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57永遠に粘着する怪物
ラッセルは自分でも、この情緒的欠陥に気付いていた。アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドと共に
あの記念碑的な著作「「数学原理」」の取り掛かったころ、彼は、ホワイトヘッドの妻、イヴィリン
と恋に陥った。心臓に障害があり、激しい痛みがしばしば起きる女性である。ある非、
ラッセルが部屋に入ると、彼女には、たまたまこの発作が起きていた。「彼女は、苦悶の壁により
あらゆる人や事物から隔てられていたように見えた。人間の精神は、それぞれ孤独、、、。
この思いが突如私を圧倒した。結婚以来、私の情緒的な生活は平安だが上っ面のものだった。
私は、深深とした問題を全て忘れ、うわべだけの利口さで満足していた。その地面が突然崩れたような
感じに打たれた、、、、」。彼は、一種の宗教的な悟りを得る。無抵抗平和主義者、社会的に言うなら
彼は理想主義者に転向した。
ある日、サイクリングに出かけた際、ラッセルは突如こう思いあたった。「アリスをもう愛していない
あの女は、なぜ、こうも私を苛立たせるのだ。」例の無意識の残酷さですぐにでも彼女に
話した方がいいと決心した。当然のことだが、哀れな妻は、衝撃に打ちのめされる。
それでも、その後数年間は必死に夫にすがり、時々自分のベッドにくるよう懇願した。
(彼は、これに従ったが楽しめなかった。)。それから、しばらく後、彼は、また恋に
落ちた。友人で自由党から国会へ立候補したフィリップ・モレルの選挙応援をしていた1911年3月、ラッセルは
ロンドンのモレル家夜泊まった事がある。たまたま、モレルに外泊する用事が出来た。
彼は、オットライン・モレル夫人にもてはなされた。赤毛で面長の女性である。しかし、女主人も
家の雰囲気もきわめて女性的。彼は、クエーカー教徒流儀の単調さやフランネルの
58永遠に粘着する怪物:2007/07/26(木) 17:40:35
夜着にあきあきしていた。「私は、おずおずと言い寄った。驚いたことに拒絶はされなかった。
自分がこの人とを深く愛していること、この人にその感情を返してくれたことに、
私は、脳天がしびれる思いだった、、、、。<<
  、、、、人食いの始まりになっている訳ですが、、、、、
 一見、ありふれたものと受け取られるせいしつのものと思われがちであるとしても
 この場合、これは、無限の蟻地獄の始まりな訳でして、、、
  本当の事は、分別がつくまで続くか、進みきって最悪の事態に
 慣れきってしまうかのどちらかであり、性の怖さの内省が欠如していたことに由来
 する訳ですが、確実に生まれた環境に由来するものかと、、、既に、出生の時点で
 そのような力が働いている事実は、かなり恐ろしい実在が潜行しているものと判断されます。
 
 一般に、性に関しての重大な継承はおとぎに描写されるものですが、、、、。