇を寄せてきた。
あたしはもっちーの頬に手を添え唇を重ね合わせた。
それからどの位の時間が経ったのだろうか。
あたし達が唇を触れ合わせていた時間は、ほんの一瞬だったのかもしれない。
それでもあたしには永遠に続く時間のように思えて仕方がなかった。
遠くであたし達を指差し何かを揶揄する声が聞こえていた。
でもそんなことは今のあたし達には関係のないことだった。
もっちーが右手をあたしの左手に絡ませてにっこりと笑う。
あたしは絡んだ手を離さないようにしっかりと握り直した。
桑「さあ、行きましょ、もっちー」
望「うん。いつまでも一緒だよ、なっちゃん」
あたし達は手を繋いだままコスモス畑の細い道を歩いていた。
色とりどりのコスモスの花があたし達を祝福するフラワーシャワーのように風に揺れていた。
コスモスの花は絶えることなく、いつまでも、いつまでも静かに揺れていた。
ふたりともお幸せに……
このスレに出会えてよかったと、本気で思った
涙出てきたよ
最高だ・・・
お幸せに
もう、何も言う事がない
最高だ
539 :
声の出演:名無しさん:02/11/22 08:25
良スレ、保守なのだよ
小「もっちー、いいよな、可愛いくて」
水「本当、可愛いよね、もっちーって」
本当にみんなはわたしのことが好きなのかしら
男の子「うわ、望月が来たぞ」
男の子「何でお前ら双子なんだよ」
男の子「千恵と顔がそっくりで気持ち悪い」
男の子「ほら、変な声で喋ってみろよ」
わたしは子供の頃、よく男の子に苛められていた
背が低かったし、千恵と双子だったし、
顔だって可愛くなかったし、それに変な声だったし
だから自分に自信がもてなかった
他人と接することに対して臆病な自分がいた
わたしなんて、どうして生まれてきたんだろう
いつもそう思っていた
ずっとそうだと思っていた
桑「…どうしたの、もっちー、悩み事?」
望「ううん、違うよなっちゃん、昔の事を思い出していただけ」
桑「ふーん、そう。ねえ、もうすぐ名古屋だよ」
望「うん、公開録音で緊張しちゃうけど、頑張ろうね」
そう、それは遠い昔のお話
あの人に逢うまでの遠いとおい昔のお話
昔は悲しい思い出だけだったけれど
今だって悲しい思い出にかわりはないけども
それでも不思議に赦すことができる
そう感じることができるのは、あの人が傍にいてくれるから
だからあの人にずっと寄り添っていたいと思うの
こんなわたしでも包み込んでくれるあの人だから
望「ねえ、なっちゃん。わたし、なっちゃんに逢えて良かった……」
公録、行きたかったな〜
>540-541
・゚・(ノД`)・゚・アサカラナミダガトマラナイヨ・・・
良スレケテーイ!!!感動するYO
「乙女のまごころ、愛情、たおやかさ」
今更だけど、秋桜の花言葉です
別にここで書かれているほどでなくてもいいから、
二人にはいつまでも仲良しでいてもらいたいと思う今日この頃。
保守
たった今、最後であろう「秋桜」を読み終えました。
秋桜お疲れ様でした。
「仲良しでいて欲しい」と思う気持ちが凄く伝わってくる作品でした。
同時に自分もそう願います。
後書き(?)なんか読んでたら涙腺が緩んでくるっつのw
「秋桜」作者さん、
ありがとうございました。
>>547 ひょっとして私のことだったら間違いですよ
私は作者さんじゃないです
やっぱり紛らわしかったかも(ちょっと反省)
保守
保守
552 :
G's Radio公開録音in名古屋:02/11/27 05:18
桑「おつかれさま、もっちー」
望「うん、なっちゃんもおつかれー」
桑「久しぶりの公録はどうだった?」
望「人いっぱいだったよね」
桑「そうよね。でも今までのと比べるとお兄ちゃんたちも楽だったんじゃないかな?」
望「うんうん、今回はちゃんと席もあったしね」
桑「そうそう。まぁ逆に私たちはずっと立ちっぱなしでしたけど」
望「しょうがないよ。オーディションもあったし」
桑「まぁでも椅子があってももっちーは座れなかったんですけどね」
望「え、なんで?」
桑「だってもっちーの服……」
望「あ!」
桑「超ミニだったじゃ〜〜ん! あれ前列の人とか見えてるんじゃない?」
望「そんなことないよー」
桑「うーん、見えてると思うんだけどなー」
桑「ま、それは置いといて。もっちー、今回の公録で一番印象に残っていることは?」
望「やっぱオーディションかな? 私よりちっちゃい子もいたし」
桑「身長もだけどみんな年も若いよね。アタクシ本当に持って帰りたいぐらいだったわ」
望「ねぇねぇなっちゃん。あの5番の14歳の娘って……」
桑「しっ、もっちー、それは言わないのが掟ってもんよ」
553 :
G's Radio公開録音in名古屋:02/11/27 05:19
望「ところでなっちゃんは何が印象に残ってる?」
桑「そりゃあもう歌に決まってるでしょ! 歌!」
望「約2年振りになるんだっけ?」
桑「そうそう。またお兄ちゃんたちの前で『デイジーブーケ』を歌うハメになるとは思ってなかったのだよ」
望「でも、今日は、ちゃんと歌えてたよね」
桑「…………もっちー、何か言いたいことでもあるのかしら?」
望「ううん、別に♪」
桑「まぁいいわ」
望「でもなっちゃんホント上手だったよ」
桑「まぁ一応プロだしね! でももっちーの『小さなパンジー』もよかったわよ」
望「ありがとー」
桑「袖から見てたけど、もっちー左右にぴょこぴょこ動いててホントかわいかった!」
望「えへへー」
554 :
G's Radio公開録音in名古屋:02/11/27 05:22
望「ところでなっちゃん……」
桑「なぁに、もっちー?」
望「なんで今回の公録は名古屋でやったの?」
桑「ふふふっ、何でだと思う?」
望「なっちゃんが突然手羽先を食べたくなったから?」
桑「うーん、それもあるけど違いまーす」
望「手羽先おいしかったよねー」
桑「ねー」
望「で、何で名古屋でやったの?」
桑「教えてほしい?」
望「うん」
桑「ふ ふ ふ 。実はあの日、11月23日は名古屋にある人が来てたのですよ」
望「ある人?」
桑「そう、あ・る・ひ・と」
望「うーん、誰だろ…………。えっ、もしかしてGacktとか?」
桑「正解! 実はあの日、Gackt様が名古屋に来てたのですよ!」
望「えー! じゃあなっちゃんが突然公録やろうって言い出したのって……」
桑「そ。それを知ったからに決まってるじゃん!」
望「わ、わざわざそのために名古屋まで…………!?」
新作キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!!
「実はあの人だかりの中になっちゃんが!!」とか思いながら芸能ニュース見てますたw
女の子「わぁ、クリスマスみたい…」
男の子「パパ、ママ、ありがとう……」
そんな声が聞こえてきそうだった
あたしは仕事を終え、帰路に着いていた
都内のとある処、自宅へとに向かっている途中
あたしは何気なく一軒の住宅の横を通り過ぎた
そこには温かそうな家族の団欒があった
父親と母親、それに女の子と男の子
桑「姉と弟なのかしら…」
楽しそうな家族の姿が窓の外のあたしから見えた
桑「そうだ、もうすぐ、クリスマスなんだ…」
その家のリビングには出窓があった
小さいながらクリスマスツリーが飾られていた
あたしは立ち止まるとその家のなかを見た
桑「みんな、楽しそう……」
あたしはどうだったのだろうか
あたしの心に不意に疑問がわきおこった
あたしは父や母に何かをしてあげたのだろうか
あたしは番組の中で家族の悪態をついてきた
あたしがやさぐれてしまった原因はまるで両親にあるかのように
桑「本当にそれはあの人達のせいなの?」
答えは明らかだった
桑「違う………」
それはあたしが自分で作った心の壁
あたしが持ってしまったつまらないプライド
桑「あたしがもう少し素直だったら…」
後悔の念か胸が痛む
桑「もう少し優しくすることができていれば…」
心が押し潰されそうになる
その時、携帯電話が鳴った
あたしは鉛のように重たい気持ちで電話に出た
桑「はい………」
望「あ、なっちゃん。なかなか電話に出ないから心配しちゃったよ」
桑「もっちー……」
望「元気ないの?大丈夫?」
桑「うん、平気、何でもないから」
もっちーとの他愛もない会話があたしの心を軽くしてくれる
もっちーの一言ひとことがあたしのやさぐれていた心を潤してくれる
もっちーがいなければあたしは変わることがなかったかもしれない
出口の見えない深い闇からそっとあたしの手を引いてくれた人
つまらないプライドや見えない壁を取り払ってくれた人
もっちーに逢えればもっと自分を、そして他人を好きになれるかもしれない
もっともっと素直な自分になりたいから……だから………
桑「ねえ、もっちー、今からもっちーに逢いに行ってもいいかな?」
559 :
声の出演:名無しさん:02/11/29 03:34
キタキタキタキタキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!!
560 :
声の出演:名無しさん:02/11/29 03:39
正直、来年の正月も放送予定あるの?
今年は桑谷のパンチラ?が見れて正月早々ラッキーだったんだかな。
来年放送予定ならまた、またお宝見せてちょーだいね。
期待してるよ若手女性声優の皆様♪
+激しく保守+
クリスマスイブ
街には色とりどりのイルミネーション
歩道には肩を寄せ合う恋人達
わたしは独り荷物を持って帰り道を急ぐ
望「いっけなーい、もうこんな時間」
手には小さいけれどクリスマスケーキが2つ
わたしの好きなチーズケーキ
それとチョコレートケーキ
望「なっちゃん、きっと待ってるよね」
わたしは低く曇った空を見上げた
(つづく?)
続いてください、おながいします
都内郊外にある私鉄の駅
あたしは左手にしている時計を見た
桑「もっちー、遅いな…」
そしてあたしは灰色の空を見つめた
桑「寒い…」
はぁー、と手に息をかけた
白い息が深い闇へと消えていった
(つづく)
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フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!
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564さん、いつも楽しみに見てます
頑張ってください
保守
ガンガン続いてください
a
>>562 >>564 携帯電話がメロディーを流す
あたしがお気に入りな曲
もっちーからの電話を知らせてくれる
桑「あ、もっちー、どうしたの?」
望「ごめんね、なっちゃん。さっき仕事が終わったんだ」
桑「そうなんだ。お疲れ、もっちー」
望「なっちゃん、今どこにいるの?」
桑「うーん…もっちーの家の近くの駅かな」
望「寒いよね、ごめんね……」
桑「大丈夫だって」
そう言ってまたあたしは空を見上げるの
本当は寒いはずなのに
本当は寂しいはずなのに
それはもっちーには心配を掛けさせたくない
あたしができる精一杯の努力なの
(つづく)
保守
・・・もうすぐ一年になるんだな
ここのおかげで楽しい一年だったと思う
ホントにもうすぐ1年が経ちますね…。
素敵なSSに会えた年でした。
そういや、来年も「声優特番」やるのかねぇ…あと、27日後だけどw
保守だよん
桑「もっちー、今日は中島沙樹ちゃんと東京ミュウミュウのイベントだったんでしょ」
望「うん、アニメイト池袋であったんだよ」
桑「印象に残った質問とかある?」
望「えっとねー、『もし自分が男だったらどのキャラが好きか』って質問かな」
桑「ふーん、それで、もっちーは誰って答えたの」
望「『みんと』ちゃん」
桑「即答ね。どうして?」
望「お金持ちだから」
桑「世の中…」
望「『お金です』って言ったの」
桑「そう………」
桑「あ、あのさぁ、もっちー、ちょっといいかな」
桑「あたしがもっちーに言えた義理じゃないんだけど」
桑「あたし、世の中お金だけじゃないと思うんだ」
桑「確かにお金って大事だし、生活していく上で必要だよね」
桑「だからあたし達も一生懸命仕事してるんだけど」
桑「でもね、やっぱりお金じゃ買えないものだってあると思うの」
桑「人は理想だけで生きていけないことも分かるよ」
桑「もっちーには『夢物語を言わないで』って言われるかもしれない」
桑「でもね、今のあたしなら『お金だけじゃない』そう言うことができるの」
桑「だってそれは、もっちー、あなたがあたしに教えてくれたことじゃない」
桑「もっちーがあたしのことを想ってくれる気持ち、それはお金より大切なもの」
桑「あたしはもっちーのことを信じてる、だからその気持ちも信じていたいの」
桑「ねえ、もっちー、お願いだから、あたしを悲しくさせないで」
桑「ううん、それよりも、そんなこと言って自分を傷付けることだけはしないで」
桑「約束よ、もっちー………」
577 :
孫悟空 ◆yGAhoNiShI :02/12/09 16:42
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578 :
孫悟空 ◆yGAhoNiShI :02/12/09 16:50
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579 :
声の出演:名無しさん:02/12/09 23:01
age
580 :
声の出演:名無しさん:02/12/09 23:03
保守すべし
dat落ちしたかと思った良かった
スレタイに沿って声優得番まで残り一ヶ月なわけでそろそろ予想しましょう
もっちー
>581
1月放送開始のテレ東アニメに出演する人→皆川純子(深夜放送だから無理?
中川亜紀子
視聴者プレゼントは白ぱんつ
特番自体は来年もやるのか?
>585-586
だ か ら や ら な い っ つ っ て ん の !
やるんだったらそろそろラジオで言ってるだろ
保守
Prits オレ土に出ないのか・・・
______
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/||||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;、 \
/ ̄ ̄\||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;゙ヽ, /
'" ̄ヽ ヽ!!|||||||||||||||| ||||||||||!!"ヘ < ひろゆきが出るらしいよ明日(朝)
ヽ ゙!!!|||||||||||| |||||||!! iヽ── /
|||l ゙゙ヽ、ll,,‐''''"" | ヽ||||||||| (;´Д`)ハァハァ
|||l ____ ゙l __ \||||||||| ↓放送時間
||!' /ヽ、 o゙>┴<"o /\ |'" ̄| 大阪 テレビ大阪 (日)9:30〜10:00
\ / |ミミヽ──‐'"ノ≡- ゙'──''彡| |、 | | 東京 テレビ東京 (日)9:30〜10:00
 ̄| |ミミミ/" ̄ 、,,/|l ̄"'''ヽ彡|| |、/ / 名古屋 テレビ愛知 (日)9:30〜10:00
ヽ、l| |ミミミ| |、────フヽ |彡l| |/ /_福岡 TVQ九州放送 (日)9:30〜10:00
\/|l |ミミミ| \_/ ̄ ̄フ_/ |彡|l/  ̄/ 札幌 テレビ北海道 (日)9:30〜10:00
\ ノ l|ミミミ| \二二、_/ |彡| フ
 ̄\ l|ミミミ|  ̄ ̄ ̄ |メ/ \ 絶対見てくれよな!!!
| \ ヽ\ミヽ  ̄ ̄"' |/ /
/ \ヽ、ヾ''''ヽ、_____// /_
/ ヽ ゙ヽ─、──────'/|  ̄/
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ほしゅ?
保守♪
>>562 >>564 >>571 飛び乗った電車の窓から空を見上げる
望「本当…雪が降ってきそう……」
隣の席では恋人達が恋を語り合っている
望「今、何時かな…」
わたしはもどかしげに左腕にした時計を見た
それはなっちゃんとお揃いの時計
望「あーあ、早く着かないかな……」
なっちゃんと逢えない、その事実にわたしは苛立ちを憶え
そして、流れる車窓の風景を見ながらわたしはそっと溜息をついた
(つづく)
>597
宇津だ、久し振りに書いたら名前欄とmail欄間違えちゃったよ。
テレビ誌見たけど1月3日はゲーム特番みたいだね。
ゲーム→シスプリ2→Pritsの出番
そしたらG'sで告知があるとオモワレ
告知はありません
宣伝なしでびっくりさせる企画なのです
テレビ情報誌を見たけど来年はないよ・・・
>>605 司会がくりーむしちゅーで提供が電撃PSの出版社らしい。Prits出せ!
