女性セブン 2013年5月16日号
■「”ふたりの母”の助言」「11年ぶりドレスの大混乱」ほか全裏事情 @
皇太子妃雅子さま 後戻りできない「晴れ舞台」
ベアトリックス女王は、雅子さまに”心の病気”で苦しんだ夫の姿を重ね、手を差し伸べた──
・皇太子ご夫妻が揃って、オランダを訪問されることが、ついに決まった。
ご訪問は4月28日から5月3日までの日程で、現在のところ、雅子さまは晩餐会や水上行事などは
欠席され、4月30日の新国王の即位式と王室主催のレセプションにだけ出席される予定だという。
・雅子さまのご同行は、現地オランダでも大々的に取り上げられ、表向きは歓迎ムードいっぱい。
・この正式発表までには、これまでには大混乱が宮内庁を中心に起こっていた。
まずオランダ側の招待を受けたのは 3月初め。 回答の期限は3月上旬だったが、皇太子ご夫妻は、
その回答を1ヶ月以上引き延ばされた。
・これには、まず4月8日に山本信一郎宮内庁次長が、さらに4月11日、風岡典之宮内庁長官が、
異例とも言える苦言を相次いで呈したが、東宮職のトップである小町恭士東宮大夫は、
ご決断が遅れている理由をこう説明。
「妃殿下が長時間の移動や重要行事への出席に耐えられるかどうかについて、(皇太子ご夫妻は)
東宮職医師団の最終的な見解を待たれている状況です」
ご訪問の正式発表は、それから1週間もたった後のことだった。
・雅子さまは、'06年にオランダで静養された際に受けた王室からの厚意に対して、感謝の意を
表されるためにも出席したいというお気持ちは強かった。
しかし、渡蘭したとしても現地で体調を崩し、式典などに出席できないとなれば、外交儀礼上
”非礼”にあたることも心配し、決断に苦慮されていたといわれる。
また、帰国後のことも器具されていた理由のひとつだったようだ。 (つづく)