切込隊長に聞く! その5

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658松田新平
>>656 えーと、、激しく意味不明であろうと思うのですが、以下の文章を
お読みください。再掲ですが、ちょっと文面を整えました。

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○アメリカからの亡命者の真意を検討している
ソビエト側の会議室にて:

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「彼は本物だ、と思い込ませたがっているのであれば、
彼は偽物にちがいない。偽物だ、と思い込ませたい
のであれば、彼は本物だ。そこで事が複雑になってくる。

わたしが一つの可能性を提示してみよう。

アメリカ側は、彼が本物だという信号を彼らが送って
きていることにわれわれが気づいて、だから彼は偽物だと
われわれが断定することを期待して、ルウィンターは本物
だという信号を われわれに送ってきている、という可能性だ。

ゆえに、彼らは、彼は偽物である、とわれわれに思い込ま
せたがっている。ゆえに、彼は本物であるにちがいない。
わかるかい?」。 (「ルウィンターの亡命」より)
(なんで絶版なんだハヤカワ! 逝ってしまえ)

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まあしびれるほど美しい文章だけれども、、わかるのは、

・相手の力量をどこまでと見積もるか、また実際にどの程度
の力量の差があるかによって、「おなじ手」の リスク計算と
生じる効果はまったく違ってくる。

ちょっとちがうんだけど、、

・うそはつくな。それがばれたとき、ケースによっては取り返しが
つかなくなるから。
・「あいつは策士だ」という評判が広まってしまうほど(あるいは
特定の人々、個人に思われているほど)致命的なことはない。
・その逆で、「あいつは嘘をつかない」という評判を得られたら、
そのひとがつく一世一代の大嘘は極めて効果的に受容される可能性が高い。

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んでもって、ぼくは嘘をつきません。なにかを意図して、真意とは逆のことを
言ったりしないんです。誉めるべき時にけなしたり、その逆をしたりしない。

まあ、できるだけ、という留保をつけますが、、 また、意図的に「わざと」
怒るような人物を「信頼」するのにはめちゃくちゃ時間をかけざるを得ない。
また、いつどこでだれにどう嘘をついて真実を言ったかとても覚えてられません。
5人の女性と平行に付き合ったときに学習しました。

と、いう言明の効果やいかに。