電撃ってことはMW…可能性は…あるか?
くりーむしちゅーって時点で出ない確定
609 :
声の出演:名無しさん:02/12/19 16:40
テレビ局で放送するんじゃなく、ネット配信でやれ
何でもいいからパンチラやれ
今回は胸ポロリもやれ、胸の大きさは上がってるだろ
もぉ〜い〜くつね〜る〜と〜(ry
>>562 >>564 >>571 >>597 もっちーから最後の電話があって1時間が過ぎていた
あたしは空になったティーカップを見つめた
桑「もっちー、遅いな…」
桑「電話ぐらいしてくれてもいいのに…」
その時だった
あたしの席の後ろのドアが開いた
がさがさと紙袋のようなものが擦れる音が聞こえた
あたしは思わず後ろを振り返った
望「なっちゃん、ごめんね…」
喫茶店の入口でわたしはなっちゃんをすぐに見つけた
桑「もっちー、メールぐらいしてくれたってよかったのに」
望「うん、そうなんだけど…」
わたしは申し訳ないように両手に持っていた荷物を見せた
桑「もっちー、それ………」
望「うん、今日のパーティーのために買ったケーキだよ」
桑「それじゃメールも打てないわね…」
望「そうなの。遅くなってごめんね、なっちゃん」
桑「別にいいって。じゃ、行きましょ」
そう言うとなっちゃんは私の片手からケーキの入った包みを取った
なっちゃんが触れた手がとても温かかった
(つづく)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< というお話だったとサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/ =完=
最高
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< それでね・・・
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/
。
O
________○_______________
617 :
アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 06:06
ドラゴンボールZ フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!
| ]下ミ─-。、_|_, 。-―テ「 [ l
ゝ_,. lミミi=´<_,.`=i=ヲ 、__ノ
ヽlミ| 「‐、=ラ7 |ヲ'´
と〜けたこおりのな〜かに〜♪恐竜がい〜たら〜たまのりし〜こ〜みたいね〜
618 :
アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 08:16
ドラゴンボールZ フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!
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619 :
アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 08:55
ドラゴンボールZ フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!
| ]下ミ─-。、_|_, 。-―テ「 [ l
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620 :
アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 10:30
ドラゴンボールZ フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!
| ]下ミ─-。、_|_, 。-―テ「 [ l
ゝ_,. lミミi=´<_,.`=i=ヲ 、__ノ
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621 :
アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 11:25
ドラゴンボールZ フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!
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ゝ_,. lミミi=´<_,.`=i=ヲ 、__ノ
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622 :
アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 12:47
ドラゴンボールZ フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!
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623 :
アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 13:53
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
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625 :
アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 15:07
ドラゴンボールZ フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!
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626 :
アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 16:15
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望月の部屋で深夜番組の怪奇特集やホラー映画を見た2人。
桑「………」
望「…怖かった……」
桑「………」
望「……?なっちゃん?」
桑「…こっわー!マジ怖いって」
望「すっごい怖かったよね」
桑「怖いってもんじゃないよ」
望「ねえ、なっちゃん」
桑「なに?」
望「お風呂どうするの?」
桑「え?あたし?」
望「うん、このテレビ見たらお風呂に入るっていってたよね」
桑「…そうだっけ?」
望「わたしもその後に入るんだもん」
桑「あのさ、もっちー」
望「どうしたの?」
桑「もっちー、一緒にお風呂入んない?」
望「え?」
桑「ねえ、もっちー、一緒にお風呂入ってよ」
望「どうしたの、なっちゃん」
桑「だってさぁ、さっきのテレビ凄い怖かったんだもん」
望「でも、恥ずかしいよ」
桑「どうせもっちーだって後で入るんじゃない」
望「そうだけど」
桑「だから、ね。今日だけ一緒に入って」
望「う…うん」
風呂場の前でお互いに着替えやバスタオルを持って話をしている2人
望「じゃあ、なっちゃん、先に着替えてお風呂に入ってくれる」
桑「え?」
望「なっちゃんが入ったら直ぐにわたしも入るから」
桑「駄目よもっちー」
望「どうして?」
桑「だって、もっちーが入ってきてくれるまであたし独りじゃん」
望「うん、うちお風呂場狭いし」
桑「駄目だって、あたし、独りが怖いからもっちーと一緒に入りたいんじゃん」
望「でも…」
桑「あたしは狭くてもいいから、お願い」
望「本当にいいの?」
桑「うん、ごめんね…」
狭い浴槽に膝を折りながら入っている2人
桑「あー、よかった」
望「………」
桑「どうしたの、もっちー」
望「狭くない?」
桑「大丈夫よ」
望「でも、湯船まで一緒に入るとは思わなかったもん」
桑「一緒に温まろうね」
望「くすくすくす」
桑「なに?急に笑い出して」
望「だって、なっちゃん、いつもと違うなって」
桑「仕方ないじゃない、あの時は怖かったんだもん」
望「えへへっ」
桑「なあに?」
望「なっちゃん、可愛い…」
浴槽になかで桑谷に抱き付く望月。
桑「きゅ、急にどうしたの、もっちー」
望「……」
桑谷の身体に唇を這わす望月。
桑「…はっ、きゃっ……も、もっちー」
望「………」
桑「ふぁん…あ……」
立ち上がるとバスタブの両脇に手を掛ける桑谷。
望「なっちゃん、わたしのキスで感じてるんだよね」
桑「そ…そんな………」
望「ほら………」
桑「い、いや……あん………」
望「なっちゃん、声が大きいよ。それじゃあ千恵とかみんなに聞こえちゃうよ」
桑「うっ…くっ……」
バスタブに付いていた片手を離し自分の口にあてがい漏れる嬌声を必死にこらえる桑谷。
望「なっちゃん…いやらしい……」
桑谷の身体から唇を離し笑みを浮かべる望月。
桑「いや………」
望「お風呂のなかだからなっちゃんの声がいつもよりもっといやらしく聞こえるよ」
桑「………」
風呂のせいか桑谷は上気した顔をしていた。
桑「も、もっちー…もう………」
望「うん、止めるね」
桑「え…?」
望「なっちゃん、さっき『いや』って言ってたもんね」
桑「そ、そうだけど……」
望「違ったの?」
桑「……じゃないの」
望「どうしたの、なっちゃんらしくないよ」
桑「そうじゃないの…」
望「なにが?」
桑「もっちーに…もっと……」
望「もっと?」
桑「して……欲しいの………」
望「素直ななっちゃん、大好き……」
桑「それじゃあ………」
潤んだ瞳で望月に哀願する桑谷。
望「ご褒美…してあげる……」
桑「うん………」
望「でもね、ベッドまでお預けだよ」
桑「どうして……」
望月の発言に困惑する桑谷。
望「だって、このままお風呂で続けたらお風呂がなっちゃんのせいで汚れちゃうもん」
桑「………」
望「だからね、なっちゃん。お部屋に戻ったらいっぱいしてあげるから」
桑「お願い…もっちー………」
(おしまい)
(T∀T)イイ!!!
(;´Д`)ハァハァ
>>562 >>564 >>571 >>597 >>612 >>613 もっちーが独りで住むようになったマンション
あたしは失われた時間を取り戻そうとその道を急いでいた
商店街に植えられた街路樹にはクリスマスツリーに似せたイルミネーションが施されていた
そんな通りであたし達と行き交う人の顔はみな幸せそうだった
あたし達もその中のひとりだと思っていた
望「なっちゃん、待ってよ…」
あたしの背中越しにもっちーの声が聞こえた
桑「どうしたの?早く帰ろうよ、もっちー」
望「そうだけど…」
その時のあたしはまだ知らなかった
望「イルミネーションとか見ながらもう少しゆっくり歩こうよ」
桑「どうして?」
望「わたし、さっきまでずっと寂しかったから」
桑「え?」
望「わたし、仕事が終って帰ってくる時ね、すっごく羨ましかったの」
桑「………」
望「すれ違う人達はみんな恋人同士でしょ。わたしだけ独りだったんだもん」
もっちーがここに来るまでにずっと寂しかったということ
桑「分った。ごめんね、もっちー、一緒に歩こう」
望「うん」
あたしは空いている手をもっちーの手に絡めた
もっちーはその手をそっと握り返してくれた
華やかな街並をすぎるとそこは閑静な住宅地だった
わたしの引っ越したマンションはそんな一角に建っていた
誰もいない部屋のドアを開け室内の明かりをつけた
居間に置かれた脚の短いテーブルの上に買ってきたケーキとオードブルが置かれた
わたしは今日のために予め買っておいたシャンパンとワインをその横に並べるとケーキの上の蝋燭に灯をともした
桑「さあ、始めましょうか」
望「うん。メリークリスマス、なっちゃん」
桑「メリークリスマス、もっちー」
わたしは蝋燭の灯を見ていた
望「幻想的で綺麗だね、なっちゃん」
桑「そうね、もっちー」
なっちゃんはそういってわたしの瞳をじっと見つめていた
わたしもじっとなっちゃんの瞳を見つめ返した
やがてお互いの距離が縮まるとわたし達は目を閉じて唇を重ねた
そして時間が経つのを忘れるくらいに愛し合った
ホワイト・クリスマス
窓の外では白い雪が降っていた
わたし達を包み込むように静かにそっと降っていた
いつもありがとう・・・
感動しますた・・・(ノД`)
637 :
声の出演:名無しさん:02/12/27 01:29
コミケ出撃前age
もっちーに会ってくるぞ、っと。
638 :
永遠の名無しさん:02/12/27 01:36
逝きたい・・
愛知からじゃ遠いんだ!!
未熟者め!
愛知より遠い香具師など山程おるわ!!
保守
ここだけは保守
保守
. ,,,,.,.,,,,
ミ ・д・ミ <ほしゅほしゅ
~~ """"
大晦日の夜を望月のマンションで向かえた2人。
結露した窓の外、遠くで除夜の鐘が鳴っていた。
望「なっちゃん、あっという間の1年だったね」
桑「そうね、色いろあったし、短かったわよね」
望「なっちゃんはお正月はどうするの?」
桑「うーん、家に帰らないと拙いかな」
望「そうだよね」
桑「もっちーは?このままこっちに居るの?」
望「わたしも、家に帰るけど」
桑「そう、それじゃ、今夜で一応お別れね」
望「うん…」
桑「どうしたの?寂しいの?」
望「うん」
桑「たった2日か3日逢わないだけじゃない」
望「でも……」
桑「あたしが毎日電話してあげるし」
望「わ、わたしもなっちゃんにメール送るよ」
桑「ね。それなら寂しくないでしょ」
望「そうだね。ごめんね、なっちゃん」
やがて時計の針は12時を指した。
望「明けましておめでとうございます、なっちゃん」
桑「明けましておめでとう、もっちー」
望「えへへっ」
桑「なに?」
望「今年の最初にお話ししたのがなっちゃんで嬉しいな」
桑「あたしだって、最初に話せたのがもっちーで嬉しいわ」
望「そうだ、なっちゃん。初詣に行こうよ」
桑「初詣?」
望「近くに小さいけど神社があるんだよ」
桑「そうなの。いいわね、行きましょうか」
望「ねえ、なっちゃんは何をお願いする?」
桑「あたし?そうね、あたしは…」
望「わたしはもう決まってるよ」
桑「最初っから考えてたんでしょ、狡いなもっちー」
望「うん」
桑「ねえ、どんなのか教えてよ」
望「多分なっちゃんが考えつくのと同じだよ」
桑「あたしが?…そうね、あれぐらいかしら」
望「きっとそうだよ」
桑「それじゃ、一緒に言いましょうか」
望「うん。せーの…」
桑・望「今年1年があたし達(わたし達)にとって素敵な1年でありますように………」
647 :
ナックル星人:02/12/31 20:42
>>605 声優なんか出さなくてもいいよ。去年の正月みたいな特番は必用ないね。
関東地方には弱い気圧の谷が近づいていた。
2人が初詣に出掛けようと玄関を出ると雪が降り始めていた。
桑「あら?」
望「雪…」
桑「やっぱ降ってきたんだ」
望「寒いはずだよね」
桑「そうね」
そう言うと桑谷は両手を口元に当て、はぁと息をかけた。
望「寒いの?なっちゃん」
桑「うん、ちょっと」
望月は桑谷の手を握ると、自分の着ていた上着のポケットの中に入れた。
望「それなら、ほら、こうすれば寒くないよ」
桑「あ、うん…暖かいね、もっちー……」
初詣に行く途中、大きく湿った雪が2人に降っていた。
望「ねえ、なっちゃん」
桑「なあに、もっちー」
望「この雪、明日まで降るのかな?」
桑「明け方まで降るみたいね」
望「明日、電車が止まっちゃうかもしれないね」
桑「そうね、仕方が無い事かもね」
望「わたし達、帰れないかもしれないね」
桑「2人っきりのお正月だっていいんじゃないの」
望「そうしたらなっちゃん」
桑「そうしたら、なに?」
望「なっちゃんの作ったおせち料理、食べさせてくれるよね」
3日にくりいむしちゅーの番組で電撃ナントカってのがあるけど結局どうなのよ?
たぶん出ない。
出るならラジオで告知するはず。
パンチラからもう一年か
653 :
なっちゃん ◆iadsYvcCUc :03/01/01 16:03
うpしる>パンチラ
母「あら?夏子、今日はもうおやすみ?」
桑「あ、うん…お母さん、おやすみなさい」
今日、あたしはいつもより早く床についた
あの人がしている香水を身体に纏いながら
おやすみなさい、もっちー
また、あなたと夢で逢えたら嬉しいわ
弟くんのSSマダー?
あの人と何度も唇を重ねた
あの人と何度も肌を重ねた
あの人と何度も愛を語り合った
でも、それは全て夢の中の出来事
千「久代、起きたらどう?みんな待ってるよ」
久「千恵…うん、分った……」
小さな胸の奥、そしてわたしはあの人とお話をするの
おはよう、なっちゃん、昨日また夢で逢えたね
明日だぞ
662 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 00:36
今日だぞ
663 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 00:40
‐,<
,.-‐,=‐-、_ X ,.-──────────
, ‐,ニ,.ニ´, -、 -、 `ヽ、 /
//,. i ! , ヽ.、ヽ ヽ\ l らららん♪
/ / / l l l | _|l ヽ」」_l 、 ! i ヽ、
| ! i | |,.ri「l. l| リl._l」ト、l | | //`ー────────
l l. l l、!ヽl,xト!ヽ ' ´ ,, `|ル'!' '´
ヽ.ヽヽ.iヽ!Y ,, , -‐┐ 〈 ′
Y`トzヾ` l | , イ、
, ゝニィ >t.、_ヽ_ノィNソ′ 丿丿
l l (NT{^ァ┴rYYnヽrニュ、 ´
ヽ ヽ. ` `/``ーl二二トiー‐‐t
ィ -‐y' | | !
`、 / ,' .l l
664 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 00:47
特番って何時?
665 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 00:48
テレ東だけ?
666 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 00:54
手持ちのテレビぴあには明日テレ東朝の枠には声優特番など書いてありませんが、何か?
667 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 00:59
来年は誰が出るのだろう?
668 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 01:11
10:00?
669 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 01:22
電撃GAMEシチューは電撃系の番組かもしれないが内容はゲームメインでは?
ラジオでも出演するとか告知してないしな、仮に出るとしたらprits?
670 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 02:17
出るのはコンパイルやカルチャーブレーンの社長だろ。
ケムコもな
672 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 02:25
っつーことは去年の元旦特番はこけたんだな、それで今年はないのか
>>672 元旦じゃなくて1月3日だよ
ちなみに元旦というのは1月1日の朝を指す言葉だ
674 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 07:40
∧_∧
( ´・ω・)
( つ旦O
と_)_)
675 :
KiD ◆5aFR4PeHCM :03/01/03 07:48
∧,,∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミ,,゚Д゚彡 < 今日は放送日だな、出るのはくりーむしちゅーか?
U つ目 \____________
〜ミ ミ
∪''∪
初めてここのスレ読んだけど
ていうか、特番自体あるのか?
