お前らが好きな小説&作家って何よ?

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1テリ造
「ノルウェイの森」スレでも分かるように、ここの
住民には読書好きの方も多いような感じがします。
そこでお気に入りの小説や作家さんについてメンヘルな
事も絡めてみたりしてマタ~リしてみませんか?

私は三島由紀夫が好きなんです。内容が難解で理解しにくい
時もありますが、場面の描写の美しさと緻密さ、文体の
妖艶な雰囲気、そして刹那的な死を思わせる何か。が好きです。
「天人五衰」「音楽」とかが特に好きです。
「音楽」は不感症の女性と精神科医の話です。

どうぞ宜しかったらカキコしてみませんか?
2優しい名無しさん:2001/04/29(日) 05:06
つまんねー
3優しい名無しさん:2001/04/29(日) 05:07
向田邦子が好きだな。あと、山口瞳なんかも。
4優しい名無しさん:2001/04/29(日) 05:08
激しく板違い

文学板逝け
53:2001/04/29(日) 05:11
そうそう、沢木耕太郎のエッセイも好きだ。
6テリ造:2001/04/29(日) 05:12
>>3さん

向田邦子さんの小説は直接読んだことはありませんが
ドラマ化されたモノは結構好きでした。
戦時中の慎ましい女性達の暮らしと、ふと表れる不思議な
男の話は結構好きでした。戦時モノなのに柔らかい雰囲気が
良いですね。(結局空襲にあったりするけど・・・)
7テリ造:2001/04/29(日) 05:17
>>4さん

そのような意見は出てくると思いました。
でもメンヘルな方々の音楽スレや文学スレが
あっても構わないと思うのですが・・・。

>>5さん

沢木耕太郎のエッセイは爽やかで鬱なわたしでも
爽快感や躍動感を感じることができます。
特にインドや中近東辺りの逸話は好きです。
最後のポルトガルのユーラシア大陸の西の端の
シーンは感動しますね。
8優しい名無しさん :2001/04/29(日) 05:54
町田康。
ヒッキーのとき読んですごい楽になった。
93:2001/04/29(日) 06:09
沢木耕太郎の代表作っていったら間違いなく、
『深夜特急』のシリーズなんだろうけど、俺は「旅」には
あんまり興味がないから、読んだことがありません。

あとはそうだなぁ、近藤紘一さんっていう
サンケイ新聞の記者だった人が書いたノンフィクションが好きです。
それと、中島らもさんが書いた『今夜、すべてのバーで』と
『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』が面白かったです。

最近の本では、田口ランディさんが晶文社で出したエッセイが
なかなか面白かったです。
10優しい名無しさん:2001/04/29(日) 06:25
トリイ・ヘイデン。実話が好きだから。最近は小説家みたい。
11テリ造:2001/04/29(日) 06:31
>>8さん

 彼は確かパンクの方でしたっけ・・。
芥川賞を受賞していますね。やたら「死」が多い歌だった
記憶があります・・。もう40歳くらいかなぁ・・。

>>9さん

近藤紘一さんは報道部の方ですよね。ベトナム戦争に
行った開高健(この人は作家だけどカメラ持っていった)
と通じますね。

ベトナム戦争といえば沢田教一を思い出します。
ピューリツアー賞を受賞した戦場カメラマン・・・。

彼は絶対に望遠レンズを使わずに接写のみで戦場を
撮影したのですから、ある意味狂気な感じを受けます。
そーとーハイになっていたんじゃねぇかと思いますが
後期になると疲れた兵士や傷ついた子供を抱える母親
とかの鬱になる写真に変化していきましたねぇ・・・・。
はぁ・・。鬱。
12テリ造:2001/04/29(日) 06:35
>>10さん

精神科医だったか心理学者だったか・・・・
詳しくないのでスンマヘン。
13優しい名無しさん:2001/04/29(日) 07:14
メンタル系なら、安部公房。
アウラの描写が生々しい。
14優しい名無しさん:2001/04/29(日) 11:54
>>9
『今夜すべてのバーで』(中島らも)はおもろいね。
著者がマジモンのアル中患者だから小説の端々にリアルさがにじみ出てて。
『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』では「ごねさらせ」の項で大笑いした記憶が。
なんちゅーバンド名や、って。

あと僕がすきなのは原田宗典。彼のエッセイは笑い無しで読めないよ。オススメ。
15りーぜ:2001/04/29(日) 11:58
>>3さん
沢木さんのエッセイって情景・心理描写がすごくうまくて、話の中に引き込まれていく
感覚がありません?個人的には「深夜特急」よりも「人の砂漠」なんかが好きだなあ。
16優しい名無しさん:2001/04/29(日) 13:03
>>14
私は、中島らもの『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』の中で
友達が自殺しちゃった話で自分が自殺を思いとどまった。
ほんの少しの「よかった事」を心の中に飾っておけば、
あとは泥のよう毎日でも人は生きていけるみたいな事を書いてたから。
17優しい名無しさん:2001/04/29(日) 13:48
太宰治・人間失格
18優しい名無しさん:2001/04/29(日) 15:52
江國香織
19三井寿:2001/04/29(日) 15:58
馳 星周。
20優しい名無しさん:2001/04/29(日) 16:05
「火車」以前から宮部みゆきが好き。
彼女の作品はカテゴリ分けするとミステリ、サスペンス系?
だと思うんだけれど、どこかに救いがある文章を書くと思う。
21優しい名無しさん:2001/04/29(日) 16:09
やっぱりらもは人気があるな。
ヒッキー板でもらもは大人気だ。
かつての廃墟ロビーでも。
板利用者層が重なってるんだろうな。
22優しい名無しさん:2001/04/29(日) 16:29
鬱病のビートたけし!
23名無し:2001/04/29(日) 16:33
江國香織が好きだよ。
「きらきらひかる」
24優しい名無しさん:2001/04/29(日) 16:39
銀色夏生さん。
写真と短い言葉だけだけど、とても心にしみる感じで。
25優しい名無しさん:2001/04/29(日) 16:40
イヨシエという芥川賞作家がすき。
26哀しい名無しさん:2001/04/29(日) 17:06
プルーストで決まり。
これを読んでないやつに文学を語る資格はない。
27優しい名無しさん:2001/04/29(日) 18:44
村上龍「コインロッカーベイビーズ」
28デストルドー発動中:2001/04/29(日) 18:51
白倉由美「ロリータの温度」
村上龍「希望の国のエクソダス」
29優しい名無しさん:2001/04/29(日) 19:05
>>23
ホモ小説。
30優しい名無しさん:2001/04/29(日) 19:16
>>29
確かにホモ小説だろうけど…。
それだけじゃないと思いますが。
そういっちゃあ、高村薫の「黄金を抱いて飛べ」等も、
ホモ小説になっちゃいますよ。
31優しい名無しさん:2001/04/29(日) 20:17
村上春樹と笙野頼子好き。
春樹は読んでて癒される気がする。
笙野はさらに深く落ちたいときに使用。
32優しい名無しさん:2001/04/29(日) 21:18
>>26
プルーストって言えばカッコイイとでも思ってんのかね。
どうせ翻訳されたものをぱらぱらっとめくったことぐらいしかないんだろ?
33yuko:2001/04/29(日) 22:55
>>1
三島由紀夫のエッセイが好きです。
『不道徳教育講座』とか『新恋愛講座』とか。
当時の女性週刊誌やポパイみたいな雑誌に連載されていたものだから
かなり軽〜いかんじで書かれてるけど、とても的を射てる内容で面白いです。
小説の方は難しそうで挫折しちゃったけど、読んでみようかな・・・。
34優しい名無しさん:2001/04/29(日) 23:06
村上春樹・山田詠美とか、、、偏ってんなぁ・・・。
原田宗典とか村上龍もまぁまぁ好きかなー。
あと、高校生の頃はサガンが大好きだった。アリガチ。

