子猫が生まれてオーナーの家に行く間はたった2ヶ月ちょっとしかありません。
生まれる前の2ヶ月間と合わせて四ヶ月しか一緒に過ごす事ができないんです。
妊娠してから一ヶ月程して母猫のお腹が目立ってきます。
猫同士贔屓はいけませんが、どうしても母猫には特別待遇で激甘で接してしまう。(笑)
生まれる前の一週間前には、母体の赤ちゃんが元気に動き回る。
少し怖い光景だが、それで何匹生まれるのか数がわかる。
生まれる時は、苦しむ母猫を元気づける為に声を掛けてあげる。
時には呼吸法のタイミングを教えてあげると母猫も真似してがんばってくれる。
生まれた子を自慢してくる母猫もいる。
母猫とも生まれてたった2ヶ月少ししか過ごす事が出来ない。
だからその短い時間をたっぷりと子猫が安心して健康に、そして母猫からたくさんの知識を受け継げるように見守ってあげる。
人間に警戒心を持つことなく、信頼をおくように愛情いっぱいに育ててあげる。
オーナーの方から、本当にいい子なんですという猫自慢を聞くたびに涙がでる位嬉しい。
毎日呪文のように、この子達が幸せになれますようにと願いながら育てているので。(笑)
104 :
名無しさん@どっと混む:01/11/06 04:52 ID:Xsk5J9IB
アメショは市場でも1万にもならないよ。数が多いからね。
105 :
感動しました:01/11/06 20:49 ID:s6HXTTQz
名無しにゃああああああんさんのはすべて感動しました。あなたのもとで育った猫なら私の事も幸せにしてくれそうですね。もし、私がブリーダーから猫を買う機会があるならあなたから譲ってもらいたいです。
106 :
名無しにゃああああああん:01/11/10 14:37 ID:Zxq/K408
>>105 ありがとうございます。
猫を幸せに出きるのは、オーナーになった人の手でしか出来ないんです。
どれだけ大切に育ててお譲りしても。
だからオーナーの人にできるだけ可愛がってもらえるように、子猫がいい子に育つように愛情を注ぎます。
どうかここを見てこれからペットを飼おうという方がいたら、どうかペットショップで購入しないで下さい。
可愛いからと言って、子猫や子犬をお店に見学に行くことも止めて下さい。
日本ではペットはお店で買うのが当たり前のようなところがありますが。
お店で犬や猫を販売するというシステムは、動物虐待なんです。
産まれた子供達は一ヶ月もしないうちに親から引き離されます。
犬なんかは、生まれて経ったの二週間でお店に並ぶ事もあるんです。
二週間と言うのはどういう常態かわかりますか?
産まれてやっと、一週間で目が開き始め徐々に光に慣れていく期間が二週間くらいまでかかるんです。
親の顔もみる事もなく引き離される場合もあるんです。
そして何時間も狭くて清掃の手の届かない所で、蛍光灯にギンギンに照らされて長い時間を過ごすんです。
これが生き物を譲渡する場所でしょうか?
海外では店頭で販売する事を、はっきりと動物虐待だとして許していないところもあるんです。
もし、あなたがペットを欲しいと思ったときは時間をかけて探して下さい。
純血種が欲しいなら、自分の好みの猫について勉強してみて下さい。
その猫の体や顔の特徴、性質、歴史や伝説やいわれを。
ロシアンブルーは一度絶滅しかけているという話は存じてますか?
ブリーダーの手で絶滅を逃れる事ができたということを。
また、アメリカンショートヘヤーは、日本で言う、ジャパニーズボブテイルであるという意味がわかりますか?
ビルマの王様に仕えていた高貴な猫だと言う証に手袋をはめているバーマンと言う猫は知っていますか?
スコティッシュホールドは、遺伝子の関係で産まれた子供は全部耳が折れなくて、耳折れ同志で絶対に子供を産ませてはいけないことを知っていますか?