677 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 09:33
ない
じゃあこのスレの存在意義は??
679 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 09:38
しらん
>>1読んでみたら、ただのイタい
>>1の
ジサクジエンジコマンゾクなスレだったんだね。
それじゃバイバイ。
ないのか///
682 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 09:43
うん
よく半年持ったな・・・
スレタイの声優“得”番って何なんだyo!!
2004/01/03の声優得番に誰が出るのか予想しる。
こっそりBSジャパンあたりで放送してたりして
海砂利が出てただろ
689 :
声の出演:名無しさん:03/01/03 12:10
>688
くり〜むしちゅ〜でつ・・・元かいじゃりすいぎょの
パンチラまだー?
お前等は今更、何を言ってるのやら
桑谷のパンティラをもう一度
まあ、今日はまーちゃんの誕生日
みんなで祝っておくれよ
テレビ東京消えろ!
おまいらはもう必要ない!
東京12チャンネル最高!
おはようスタジオの志賀ちゃん最高!
ヤンヤン歌うスタジオ最高!
ピンクレディー物語最高!
↑( ´┏┓`)オサーソ
>>697 禿同
東京12チャンネルは良かった
ついでに、テレ朝は日本教育放送時代が最高!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; \
/;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;; ヽ
/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;; ;;;;;;; 丶
/ ;;;;;;: ;;;;;: ;;;;; ;;;;; │
/ ;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;; ;;;;; ;;;;; ;;; ;;;;;;;; │
│;;;;;;;;;;;;//|| ||||| || ||||| |||| || ゞ:::::::: :::::::│
│;;;;;;;;;/|| || | |||| |||| ||| ||| || |||| | |ゞ:::::::::::│
∩;;;;;;/丿,;::≡ミミ;;、、 ソ __,,,,、、、.. ゞ::::: /
|/|;;;;// _" _''ヘノ ヾ彡=''_""`` ヾ:::/、
((|ソ ,─≦◎≧ヾ - , ≦◎≧- 、 ヾ|/)
ヾ||| - ̄ ' ヽ  ̄ - ||ノ
ヽ!| / ヽ |ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ゝ: 、 ( _ _ ) ノノ < 700get
` ヽ / _ヽ ノ ヾ ノ \_________
__>、 ,, '::_`_' _:` 、` ./
/\ _/ ヽ ( /----- ヽ) , ノ
/ \ , 、 、 、ヽ、'  ̄ `ノノ_ ,/
/ \ ヽ ヾ、. ̄ ̄ ( )'丶
/ ' "'' 、 \ \ _,, ̄ ''ノ ` ゙/ \
/ , - 、 ,, `ヽ \/  ̄ヽ ' ヽ ,ゝ--、
/ ヽ | / ノ
,, 、 / ヾ ヾ ヽ-' 、 ,/
- '' ヾ ( ヽ 丶 ! '' ,, ゝ" |
''" \/ヽ ヽ ヽ _ 'i / ヽ
701 :
声の出演:名無しさん:03/01/04 21:09
終わってから、アゲ
桑谷のパンチラで多くの精子が天昇されました
保守
スレの方向性が微妙に戻ってたなw
保守
保守
来年は頼むぞ!
頑張って保守
おぉ・・・このスレ、一年たってもまだ残ってたんだ、懐かしい
かの「望月久代物語」の執筆者とか、まだいらっしゃるんだろうか?
何かゲームを作るとか言う話もあったよな。
おお、久しぶりに来たけど微妙に荒らされてる?
ここはSSスレなんだがなぁ。
711 :
声の出演:名無しさん:03/01/13 02:13
いやまぁ元はタイトル通りのスレなんだがw。
しかし妹分がラジオに登場しそろそろ職人さんが降臨する予感。
今日のは相当にネタ豊富だったしね。
ていうかぜひ降臨してくだされ。
期待もこめてage。
あの〜、2ヶ月ほどここ離れてたんだけどPrits@2chのPrits系専用の
あぷろ〜だ亡くなったんでつか?
>>711 確かに同意w
途中から方向性がなんとなく変わってしまっただけだからな。
俺も降臨を期待。
>>712 あら。。。ホントだ、無くなってる。
履歴とかで直アドレスでも無理か?
(俺は履歴残ってないので確認しようがないんだが)
(^^)
なっちゃんとランバダ踊りたいなぁ。
小林「うぃっす。とりあえずこのスレの人、まだ生きてる?」
水樹「ちょ、ちょっといきなりそれは失礼なんじゃ…」
桑谷「でも、おせじにも盛り上がってるとは言えないでしょ」
水樹「う…。それはそうだけど、ね、ねぇ。もっちー」
望月「もっちーはお菓子があれば幸せなのだ」
水樹「…。な、なのだって女の子が使う言葉じゃないよ」
小林「とりあえーず!奈々ちゃんの負け」
桑谷「まー、なんにしてもですよ。スレが落ちてないことはめでたいんじゃないかと。」
水樹「そ、そうだよ。めでたいよ。うん。めでたい!」
小林「なんかわかんないけど、めでたいね!正月だしね」
水樹「さすがに正月はもう終わったかと…」
望月「お菓子があれば正月なのだ」
水樹「…」
桑谷「えー。ぴんぽんぱんぽーん。突然ですがお知らせです」
小林「このたび、小林は結婚することになりました」
桑谷&水樹「え?まじで?」
望月「お菓子は出るの?」
小林「…。すみません。嘘です。やだなー。もう。ほんとなわけないじゃん」
桑谷&水樹「そ、そうだよねー。あはは。(あ、あなどれんしゅびっち!」
望月「私はお菓子があれば男はいらない」
水樹「(きょ、今日のもっちー、いつもにまして壊れてるよ)」
桑谷「はぁー。私も恋。探そうかな」
小林「うんうん。たまにはもっちー以外にも目を向けてみると良いさーっ!」
水樹「わ。二人はそんな関係なの?」
小林「あれ?知らなかったの?」
水樹「うん」
小林「だめだなー。メンバーのことはちゃんと把握してないと」
水樹「あう」
小林「話せば長くなるんだけどねー」
桑谷「もっちーが好きで好きでたまらないのですよ」
望月「なっちゃん。お菓子くれる。大好き」
小林「解説、終わり」
水樹「はやっ!!」
小林「しかも、なにげにもっちーひどw」
桑谷「ったく、奈々ちゃんもしゅびっちも人をだしにしてー」
水樹「…。とりあえず、二人は仲良しなのね」
小林「われわれの入りこむ隙間もありませんなー」
望月「ふっふっふっ」
小林「それにしてもいつのまにか夜中ですなー」
桑谷「あ、いかん」
小林「どうしたの?」
桑谷「そろそろ寝ないと明日、早いのですよ」
水樹「それって、マジでやばいんじゃ」
桑谷「だから、今焦ってるの」
小林「しかも、こんなに無駄に長い文章書いてるしねー」
水樹「スレ住人さんに謝るの大変だよ」
望月「すでに謝ってすむ段階じゃないのだ」
小林「と言うか、もっちー、さっきから食べすぎ」
桑谷「寝る!」
小林「えー。もう少しあそぼーよーってもう布団の中かいっ!寝るの、はやっ!」
望月「もっちーはお菓子が欲しい!」
小林「誰も聞いてないって」
水樹「え、えーと。とりあえず、時間も無いのでそろそろ幕をひきます」
桑谷「うわ。良いとこどりー?ちゃっかりしてるわね」
水樹「わ、わわわ。なっちゃん。寝てたんじゃ?」
桑谷「やーねー。最後は私がいないとしまらないじゃん」
小林&望月&水樹「(おいおい。主役は私だって。でしゃばるなよ)」
桑谷「と!いうわけで、Pritsを代表して、今年も一年よろしく…」
望月「望月久代!私の名前は望月久代!通称もっちー。おーけー?」
小林「え、えー。とりあえず自己紹介で、Pritsの小林由美子です」
水樹「水樹奈々でーす。亞里亞〜。兄やに会いたいの〜」
桑谷「だーーーっ!!うるさーい。しかも奈々ちゃん。ながーいっ!」
桑谷「ぜーぜー。しょうがないなー。みんなで挨拶しよ」
桑谷&望月&小林&水樹
「今年も一年、Pritsとして、そして一声優として、
さらに、良きライバルとしてがんばっていきますので、
今年も私たち!」
桑谷「桑谷夏子!」
望月「望月久代!」
小林「小林由美子!」
水樹「水樹奈々!」
望月「の四人をよろしくお願いします!」
水樹「ちゃんちゃん」
桑谷「あー。終わったー。おやすみー」
小林「またねー」
720 :
声の出演:名無しさん:03/01/16 02:29
age
age
神 降 臨
722 :
声の出演:名無しさん:03/01/16 20:27
期 待 a g e
723 :
声の出演:名無しさん:03/01/16 20:36
題名「奈々ちゃんと阪神タイガース」
保守
このスレも、もう限界なのか・・・
とりあえず、何か本人ですら知らない事実を暴露してくださいw
>>725 「もう終わり」とか言うな。男の子でしょうが。
女の子だったらごめんなさい。
桑「もうすぐさぁ、バレンタインだよね」
望「早いよね」
桑「もっちーはバレンタインのチョコ、何が欲しい?」
望「え?」
桑「どんなチョコが欲しいのかって」
望「うーん、そうだなぁ…」
桑「甘くないやつ?」
望「そうだね、あまり甘くないのがいいかな」
桑「分かった」
望「あ、でもなっちゃん」
桑「どうしたの?」
望「なっちゃんの手作りだったら何でもいいんだよ」
桑「まあ、もっちーたら、かっわいいわー」
望「それじゃ、なっちゃんはどんなのが欲しい?」
桑「あたしの?」
望「うん」
桑「どうしようかなぁ…」
望「わたしが作れるのだよ」
桑「作るって、お湯で溶かして固めるだけじゃん」
望「えへへっ、そうだけどね」
桑「よし、決めた」
望「なあに?」
桑「あたし、チョコいらないから」
望「え?どうして?」
桑「その変わり、もっちーちょうだいね」
望「………へ?」
桑「……ね?」
望「う…うん………」
久々に来た
幸せ
神様ありがとう
やっぱ、いいものはいいんだよ
いつもありがとうございます
−収録中
わたし達だけの世界だと思っていた
わたし達だけでずっと番組を続けるんだと思っていた
それなのに
桑「きゃー、わっかーい、かっわいーっ!」
それなのにあの娘達はわたし達の世界に入ってきた
わたしとなっちゃんだけの世界に
望「………」
−収録後の桑谷、望月の控室
桑「お疲れさまー。ねえ、もっちー帰ろうか」
望「あ、うん、ごめんね。ちょっと用があるの」
桑「あたし待ってようか?」
望「あ、悪いよ。先に帰ってていいよ」
桑「そう…」
望「うん。おやすみなさい、なっちゃん」
桑「それじゃ、気を付けてね。おやすみ、もっちー」
−同、妹分の控室
望「お疲れさま…」
妹「あ、望月さん、お疲れさまです。あれ?桑谷さんは?」
望「なっちゃんは先に帰ったから…」
妹「そうなんですか。挨拶できなくて残念…」
望「………」
妹「…?どうしたんですか、望月さん」
望「…その……なっちゃんのことなんだけど………」
妹「はい」
望「わたしとなっちゃんのこと…知ってるよね……」
妹「え?あ、はっはい……」
望「なっちゃんって可愛い物とか好きだから収録であんなこと言ってるけど、」
妹「はい…」
望「なっちゃんが本当に好きなのはわたしなんだから…」
妹「……」
望「そ、その辺、勘違いしないでよね」
妹「…わ、分りました」
−文化放送の廊下
本当に嫌なわたし
あの娘達にあんなんこと言うなんて
でもそうしないと
なっちゃんとの絆が失われてしまいそうで
わたし怖かったの
−同、ロビー
桑「あ、もっちー。終った?待っててよかったー」
望「え?なっちゃん、どうしたの?」
桑「あー、うーん、独りで帰るのもなんだしぃ」
望「……」
桑「何だかもっちー収録中もずっと変だったから」
望「…うっ……ふえっ………」
桑「やだ、ちょっ、どうしたのよ、急に泣き出して」
望「ごめんなさい……」
桑「何かあったの?」
望「なっちゃん、ごめんなさい……」
桑「あ、あたし?何かした?」
望「ううん、違うの…」
桑「それなら……」
望「でも…ごめんなさい……なっちゃん、ごめんなさい………」
桑「もう、分ったから。泣き止んで、ね、もっちー」
望「う…うん……」
桑「ねえ、何かあったの?」
望「………」
桑「…ふう……いいわ、もう何も聞かないから………」
望「うん…ごめんね……」
桑「でもね、もっちー…」
望「…うん………?」
桑「あたし、もっちーのそんな顔、見たくないから」
望「………」
桑「あたしだって、もっちーのそんな顔見たら悲しくなるから」
望「…うん、えへへっ…ごめんね、なっちゃん」
桑「そう、それじゃ、話はお終いね。さあ、もっちー、帰りましょ」
望「え?なっちゃん、帰るって何処に?」
桑「やーね、決まってるじゃない、もっちーのお家でしょ?」
望「あ…う、うんっ!」
新作(;´Д`) ハァハァ
久々に来たら職人さんが降臨してる。
(;´Д`)ハァハァ
741 :
声の出演:名無しさん:03/01/23 14:56
今後に期待age
(^^)
寿司を強要するなっちゃんハァハァ……。
久しぶりに読み返す
そして小さな幸せを感じられる
ここは、俺にとっては最高の名スレだよ
望月「実は皆さんにじゅーだいなお知らせがあるの」
桑谷「なになにー?」
望月「このたび望月は!」
桑谷「うんうん」
望月「なちゃーんのお嫁さんになるのだー」
桑谷「わおー」
望月「さらにさらに」
桑谷「何かなー?」
望月「ふたりのらぶらぶパーティーも開くのだー」
桑谷「さいこー」
小林「…あのふたり、仲良いね」
水樹「あの二人は仲が良すぎなの」
小林「あそこまで仲が良いと見てて気持ち良いね」
水樹「うん」
望月「らぶらぶなのだー」
桑谷「らぶらぶー」
なのだー
保守するのだー
普段と変わらないわたし達の日常
普段と変わらないわたし達の朝
だからわたしちょっとした悪戯をしたの
望「………んっ」
桑「う、あっ……あん………」
望「……ん」
桑「あ…はぁ…は…あ………」
望「………」
桑「はっ…はぁ…あ…あさ……なの………?」
望「そうだよ。おはよう、なっちゃん」
桑「あ…もっちー。うん…おはよう…って」
望「ん?どうしたの?」
桑「もっちー、今あたしの胸元で何してたの?」
望「『何』って?」
桑「さっきさぁ、あたしが起きる前に何かしてたじゃん」
望「えへへっ、ひ・み・つ」
ちょっとした悪戯
でもそれはわたしだけが出来る
なっちゃんへの悪戯
んがー
桑「あ、もっちー、今何処にいるの?え?ホテル?」
桑「あたし、ゲーセンにいるんだけどー、うん、今から来なよ」
1月25日の土曜日、大阪でのイベントを控えていた桑谷と望月。
2人は不本意ながら別々に食事を取った後、ゲームセンターで待合せをしていた。
望「久しぶりにゲーセンとか行くと楽しいよね」
桑「そうだよね。人形とか貰っちゃったし」
望「うん」
桑「ねえ、もっちー、今晩どうする?」
望「あー、うーん…部屋に戻ったら豊口さんが遊びに来るかも…」
桑「そっか、だったらさぁ…」
ゲームセンターには同じように翌日のイベントに参加する神名や保志らの姿もあった。
神「あれ?もっちー、まだホテルに戻らなくていいの?」
望「あ、はい。望月、コンビニに寄ってから帰ろうと思って…」
保「どうしたの?何か買い物とか?」
望「え?あ、はい…ちょっと…」
桑「あたしも東京から持ってこなきゃいけない物忘れちゃったんで、もっちーと一緒にコンビニ行ってきますね」
保「それなら俺も一緒に行こうか?」
望「それは…」
桑「えー、別にいいですよ。だって、何買ってるか見られたら恥ずかしいじゃないですか」
保「そうなの?」
神「おい、保志、止めとけ。女の子にも色々事情ってもんがあるんだろ」
桑「そうですよ保志さん。女の子に失礼ですよ。それじゃ皆さん、ここで失礼しまーす」
望「すみません、失礼します」
保「おやすみー」
望「おやすみなさい」
神「なっちゃん、集合時間に遅れるなよ」
桑「あ、はーい」
保「神名さん、この後どうします?」
神「ばーか、決まってるだろ。保志、男同士で寂しく飲みに行くぞ」
桑「あのー、神名さんこそ酔っぱらって遅れないで下さいね」
神「分ってるよ」
望「………」
神名や保志らが歓楽街に消えていくのを見届けた2人。
望「みんな行っちゃったね」
桑「そうね、やっと消えてくれたって感じよね」
望「なっちゃん、コンビニに寄るんでしょ?」
桑「はぁ?あたしがコンビニなんて寄るわけなんかないじゃん」
望「だってさっき…」
桑「あれはねぇ、嘘よ、う・そ」
望「え?嘘だったんだー」
桑「当ったり前じゃん」
望「どうして?」
桑「あそこであたしが言ってなかったら保志さんとか付いて来そうだったじゃない」
望「そんな風だったよね」
桑「そうしたらそのままホテルで飲み会でしょ?付合ってなんかいられないわよ」
望「そうだね。でも、わたしもなっちゃんに騙されちゃったね」
桑「もー、ホントもっちーたら騙されやすいんだからー。かっわいいわー」
望「あー、神名さん達に悪いことしちゃったかなー?」
桑「別にいいのよ、あたし達が気にすることじゃないわ」
望「そうかな?」
桑「そうよ。だからもっちー、早くホテルに帰って2人っきりで大阪の夜を楽しみましょ」
望「うん」
新作ハッケソ
754 :
声の出演:名無しさん:03/01/29 01:03
ナチャーンとモチーに密かに嫌がれてる神☆ハケーン
音さえも闇の中に溶け込むような、星も凍てつく寒い夜。
こんな日は、訳も無くただ物悲しくなる。
ベッドの上で膝を抱えて座っていると、ふとドレッサーにある、小さな瓶に目が留まる。
貴女から無理を言ってもらったアトマイザー。
この中には、貴女の好きな香水が入ってる。
辛くて落ち込んだときは、いつも枕元につけて眠った。
だって、そうすれば夢の中で、必ず貴女が会いに来てくれる。
だから今日も、優しい夢が見たいから・・・貴女の香りに包まれて眠ります。
おやすみ、なっちゃん。
去年だろ?
