家庭教師のトライ

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369平田修外伝C
富山大学トライは順調に売上を伸ばした。
ある日本部長の成田は平田の高い交渉能力を買い正式に「亜細亜民族同盟富山県本部渉外部長」の役職を
委嘱する。彼はトライの事を考慮し、「梶原修」という偽名で名刺を作った。
そしてまい込んでくる様々なトラブルや案件を処理し、その噂は東京の本部まで届いた。
そんなある日、富山大学で学園祭があった。トライのスタッフ達は大学生でもある者も多く、酒を酌み交わし
飲み明かした。そんな中1つの事件がおきた。たまたまトライ幹部のNが酒を飲んでいたところ、地元のヤンキーに絡まれ
喧嘩になり傷を負ってしまったのだ。
事件はすぐさま平田の耳に入り、彼はトライの全幹部を亜細亜民族同盟の事務所に召集する。
そして彼らはその夜のうちに相手を拉致し事務所に連れてきたのだ。
そこで震え上がる相手の少年たちに対し灰皿を叩きつける彼。たまたま相手の少年のうちの1名が中沖と知りあいだったこともあり
大事にはならなかったが、地元の不良から恐れられる存在になったのはいうまでもない。