そして耳が折れていなくても、立派なスコテッシュホールドだということを。
107 :
1:01/11/10 14:41 ID:3nmvcEIW
はやい時期に売った方が高くなる
ハーフの子猫を飼うチャンスがあれば、それも出会いとして飼ってあげるのも良いですが、もし純血種を家族に迎えようとした時は、短時間で決めないで時間を掛けて下さい。
自分で探して勉強して迎え入れる時の、子猫を家族に迎え入れる長い時間も、家族として一緒に過ごしていく為に、きっといい思い出になります。
子猫が欲しいと思ったら、猫の専門誌にたくさんブリーダー広告が載っています。
何種類か用意して欲しい猫種の顔を見比べて下さい。
最初は区別がつかないかもしれませんが、慣れてくるとキャッテリー(猫屋さん)によって個性があるはずです。
場合によっては見るだけで、どことどこの猫が親族かわかる程です。
ある程度のおおまかなアドバイスしかできませんが、参考にできるなら書いておきます。
まず、CFAのナンバーという、アメリカにある団体の血統書を出せるキャッテリーであるかどうか。
そのキャッテリーがショーに定期的に参加しているかどうか。
そして、CHと表記されるチャンピオン称号の猫、更にGRCと表記されるグランドチャンピオンの猫を何匹か出しているかどうか。
自分がどういった目的で飼うのか相談して下さい。
基本的に、そういったブリーダーの猫は、当然ショータイプ、ペットタイプと分けて繁殖はしていないんです。
美しい猫を、健康に繁殖していくのが目的です。
必ず去勢や避妊手術をするという契約で、良質の猫をペット料金で譲っているんです。
ショータイプという注文がつけば、必ずショーで勝てる猫。
それもグランドチャンピオンを目指せる猫を、見極めるのもブリーダーの腕の見せ所です。
また、譲渡に際して、口約束でなく、契約書を交わしてくれるキャッテリー。
契約書は大切です、よく読んでみて下さい。
オーナーの権利と猫の健康管理を守る事を基本に作られているはずです。
家族に迎え入れた時には、オーナーが健康診断の為に病院にて猫の健康を確かめること、
予防摂取の期間をきっちり守ること、何が生まれながらの欠陥やブリーダーの健康管理に問題があれば全責任を負うということ。
いろんなことが書かれているはずです。
契約書を結べるということは、それだけキャッテリーに自信があるからです。
作っていないとこにこちらから、話題にすることもないでしょう、最初から契約書を用意してあるところがいいと思います。
また、ショーに勝つためにインブリードと言われる、近親交配を行っていないところも重要です。
最近はサイトを持つキャッテリーさんも増えました。
雑誌と見比べながら、探して見るのも楽しいでしょう。
ベテランのブリーダーさんは、子猫の迎え方や生活して行くためのアドバイスをサイトで紹介しています。
電話でも何でも、料金だけの問い合わせだけでなく、キャッテリーさんがブリーダーとしてどういう活動をしているのか問い合わせると相手の人柄がよくわかると思います。
一匹で飼うなら、雌の方が飼いやすいでしょう。
雄はマーキングの癖や、どうしても外の世界に興味を持ちたがるので。
でも早い時期に去勢手術をきっちりしておけば、マーキングの心配はありませんが。
そして、これは私の経験的にですが、子猫は2ヵ月半で迎えるのがちょうど良いと思います。
子猫の脳の発達は日々凄まじいスピードで成長していくんです。
二ヶ月ではまだ幼く、三ヶ月ではしっかりしすぎて環境の変化に怯えやすいのです。
二ヵ月半でなら、猫も淋しがることも怯える事もなく、素直に環境の変化になじんでいるようです。
猫の予防接種は二本ワンセットで完成ですが、期間を守って下さい。
最初の注射の期間は、ブリーダーがするはずです。
二本目はオーナーが打たなければなりません。
この期間を守らないと、二本目を打ったとしても子猫の免疫は完成しないんです。
更に免疫を強く完成させるなら、三本目を打っておきましょう。
ショーに参加したりして、猫の健康を本当に考えているブリーダーはお金の為にしているわけではないんです。
猫の健康も考えず、予防摂取をおこたり健康診断も受けさせないオーナーからは猫の返還も希望する場合もあります。
それも契約のうちの決まりごとだからです。
猫の健康管理の為なんです。
確かに、どんな社会でもピラミッド型に考えて、ブリーダー失格の人間もいます。
そして優秀なブリーダーも。
それをどうか自分で見極める為に考えて探してみて下さい。
私が書いたことは、大まかな目安にしかなりません。
実際に家まで見にいけるなら、話は早いでしょうが、ブリーダーだって普通の人たちです。
全国にたくさん散らばっています。
また、近くのブリーダーの所に探している猫がいないかも知れません。
電話やメールだけのやり取りになって、猫は空輸で送って貰うかも知れません。
だからここを参考にできるなら、いいブリーダーと子猫にめぐり遭えるようにがんばって下さい。
迎え入れた猫は、愛情を込めて育てれば育てるほど、家族みんなを幸せな気持ちにしてくれます。
がんばって下さい。