んだ
保守〜w
次のスレタイ、どうするんだろう?
って、次があればの話だけど・・・w
単刀直入に、桑×望スレでいいじゃんw
サイパンで撮影されている望月のDVD。
そこには私費を投じ望月との海外旅行を楽しむ桑谷の姿もあった。
その日の撮影に使われたプライベートビーチ。
深夜になると人の気配もなく静まり返る。
波の音だけが聞こえるなか2人は砂浜に座りながら話に興じていた。
望「なっちゃん」
桑「どうしたの?」
望「どの星がどんな星座を形作るか分かる?」
桑「ううん、全然」
望「あのね、空の真ん中から右の方に明るい星があるでしょ?」
桑「うん、すっごく明るい星があるね」
望「あれがりゅうこつ座のカノープスなんだって」
桑「へえーっ」
望「全天で2番目に明るいんだよ」
桑「そうなんだ。もっちーって意外と物知りだよね」
望「えへへっ。それでね、右側に明るい星のかたまりがあるでしょ」
桑「うん、あるある。あれ?あれってよく写真とかで見たことあるよね」
望「うん。あれが南十字星なんだって」
桑「ふーん」
望「ねえ、なっちゃん」
桑「うん?」
望「本当にサイパンまで来て良かったの?」
桑「何で?」
望「だって仕事が」
桑「2、3話分収録してるし、3日ぐらい大丈夫」
望「でも…」
桑「それに、ラジオなんかもっちーがいないと収録できないじゃん」
望「それは…そうだけど」
桑「だから大丈夫」
望「うん。なっちゃんと一緒に海外に来れて良かった」
桑「あたしも、もっちー」
望「あの…なっちゃん、それでね……」
桑「改まってどうしたのよ、もっちー」
望「ちょっとね…恥ずかしいんだけど…」
桑「なに?」
望「ここで…」
桑「え?」
望「こ、ここで…して…欲しいの……」
桑「ええ?」
望「ここでしか出来ないから…」
桑「本当に?」
望「うん……」
桑「誰か来るかもしれないじゃん」
望「夜も遅いし…大丈夫だと思うから…」
桑「………」
望「じゃないとわたし……」
桑「もう、本当にもっちーたら、いやらしい子なんだから…」
766 :
声の出演:名無しさん:03/02/03 13:38
続編を期待してage
二人が(;´Д`)ハァハァな世界に引きづり込まれるのってお約束になってるよね。
でも、(・∀・)イイ!!早く続ききぼん
もっちーとあたしの関係を表現すれば、
友情とか信頼という言葉が適当かもしれない。
あたし達は偶然にも同い年だったし、
シスプリという一緒の仕事を続けてきた所為もある。
色いろ馬鹿なこともやってきたけど、
それは友達同士だから出来たことなんだと思う。
もっちーと奈々ちゃんの関係はどうなんだろう。
奈々ちゃんは歌も上手いし作詞の勉強だってしている。
本人の才能も有るがそれ以上に努力家だ。
その何れもあたしには欠けている資質であることは分かっている。
そんな奈々ちゃんはもっちーにとって憧れ、尊敬の対象になっている。
でも何時かはその感情がもっと特別な感情に変わってしまうかもしれない。
その時もっちーはあたしから離れていってしまうのだろう。
勿論それは奈々ちゃんに対してだけでなく由美子ちゃんにもいえる事なのだ。
それならあたしと奈々ちゃんは?
正直あたしは奈々ちゃんに厭な感情を抱いている。
あたしはそれが嫉妬や羨望であると知っていながら。
自分の弱さや狡さを棚に上げて………
そんな取り留めもないことを一晩中ずっと考えていた。
部屋の外では小鳥の囀りが聞こえ、遠くに新聞配達のバイクの音がしていた。
既に時計の針は5時半を少しまわったところを指していた。
空が少しずつ明るくなっているのがカーテン越しにも分かった。
桑「もう朝か…今日も寝ないで過ごしちゃったわね」
もっちーがサイパンロケに出かけて2日目が過ぎていた。
桑「向こうは6時半頃かな。もっちー、もう起きてるかしら」
たった2日声が聞けないだけだったが、あたしにはそれが絶えられなかった。
桑「聞きたいな…もっちーの声…今頃どうしてるのかしら……」
その時、不意にあたしの携帯電話が鳴った。
桑「もっちー…」
あたしは短く声を発すると机の上に置いていた携帯電話を取った。
桑「もしもし、もっちー?」
水「え?もしもし、なっちゃん。奈々です。水樹です」
過密なスケジュールで電話なんか出来っこない、分かっている筈だった。
桑「あ…奈々ちゃん……ごめんね、おはよう」
水「おはよう。やだ、どうしたの、なっちゃん。誰かと間違えたの」
桑「え…えーと…何でもないのよ、何でも」
水「そうなの」
桑「それよりどうしたの、こんな朝早くから」
水「なっちゃんが起きていると思ったから」
桑「え?」
あたしは思わず奈々ちゃんに聞き返した。
水「なっちゃん、今日も寝てないんでしょ」
桑「奈々ちゃん、よく分かったわね」
電話の向こうで奈々ちゃんが笑いながら答える。
水「なっちゃんの事なら分かるわよ、もっちーのこと考えてたんじゃないの」
それは図星だ。あたしは返答に困った。
水「私、今日は早く起きたの」
水「普段なら、なっちゃんから3時とか5時にメールが来てるじゃない」
水「それが昨日に続いて今日も無いから、どうしたのかなって思ったわ」
水「思い当たる節っていったら、もっちーが昨日からロケに行った事ぐらいでしょ」
水「なっちゃん、寂しくて落ち込んでるんじゃないのかなって」
桑「そんな、もっちーがいないから寂しいだなんて、奈々ちゃん冗談は止めてよ」
何故か奈々ちゃんに心の中を見透かされている。
そう思ったあたしは向きになって奈々ちゃんに反論していた。
珍しいカプでつな。
期待sage
>>768 >>769 >>770 水「そう向きにならないでよ」
桑「向きになんかなっていないじゃない」
語気が荒く、そして早口になってしまう。
水「分かった、分かったから」
奈々ちゃんが溜息混じりに話す。
桑「それで、今朝は何の用なのよ?」
ぶっきらぼうにあたしは尋ねた。
水「あ、そうだった。なっちゃん、今日は暇?」
唐突な問い掛けだった。
桑「あ、あたし?あたしはオフだけど」
水「私も今日はお休みなの」
桑「そう」
水「うん。それでね、一緒に買い物に行こうかなって誘ったの」
桑「あたしと?」
水「もっちーじゃないのが不満かもしれないけど、たまには私でもいいでしょ?」
桑「だから、どうしてもっちーが…」
そこまで言うとあたしは奈々ちゃんに言葉を遮られた。
水「なっちゃん、もっちーは関係無いって言いたいんでしょ」
桑「う、うん…」
水「それなら私に付合ってもらえるよね」
桑「別に、あたしは構わないけど」
水「それなら決まりね。集合場所は何処にする?」
桑「何処だっていいんじゃない。奈々ちゃんは何処がいいの?」
水「なっちゃんは何処で買い物することが多いの?」
桑「渋谷…かな?」
水「うん、渋谷ね、分かった。それじゃ時間は?」
桑「昼前ならどう?」
水「11時半ぐらいでいいかしら。それじゃ駅に着いたら電話するね」
桑「そうね」
水「なっちゃん、乗り気じゃ無いみたいね。やっぱり…」
桑「やっぱりって何よ」
水「何でもない。それじゃ、また後でね」
桑「あ、奈々ちゃん、な…」
既に奈々ちゃんからの電話は切れていた。
桑「それにしても今日に限って一体…」
あたしは奈々ちゃんからの誘いに戸惑いを覚えた。
水「もっちーは関係無いんでしょ」
奈々ちゃんが言ったその言葉があたしの心を締め付けていた。
桑「本当は関係無いはずなんかないじゃない…」
誰に聞かせるわけでもなくあたしはベッドの上で呟いた。
なつ×なな(;´Д`)ハァハァ
続ききぼん
初めて会ったときから、彼女のことは何となく苦手に思った。
・・・なぜだろう?
たぶん、彼女は私が持っていない全てを持っていたから。
可愛らしい仕草、澄んだ綺麗な声・・・
・・・女の子なら、求めて止まないもの。
はっきり言って、そんなのは私に似合わないのは判っている。
でも・・・
でも、女の子なら誰しも憧れる「ヒロイン」の立場。
強いて言えば、彼女はまさに、そんな存在だった。
彼女は私にとって、眩しすぎたのだと思う。
・・・だから私は彼女に憧れて、そして嫉妬していた。
そう・・・あの日の夜までは・・・
日中の活気が、嘘のように静まり返り、満天の星の下、リーフに寄せる波の音だけが辺りを包みこむ。
海の上を渡る風は、部屋の中にまで涼気をもたらし、遠く極東アジアの島国から来た異邦の民たちも、エアコンを切り、その風を楽しんでいた。
このようなビーチリゾートの夜としては、最高の条件にも係わらず、その部屋には苦悩する女性が一人。
由「はぁ、なんで彼女と同じ部屋なんだろう?」
呟くような声でそう言うと、溜息をもらしつつ、由美子はキングサイズのベッドの上に倒れこんだ。
バルコニーを望む窓際で、風に当たり涼んでいた奈々が由美子に声をかける。
奈「あら、由美子ちゃん、何か言った?」
由「ううん、なんでもないよー」
ベッドの上に大の字で仰向けになっていた由美子は、顔だけを奈々へ向け、そう答えた。
「あら、そう」と呟くと、奈々は再び、海を渡る風に身を任せた。
再び天井を仰ぎ見て、小さく溜息をついた由美子は、何かを思い出したようで、顔を奈々に向けてこう訊ねた。
由由「奈々ちゃん、夜風に長くあたっていると、体に毒じゃないのかい?」
奈々は、少し意外そうな顔して、由美子を見やるとこう答えた。
奈「ええ、そうね。でも、由美子ちゃん、私は由美子ちゃんよりは厚着をしているわよ」
そう言われて、由美子は奈々を繁々と眺めた。
奈々は、白いオフショルダーのニットとキャミソールの重ね着で、麻地のロングスカートをはいていた。
由美子はといえば、黒のショートパンツにTシャツという、男の子のような格好。
あまりにも色気の無い自分の姿に恥ずかしくなった彼女は、奈々に背を向けるような形で、寝返りを打った。
奈「でも、由美子ちゃんの言うとおりね」
そう呟き、奈々は優雅に立ち上がると、バルコニーから部屋の中に入り、後ろ手でガラス戸を閉める。
ただ全部は閉じず、気持ち開けているのであろうか、時折思い出したように、レースのカーテンが揺らめいていた。
奈々は部屋に入ると、右手の人差し指を口元に当て、しばらく考えるようなポーズをとり、何かを思い出しように冷蔵庫を開け、小さな声で「あった、あった」と呟く。
そして相変わらず、奈々に背を向けてベッドに寝転んでいる由美子に、ゆっくりと近づいた。
そのとき由美子は、物思いに耽ていた。
由(なんで、奈々ちゃんと同じ部屋に、なったんだろう?)
由(彼女、嫌いじゃないんだけど、何か苦手なんだよね。)
由(どうしてかな?)
由(彼女のあの格好、すごく女の子っぽいよなー。)
由(それに比べて、私ときたら・・・。)
由(こんな格好、男と一緒だよ。男と。)
由(・・・やめ、やめ。なんだか虚しくなってきた。)
由(そう言えば、なっちゃんともっちー、本当に仲が良いよな。)
由(夕食の後、みんなで遊ぼうと思っていたのに・・・。)
由(そしたら二人であっと言う間にいなくなっちゃうし。)
由(全く、なんだよあの二人。レズかっつーの。)
由(なんてね、そんなことある訳ないか・・・。)
奈「・・・子ちゃん」
奈「・・美子ちゃん」
奈「もう、由美子ちゃんってば!!」
由「うわーっ!?な、何?」
一気に現実に引き戻された由美子は、思わず絶叫して飛び起きる。
由美子の目の前には、目を真ん丸にして立ち竦んでいる奈々の姿があった。
奈「ななな、なに、何、由美子ちゃん?」
由「あ、いや、大きな声を出してごめん奈々ちゃん。ちょっと、考え事していたから」
奈「そうだったの・・・。ううん、いいの由美子ちゃん。私の方こそ、いきなり声をかけてごめんなさい」
由「あー、本当にごめん。・・・ところでなんだい?奈々ちゃん」
奈「ええと、由美子ちゃん、喉渇いていない?」
由「そう言われると、喉渇いているかも。今、大声を出したところだし」
奈「ふふっ・・・、そう思って、ほら、これを一緒に飲まない?」
由「あれー、それどうしたの?」
奈々が由美子に見せたのは、サーモンピンクが目に鮮やかな、シャンパンのボトルであった。
奈「ホテルに着いたとき『ウェルカムドリンクです』って、私たち四人にもらったんだけど・・・」
奈「さっき、なっちゃんに聞いたら、彼女はいらないって言うし・・・」
奈「もっちーは、ちょっと欲しそうな雰囲気だったけど、なっちゃんがいらないなら、私もいいっていうから。」
由「なっちゃんは、お酒は苦手だからね」
由「でも、もっちーも飲めないのかね?」
奈「それはちょっと分からないわね」
由「しかし、うわー、そう言うの高いじゃないの?『どんぺり』とかって言うのがあるじゃん」
奈「うーん、さすがにドン・ペリじゃないと思うけど・・・。」
奈々はそう言い、しばらく瓶とにらめっこをすると、小さく「あ・・・」と呟いた。
奈「もしかしたら、ドンペリよりも、良いものを貰ったかもしれないわ」
由「へー、そうなんだ」
由美子はあまり興味なさそうに相槌を打つ。
そのシャンパンはルイ・ロデレール社のクリスタル・ロゼ。ロシア皇帝アレキサンドル2世が、専用に作らせた歴史を持つ逸品で、味もさることながら、名の由来となったクリスタル製の瓶が特徴的だ。
今回用意されたのは、ロゼのシャンパンで、透明のクリスタルボトルの中に、サーモンピンクの液体が美しく輝いている。
思わず見惚れている奈々に向かって、由美子は急かすために声をかけた。
由「ねえねえ、奈々ちゃん。何でも良いから早く飲もうよ!」
奈「え・・・あ、ええ、そっそうね。冷たいうちに頂きましょう」
我に返った奈々は、瓶をそっとテーブルの上に置くと、グラスとワインクーラーを棚から取り出した。
これからこの二人どうなるんだ!?((( ;゚Д゚)))ハラハラドキドキ
ワクワク
(・∀・)イイぞ!!
