440 :
Nana:
あなたは俺の憧れでした。あなたの歌、あなたの声、あなたの詩、あなたの存在。
全てが羨望で、俺はあなたに近付きたいと。そう思いました。
同じ場所に立ちたいと強く思いました。
今ではそれなりに近付けて、あなたと一緒に居られるときもあるし、急な俺の誘いにも答えてくれる貴方が居ます。
でもいつからかただの憧れではなくなってしまった。
俺の本当の気持ちは貴方には言えません。きっと貴方は俺を避け始めると思うから。
俺は今まで通りの友達で居ますね。
それでじゅうぶんだと、自分に言い聞かせますから。
だから、俺をそばに居させて下さい。
出来るだけ近くに。
そして、たまに髪に触れる事を許して下さい。
あなたがステージに立っている時の、その存在感がどうか色褪せること無いように。
俺はここで願ってます。
大好きな方へ。