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わたしはダリ?名無しさん?:
私の息子も強度の強迫神経症で、
酷い時はベッドの上だけで暮らしていましたが、
ある事がきっかけでほぼ全快しました。
中学受験のストレスが直接の原因でした。
一時は親の責任だと自らを責め苛んで、泣き暮らしていました。
でも途中から、それではどうにもならないと気が付きました。
抽象的な言い方ですが、
息子の全てを受容して(このスタンスが難しいところです)、
息子なりの成長を見守ってやることが大切だと思うようになりました。
お気持ちは痛いほど分かりますが、
「全力で息子を幸せにする」と言うような気負いはひとまず捨てて、
一歩引いて、息子さんの成長を共に喜ぶ姿勢が大切かと思います。
治る時はあっけなく治るものですよ。
薬物療法もSSRIのお陰で大分進歩していますが、
一度専門の臨床心理士に家族療法を依頼されては如何でしょう。
家族病理にまで踏み込んだ治療効果があるかどうかは疑問もありますが、
少なくとも随分気が楽になります。
私達も発作的に一家心中の衝動に駆られた時もありましたが、
家族療法のお陰で随分助かりました。
また、行動療法も試す価値はあると思います。
精神科医も流派により色々な意見があるようですが、
やはり心理学的、分析的なアプローチだけでは限界がありますからね。
「強迫性障害からの脱出」(Lee Baer著 晶文社)が
やや難解ですが専門医からの評価も高くオススメです。
2週間で相当の改善を見ることもあると言うから驚きです
(もっともウチは行動療法を試す前に軽快しましたので、
確たる事は申せません)。
ともかく先ずは医者を良く選ぶ事です。
大学病院も当たり外れが大きく、決して良くありませんが、
かと言って、失礼ながら、一般レベルの街の開業医での保険診療では、
的確な治療が難しいと思います。
あらゆるツテをたどって
この分野で定評のある専門医を捜すことをお勧めします。
どうか自虐的にならず、
ある程度の距離を置いて息子さんと共に歩む姿勢をもって下さい。
早期の回復をお祈りしています。