やっぱこのスレは最高だな
職人さんに期待sage
なんつーか、すげー。「職人芸」ってやつを垣間見た気がします。
ありがてー。俺このスレから離れられないw
>>780からは続かないの?
あとは自分で想像して(;´Д`)ハァハァするのか?
788 :
声の出演:名無しさん:03/02/09 00:42
もういいかい?
ま〜だだよ
790 :
声の出演:名無しさん:03/02/10 13:32
も〜ういいかい?
グラップラー由衣も誰かあの後続けてくんないかな〜w
此処ってなんか初めの時からかなーり変わっているような…。気のせい?
なっちゃんサイコーだー。
>>768 >>769 >>770 >>772 >>773 奈々ちゃんと約束の時間が近づいていた。
結局あたしは電話の後に一睡も出来ずにいた。
眠れなかったこと自体は特段苦にはならなかったが、
奈々ちゃんの言葉を心の中でずっと思い出していた。
桑「はぁ…あんまり乗り気じゃないけど、仕方ないから行ってこようかしら」
家の中はというと、既に家族はそれぞれに外出しており、
あたしだけが独り残されている状態だった。
あたしは自分に言い聞かせるようにして着替えると、
何気なしにお気に入りのオー・デ・トワレを身に着けて家を出た。
そのトワレはもっちーといつも一緒にいるときに着けているものだった。
望「あれ……?なっちゃん、留守なのかな…」
もっちーのその日の撮影は順調に進んでおり、
現地の時間でお昼位には午前中の撮影が終わっていたそうだ。
ス「それじゃ、休憩にします。午後の撮影は1時半からです」
スタッフさんの指示は午後の撮影も予定通りの時間を告げていたのだという。
望「はーい」
ス「あれ?望月さん、何処に行かれるんですか?」
望「望月、ちょっと電話したいんで部屋に戻りますね」
ス「ご自宅に国際電話ですか?」
望「え?あ…そ、そうです。たまには家に…」
ス「そうでうよね。あ、時間通りにはお願いします」
望「はい。分かりました」
もっちーは辿々しい英語を話してフロントから部屋の鍵を借りると
慣れない方法でコレクトコールをかけたのだろう。
桑「ごめんね、お待たせ、奈々ちゃん」
奈「あ、ううん。こっちこそ急に誘っちゃったりしてごめんね」
その時のあたしにはもっちーから電話があることなど知る由も無かった。
無人となったあたしの家ではもっちーからかかってきた筈の
電話の呼び出し音が鳴り響いていた。
>コレクトコール
抜け目ないなぁもっちー
早く続きを!
愛する人を失う時の悲しみより
愛する人がいない時の寂しさの方が楽だと思っていた
きっとわたしはその寂しさに慣れるだろうから
桑「初めまして、可憐役の桑谷夏子です」
望「は、初めまして。花穂役の望月久代です」
あの人と初めて出逢った時
わたしは自分の心に幾重もの鍵を掛けた
あの人のことを決して好きにならないようにと
桑「ウェルカムハウスにようこそ、お兄ちゃん。可憐こと桑谷夏子です」
望「会いたかったよ、お兄ちゃま。花穂こと望月久代です」
あの人の言葉 あの人の仕草
あの人と逢う度 あの人と仕事をする度
わたしはあの人に惹かれていくのが分かった
でもそれは女の子同士の友情なんだと自分に嘘を付いた
桑「もっちー、これあげるわ」
望「えっ?なに?」
桑「チョコ、だって今日、バレンタインだよね」
望「本当?貰ってもいいの?」
桑「勘違いとかしないと思うけどさぁ、所詮女の子同士じゃん」
望「ううん、全然そんなことないよ。嬉しいな、なっちゃん、ありがとう」
その瞬間だった
わたしの心の中で何かが弾けた
わたしの心を縛っていた魔法が解けた
後悔はしたくないと思った
たとえそれが辛く悲しい結果になろうとも
想いが届かないもどかしさに比べれば
そう思ったあの日から1年が過ぎていた
望「あ、あのね、なっちゃん」
桑「うん?どうしたの?」
望「2月14日なんだけどね」
桑「ああ、バレンタインの日ね」
望「わたし、仕事なんだ」
桑「あ、そうなんだ、あたしも」
望「それでね、終わった後なんだけど、なっちゃん、時間あるかな?」
桑「遅い時間になっちゃうけど、それでいい?」
望「本当?ありがとう、絶対に約束だよ」
桑「あたしは別に構わないけど、もっちー、その日に何かあるの?」
望「うん。だって、わたしね、なっちゃんに伝えなくちゃいけないことがあるから……」
初めて会ったとき
瞳が大きな女の子だと思った
じっとあたしを見つめる瞳
あたしはその瞳に
吸い込まれてしまいそうになった
ちっちゃい女の子だった
あたしと同じくらいの背の高さだけど
「小さい」というより「ちっちゃい」
という言葉の方が似合っていると思った
そんな可愛らしい女の子だった
人見知りが激しい女の子なのか
初めはなかなか打解けられなかったが
それでも一緒に仕事をするうちに
あたし達の距離が縮まっていくのが分った
あたしは女の子のことを知る度に
その素直さに惹かれそして愛おしく思った
桑「これ、もっちーにあげるね」
望「えっ?なに?」
桑「チョコレート、バレンタインでしょ」
望「本当に?なっちゃん、貰ってもいいの?」
桑「所詮もっちーにあげる程度の物だから」
望「ううん、全然そんなことないよ。なっちゃん、ありがとう」
そう言うと女の子は包みからチョコを取り出して
あたしの前で少し照れ臭そうに食べてみせた
あたしはそんな女の子の態度とは対照的に
素直にチョコが渡せない自分自身が凄く恥ずかしく思えた
その女の子は甘い物が苦手だったということを
あたしはそれからずっと後に人づてに聞いた
女の子はあたしの前でどんな想いでチョコを食べたのか
あたしは確かめる勇気すら持てないままにいた
望「あ、あのね、なっちゃん、2月14日なんだけど」
桑「ああ、バレンタインの日ね」
望「なっちゃん、時間空いてるかな?」
桑「あたしは別に構わないけど…」
望「わたしね、なっちゃんに伝えなくちゃいけないことがあるから…」
季節は巡りあの日から1年が過ぎた
桑「あ、あたしも、もっちーに渡さないといけない物があるから…」
今年こそあたしの素直な気持ちを届けたいから……
桑「今年はきっと『スウィート・バレンタイン』になるよね、もっちー………」
807 :
声の出演:名無しさん:03/02/14 13:00
二人の視点から見たちょっとした
過去のほろ苦くも甘い『スウィート・バレンタイン』
たしかに見届けましたぞ。
保守
811 :
声の出演:名無しさん:03/02/16 00:51
明日あたりに職人さん降臨のヨカーン
812 :
声の出演:名無しさん:03/02/16 00:52
>809 眠い?
保守しとこ
期待sage
815 :
声の出演:名無しさん:03/02/18 20:51
age
sage
保守
818 :
声の出演:名無しさん:03/02/20 22:16
捕手
触手
>>768 >>769 >>770 >>772 >>773 >>793 >>794 望「…なっちゃん、出ないな……」
あたしの家で無情に響く電話の音。
望「仕事なのかな?でも、こっちに来る前はオフって言ってたんだけどな」
もっちーは自分のスケジュール帳を確認したのだという。
そこにはもっちー自身の予定が書いてあるのは勿論、
あたしの予定も簡単にだが書かれていたらしい。
望「仕方ないな…そうだ、手紙出してみようかな」
もっちーはあたしへのお土産にと買っていた葉書を取り出すと、
徐に字を書き始めたのだった。
望「『From 久代』…と。うん、これでよしっと」
ス「望月さん、そろそろ…」
望「はい、今行きます」
もっちーは結局、休憩時間の大半をあたしへの手紙に費やしたそうで、
その日のランチにはありつけなかったようだった。
望「なっちゃん、驚くだろうな…」
あたしがもっちーが出した手紙を受け取ったのは、
もっちーが帰国してから更に数日が過ぎてのことだった。
奈々ちゃんとの待ち合わせのために渋谷駅で電車を降りたあたしは
人の波に流されるように改札口へと向かっていた。
あたしには何故か周りにいる女の子達がみんな楽しそうに見えた。
桑「今日に限ってどうしてそんなこと思うんだろう…」
そう思いながら行き交う人の顔を眺めてしまう。
桑「それで、今日は何処のお店に行くの?」
水「着いてすぐにお買い物?ちょっと待ってよ、なっちゃん」
桑「どうして?それが目的でしょ?」
あたし、奈々ちゃんに事務的に答えてる。
これじゃ奈々ちゃんじゃなくても厭な気分になる。
水「折角だから食事でもしない?」
でも奈々ちゃんは何事もなかったかように聞いてきた。
桑「え?あ、ああ、食事ね食事。そうだよね、丁度お昼だし」
水「うん。私、この辺に美味しいお店があるって教えてもらったんだ」
桑「へぇ、そうなんだ。奈々ちゃんお薦めのお店に行ってみようよ」
実はあたしもこの辺に美味しいお店を知っていた。
そこはあたしが見付けた隠れ家的なお店。
そしてもっちーを誘ってよく来るお店だった。
水「えっと…この辺かな……」
よく見知った街並み。
通い慣れた所為かもしれない。
桑「なーんだ、奈々ちゃん、お店知らないんじゃん」
水「うーん、私も連れて来てもらったことしかないからね…」
あたしはその言葉に胸が詰まされそうになった。
桑「奈々ちゃん、だ、誰に…」
水「あー、あった。なっちゃん、此処だ、ここ」
桑「………」
奈々ちゃんが指したお店、それはあたしの…
どきどき
たぶん、823とは別の意味でどきどきしたw
わくわく
826 :
声の出演:名無しさん:03/02/27 01:27
定期age
めんて
hosyu
シスプリも2が発売か
時間って確実に流れていくんだね
このスレだって、信じられないくらい続いてるべ
>>768 >>769 >>770 >>772 >>773 >>793 >>794 >>821 >>822 桑「ほら、もっちー、此処よ、ここ」
望「えー、なっちゃん、こんなお店知ってるんだ、すっごーい」
あたしはもっちーに美味しいお店を知ってもらいたいだけだった。
彼女がそれで喜んでくれれば嬉しかったから。
あたしはそれで十分だと思っていた。
桑「奈々ちゃん、此処って…」
水「あ、なっちゃん、やっぱ知ってた?」
桑「え?いや…うーん」
あたしは思わず口ごもってしまう。
水「私も美味しいって紹介されたんだ」
奈々ちゃんはそう言うと屈託なく笑う。
桑「……」
あたしは「誰に?」と聞き返したくなる衝動を抑えた。
答えは分かっているから。
奈々ちゃんが教えてもらったという人。
多分それはもっちーに他ならない。
水「ほら、なっちゃん、入り口に立ってないで入りましょ」
桑「う、うん…」
水「ここのお店って、そんなに高くないんだよ」
桑「ふーん…そうなんだ」
水「雰囲気だって結構気に入ってるんだ」
桑「…」
水「なっちゃんもこういったお店の雰囲気って好きでしょ?」
桑「ま、まあね…」
水「実はこのお店ね、もっちーに紹介されたんだ」
やっぱり…それでもあたしは驚いたふりをした。
それが奈々ちゃんのためかもっちーのためかは自分でも分からなかった。
桑「へぇ、もっちーのね」
水「もっちーがこんな洒落たお店知ってたなんて意外だよね」
それは決して意外な事なんかじゃない。
奈々ちゃんがもっちーの事を知らないだけなのだ。
桑「そうだよね、あのもっちーがね」
あたしは笑って奈々ちゃんに相槌を打った。
自分の気持ちとは違う方向のまま。
それからあたしと奈々ちゃんはメニューからランチを選んだ。
テーブルには次々と料理が並べられそれを順々に食べていった。
普段なら美味しく感じられる料理もそれらを挟んで楽しく弾む会話も、
その時のあたしには無味なものにしか思えなかった。
ただ時間だけが漫然と過ぎていくだけだった。
どきどき
わくわく
834 :
声の出演:名無しさん:03/03/05 11:42
職人さんいつもご苦労様です。
期待age
835 :
声の出演:名無しさん:03/03/05 11:46
パソチラ声優はもうでないのか
保守
来い!
一応保守。
シスプリ2の発売前に落とさせるわけにはいかんッ!
841 :
声の出演:名無しさん:03/03/10 10:45
保守age
とりあえず、ね
望「この間ぁ、一緒に猫を見に行ったじゃない」
桑「う、うん」
望「わたしね、その猫さん達に感謝したいと思うんだ」
桑「それは何故に?」
望「癒してくれたから」
桑「あたしさぁ、本当にあの顔で癒されたんだろうかって思うんだけど」
望「えー、でもフワフワだよ。なっちゃんだって『猫が好き』って言ってたよね」
桑「あー、あれね」
望「うん」
桑「あたしが好きなのは『望月久代』って『ネコ』だから」
関ヶ原が下関にあったり関東にあったり
織田信長や武田信玄が戦ってたりする……。
そんななっちゃんにハァハァ。
潜ってんなー だからこその良スレか・・・
848 :
声の出演:名無しさん:03/03/15 14:46
奈々ちゃんの視点からみたSSキボン
もっちーがなっちゃんとレズをやってました…のガイドライン
ふとしたことで、ファンをしている声優(24歳)が
なっちゃんとレズだったことを知ってしまいました。。
彼氏が欲しい、と日頃から言っていたのでかなりハァハァ…でした。
彼女いわく、『なっちゃんだけが望月の家に遊びに来る訳じゃないんですよ。
由美子ちゃんだって仕事終わって電車がないと来るし、紅美ちゃんだって泊まりに来るから。』
と、言いますが、私が聞いただけでなっちゃんはいっつも入り浸っているそうなんです。
彼女も大人なので、人を好きになったりするのは
自然の摂理のようなもので仕方ないとは思いますが、なっちゃんとのレズとなると、
何故かちょっとドキドキしてしまいます。。
今、彼女とは、ファンをしているものの、何だか気まずい雰囲気です。。。
彼女は、いわゆる『タチ』それとも『ネコ』寄りなんでしょうか?
今現在、彼女の応援をしているので、彼女のラジオを聴かせてもらってるんですが、
なっちゃんにしか分からない会話があったり、2人でバーゲンに行ってきた形跡があって
初めて彼女がなっちゃんに対し深い愛情を寄せていたことがわかりました。。。
あと、アニメロから『あー、(なっちゃんと)青姦はやったことないですね』って
内容の発言もでてきました。本当にハァハァ…です。。
どうしたらいいでしょうか。。。
しすぷり2買いに行ったら
延期かよ
改変、乗り切りそうだよね
来年は特番できるとイイネ♪
来年までもつのか、このすれは・・・w
圧縮間近のときに限り書き込みを行えばもつと思われますw
いつが圧縮なのかってどうしたら分かるの?