そういや、『永遠の仔』は泣けるね。
35名無しのエリー:2001/04/29(日) 23:09
京極夏彦
36優しい名無しさん:2001/04/30(月) 01:21
フィリップ・K・ディック
37優しい名無しさん:2001/04/30(月) 01:32
最後の1巻をのぞいた「妖星伝」
ばかみたいに面白く、なんかどうでもよくなる
38名無し:2001/04/30(月) 01:34
村上春樹はほとんど読んだ。大好きです。
他は「ライ麦畑でつかまえて」今まで読んだ中で一番好き。
作者名忘れた・・・・。
村上龍も大好き。69は読みやすかったし、楽しく読めたよ。

39優しい名無しさん:2001/04/30(月) 01:36
森博嗣
今は中井英夫の「虚無への供物」読んでる
40優しい名無しさん:2001/04/30(月) 01:37
中島らも
41優しい名無しさん:2001/04/30(月) 01:38
ダニエル=キース。
好きってゆうか、ちょっと不安になって来るけど。
シドニーシェルダンは、這い上がってやる!って気にさせられる。
ミーハー系ばっかりでスマソ。
ノルウェイの森も昔読んだけど、あの頃は普通だったから、そこまで
思わなかったけど、今読むとまた違う観点で読めるのかなぁ?
42優しい名無しさん:2001/04/30(月) 01:38
「ライ麦畑で捕まえて」はサリンジャーだったと思う。
4334:2001/04/30(月) 01:41
私もほとんど読んだよん。<村上春樹
ライ麦畑ってサリンジャーだったっけ?
村上龍はやっぱり「コインロッカーベイビーズ」が好きかな。
「限りなく透明に近いブルー」もかなり好き。
4434:2001/04/30(月) 01:43
あ、またレス遅すぎ・・・。手元が怪しいわ。
45優しい名無しさん:2001/04/30(月) 01:43
北杜夫が好き。マンボウ物は楽に読めていい。

>>41
違う観点だろうなぁ。私もそう思ったよ…。
46名無し:2001/04/30(月) 02:06
34さんありがとう。そうだ、サリンジャーだ!
47テリ造:2001/04/30(月) 02:17
>>13さん

安部公房の作品は全体的に世界観の正常さと異常さの
境界とその消失みたいな迫る怖さがありますね。
「砂の女」と「箱男」は正直、もの凄い怖かったです。
「箱男」は頭に段ボールを被った男が徘徊するのですが
「贋箱男」出現には少々可笑しさを感じてしまいました。

終戦時に満州にいた方で作家になった方で他に「大藪春彦」が
いますね。彼はハードボイルドですが、何か修羅場をくぐった
人間の心が分かるような小説家が多いですね。満州あがりは・・。
48優しい名無しさん:2001/04/30(月) 02:20
栗本薫
49ノビタカット:2001/04/30(月) 02:25
赤坂真理。
ヴァイブレータ、好きでした。
あと、何だっけ・・・。
川上弘美さん。
「神様」だけは好きでした。
50テリ造:2001/04/30(月) 02:38
>>14さん
>>16さん

中島らもは読んだ覚えがあまりないですが、
記憶が確かなら「咳止めシロップ中毒患者」とかの
ジャンキーモノの本を読んだような記憶があります。
結構面白そうなので今度購入してみよう・・・。
著者もアル中なんですね。

>>17さん

ほとんど太宰は読みました。
人間失格も好きだけど「津軽」が結構好きでした。「グッド・バイ」もね。
っつーか晩年の写真が大好きです。三鷹の跨線橋の写真とかルパン
(銀座のバー)の高椅子に座ってる写真。

>>18さん

彼女については余り詳しくないですが、結構若い方ですよね。
題名からして怖さを感じてしまいます・・・。
「泣かない子供」「夕闇の川のざくろ」「流しのしたの骨」
怖いッス・・・。

>>19さん

馳 星周・・・彼自身のファッションや生い立ちに興味が
あります。アジアンテイストと不穏な感じで良いですねぇ。
やっぱり「不夜城」が好きです。
51テリ造:2001/04/30(月) 02:58
>>20さん

宮部みゆきと言えば私は「クロスファイア」の原作者って
イメージが一番にあります。サスペンス何じゃないかなぁ・・。
詳しくなくてすみません。あと、一時期「文学界」の選考委員も
やっていたようないなかったような・・・?

