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名無しさん@お腹いっぱい。:
矢田亜希子 CM一流女優二流のカベ破れるか
子供の頃の習い事を聞いて「なるほど」と思った。書道にピアノ。中学校では
トランペットも吹いていた。
矢田亜希子(26)、見た目通りのお嬢さまタイプである。が、この仕事をやっている以上、
決して褒め言葉ではない。「清楚」→「おとなしい」→「特徴がない」となって、むしろ、致命的欠陥の
ようにも思える。 実際、95年に「愛していると言ってくれ」(TBS)でデビューして以来、
なかなか主役は回ってこなかった。性格が素直な分、多くのドラマに起用されたが、主役を張れたのは、
連ドラ出演17作目の「マイリトルシェフ」(02年、TBS)が最初である。
この人の場合、「CM美女」のイメージの方が強い。缶コーヒー・ジョージアや、アメリカンファミリー
などで「会社の業績をアップさせた」とまでいわれ、昨年のCM好感度調査でも、松浦亜弥や松嶋菜々子に
ついで4位に食い込んでいる。「CMモデル」では一線級といわれる地位にいるが、そのCMですら、
放送作家の山田美保子から、「ジョージアのCMで、共演の米倉(涼子)さんや、サトエリ(佐藤江梨子)
ちゃんのようにガニ股で歩かない矢田はズルイ」なんてチクリと刺されている。
仕事と同様、プライベートももうひとつパッとしない。巨人時代の平松一宏投手との“半同棲状態”が
発覚し、平松が中日にトレードされた直後は「破局」のウワサが飛んだが、実はまだ続いている。
そんな2人に対して周囲は「平松の選手生命は風前の灯火。引退したら恋も終わり」と見ている。
こうなると厳しい見方は続くもので、昨年、主役を務めて大ヒットさせた「ラストクリスマス」も、
「共演した織田裕二のおかげ」という声が圧倒的だ。
この春は「夢で逢いましょう」(TBS)に挑む。結婚を間近に控えた父娘のドラマで、父親役は長塚京三。
もう共演者の人気に頼ることはできない。むき出しの矢田の魅力が試される。プロデューサーは、
10年前に矢田をデビューさせた貴島誠一郎氏。“育ての親”との久々のタッグで、正念場を乗り切れるか。