572 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
何の才能もコネも技術も権力もない、
社会のゴミの見本のような男はある日目覚めた。
「大好きな堀北真希を、俺がアンチから守らなければ」と。
男は掲示板にいる堀北真希アンチを見つけては注意する。
だがアンチはことごとく無視する。
単なる社会のゴミである男の言葉に耳を貸す者などいるはずがないのだ。
そこで男は考えた。
掲示板の運営者や削除人、そして警視庁の権威をかたって
「IPアドレスが開示される」「名誉毀損で逮捕される」
と恫喝を繰り返すことによって
アンチは恐れおののき降伏するのではないか、と。
しかし、社会のゴミが見栄を張ってついたウソはアンチに見透かされ鼻で笑われ、
男の恫喝の大量書き込みで汚されたスレッドの住人は、連日怒りと嘆きの声を上げている。
だが男にはアンチの嘲笑も住人の怒号も届かない。
穏健な交流をこの男に壊されたファンスレッドの住人たちも、悲嘆に暮れている。
ある住人は「いっそ真希ちゃんが結婚してくれれば(男は)消えてくれるかも……」
と複雑な胸中を明かす。
だが、堀北真希の結婚でさえ男の迷惑行為は止められないかもしれない。
男の歪んだ自己肯定が「権威をかたって恫喝し他人に迷惑をかけること」だけで果たされるなら
もはやその行動原理に堀北真希は不要なのかもしれないのだ。
多くのファンはスレッドから去り、今では男とアンチの見苦しい書き込みだけが延々と続く。
男が掲示板を去り、ファンスレッドに再び平穏が戻る日は来るのだろうか。