>>22さん

私もよく思います。たけしは躁鬱なんじゃぁないかな。と。
で、基本的には躁はあまり出なくて鬱の期間が長いタイプって
感じですね。
雑誌の「コマネチ」は大好きです。

>>23さん

う〜ん。でも怖そうなイメージがあります・・・
「きらきらひかる」は女性解剖学者の漫画の題名と
同じですね。
脱線してすみません。
しかし、なんとなく怖そうなんですよね・・。

>>24さん

銀色夏生さんの文庫版は角川から出ていたような・・
青空と雲の写真の表紙の「微笑みながら消えていく」は
鬱になりますね。少し・・。儚い感じなんですよ。

>>25さん

よく知らなくてすみません。
52テリ造:2001/04/30(月) 03:11
>>26さん

Proustって難しすぎませんか?
難解なんだけど、何となく自己中心的ぽいけど
鬱病患者の私に共通の自閉的な感じがします。
躁鬱の私も結局、自己中なんだろうけどね。

>>31さん

村上春樹さんはメンヘルな何かと、内容の時々表れる
淫靡な感じで好きですね。椎名林檎がメンヘルに好まれる
傾向があるのと共通点があると言ったら暴論かもしれないですが・・。

笙野さんは自称「ドン・キホーテ」とか?
よく知らなくてすまないです。
53テリ造:2001/04/30(月) 03:17
>>27さん

村上 龍さんは取材の基づいて書くので迫力がありますね。
でも、もの悲しい作品が多いなぁ・・。

>>28さん

白倉さんて昔、漫画家だった人ですね。
若い頃に読むと良いかも・・・。
切ないけどね〜〜。
543:2001/04/30(月) 03:17
>>15りーぜさん
>沢木さんのエッセイって情景・心理描写がすごくうまくて、
>話の中に引き込まれていく感覚がありません?

まったく、その通りだと思います。
私は『バーボン・ストリート』や『チェーン・スモーキング』
なんかが好きです。

>個人的には「深夜特急」よりも「人の砂漠」なんかが好きだなあ。

沢木耕太郎の書いた本は、
あまり興味のない『深夜特急』シリーズ以外、
だいたい全部読んだと思っていたけど、
『人の砂漠』は未読だった。教えてくれてありがとう。
553:2001/04/30(月) 03:27
>>7テリ造さん
>>15りーぜさん

ちょっと古いけど、産経新聞におもしろい記事があった。

『作家の沢木耕太郎さん、25年ぶりに卒論と再開
発見の大学生「自分探し」に決着』
http://www.sankei.co.jp/databox/paper/0001/16/html2/0115side005.html
56テリ造:2001/04/30(月) 03:30
>>33さん

三島のエッセイは結構分かりやすいと思います。
彼の作品の中では・・・。
小説で難しくない方向ではやっぱり「潮騒」でしょうか。
あと「午後の曳航」も良いかも・・・。
あ、「永すぎた春」もそんなに難しくないでしょう。
学生と古本屋の娘の恋愛モノです。
でも鬱入るかも・・・!?

>>34さん

山田詠美って男の自分でも好きですけどね。
格好いい文体だと思います。読みやすいし・・・
そういえば、山田詠美って「文学界」の選考委員
やっていたなぁ〜。

フランソワーズ・サガンの事?
読んでないのですみません。

永遠の仔は同じ小児精神科病棟出身の物語のですか?
ドラマで見ましたよ。中谷美紀が看護婦役で
出演していたなぁ。
57テリ造:2001/04/30(月) 03:42
>>35さん

読んだことないので詳しくないですが家に沢山あります。
亡き母が大好きだったみたい。
でも題名が怖いのばっかりなんだよね。ミステリー系ですよね。

>>36さん

よく知らなくてすみません。名前は聞いたことあります。
あ、作品の質に落差があるような話をどこかで聞いたこと
あるです。
58テリ造:2001/04/30(月) 03:57
>>37さん

「妖星伝」・・・半村良のですか?
戦国自衛隊のイメージが強いッス。

>>38さん
>>42さん
>>43さん

ジェローム ダヴィッド サリンジャーですね。
ジョン・レノン暗殺の犯人が読んでいた本ですね。

自閉的な少年が一切を拒んでいて、でも素直で
繊細で・・・・。社会の偏見に憤りも感じる
作品ですよね。

>>39さん

すみません。読んでいないです。

>>41さん

シドニー・シェルダンは確かに成り上がる物語が
多いですね。文中にちょっと無意味な性描写があったり
して、まぁ面白いですね。現実的ではないけどね。

ダニエル・キースっていったら
「アルジャーノンに花束を」が印象的でした。
なんかロポトミー手術を連想しました・・・。
59テリ造:2001/04/30(月) 04:14
>>45さん

北杜夫は自身が躁鬱病ですね。鬱が酷いときには
パジャマのまんま布団の中で書くそうです・・。
ドクトル・マンボウ好きですよ。
神保町の三省堂で彼の実物の原稿を見たことが
ありますが、もの凄く丁寧に枠からはみ出ない
小さな文字だったのが印象的でした。

>>48さん

SF作家さんだったような・・・・・

>>49さん

おぉ!赤坂真理さん・・。
日常の心理に蠢く無意識の怖さみたいな
抽象的な表現だったり、いきなり日常的風景
描写になったり・・・とまどいます。
女性向けなんじゃないでしょうか。
「ヴァイブレータ」は幻聴の女性がアルコール等に
逃げて、ある日、健常な男に出会う話だったですね。
やっぱり女性向きなんでしょうか・・。
私は理解しにくい部分がありました。
まぁ、以前、図書館でザッと読んでみたのですが・・・
60テリ造:2001/04/30(月) 04:16
>>55さん

ありがとうございます。ちょっと逝ってきます。
61優しい名無しさん:2001/04/30(月) 05:55
萩尾望都の「トーマの心臓」
泣けます。でもウツの時にやたら読みたくなるんです。
そしてただ今連載中の「残酷な髪が支配する」
「残酷な...」の方は、登場人物みんな病んでます。
でも美しく哀しい話です。
6220:2001/04/30(月) 11:34
>>テリ造さん
イロイロ詳しいですね。スゴイ!
直で論議したいです。

>>61さん
萩尾望都、好きです。
美しく、悲しく、そうですよね。

寝起きでロクなこと書けなくてすみません…。
63蝶痛い気:2001/04/30(月) 15:05
テリ造さんなんかマメですごいですね。
みんなに返事書いてる。
64優しい名無しさん:2001/04/30(月) 15:59
森茉莉や、尾崎翠が好きなんですけど。
テリ造さん、ご存じかしら?