<もっちーの海外ロケ番外編> イイ! つづき楽しみにしてます。
858 :
声の出演:名無しさん:03/03/20 17:38
age
860 :
KiD ◆5aFR4PeHCM :03/03/20 19:41
もう無理だろ
今年なんて声優のせの字も出ない番組だったんだから
来年はゲームEX辺りが特番取るんじゃねーの?
>>859 ありがとさんです。これを気にしつつガムバッテ保守します!
>>859 サンクスです。前スレ落ちたときは寂しかったからなー
なっちゃんはレズなの?
レズだよ派─┬─真性レズだよ派(心から信じてる派)
|
├─もっちーが好きなだけだよ派(限定派)
|
├─ラジオでカミングアウトきぼんぬ派(祭り派)
│
├─タチ専門派(百合経験済み派)
│
├─レズだと萌える派(マリ見て派)
│
└─もっちーと青姦してるトコ見たよ派(青姦派)
レズじゃないよ派┬─絶対違うよ派(純粋派)
|
├─多分違うよ派(疑惑派)
|
├─むしろ奈々ちゃんがなっちゃんを好きなんだよ派(勘違い派)
│
└─俺はしゅび好きだよ派(しゅび派)
観客の声がすぐそこから聞こえている。
そんなステージの袖に私達は立っていた。
もうすぐ始まるライブのために。
緊張のために身体が震えてるような気がした。
でも、多分それは私の気のせいじゃない。
ライブの時はいつでもそうだから。
桑「でもさぁ、奈々ちゃんは緊張してないんだろうね」
望「だって何回もライブやってるもん」
私の後ろにいたなっちゃんともっちーが話をしている。
2人の会話を盗み聞きしてるような感じで気が引ける。
それでも、私だって本当はこんなに緊張しているの、そう言いたかった。
桑「あー、あたしマジで緊張してきたわ」
望「振り付け間違ったらどうしよう」
桑「あたしなんか歌だよ、歌」
後ろでそんな事を言われると、聞いてる私もますます緊張する。
望「なっちゃん、どうしよう」
桑「あたしに聞くなっつーの。あたしだっていっぱいいっぱいなんだよ」
なっちゃんの言ってる事は正しいと思う。
プレッシャーは自分で克服しなきゃいけない。
少なくとも私は今までそうだった。
望「で、でも…」
桑「もう、分かったから。はい、出してよ手、握ってあげるから」
望「うん」
桑「これで平気?」
望「あ…」
桑「なに?どうしたのもっちー」
望「なっちゃんも震えてるんだ」
桑「言ったじゃん、緊張しまくりだって」
いいな…、それでも2人の会話を聞いているとそんな風に素直に思えてきてしまう。
私にはそんな事を言ってくれる人はいないのだから。
あ、あれ?何だろう…この気持ち…
私は2人を見ながら不思議な感覚に囚われていた。
微笑ましく思える2人の姿に何だか懐かしみを憶えた。
小「あの2人さぁ、1年前と進歩が無いよね」
水「え?」
私は吃驚して声の方へと振り向いた。
小「去年のイベント。あの時もあんなことしてたよね」
水「何処で?」
小「横浜。奈々ちゃん忘れたの?」
水「スターチャイルドフェスティバル?」
小「そうだよ。なーんだ、しっかり覚えてるじゃん」
そう、1年前のスターチャイルドフェスティバルだ。
あの時もあの2人はそんなことしてたっけ。
そして私はそれを見てやっぱり羨ましいと思っていたんだ。
小「奈々ちゃんも緊張してるんだろ?」
水「どうして?」
小「そう思ったから」
水「見ているだけでそう思ったの?」
小「上手く言えないけど、みんな緊張してるんだし、同じかなって」
水「………」
小「ゴメン、違ったかな」
水「大丈夫、間違ってないから」
由美子ちゃんは少し困ったよう顔をしながら私を見ていた。
その姿が普段の由美子ちゃんらしくなく可笑しかったが、
私を心配してくれていたことがそれ以上に嬉しく思えた。
水「本当はね、私も凄く緊張していたんだ」
小「そうなんだ」
水「でもね、由美子ちゃんが声を掛けてくれたでしょ」
小「……」
水「だから大分落ち着けたんだ」
小「そうだったんだ」
水「ありがとう、由美子ちゃん」
小「奈々ちゃん、そんなこと言うと照れるよ」
水「可笑しい。ねえ、由美子ちゃん、私達仲間だよね」
小「奈々ちゃん、当たり前だよ」
由美子ちゃんは笑顔で答えてくれた。
私にはなっちゃんともっちーの様な深い関係の人はまだいない。
それでも私を支えてくれる、お互いに支え合っていける仲間はいる。
それが由美子ちゃんであり、なっちゃんであり、もっちーであると思う。
私達の傍にスタッフの人が近付いてきて囁いた。
ス「始まります。お願いします」
騒がしかった観客席は水を打ったように静まり返り、
ステージ上では「Sakura Explosion〜桜楽章〜」が流れていた。
私達は俯きながら出番をじっと待っていた。
また緊張してきた、誰もがそう思うそんな時だった。
小「みんな、円陣組もうよ」
水「どうしたの、由美子ちゃん急に」
桑「マジでー」
望「もうすぐ始まっちゃうよ」
小「いいから、手を出して」
由美子ちゃんは私達を集めると自分の手を差し出した。
小「ほら、この上にみんな乗せなよ」
水「う、うん」
由美子ちゃんの上にそっと私の手を添えた。
その上になっちゃんともっちーの手が重なった。
微かに感じる手の温もりと重さが私達に安心感を与えてくれた。
ステージ上では一斉にライトが照らされ、
「Sakura Revolution」のイントロが流れていた。
小「さあ、行こうか」
うん、と私達はみんなで頷いた。
そして私達はその光と歓声の中へと飛び込んだ。
私達の「Prits」のライブが始まった…
熱いぜPrits!!
最高だぜPrits!!
最高だぜしゅび&奈々ちゃん!!
いつもありがと、いや、まじで
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
いつ見ても良スレだ。
職人さん、いつもご苦労様です。
872 :
声の出演:名無しさん:03/03/26 01:41
いつも応援してるでー。このスレは時に
くると安らぐ・・・。というわけで、これ以上
下がるのはまずいので、定期ageます
873 :
声の出演:名無しさん:03/03/27 00:35
待ってました。奈々ちゃん視点のSS
>>776>>777>>778>>779>>780 奈「じゃあ、開けるわね」
奈々がボトルを自らの方へ引き寄せて開けようとすると、好奇心で瞳を輝かせていた
由美子が、すかさず声を掛けた。
由「奈々ちゃん、奈々ちゃん。私に開けさせてもらえるかな?」
奈「え!? うん、もちろんいいわよ。はい、じゃあ由美子ちゃんお願いね」
由「よーし、じゃあ開けるよ」
とそこまでは良かったが、ボトルを受け取ったところで、彼女は固まってしまった。
奈々は、ボトルと睨めっこしたまま動かない由美子を不思議に思い、声を掛ける。
奈「由美子ちゃん・・・どうしたの?」
由「・・・あ、あははっ、ごめん、奈々ちゃん。開け方がわかんないや・・・」
由美子は恥ずかしそうに、頭に手を当てながら言った。
奈々は、一瞬キョトンとした顔をした後、クスクスと笑い出す。
奈「うふふふっ・・・、やだ由美子ちゃんたら、可笑しい」
そう言って、尚も笑っている奈々を見て、由美子は恥ずかしさで頬を赤らめつつ、
もじもじしながら呟く。
由「奈々ちゃん、そんなに笑わなくてもいいじゃない・・・」
由「・・・私、あんまりこういうの慣れてないから・・・」
奈々はその様子を見て、由美子に悪いとは思いつつも、なかなか笑いが収まらなかった。
奈「ふふふっ・・・由美子ちゃん、笑ったりしてご免なさい。ふふふっ・・・」
由「もう、奈々ちゃんてば、まだ笑ってる」
と言って、由美子はプイと横を向いて膨れ面をした。
奈「あ・・・、由美子ちゃん、本当に御免なさい。・・・怒ってる?」
由「別に怒ってなんかいないよ」
と由美子は少し拗ねたように、横を向いたまま答えた。
奈々も由美子を傷つけてしまったことを悔いて、うつむいてしまう。
しばらく沈黙が続いた後、奈々は何か思いついたのか、顔を上げて由美子に話かけた。
奈「由美子ちゃん、私が教えるから開けてもらえるかしら?」
由「え・・・、奈々ちゃん・・・教えてくれるの?」
由美子は正面に向き直り、子供のように目を輝かせて身を乗り出して聞いた。
その様子を見て、奈々は心の中で、ホッと安堵の溜息をもらしつつ、笑顔を見せ「もちろんよ」と答える。
由「・・・あははっ、ごめんね奈々ちゃん、つまんない事で怒ったりして」
奈「ううん、私こそ笑ったりして御免なさい」
由「違うよ、開け方も知らないのに『私が開ける』なんて言った、私が悪いんだよ」
奈「そんな事無いわよ、私の方が悪いのよ」
由「・・・」
奈「・・・」
由「・・・プッ、あはははっ」
奈「・・・ふふふふふっ」
由「はははっ・・・、何やってんだろうね私ら」
奈「ふふふっ、本当ね」
由「さあ、早く開けないと、折角のシャンパンがぬるくなっちゃうよ」
奈「そうよね。じゃあ由美子ちゃん、私の指導は厳しいわよ」
由「おーし、お手柔らかに頼みますよ」
お互いに笑顔を見せ合った後、奈々の指導の下、由美子によるシャンパンの栓抜きが始まった。
奈「じゃあ、由美子ちゃん、いい?」
由「よし、準備万端だよ」
奈「まず、ボトルの口のシールを剥がします」
由「よっ・・・と。あれ、この針金の部分が邪魔で全部剥がせないな」
奈「あっ、そのコルクを押さえている留め輪の部分が見えれば、もういいのよ」
由「そうなんだ。じゃあ、次は何をすればいいのかな?」
奈「その留め輪の針金を、逆方向に回して緩めます」
由「えーと・・・こっち側に回してと。あ、針金が瓶から外れた」
ここで奈々は、栓を抜くのに使う布を用意していないことに気が付いた。
「ちょっと待っててね」と由美子に言い、バスルームの洗面台に向かう。
整然と置かれている2つハンドタオルのうち一つを取ったとき、部屋か
ら由美子が声を掛けてきた。
由「わっ、わっ、奈々ちゃん、すごいすごい!」
奈「えー、なーに?由美子ちゃん、どうしたの?」
由「栓がどんどん浮き上がってきたよ」
奈々はハッとっした。
開けるときの手順において、留め具を外した後は、ガス圧によって自然に
飛び出す場合がある。
それを防ぐため、コルクを手で押さえていなければならないのだが、それ
を由美子に伝えておくのを忘れていたのであった。
奈「ゆ、由美子ちゃん!は、早く栓を手で押さえて!」
そう叫ぶと、慌ててバスルームからリビングに戻る。
だがその刹那、「ポンッ!」と軽快な音を発し、コルクが由美子のおでこ
を経由して、天井に到達した後、テーブルの上に見事着地する。ボトルか
らは、シュワシュワと中身が吹き上がり、コルクの無事な生還を祝うかの
ようである。
リビングに戻った奈々が見たのは、そんな光景だった。
由「ぐあ・・・、あ痛たたた・・・」
奈「ゆ、由美子ちゃん、大丈夫!?」
お約束のように、コルクをおでこに当てた由美子は、激突の痛みで
思わずうずくまってしまう。
由(あーあ、またやっちゃた・・・)
由(本当、格好悪いよな、私って・・・)
由(また彼女に笑われちゃうよ・・・)
由美子は内心で、自分のドジぶりに舌打ちをしつつ、
この場は笑って誤魔化すことにした。
由「あー、痛かったー。」
由「また失敗しちゃったね、あははははっ・・・」
そう言って顔を上げた彼女は、奈々を見てギョッとした。
由美子は、てっきり先ほどのように、彼女が笑いを堪えているものと思っていた。
ところが彼女は、青ざめた顔をして、今にも泣き出さんばかりであったからだ。
由「な、奈々ちゃん! どうしたの!?」
由「も、もしかして、栓が当たったとか!?」
由美子は、コルクが奈々に当たったようには思えなかった。
しかし自分自身は、当たったときの衝撃で、コルクの弾道など追っている余裕など
なかったので、「もしかしたら」という気持ちを拭いきれずにいた。
慌てて由美子が奈々の傍に行こうとする、しかし先に奈々の方が駆け寄って来た。
そして彼女は、由美子の前でへたり込むと、涙声でこう言うのであった。
奈「由美子ちゃん・・・ごめんね、ごめんね」
奈「私がちゃんと言わなかったから・・・」
奈「由美子ちゃんに怪我させるなんて、私、わたし・・・」
由「ちょ、ちょっと奈々ちゃん、わ、私は全然平気だよ」
由「見て、別に血が出ているわけじゃないし、ほらっ・・・あ痛たたた・・・」
奈「ゆ、由美子ちゃん!!」
由「・・・あはははっ、莫迦だねよね私って」
由「でも本当、大丈夫だからさ奈々ちゃん、もう元気をだして」
奈「・・・う、うん」
由美子はしゃがむと、へたり込んでいる奈々の手を取った。そして彼女を安心させようと、
おでこを叩いて見せたのは良かったが、勢い余って強く叩き過ぎてしまったのであった。
その姿を見て、奈々は安心したのか指で涙を拭うと、少し笑顔になった。だが、やはりコ
ルクの当たった由美子のおでこが心配なのか、顔を近付け「本当に大丈夫なの?」と言っ
て優しく触れた。
奈々の顔が急に近付いて来たうえ、さらにおでこまでふれられて、由美子はドギマギした。
由(わ、え、えっ?なに、何?一体何が起きてるんだ?)
由(奈々ちゃんって、やっぱりキレイだよなー)
由(私なんかが顔を近付けても誰も緊張しないよね・・・って、そうじゃなくて・・・)
由(奈々ちゃんは、女の子なんだよ)
由(なんで私、こんなにドキドキしてるんだろう?)
由(わ、わ、奈々ちゃんの吐息が私の顔にかかってる。私、もう・・・)
由美子は照れくささの頂点に達し、照れ笑いをしながら、座ったままズルズルと後退した。
由「ななな、奈々ちゃん、本当に私は大丈夫だから。あははっ、あははっ・・・」
その行動に、奈々は少し驚いて、小首を傾げて不思議そうな顔をしている。
しかし、再び「大丈夫?」と由美子に言い、彼女がコクコクと頭を上下に振って肯定すると、
安心したのか「本当に良かった」と呟き笑顔になった。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
しゅびっち・・かわいい
ひさびさになっちゃんともっちーネタが読みたい。
だれか新作作れ。よろしくおねがいします。
(・∀・)イイ!!
しゅびっち(・∀・)イイ!! この二人の話(・∀・)イイ!!
>>882 作れはねえだろ。作れは!
885 :
声の出演:名無しさん:03/03/31 12:54
>874-880
てっきり間が空いてたので、
もうこのスレから離れてしまわれたと
思いますた。今後とも良作実現のため
がんばってくださいです
気がつけば次スレ行けそうな雰囲気
よくも落ちずに頑張ってきたもんだ・・・
弟SSまだ?
月明かりのない夜、桜の花は白く何かに照らし出されているようだった。
わたしはそんな桜の樹の下で独りあの人を待っていた。
望「なっちゃん、遅いな…」
わたしには何時からその場所にいるのか分からなかったし、
それが何処の場所なのかも分からなかった。
ただなっちゃんを待っていることしか憶えていなかった。
わたしはぼんやりと桜の花を見上げていた。
その時だった。
大きな風が吹き桜の枝を揺らした。
大風に揺らされた桜の枝は風下へと花を散らせていった。
望「花吹雪…」
風に揺られて散っていく花弁はまるで粉雪のように儚く、
見ていると胸が締め付けられるようだった。
そんな時、不意にわたしの背後から声が聞こえた。
桑「もっちー…」
望「あ、なっちゃん。遅かったね」
桑「うん…」
なっちゃんはそれだけ言うとわたしから目を逸らした。
望「どうしたの、なっちゃん」
わたしは不安になり声を掛けた。
桑「あ、あのね、もっちー…」
望「うん?」
桑「あたし達、別れましょうか………」
(つづく)
>桑「あたし達、別れましょうか………」
Σ(゚д゚lll)マジデツカ!?
