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名無しさん@お腹いっぱい。:
人気漫画「海猿」や「ブラックジャックによろしく」などで知られる漫画家・佐藤秀峰氏(40)が、ライブドア元社長の堀江貴文氏(41)の小説について「代筆者がいる」と告白した。8日付のスポーツ報知が伝えている。
佐藤氏は2010年出版の堀江氏の著書「拝金」(徳間書店刊)で、表紙のイラストなどを担当している。
佐藤氏は7日、自身のブロマガ内でこの日会見をした佐村河内守氏(50)のゴーストライター問題に触れ、「出版業界の近くにいる僕としては、やはり出版におけるゴーストライター問題が気になります」。
自身の作品についても、「実は俺がストーリーを作っていた」という元担当編集者がいるとの“逆ゴースト”問題に悩んでいることを明かしつつ、自分は読者の信頼を裏切る行為はしていないとした。
そのうえで、「ただ、これまでの経験を思い返してみて、一点だけ皆さまにお詫びをしなければならないことがあります」と、堀江氏の件に言及した。
まずは堀江氏が執筆した「拝金」について、「この作品では、一般的に堀江さんが文章を書いているかのようなイメージがありますが、実際には堀江さんは文章を書いていません。代筆者がいるとのこと」。
佐藤氏は同書のカバーイラストの執筆後に堀江氏や担当編集者から“そのような話”を聞いた記憶があり、ずっと心に引っかかっていそう。
それでも、その後の堀江氏の著書「成金」(2011年)でもカバーイラストを務めたことから「『成金』では代筆の事実を知りながらカバーイラストを執筆したことになります。その点は読者の皆さまに対し、甚(はなは)だ不誠実でした。
自身が原作者問題で悩んでいながら、そのような件に加担したことを悔やんでおり、今は絶対に描くべきではなかったと考えています」と後悔の念を綴っている。
堀江氏の代筆者の存在については、徳間書店の担当編集者も認めているとか。佐藤氏は「堀江さんはもしかしたら小説の原作者ではあるかもしれません」
「ですが、小説は執筆していません」と改めて強調している。
なお、これらに関して、スポーツ報知の取材に対し、堀江氏からの回答はなかったという。