432 :
Nana:
行き交う人で賑わう
親不幸通りは初夏の風
短い夏を知らせた
眩しくて 恐くて 目を伏せた
最初からわかっていたけど
今頃大粒の痛い雨
守り通した嘘なら
本当は静かに閉じておこう
手を振る彼に重ねた
ひび割れた ビー玉 かすむ青
最後まで言えなかったけど
今頃大粒の痛い雨
少女にとって一夏の恋
彼が背中が小さくなる
ちょっと待ってよ
止めたら許せますか?
泣けば泣くほど惨めですね
罪な女の最後です
噂が届きました
それを花火で燃やしました
忘れることが罰だから
携帯厨スマソ;