65優しい名無しさん:2001/04/30(月) 16:40
芥川龍之介読んでみ。
66優しい名無しさん:2001/04/30(月) 18:49
夢野久作。
カフカ。
67優しい名無しさん:2001/04/30(月) 20:43
大塚英志
68優しい名無しさん:2001/04/30(月) 22:05
みんなすごい本読んでるね。
俺は馬鹿だから知らないものばかりだ。
69優しい名無しさん:2001/04/30(月) 22:24
町田康
70優しい名無しさん:2001/04/30(月) 22:34
テリ造さんてほんと何でも知ってるのすごいです(尊)。
私のお気に入りは、大江健三郎『静かな生活』です。
たぶんこれはかなり著者の実話だと思うんだけど、心うたれる話です。
71優しい名無しさん:2001/04/30(月) 22:37
金 日成

「主体思想」
72テリ造:2001/04/30(月) 23:30
>>61さん

よく知らないので申し訳ないですが漫画家でしたっけ?
なんか男ばかりのギムナジウムの物語だったような・・・。

>>62さん

知らないことも沢山あります。
分からない時には教えて下さい。

>>63さん

実生活ではかなり無精だったりもします。

>>64さん

森茉莉は確か森鴎外の長女だったような気がします。
作品の方は読んだことがありませんので何とも言えません。
余談ですが、確か森鴎外の息子は陸軍大学で東条英機と
同じクラスだったような気がします。

尾崎翠は「第七官界彷徨」が代表作なんじゃぁねぇかなぁ・・・。
と思います。なんか性癖とかの反モラル的な本のような記憶が・・。
私も被害妄想癖が出るときがあるので、ちょっと興味がありましたが
よく覚えていません。失礼。

でも昔の日本の女流作家ってどこか性格破錠していて興味ありです。

>>65さん

芥川龍之介で私が好きなのは「羅生門」です。
後に黒澤明監督で映画になりましたね。昭和25年の作品です。
あの羅生門は凄いボロボロですが戦乱とかで混迷を深めた
平安末期が舞台ですからねぇ。
印象は・・暗いなぁ・・・でした。
「杜子春」は短編ですけど分かりやすくて良いですね。
人間の業まる出しですね。
73テリ造:2001/04/30(月) 23:46
>>66さん

すみません。よく知らないです。
カフカは難しそうで手を出していませんが
ベンヤミンの「ボードレール」が岩波から
出ていまして、その中にカフカ論がありますね。

ポチョムキンの鬱病のエピソードから始まる本で
ペラペラッとしか読んでません。
余談ですがソビエト映画「戦艦ポチョムキン」は
大好きです。特に階段のシーンね。

>>67さん

漫画の事について色々書いている方でしたっけ?
おたく社会時評とか・・。なぜか岡田斗司夫を思いだして
しまう・・。
岡田斗司夫が東大の講師をしたときは(おたく論で)
定員オーバーで教室はぎゅうぎゅうだったそうですね。
脱線してすみません・・・。

>>68さん

別にそれで馬鹿とか関係ないじゃないですか。
興味の対象が異なっているだけ。くらいに考えましょうよ。

そういえば週間少年ジャンプは私、大好きだなぁ・・。
奥 浩哉の画風が好きなんですよ。
74テリ造:2001/05/01(火) 00:01
>>69さん

え〜と>>8さんのところで出ましたね。

>>70さん

大江健三郎では極初期の作品で「死者の奢り」を
読んで興味を持ちました。
これは解剖室のアルバイトのお話しですね。

「静かな生活」は伊丹十三が監督して映画になった
作品でしたっけ。

死とか障害を題材にしたモノが多いですねぇ。
しかし何故、大江氏はsexの事をセクスと書くのだろう?

>>71さん

マルクス・レーニン主義を自主的に発展解釈した
朝鮮民主主義人民共和国の思想の根幹ですね。
でも、実際の創作者は亡命した朝鮮労働党書記の
ファン・ジョンヨプ(漢字忘れた・・・黄が名字だっけ?)
なんですよね。
マンセ〜♪
75ノビタカット:2001/05/01(火) 00:42
私大学で現代文学論取っていたので、現代の方が得意なんすけど。

RDレインとトーマスマンはやはり面白いと思います。
カフカ、カミュ辺りもやっぱ大御所で深いなーっつー感じですが。

現代だと・・・・やっぱり町田康さんなんてどうでしょう。既出ですが。

テリ造さん詳しいっすね。尊敬します。
三島は「レター講座」などのユーモアセンスが抜群だと思います。
7670:2001/05/01(火) 00:54
>>74
そうです。静かな生活は映画化されたお話です。
映画の方は見たことないのでよくわかりませんが。
大江健三郎って障害児の息子をテーマにした作品が多いですね。

77テリ造:2001/05/01(火) 04:57
>>75さん

トーマス・マンですか・・・。
「フルトヴェングラー」なんか読むとしたら戦時下の
過酷な生活を想像しちゃって鬱ですけど・・・ドイツっぽい
ですね。題名からして・・。ロマン・ロランとかの人文主義
とは対照的っつーか三島っぽいなぁって思いました。主観ですがね。

三島はユーモアも抜群ですけどカリスマがありますね。やっぱり・・・。
彼も極端な躁鬱なんじゃないかな。って最近思いますもん。
目立ちたがり屋でヌード写真集だしたりね。
「盾の会」の軍服は格好いいなぁ・・・て思っていたら、どうやら
デザインはバーバリのようです。なるほどなぁ!って思いました。
耽美男版なんでしょうか・・・・?

