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優しい名無しさん:
症の治療 ー暴露反応妨害法ー その3
さて、これらふたつを組み合わせた暴露反応妨害法とはどんな治療法でしょうか?
暴露反応妨害法
苦手と感じてこれまで恐れていたことにあえて立ち向かい
(暴露法)
これまで不安を下げるためにしてきた強迫行為をあえてしない
(反応妨害法)
さて、今まで出てきたA〜Dさんの例で考えると
A:汚いと思う物を触ってそのあと手を洗わない
B:心配でも鍵をしめて外に出て、その後ドアの鍵を確かめない
C:恐くても車を運転して、その後人をひいていないか確かめにいかない
D:読むのをさけていた本をよんで、よくわからなくても先に進む
などということをします。
さて、このような暴露反応妨害法を行っていくとつぎのようなことがおこってきます。
そして暴露反応妨害法を続けていくと
苦手なことに直面してもほとんど不安を感じなくなります(つまり苦手なことがどんどんへっていきます)
強迫行為をしなくても不安にならなくなります
強迫観念がおこりにくくなります
その結果強迫症状に支配されない自由な生活ができるようになります!
さて、治療というとまず出てくるはずの薬物療法について次に少しだけお話いたします。