訪販ニュース 2003年5月22日号3面記事より
米国食品医薬品局(FDA)は4月28日、ニューウエイズ・インターナショナル(本社・米国ユタ州、マイカル・カンニンガムCEO)が
販売するマスカラ商品の1部が有害なバクテリアに汚染されているとして、購入および使用しないよう通知した。
ニューウエイズ社は4月22日に、FDAと製造元のニュージーランドのメーカーに汚染の件を報告したほか、当核商品を販売した
全会員へも通知、回収にあたっている。 また、メーカー側でも自主的に当核商品のリコールを届け出ている。
汚染された銘柄は、ニューウエイズ社共同創業者であるレスリー・ディーアン・モウアー氏の名前を冠した化粧品ライン
「レスディーアン コスメティックシリーズ」の中の、「ジェット ブラック マスカラ」(10グラムタイプ)。
ニュージーランドのメーカー、コスメシューティカルクリエイションが製造した商品のうち、6ロット、12,571本 が対象となる。
バクテリアの一種で日常の生活環境中に広く生息する緑膿菌に汚染されていたため、体の弱っている人に対しては、
様々な感染症を悪化させる原因になることから、「目に深刻な問題を引き起こす可能性がある」と警告している。
現在のところ、当核商品に係わる被害届けはニューウエイズ社に報告されていない模様。
一方、今回リコール対象となつた商品は、昨年10月から日本でも国内製品として販売中。
国内の対応について、ニューウエイズジャパンインク(日本支社・横浜市神奈川区、小杉友巳日本代表)
の広報業務を委託されている会社の話では、対象の商品ロットは日本国内に流通していないため、
事態の通知や回収作業を行うかは未定という。
http://mimizun.com/log/2ch/venture/1052741132/116