自分は理系人間(工学)なんで広く浅くです・・・。
突き詰められるとかないませんよ(藁

>>76さん

 なんかね。大江さんの本って、外国の翻訳本みたいな
印象を文体から受けますよ。私は・・・・。
ロシアのドフトエフスキーの「カマラーゾフ兄弟」みたいな
感じ・・・

彼に精神障害の差別のテーマも扱って欲しいですね。
息子さんの大江光さんは知的障害を持ちつつ作曲家に
なりましたね。

わたしゃ武満徹を始め、現代日本作曲家の曲は抽象で
(12音階技法)よく分からないのですが・・・・。
聴いていると焦燥感が出て駄目なんですよ抽象音楽。
シェーンベルクとかアルバンベルクとかも聴くと恐いンです。

78テリ造:2001/05/01(火) 05:00
ドフトエフスキー→ドストエフスキーの入力ミスでした。
スンマヘン
79じゃばうぉっく:2001/05/01(火) 09:14
京極夏彦・有栖川有栖・貴志裕介(最近はイマイチだが) 大塚英志
田中芳樹・綾辻行人・島田総司(これも最近イマイチだが)かな。
和田はつ子も最近なんとなく読んでいる。森博嗣は暇なときに買うかな。
ダニエル・キィスも嫌いじゃない。トリィ・ヘイデンは昔読んでいたが
むかつくので読むのをやめた。
なんでも読むんだけどね。あまり作家名覚えとらん。
80テリ造:2001/05/02(水) 01:01
>>79さん

有栖川有栖では「ダリの繭」が有名なのではないか。と
思っています。サルバドール・ダリに陶酔した男が殺害される
ミステリーだった記憶がありますが、ミステリー小説は詳しく
ないんですよ。

ミステリー・サスペンス小説作家って女性にやっぱり人気が
あるようですが私的には内田康夫なども良い例かもな〜。
って思っています。軽井沢が舞台が多いですね。男女問題を絡めた
話は結構面白かった記憶がありますが、性描写が淡泊のようで意外に
濃いような感じ・・・。

軽井沢は好きで良く逝きますが、ペイネ美術館(木造で小さい)で
夏の微風の心地よさは忘れられません。


最近、私が読んだ本で興味深かったのはプーラン・デヴィ著作の
「女盗賊プーラン」です。
自叙伝なのですが生い立ちの凄まじさ。女性差別の問題。
インドの社会の日常。そしてその後の数奇な運命はハラハラしました。
草想社から刊行されています。
81ノビタカット:2001/05/02(水) 01:22
京極夏彦私も好きです。

ところで埴生雄高はどうでしょうか?
鬱になりますか?(苦笑)
82ユウウツ:2001/05/02(水) 02:31
やっぱり太宰。
「人間失格」に震えた。
83si:2001/05/02(水) 03:08
作家名だけでいいですか?
太宰治・なだいなだ・北杜夫・渡辺淳一・梶井基次郎・
堀辰雄・高見順・大江健三郎・森村誠一・井上ひさし・
中原中也・高村光太郎ぐらいかな。
小説も好きだけどよく詩も好きで読みます。
84優しい名無しさん:2001/05/02(水) 03:18
「人間失格」には萌えた。
85テリ造:2001/05/02(水) 04:40
>>81さん

埴生雄高ってドストエフスキーと絡めた本があったような
なかったような・・・・。詳しくなくてすみません。
そういえばドストエフスキーの「貧しき人々」は日記調で
彼の作品の中では読みやすいかも・・・。

しかしドストエフスキーの作品は登場人物の名前が混乱しやすい
ですね・・・長くて・・・。
ワルワーラ・ドブロショーロワとかパーベル・パーベルヴィッチ・トルソーツキー
とか、長すぎるっちゅねん!!

>>82さん

「人間失格」みたいなモノもありますが「走れメロス」みたいな
モノもあって、まぁ色々ですね。

>>83さん

やはり太宰治、北杜夫、大江健三郎などはメンヘル住民の
興味の対象の模様ですね。
森村誠一は題名に「死」と「殺」の文字が多すぎます(笑)
中原中也は作品の儚さとかよりも中性的な顔立ちが素敵です。
高村光太郎といったら、やはり「智恵子抄」でしょうね!
ちなみに作中の安達太良山はガスが出たりして結構危険な火山
です。

>>84さん

でしたら太宰治の命日に開催される「桜桃忌」に参加してみたら
いかがでしょうか(藁
8645:2001/05/02(水) 14:34
「桜桃忌」もうそろそろかな?
金木の町はいま桜が咲いているのだろうか?
金木の一駅先の〇〇公園(名前忘れた…)は桜が咲いていたらいいところ。

それにしても、デリ造氏の知識量に感服…。
87優しい名無しさん:2001/05/02(水) 16:27
8864:2001/05/03(木) 00:28
テリ造さんのレス見て、実は本を読まないで知識だけなんじゃなかと思いました。
上べっつらだけのレスされても、そんなの知ってるし・・・って感じです。
だから、テリ造さんのこと、スゴイと思えない。
89優しい名無しさん:2001/05/03(木) 01:14
ちょっとスレ違いかもしれないけど、
こないだ読んだ松浦理英子『おぼれる人生相談』は
面白かったよ。本当に正攻法で悩みに答えていて、
優しさと真摯さを感じた。繰り返し読んでしまう。

角川文庫の新刊に収録されていて比較的手軽に
入手できるから、元気を取り戻したい時にお薦め。

私は彼女の小説は『裏ヴァージョン』(筑摩書房)しか
読んでない。……これを読むと鬱が激しくなるかもしれない。
現代的というか、リアリティのある作品なんだけど。
90ノビタカット:2001/05/03(木) 01:17
初期の大江がやっぱ一番かなぁー・・・・・・・。