新展開(*´д`*)ハァハァ
893 :
声の出演:名無しさん:03/04/07 23:38
保守なのですよ。
>>890 望「えっ?」
桑「………」
望「ちょと待って、なっちゃん、なっちゃんてばぁ…」
その人はわたしを振り返らずに闇の中へと消えていった。
わたしは必死に手を伸ばして捉えられるはずもない姿を捉えようとしていた。
望「はっ……」
ピピピピ…ピピピピ…ピピピピ…
望「な、何の音…」
わたしは自分の置かれている状況を把握するまでに暫くの時間を有した。
望「あ…目覚まし…朝なんだ……」
わたしの枕元で目覚まし時計が時を告げていた。
望「なっちゃん……」
わたしは居る筈のないなっちゃんの姿を半分空いたベッドに見ていた。
望「今日はなっちゃん、泊まりに来てくれるのかな」
なっちゃんは収録がある日に泊まりに来てくれていた。
今日はまさにその日だった。
なっちゃんはいつも、
桑「あたしは、自宅に帰るのが面倒だからもっちーの家に泊まるんだ」
なんてわたしに言っていたけど、奈々ちゃんとかには、
桑「もっちーが独りで居ると寂しそうだから」
って話していたらしい。
わたしは、なっちゃんの優しさが嬉しかった。
なのに…
望「どうしてあんな夢、見ちゃったんだろう…」
その時のわたしは、その後に起こる出来事を想像する筈もなかった。
(つづく)
895 :
声の出演:名無しさん:03/04/09 02:16
896 :
声の出演:名無しさん:03/04/09 02:22
もちーのヤンキーネタはダメ?
898 :
声の出演:名無しさん:03/04/10 22:38
ええんでわ?きぼん。
我が家にはパソコンが一台しかありません。家族でつかってます。
で、父と母が大抵家にいるのでパソオナをした事がなかったです。
しかーし、起きると二人ともいない!ラッキー!pritsでこける!っと喜ぶ暇も惜しんで、パソコンルームへ!
当然元ヤンらしく下半身スッパオナニーだ!
ああ、、、奈々ちゃん、しゅびっちかわいいよお、などとお気に入り写真で盛り上がる私
そして、いよいよ大詰めが近づき、フィニッシュに選んだのは愛しのなっちゃん!
もうテンション上がる事山の如しで、ほとんどブリッジ状態でしごきまくり!
誰もいないので、「ああ〜なっちゃーん!!なっちゃああん、パンチラかーいいよーーー!かーいい〜!」
等とほぼ絶叫しながら逝こうとしていたとき、、、、
「久代、うるさい〜」と笑いながら双子の妹が入ってきました。
私は仕事柄大声を上げることが多いので、そんな感じだとおもったみたいです。
しかしそこには、下半身裸でマ○コを弄る姉の姿が、、、
無言で部屋を出て行きました。親がかえって来るまで、部屋から出てきませんでした。
2週間会話してないです。。。
以前はアルトに乗せて買い物に行く仲の言い姉妹だったのに、、、
ノアの日記で嬉しそうに私の事を書いてくれたのに、、
すまん、姉はレズなのだ。。。
どうしたらいいのでしょう??
だれか、もっとオナメーを送ってください。。。
あああああ、、、氏にてえええええ!』
900 :
声の出演:名無しさん:03/04/10 22:53
ほのぼの劇場やね
ナチャーンブリッジ大佐か・・・・
それで一人暮らしをはじめたのか・・・
906 :
声の出演:名無しさん:03/04/14 04:37
「ふぅ〜今日のお仕事終わったぁ〜」
久代はう〜んと伸びをして、そうつぶやいた。
「今日もまた失敗しちゃったなぁ」
最近、久代は失敗続きだった。一人暮らしを始めてからそう経ってなく、まだ、ごたごたしていたのだ。
ふと思いたって、久代は携帯電話をかけた。
「そろそろ、なっちゃんも終わる頃かな・・・」
トゥルルル・・・ トゥルルル・・・
「もしもし、どうしたの、もっち〜?」
携帯のかけた先は夏子だった。
「うん・・・あのね、今日もうまくいかなかったの・・・それで、なっちゃんの声が聞きたくって・・・」
「んも〜もっち〜ったら甘えんぼさんなんだから」
「えへへ、ごめんね」
夏子は相変わらず笑い飛ばしてくれた。その笑い声を聞いていると不思議と安心感が湧いてくる。
「そうだ、なっちゃん今日は大丈夫?」
「う〜ん、今日はちょっと用事があるからパス」
「そっか・・・用事があるんじゃ仕方ないよね」
久代は残念そうに声を落とした。
「なに暗くなってんのよ。明日、ラジオの収録の時に会えるでしょ」
「うん、そうだね」
「じゃ、電話切るよ」
「うん、おやすみ、なっちゃん」
久代は「はぁ」とため息をついて電話を切った。
「今日は一人か・・・」
切ったばかりの携帯をしばらく眺め、気を持ち直してから家路に着いた。
「ただいまぁ」
家の鍵を開けると、誰もいない中に向かって声をかけた。
「よう、ヒサヨ」
いきなり後ろから声をかけられ振り返ると、一人の男が立っていた。
「・・・っ!?タ、タカシ・・・」
「久しぶりだな。もう5年・・・6年ぶりくらいか?」
タカシは、久代が高校のころに付き合っていた男だった。
当時、兄の影響で車に興味を持ち始めてた頃にナンパされて付き合い始めた。
彼は走り屋で、いわゆるヤンキー(死語)だった。
しかし、その頃はただ単に付き合っている人がいなかっただけで、ノリでOKを出していた。
彼と初体験もしたが、愛のある交わりではなく、興味本位の交わりだった。
1,2年くらい付き合ったが特別な感情は生まれることはなく、高校卒業と同時に自然消滅的に別れていた。
「何か用?」
「せっかく会いに来てやったのに、『何か用』はないだろ」
「もう別れたんだから、あんたと私は関係ないでしょ」
「そう言うなよ、噂で一人暮らしを始めたってんで、見に来てやったんだよ」
「別に大丈夫だから、帰って」
久代は嫌味っぽく言ってやった。
「とりあえず、中に入れてくれよ」
「イヤッ!!とにかく、帰って!」
「しょうがねぇな・・・」
「・・・!?」
タカシは久代の口を手で押さえると、家の中に引きずり込んでいった。
そして、部屋のベッドを確認すると、その上に久代をたたき付けた。
「いっ・・・何するつもり?」
「何をするって、ナニをどうするかはお前がよく知ってるだろ」
「イヤ、やめて!」
「それじゃ、ヤってほしくなるようにしてやるよ」
そう言うと、タカシは久代の上に馬乗りになり、久代の両手を頭の上で押さえつけ動けないようにした。
「まずは食前酒から・・・」
タカシは強引に久代の唇を奪った。
「ん・・・・んっ、んんん・・・・・」
「ん?おいおい、歯とじてたら舌がからめないだろうが」
タカシはあいている方の手で、久代の頬に指をかけ無理やり歯をこじ開けた。
「あ・・・やへて・・・」
「はぁ?何て言ってるか分からないなぁ。では、改めて」
「ん・・・」
今度は唇を重ねるだけでなく、舌を入れていった。
「んんん・・・・ん・・・・・」
そうしているうちに、だんだんと久代から力が抜けていった。
抵抗する気力がなくなったと判断したタカシは、舌をからませたまま、久代の服をまくし上げた。
「ん・・・ぷはっ・・・や、やめて・・・」
「口でそんなこと言ったって、体は正直だぜ」
「そんなことな・・・あっ・・・いやっ、ああぁん」
「胸が弱いのは相変わらずのようだな」
タカシの手はブラジャーの中に侵入していた。
「少しは大きくなったか見てやるよ」
中に入れていた手を出し、ブラジャーもまくし上げた。
なりは小さいが、形のいいふくらみが露出する。
「タカシ・・・もう、やめて・・・」
「何言ってんだよ、まだ前菜だろ」
「そんな・・・・・ああああぁぁんん・・・・」
タカシの舌がふくらみの先の突起をはっていく。
「嫌がってるわりには、かなり感じてるじゃないか」
「お、おねがいだから、胸はやめ・・・・んんんんん・・・・」
久代の言葉を無視して、タカシは胸を責め続ける。
しばらくすると久代の目はもう虚ろになっていた。
「そろそろメインディッシュといきますか」
すると、タカシはスカートの中に手を入れ、ショーツを脱がしにかかった。
(助けて・・・・なっちゃん・・・・)
タカシの手が久代のショーツにかかったその時・・・・
その時??
ここらで、中書きっぽいものを。
まぁ、文才がないんで、こんなもんで許してくださいな。
ところで、この先の展開、「エロ編」と「非エロ編」どっちにします?>ALL
ちなみに、「非エロ」は「エロ」のカット版なので短いです。
たまにはこういうストーリーも(・∀・)イイ!かも。
つーわけで、エロ編を尾永井します。
板違いです
個人的に、これ以上はエロ展開は逝かないでホシイ。
当方キモイ潔癖症なので、なちゃ・もちには愛のある性行為のみをしてほしいのです。
まー私が見なければいいだけですので、エロ希望が多ければ気にしないでエロ展開にしてください。
もっちーである必然性ないじゃん・・・
この後、ナチャーンが男を血祭りにあげてくれれば良し
919 :
声の出演:名無しさん:03/04/15 06:20 ID:5Fq7Egxa
タカシとか個人名出すのは厨臭いから止めたほうがいいっすよ。
このスレのヤシらは桑×望が見たいのであって、男はいらないってことですね。
まあ、気にしないで新作でも作ってくださいや。
この後、なちゃーんがもっちーを慰める展開があるなら続けて可。
ピンポーン
「もっち〜、いる?」
タカシと久代の情事に水を指したのは、夏子のチャイムだった。
(な、なっちゃん・・・・!?)
「ちっ、いいところで・・・・」
「なっちゃ・・・・んんん」
声を出そうとした久代は口を遮られた。
「おっと、叫ぶなよ。気づかれたら困るからな」
「んんんん・・・・(なっちゃん、気づいて・・・・)」
当の夏子はドアの前で首をかしげていた。
「携帯かけてきたんだから、もう帰ってるはずなんだけど・・・それとも寝ちゃったのかな」
少し考えたのち、持っていたかばんから鍵を取り出した。
この鍵は久代が一人暮らしを始めてすぐに夏子に渡した合鍵だった。
「中に入って、もっち〜驚かしちゃうか」
ガチャ
「くそっ、何でここ鍵持ってんだよ。それなら、チェーンもかけとくべきだったな」
タカシは素早くズボンをはいて、逃げるように部屋を飛び出した。
「どけっ!」
「きゃ・・・・いった〜」
タカシは夏子を吹っ飛ばして、走り去っていった。
「ったく、いったい誰よ。もしかして空き巣?」
耳を澄ましていると、奥の方から泣き声が聞こえてきた。
「あれ、もっち〜いるの?」
夏子は中に入り、声のする方へと向かっていった。
「ぐすっ・・・なっちゃぁん・・・・」
「どうしたの、もっち〜!?それに、その格好・・・・もしかして、あの男に・・・・」
「・・・・・・・・・・」
久代は答えなかった。いや、答えられなかった。
「私には言えないことなの?」
「・・・・・・・・・・」
「それとも、今は一人にした方がいい?帰っろか?」
「いや・・・・・帰らないで・・・・・一人にしないで・・・」
久代は消え入りそうな声でそう答えた。
「もう、しょうがないんだから・・・・私が慰めてあげるから」
「・・・・・うん」
久代はシャワーを浴びて戻ってきた。格好はバスタオルを体に巻いただけだった。
「お願い・・・・なっちゃんでいっぱいにして・・・・」
「ふふふ・・・分かってるって」
夏子は優しく微笑むと、久代と唇を重ねた。
「ん、もっち〜の唇ってやわらかい」
「なっちゃんだって・・・あっ」
夏子は舌も使ってきた。
久代もそれに応じて、積極的に舌をからませる。
しばしの間、静寂の中に口付けの音だけが響いた。
「そろそろ、ベッドに入ろっか」
「うん・・・」
久代はベッドに横になると、バスタオルをはだけた。
夏子も身に着けているもの全て脱ぎ、久代の待つベッドに入った。
このベッドは二人で寝ることも考えて、少し大きめのを選んであった。
「もっち〜のおっぱい飲みたいな・・・」
「うん、いいよ・・・・あん、んんあああぁん・・・」
もちろん、夏子は久代の性感帯くらい承知の上だった。
「はぁ、はぁ・・・な、なっちゃんのもちょうだい・・・」
「だ〜め、まだおあずけ」
「そ、そんな・・・・ああぁぁぁっん」
久代のお願いは聞いてもらえず、執拗に胸のふくらみを責められる。
もうすでに突起部分は硬くなっていた。
「もっち〜のアソコも舐めちゃおうかな」
夏子は体を下の方に移動させていった。
そして股の茂みに顔をうずめると、すでに湿っていたところに吸い付いた。
「んんん・・・・な、なっちゃん・・・お、お願いだから久代にも・・・うんん・・・」
「もう我慢できないの?しょうがないなぁ」
夏子は体の向きを変え―脚を久代の頭の側に向け―久代の上に覆いかぶさった。
そう、“キャンサー”の印を描くように。
「んっ、んっ・・・・なっちゃんのおいしい・・・」
「あん、もっち〜のだって・・・」
部屋の中には二人の喘ぐ声と、クチュクチュとお互いを舐めあう音が響いた。
あたりには女の子の蜜の甘い香りが漂っていた。
「ぁん、あっ、んん、なっちゃん・・・・そろそろ、イきそう・・・・」
「んっ、んんん・・・・私もよ、もっち〜」
「ん、うんんんんんんんンンンッッ」
久代の方が先に絶頂を迎えた。
「はぁ、はぁ・・・・・なっちゃんも・・・」
「ん、もっち〜・・・・舌の使い方が・・・・上手くなってるぅ・・・うううぅぅぅぅああぁぁんんっ!」
夏子も絶頂を迎えた。
二人はしばらくの間、脱力して横になっていた。
久代は引っかかっていたことを思い出し、夏子に聞いてみた。
「そう言えば、今日は用事があったんじゃないの?」
「あぁ、こっそり行って、もっち〜を驚かそうとしてたのよ」
「そうだったんだ・・・・・ありがと、なっちゃん・・・」
二人は軽く唇を重ね、眠りに落ちていった。
書き逃げするのもなんなんで、とりあえず、後書き。
って言うか、「一話完」って書くの忘れてたw
なんか、>>922さんに先を読まれたのが悔しかったり。
まぁ、元カレネタを使ったとしても、ヤらすつもりは最初っからないんで。
>>920さんのご指摘はごもっともなんですが・・・・・話が続かなかったもので・・・・
全国のタカシさん、ごめんなさい。
最後に、2話のつながりで「エロ編」にせざるおえなかったことが発覚(爆
途中で聞いた意味なかったですw
おまえ無能。帰れ
930 :
922:03/04/15 22:51 ID:8zEo+Qnb
>>982 新作がキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
期待通りの展開で満足ですw (;´Д`)ハァハァ
ただ、ひとつだけ言わせてもらうと、
>>924の描写をもう少し掘り下げて、
「傷ついたもっちーをなちゃーんが慰める」の構図を強調したほうが良かったかも?
神様にダメ出しする不心得者は逝ってよし!!
というわけでy=-( ゜д゜)・∵.ターン
931 :
桑谷夏子:03/04/16 00:33 ID:b1/VZxex
そうだ!
どうせ聞こえるなら、聞かせてあげる!
もっちー!
好きだァー! もっちー! ぶっちゃけ愛しているのだよ。 もっちー!
シスラジをする前から
モッチーの事好きだったのー!!