死ぬほど読んで、しかも未だにいまいちよく理解できてるのか
不安なのがキルケの死に至る病です・・・。
91優しい名無しさん:2001/05/03(木) 01:40
松浦理英子の「親指Pの修業時代」なら読んだ・・・。
92優しい名無しさん:2001/05/03(木) 02:35
沼正三「家畜人ヤプー」
所詮日本人ってこんなもんよ。
93テリ造:2001/05/03(木) 02:47
>>86さん

桜桃忌は6月16日です。太宰と縁の深い三鷹の禅林寺で
午後から開催されます。参加者は女性が多いですね。

>>88さん

そのような返答が来ることは予想していました。
>>64で「ご存じかしら?」と訊かれたからです。
私の知りうる範囲内でしか答えられません。
そもそも全てにレスする必要もなかったのかも
しれませんが、一応私が立てたスレなのでレスは礼儀
かと思っての行動でした。

以下、私のレスの要点を箇条書きすると・・・・

1.掘り下げて作品を語ると時間と労力とサーバの負担がかかる。
2.私自身のレスよりも第三者間の話し合いの基点にレスを用いて欲しかった。
3.全ての作者の全ての作品を読破し理解するのは物理的に無理。
4.文学OFF会ではないので、広く浅く取り扱いたかった。
5.知らないことはかえって教えて欲しかった。
6.メンヘンと関連が深い内容の話がしやすいと思ったから。

短いレスに自分の知りうることを要約して返信するのは意外に
疲れましたが楽しかったです。

批判も出た事だし、これ以降はみなさんで議論なり紹介なり
批評なりして下さい。本来はそうあるべきだと思っていましたが
一応自分が設置したスレなので、牽引役に努めたつもりでしたが
以降はみなさまで御自由に利用して下さい。

皆様ありがとう御座いました。たまにこのスレでレスするかも知れません。
その時は宜しくお願い申し上げます。
94優しい名無しさん:2001/05/03(木) 02:58
三浦綾子 「氷点」
今読んでも、いい作品だよ。
95優しい名無しさん:2001/05/03(木) 03:20
名スレッドの予感だったのに。
テリ造さん居なくなってしまった。

で、聞きたいんですけど太宰に嵌った後に
読むべき作家・作品でお薦めってありますか?
9645:2001/05/03(木) 03:48
なかなかいいスレだったのにな…。残念だよテリ造さん。
64氏に言いたいが、たとえ上っ面なだけでも、ここまで
丹念にレスを付けてくれる人はなかなかいないよ。
僕はそれでけでもスゴイと思うのだけどね…。
97優しい名無しさん:2001/05/03(木) 03:53
森内俊雄「庭」
98優しい名無しさん:2001/05/03(木) 05:34
この丹念なレスのつけよう
思わず「正論を語る人」を思い出してしまった。

最近荒れてるスレ多くて嫌な感じだけど
こう整然と仕切られてもねえ。
知識のご披露は鼻につく。
99優しい名無しさん:2001/05/03(木) 05:43
姫野カオルコ。アイは一人とか、イイ。
100優しい名無しさん:2001/05/03(木) 06:26
そもそもここ躁鬱版なんだからさ。
荒らしは慎むべき。
10164:2001/05/03(木) 06:44
ごめんなさい。
そこまで深く考えて頂いてるとは思わなかったもので。
知識とは別のもっとテリ造さんが好きなものを紹介してもらえたら、嬉しいかもしれません。
あなたのこと嫌いなわけじゃないですよ。
102テリ造:2001/05/03(木) 07:11
>>101さん

別にあなたの発言に傷ついたとか、そのような類の気持ちで
>>93のカキコをした訳ではなく、このままだと私の独善的な
支配を受けるスレッドになってしまうと思ったからです。

だから、そんなに自分を責めないでください。
>>98さんの意見も正論の一つだと思っています。
全ては私の責任なのです。

本来、私対みんな。ではなく、みなさん対みなさん。のスレに
なることを期待しています。
私もその中の一人でいたいのです。

ありがとうございました。
103優しい名無しさん:2001/05/03(木) 14:54
http://www.aozora.gr.jp/
ガンガン本を読め(勿論無料)
104優しい名無しさん:2001/05/03(木) 15:20
有栖川有栖はもう作家アリスシリーズ書かなくて良いと思う。
つーか江神シリーズはよ書け。
105優しい名無しさん:2001/05/03(木) 15:22
安倍公房 著 箱男
106優しさ溝に捨てろ:2001/05/03(木) 16:55
ふたなりエヘヘ
107優しい名無しさん:2001/05/03(木) 17:50
ネットより活字のほうが落ち着くと思われ
108優しい名無しさん:2001/05/03(木) 21:38
>>103
青空文庫はよく利用させて頂いてます。
だってもう本棚に本が入らないし。
109ごんざ:2001/05/03(木) 21:55
宮城谷昌光、宮本輝、ドストエフスキー。
「罪と罰」ははじめの1ページ目を読んで凍りついた。
2週間続きが読めなかった。読むのが怖かった。
汗をかきながら、歯を鳴らしながら、なんとか読了した。
その後彼の作品をたて続けに読んで、傷口を広げた。

その夏に鬱状態になった。真っ白な壁と黒いカーペットと
低い天井に囲まれた狭い部屋で、ただ横たわっていた。
友人が訪ねてこなかったら多分餓死してたと思う。
110優しい名無しさん:2001/05/03(木) 22:05
『地下室の手記』 ドストエフスキー著
 これって、そっくりだと思う。
111優しい名無しさん:2001/05/03(木) 22:48
京極夏彦。読んで倒れた…「姑獲鳥の夏」あまりにも似ていたから。
自分の中からズルズルと何か出てきそうで怖かった。
それ以来読んでないから何ともいえないんだけどね。
112文箱:2001/05/03(木) 23:08
その次の巻(ハコ)はなかなかよかった・・・
113名無しのエリー:2001/05/03(木) 23:20
京極はおもしろい。
どんな本って言われても一口では説明できないけど。
関口の鬱具合がまた・・・
ハコはすごい面白い。読むべし。
114優しい名無しさん:2001/05/03(木) 23:24
「ほう」
115ノビタカット:2001/05/03(木) 23:25
>>110さん
その本は強烈すぎて・・・・。
でも面白いですよね。

私も京極夏彦すきです。
関口の鬱っぷりはホント凄い・・。
でも小説書いて生きてけててうらやましい・・。
116ノビタカット:2001/05/03(木) 23:32
ハコ読んで、2,3日間取り憑かれた・・・・。
っていうか、「ほう」にうなされた。
117テリ造:2001/05/04(金) 03:59
スレの趣旨と異なって申し訳ないのですが、現在までの
私の症状とトラウマについて簡単に述べさせてもらいます。

http://www.interq.or.jp/green/teriaken/confession/2ch.html

自分が立てたスレッドですが申し訳ございません。
118じゃばうぉっく:2001/05/04(金) 04:38
京極のハコはかなり好き。
好きというか妙に木場サンに共感したというかなんというか。
短編の榎木津の話しも別の意味で面白いよ。
119優しい名無しさん:2001/05/04(金) 11:12
サガンのエッセイ(?)がすき
120名盤さん:2001/05/04(金) 12:08
中島らも全般
121闇のネバラー:2001/05/04(金) 12:11
京極の本で、相撲取りが表紙になってるちょっと笑える系の本なかった?
122名無しのエリー:2001/05/04(金) 12:31
どすこい、だよ。
読んでないが。
123バントライン爆弾:2001/05/04(金) 12:32
俺も中島らも好き。あと大槻ケンヂのエッセイも。
124優しい名無しさん:2001/05/04(金) 13:59
テリ造さん 好き。
125優しい名無しさん:2001/05/04(金) 15:17
司馬遼太郎、立花隆、宮城谷昌光、南原幹雄。
126テリ造:2001/05/04(金) 20:00
私もこのスレの一員として・・・・
>>125さん

司馬遼太郎大好きです。「街道を行く」が好き。
NHKで放送したやつも大好き。彼の独特の詳しい解説と
美しい風景はたまりません。
127優しい名無しさん:2001/05/04(金) 20:36
ヘッセのデミアン。
読んでみて、他人の視線の恐怖から逃れることが
できたような気がする。
128優しい名無しさん:2001/05/04(金) 20:37
>>127
私もあれは好きだった。
今でもすごく印象に残ってる。
129Euphoria:2001/05/04(金) 23:07
今日、田口ランディの「モザイク」買ってきました。
果たして面白いか否か。
これから読破に入ります。
130優しい名無しさん:2001/05/04(金) 23:16
司馬ファンなら『燃えよ剣』はマストアイテム。
土方萌え〜〜
131優しい名無しさん:2001/05/04(金) 23:16
司馬ファンなら『燃えよ剣』はマストアイテム。
土方萌え〜〜
132127:2001/05/05(土) 01:43
>>128
実は今でも、文庫本をカバンに入れて持ち歩いてる。
やり過ぎ?
そんなことない。励みになる。
133優しい名無しさん:2001/05/05(土) 02:06
ヘッセ・・
車輪の下を読んだけど・・
悲しくなってくる。

ヘッセは鬱なときに書いたのか?
134テリ造:2001/05/05(土) 05:40
>>133さん

ヘルマン・ヘッセは鬱というよりも基本的に切ない詩が
多いのです。家族的な問題とかも抱えていたらしいですが・・・。
精神疾患は患っていないと思いましたが・・・・・。
でも彼の作品集の名が「メルヘン」だしなぁ・・・?

やっぱり鬱というよりも周囲の環境が大きいのだと思います。
ナチス・ドイツの台頭と祖国の崩壊とかね・・・。
音楽家のR・シュトラウスと通じる何かがありますね。
135優しい名無しさん:2001/05/07(月) 06:22
優良スレにつきあげ
136優しい名無しさん:2001/05/07(月) 11:24
かんけーないけど、メンヘル板のことずっとメルヘン板って読んでた。
なんか躁鬱の人ってメルヘンチックな妄想とかするのかと思ってたよ。
137優しい名無しさん:2001/05/07(月) 11:37
>>136
私もそう。ずーっとメルヘン板って読んでた。
今もメルヘンってついつい読んじゃう。

ちなみに私は鬱だけどメルヘンチックな妄想はしないよ。。。
138優しい名無しさん:2001/05/07(月) 16:34
ヘッセを読んで、気分が楽になる。
デミアン、シッダールタ、・・・
肝心なことは、自分自身になることだって。
嗚呼、自由になれるよ。
139優しい名無し:2001/05/07(月) 17:30
ねえねえあたし前から司馬遼太郎気になってたんだけど
初心者が一番読みやすいのって何?
教えてちょ。
前TVで司馬の特集見て興味持った。
戦国時代とかそこらへんって友情ってなかった、って言ってたのに驚いた。
ちょっと恐い。
140優しい名無しさん:2001/05/07(月) 23:37
>>139
「峠」とか。竜馬は長いので初心者にはむかぬかも。
141優しい名無しさん:2001/05/07(月) 23:48
『項羽と劉邦』
司馬遼太郎
長いけど、個性的なろくでなしどもが、
そのどうしようもない個性を合わせて中国を統一しちゃう話
人の弱いとこと強いとこが表裏一体だって事を痛快に物語ってる
142si:2001/05/08(火) 03:00
また作家名だけでいいですか?
ゲーテ・安部公房・大宅歩(大宅歩について一言。彼は大宅壮一氏の
長男で高校時代にラグビーしていててんかんを起こしたとの事)
まあ文春文庫から出ている詩と反逆と死を1度読んでみてください。
注意 もしかしたらもう絶版になっているかもしれない。
そうだったらごめんね。
143テリ造:2001/05/08(火) 03:17
司馬遼太郎には「項羽と劉邦」のメジャーの武将以外に
「公孫讃と公孫度」みたいにマイナー武将も取り扱って
欲しかった・・・・(笑)