好きなんてもんじゃない!
もっちーの事はもっと知りたい!
もっちーの事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!
もっちーを抱き締めたい!
潰しちゃうくらい抱き締めたーい!
邪魔な妹分は
桑×望でかき消してやる! もっちー! 好き!
もっちーーーーっ! 愛しているのだよ!
あたしのこの心のうちの叫びを
きいてー! もっちー!
シスプリで共演してから、もっちーを知ってから、あたしはもっちーの虜になってしまったのですよ。
愛してるってこと! 好きだってこと! あたしに振り向いて!
もっちーがあたしに振り向いてくれれば、あたしはこんなに苦しまなくってすむのだよ。
優しいもっちーなら、あたしの心のうちを知ってくれて、あたしに応えてくれるでしょう
あたしはもっちーをあたしのものにしたいんだ! その萌える声と萌えるすべてを!
誰が邪魔をしようとも奪ってみせる!
元彼がいるなら、今すぐ出てこい! 相手になってやるのだよ!
でももっちーがあたしの愛に応えてくれれば戦いません
あたしはもっちーを抱きしめるだけです! もっちーの心の奥底にまでキスをします!
力一杯のキスをどこにもここにもしてみせます!
キスだけじゃない! 心からもっちーに尽くします! それがあたしの喜びなんだから
喜びを分かち合えるのなら、もっとふかいキスを、どこまでも、どこまでも、させてもらうのだよ!
もっちー!もっちーが青姦がしたいというのなら、やってもみせる!
いまさらな話題で恐縮だが、なちゃーんともっちーが出会ったのはシスプリで、なの?
>>890の作者さん。
題名を教えてくれると嬉しいですー。
934 :
声の出演:名無しさん:03/04/19 02:41 ID:I81bAwgc
このスレまだ残っていたの?
ageます
936 :
声の出演:名無しさん:03/04/19 19:57 ID:NrmhuJR0
どうでもいいが、本物のもっちーの高校の頃の彼氏が一番かわいそうだ
937 :
声の出演:名無しさん:03/04/19 20:02 ID:OlNnyFS5
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
>>938 ヤン(ryと付き合ってたらたまったもんじゃない
>>890 >>894 収録の時間はわたしの悩みを解決するまで待っていてはくれない。
わたしはゆっくりとした足取りでベッドから離れ、独りで着替えをした。
望「逢ったら、何て話をしよう…」
その日のわたしは衣装やメイクにもあまり気が乗らなかった。
望「………」
鏡に映ったわたしの顔はいつもより不細工に思えて仕方がなかった。
望「こんな顔じゃ、なっちゃんに逢えないよ…」
ただでさえコンプレックスがあるのに、夢見の悪さが追い打ちをかける。
そんな時、わたしの携帯にメールが届いた。
望「なっちゃん?」
わたしは急いでポーチから携帯を取り出した。
望「…なーんだ、マネージャーさんか…」
それは収録に遅れないように、とのマネージャーさんからのメールだった。
望「はぁ…でも仕方ないな。時間ないし、出よう…」
深い溜息をつくとわたしは仕方なく部屋を後にした。
望「なっちゃんに逢えば、きっと大丈夫だから。きっと…」
わたしはそう自分に言い聞かせた。
そう自分に言い聞かせないと、自分でなくなってしまうように思ったから。
部屋からスタジオまでの道のりがひどく長く感じられた。
マネージャーさんとはスタジオで会う手筈になっていたし、
それは勿論、なっちゃんとも同じだった。
いつもと同じスタジオで同じスタッフさん居て、
いつもと同じようになっちゃんと一緒に番組を作る。
そう信じて違わなかった。
だから挨拶はしっかりしようと思った。
なっちゃんやスタッフさんに不快な思いをさせたくないし、
何より自分の厭な気分をリセットしたかったから。
望「おはようござ…」
でも、わたしはそこまで挨拶すると言葉を失ってしまった。
望「………」
その日のスタジオは、いつもと雰囲気が違っていた。
少なくともわたしはそう感じた。
桑「あ、おはよう、もっちー」
いつもの席で台本を見ていたなっちゃんが顔をあげる。
いつもと同じ、なっちゃんの笑顔。
望「うん、おはよう」
桑「ちょっと、もっちーさん、遅刻じゃなくて?」
なっちゃんは笑いながら話しかける。
望「えへへっ、ゴメンね」
わたしも笑いながらなっちゃんの席の向かい側に座る、
番組中ずっとなっちゃんの顔を見ていられるようにと。
でも、その日はやはり違っていた。
わたしの席に先客がいたからだ。
それは奈々ちゃんでも由美子ちゃんでもない他人だった。
(つづく)
パピーズの予感!
新スレまだ?
943 :
声の出演:名無しさん:03/04/23 22:28 ID:e2uye/iC
パピーズだけはやめてくれ。
いつものように500Wは京都駅ホームにやってきた。
500W:「皆さん、おはようございます」
700E:「あっ、500系。おはよう」
500W:「えっ、レールスター?どうしてここにいるの?」
700E:「えへへ。今日は特別。葛西さんからちゃんと許可を頂いてきたよ」
500W:「本当?レールスター。本当に大丈夫だったの?」
700E:「うん。それに今日はのぞみとして就いてくれ言われたよ」
500W:「でも、前は山陽区間ののぞみ代走として私の電気系統の故障にやっていたけど、
今は大丈夫なのよ」
700E:「やだ、やだ。E編成のぞみとして東海道を走りたいの!」
500W:「ということは、レールスター許可をいただいているって言うのはウソなのね」
700E:「だって・・・。E編成東京に行きたくて、葛西さんに言ったら
駄目だって断られて悔しかったから、空手で気絶させちゃった」
500Wは700Eが葛西社長を気絶させた事を聞いて一瞬固まってしまった。
500W:「レールスター。あなたって人は・・・。ところでC編成は?」
700E:「C編成はねE編成がリストラさせちゃった。
だって、E編成は500系とふたりでのぞみがしたいんだもん」
500Wは700Eが700Cに対してどんな事をしてリストラさせたのかを一瞬
想像してしまい、怖くてちょっと震えてしまった。
500W:「・・・。(レールスターって相当ワル)」
700E:「500系。E編成は東海道を走りたいの。今まで300Fや100Vや
500が楽しそうに東の街や富士山の話をしてるのを聞くのがつらかったの?だから、一緒に走りたいの」
500W:「レールスター。私だってレールスターの気持ちよくわかる。でもね、ちょっとやりすぎじゃないかしら?」
700E:「ごめんね。500系。もうニ度としないから」
500W:「わかってくれればいいのよ、もっちー。今日はC編成が帰っちゃって
もういないから、私が葛西さんに直接頼んでレールスターを走らせて
貰えるように頼んでみるね」
700E:「ありがとう。500系。」
500Wが葛西敬之に頼んだおかげで、700Eは東海道区間を
走行できるようになった。
そして、名古屋駅のホーム。聴きなれない放送がビジネスマンでごった返すホームに流れる
「今日も新幹線をご利用くださいましてありがとうございます。こんど、15番線に参ります電車は
のぞみ、24号、東京行きです、途中の停まります駅は、新横浜です
電車は前から8号車、7号車の順で一番後ろが1号車です
この電車は全席指定となっております。この電車にグリーン車はございません」
今日はあたしにとって生涯で忘れられない収録日となるだろう。
それは、もっちーのお誕生日に放送される分を収録している時の出来事だった。
桑「ひよひよ、桑谷夏子です」
望「ふるふる、望月久代です」
桑「はーい、今日は…」
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桑・望「…わたし達と一緒に、ドキドキしよ」
ス「はい、OKです」
スタッフさんからOKのサインが出た。
桑「あの…」
ス「どうしました?」
桑「済みません、ちょっと休憩いただけませんか?」
ス「構いませんが、どうかしたんですか?」
桑「いえ、まあ…」
ス「分かりました、5分ぐらいでいいですか?」
桑「あ、はい、ありがとうございます」
ス「それじゃ、また後で」
そう言うとスタジオにいた数人のスタッフさんは、銘々に席を外していった。
結局スタジオに残ったのは、あたしともっちーだけとなっていた。
さっきまであたしの正面で一緒に収録していたもっちーは、
心配そうな顔付きであたしの席の隣に移動してきた。
望「なっちゃん、どうしたの?」
桑「ううん、何でもないの、ちょっと考え事」
望「考え事?どんな?」
桑「『どんな?』って…」
あたしは本人を目の前にして言うのを躊躇した。
望「ねえ、どうしたの?」
言葉とともに、もっちーの顔があたしに近付いた。
桑「誕生日…」
望「え?」
あたしは恥ずかしくて小さな声だったのだろう、もっちーが聞き返した。
桑「もうすぐ、もっちーのお誕生日でしょ」
望「あー、うん」
桑「だからね、何かしてあげられないかなって考えてたの」
あたしは伏し目がちだった視線をもっちーの顔に向けた。
心なしかもっちーの大きな瞳が更に大きく、そして輝いたように思えた。
望「そうなんだ…」
それだけ言うと、もっちーは静かに微笑んだ。
桑「うん…」
望「それでなっちゃんは、何をしてくれるの?」
桑「あたし?もっちーがして欲しいことなら何でもしてあげるよ」
望「『何でも?』」
桑「うん、何でも…」
望「そう…」
それっきりもっちーは暫く黙っていた。
あたしも何も話すことなくもっちーの言葉を待っていた。
沈黙は短い時間の筈なのに、あたしにはそれが長く感じられた。
望「それじゃ、なっちゃん、お願いしていい?」
桑「今?此処で?別にいいけど」
望「うん。なっちゃん、正面向いて、目を瞑ってくれる?」
桑「こ、こう?」
あたしはもっちーから言われたように正面に向き直し、軽く目を閉じた。
桑「もっちー、これでいいの?」
望「………」
もっちーから答えは無かった。
その代わり、とん、とあたしの肩に触れるものがあった。
あたしは目を開いて肩に触れているものを見た。
桑「もっちー…?」
もっちーは目を閉じて、あたしの肩に凭れかかっていた。
望「なっちゃん…」
目を閉じながらもっちーがゆっくりと話し出した。
望「あのね、わたしはこれだけで十分だから…」
桑「え?」
望「わたし、なっちゃんと一緒にいられるだけで幸せなの…」
桑「うん…」
あたしはもっちーに話しの先を促した。
望「こうしているだけでいいの…」
桑「…」
望「なっちゃんには迷惑かもしれないけど…」
桑「……」
望「もう少しこのままでいさせて欲しい…」
桑「………」
望「それが…わたしからなっちゃんへの…お願い……」
桑「うん………」
あたしはそれだけ言うと再び目を閉じた。
もっちーとあたし、2人だけの世界のために。
950 :
声の出演:名無しさん:03/04/24 07:00 ID:TyMcaX5o
新スレまだー?
953 :
桑谷夏子:03/04/27 00:00 ID:/OkvJtJT
お誕生日おめでとう、もっちー
あげ
次スレどうします?
>>961 とりあえずスレタイは変える必要がある
もち×なちゃでハアハアスレpart4
962 :
声の出演:名無しさん:03/04/29 19:51 ID:mhLLxIbb
>>961 一見、何のスレか分からないところにこのスレの良さがある、と考えるので不可。
よって、通し番号だけ変えて「テレ東1月3日の声優特番って誰が出るのか予想スレ4」か、
長すぎるなら「テレ東1月3日(ry 4」でいかがでしょうか?
>>962 通し番号だけ変えると「得番」になる罠 (w
しかし、1年近く間違ったスレタイでやってきたのか…
テレ東1月3日の声優特番って誰が出るのか予想スレ4
これでいい
私も上に同じかな?
やっぱこのスレタイでこそ意味があると思いまつ。
age
次スレはこれでいいでしょうか?
テレ東1月3日の声優特番って誰が出るのか予想スレ4
桑「『テレ東1月3日の声優特番って誰が出るのか予想スレ』に関する最新情報をお送りするコーナーです」
望「教えてあげる、お兄ちゃん…」
桑「お正月に放映された番組をネタにした2ちゃんねるのスレと言えば」
望「テレ東1月3日スレ〜」
桑「…ですね。このスレは某事件以降職人さんによりSSスレになっています」
望「すっご〜い」
桑「あたしはあんまり嬉しくないんですけど…」
望「あははっ」
桑「Prits関係、特にあたしともっちー関係の作品が多く掲載されています」
望「はずかし〜い」
桑「過去スレ・関連スレは
>>2−10の辺りにあります」
望「よみた〜い」
桑「いい?もっちー。このスレはマターリ、sage進行で…」
望「ごーごー!!」
>967
おっけおっけ。
SSは新作でいってほしいとこだけど無理はせんでよろし。
とりあえず「シスプリ2 PREMIUM FAN DISC」発表記念sage。
969 :
声の出演:名無しさん:03/05/01 04:47 ID:A2tgURW/
>>968 現在しゅびっち視点の長編の力作を製作中
新スレの口切りで発表するつもり
期待sage
971 :
961:03/05/01 17:39 ID:JUMRsNl9
今まで通りで決定ですか。
ちなみにこのスレは年末近くになったら、特番予想はしますよね?
まず「特番があるかどうか」の予想から始めないとw
973 :
ナックル星人:03/05/01 20:23 ID:msQBK9aN
>>972 あるわけないだろう!!。もう二度とやらないよ。
まあ、1月3日といえば
われらが飯塚雅弓のBirthDayなのだが
声優板では特別の日のようだね
桑「1月3日、あなたの目に留まった女性声優達の番組」
桑「その番組では、Pritsによる『こたつでトーク』と、」
桑「『新春書き初め大会』が放送されていました」
桑「あなたは、番組中に起きた事件によりこのスレの虜となった人」
桑「そう、Pritsで妄想してしまう、イタイ声ヲタなのです」
桑「ここは、歌に、演技にと目覚ましい活躍を遂げている、」
桑「4人のPritsメンバーをSSにした、心温まる愛のスレ」
望「早く、なっちゃんに『ちゅ〜』がしたいな…」
桑・望「テレ東1月3日の声優特番って誰が出るのか予想スレ!!」
以下、元ネタ(電撃G'sラジオ4月27日放送分より)
ある日、あなたの元へと届いた見知らぬ女の子達からの手紙。
その手紙には、彼女達が母親を失ってしまったことと、
頼れる人はあなたしかいないということが綴られていました。
あなたは、彼女達が頼れる唯一の人。
そう、彼女達の大切なおじさまなのです。
これは、ふるふる、ひよひよとしたまるで仔犬ような
5人の美少女姉妹と、おじさまの心温まる愛のお話。
パ「早く、おじさまににちゅーがしたいです」
977 :
声の出演:名無しさん:03/05/02 07:05 ID:CE1/lq5C
ここまでパピーガールズネタかよ
過去のプリッツスレもテンプレに含めるべきでは?
>>946-948 ス「桑谷さん、そろそろいいですか?」
桑「あ、はい…」
あたし達2人だけの時間は過ぎていた。
休憩を終えたスタッフさん達がそれぞれスタジオに戻ってきた。
ス「望月さんもよろしいですか?」
望「はい、お願いします」
ス「それじゃ、本番入ります」
望「ねえ、ちょっといいかな?」
いつもの席に戻ったもっちーが不意にあたしの手を握り締めた。
桑「どうしたの、もっちー?」
あたしは吃驚したが小声でもっちーに尋ねた。
でもそれは、もっちーにだけ聞こえるような囁きだった。
望「あのね、二つ目のお願い…」
もっちーもそれに答えるように囁いた。
桑「なに?」
もっちーの瞳があたしを見据える。
望「このまま、手を握ったまま、収録を続けて欲しいの」
桑「えっ?」
あたしは思わずスタッフさん達のいる方を見てしまった。
桑「だって、もっちー…」
そのスタッフさん達はこちらを気にも留めず仕事をしていた。
望「わたしは平気。だからね、なっちゃん」
あたしは思わずもっちーの手を強く握り返した。
桑「いいの?」
望「だって、なっちゃんからの誕生日プレゼントでしょ?」
桑「そうだけど…」
望「それならお願い、ね?」
桑「うん……」