>>139さん

「おお、大砲」とか「ロシアについて」みたいな短編から
の方が楽しめるかも・・・・・

司馬遼太郎は昔、関東軍将校としてソビエト軍と闘って
火力、兵器の質の差に歴然とした話は有名ですね。
144優しい名無しさん:2001/05/08(火) 05:09
ジェイ・マキナニーの「ブライト・ライツ・ビッグ・シティ」は
いい。主人公が友人を好きな理由が決して「元気かい?」って聞
いたりしないからっていうところに共感した。
訳を務めた高橋源一郎も好き。CMで株やってますね。
145大黒摩季!!!:2001/05/08(火) 06:04
ジェームスレッドフィールド。
146優しい名無しさん:2001/05/08(火) 09:40
何度も書くけれど、原田宗典。

笑えるエッセイにばかり注目がいくが、小説(掌編が多い)もブキミなものが多くてよい。
長編だと「スメル男」がおすすめ。
147(・∀・):2001/05/08(火) 16:14
昨日からオカルト板の日航機123便のスレを合計4時間くらい
読んだ。
毎日うだうだ文句言って生活しているのが恥ずかしくなったよ。
今からスレで評判になっていた「墜落遺体ー御巣鷹山の日航気123便」
を買いに本屋に行ってくる。(講談社+α文庫、飯塚訓著)
148(・∀・):2001/05/08(火) 16:16
気→機
149テリ造:2001/05/08(火) 17:05
>>147さん

それ、立ち読みで見たけど、凄ぇ鬱になるよ。
あまりに酷いから買う気が失せました・・・・
150(・∀・):2001/05/08(火) 21:09
>>149テリ造さん
所々すっとばしつつ読み終えました。
お涙頂戴風ではなくて遺体確認作業のドキュメントだから
私は割と淡々と読めてしまった(単に鈍いのかも)。
この本よりも関連サイトで読んだ川上さんや落合さんの
墜落前後の状況のコメントの方が辛かった。
落ちた直後はまだ生きている人が多くいて、男の子の
「よし、ぼくはがんばるぞ」って声が聞こえたとか
最初は話しをしていた父親、妹がじきにしゃべらなくなったとか。
151ノビタカット:2001/05/08(火) 22:33
鬼平版課長(笑)面白くないですか?
池波正太郎さんの。
152(・∀・):2001/05/08(火) 22:37
http://www.geocities.co.jp/NeverLand/3018/st01.htm
乗客だった河口さんの遺書です。
読むとその度に涙が出てきます。
スレから逸れるのでsage
153優しい名無しさん:2001/05/09(水) 22:02
司馬遼太郎なら「花神」がいちばん好き。
154優しい名無しさん:2001/05/11(金) 02:40
メンヘル板があげ荒しされているので、貴重なスレッドは上げとかなきゃ。
155優しい名無しさん:2001/05/18(金) 08:33
あげていい?
156優しい名無しさん:2001/05/18(金) 09:23
村上龍「共生虫」
正式な手続きでインターネットトークライブに逝ったのに、
2ちゃんねらが大量に来た時には笑った。

多口ランディ「コンセント」
分裂が少し出てる。

高見広春「バトルロワイヤル」
二十歳過ぎで読んでも面白かった。
157名無しさん:2001/05/18(金) 09:38
西村京太郎
山村美紗
158優しい名無しさん:2001/05/18(金) 10:42
芥川「地獄変」
ヘッセ「デミアン」
159優しい名無しさん:2001/05/18(金) 11:40
1とマターリ話してた自分が恥ずかしい。
あんな人間だったとは・・・
160イズ:2001/05/18(金) 14:22
133の方と同じく、ヘッセの「車輪の下」は良かったです。私は悲しみと言うより、
こういう感覚を知る人が、表現できる人がいた事が嬉しかったかも・・・

ドストエフスキーの「罪と罰」も好きです。

他にも色々あるけど、とりあえずこのくらいにしておきます。
161名無しさん:2001/05/18(金) 14:24
小説じゃないけどモモ
162優しい名無しさん:2001/05/18(金) 14:31
大槻ケンヂ
163優しい名無しさん:2001/05/18(金) 17:03
軽小説とかダメですか?
>>163さん

全然OKッスよ。軽小説も楽しいモノが多いですし好きですよ。
165優しい名無しさん:2001/05/19(土) 00:42
山本文緒
166優しい名無しさん:2001/05/19(土) 01:24
>>164
何がOKなの?(藁
167優しい名無しさん:2001/05/19(土) 01:41
さくらももこのエッセイ。
このぐらいわがままに生きてもいいんだなって思えてマル。
168優しい名無しさん:2001/05/19(土) 09:55
江戸川乱歩「孤島の鬼」。
北杜夫「幽霊」。
村上春樹「遠い太鼓」。
169優しい名無しさん:2001/05/19(土) 10:04
団鬼六
170名無し@不眠症:2001/05/19(土) 12:39
芥川龍之介「蜃気楼」
171フェレット:2001/05/19(土) 12:47
山田詠美
村上龍
斉藤綾子
内田春菊
江戸川乱歩
寺山修司
etc......
172優しい名無しさん:2001/05/19(土) 12:57
椎名 誠なら何でも。
173優しい名無しさん:2001/05/19(土) 13:12
山田詠美
吉本ばなな
内田春菊
宮部みゆき
あとは
窓とか鍵を書いてる人 だれだっけーうーん
174優しい名無しさん:2001/05/19(土) 13:15
鬱とは無縁っぽい小説読んでるひとも結構多いんだね
オレは、ドストエフスキー、ランボウ、ショウペンハウエルって感じ
175優しい名無しさん:2001/05/19(土) 13:23
埴谷雄高、澁澤龍彦、石川淳、椎名麟三、等々。
てか物故者ばかりだ。
176優しい名無しさん:2001/05/19(土) 14:10
私、主人公の名前がカタカナだと読めないんだ・・・。
だから山田詠美だと読めない本もある。
>>171フェレットさん

うわ〜「寺山修司」大好きです。作品よりも彼自身に萌ぇです。
色々なことをした人ですが、彼自身が男性器の大きな模型を張り付けた
チャリンコに乗ってる写真は印象的でした。新宿ゴールデン街かどこか
で撮影された写真とかね・・・。
映画も強烈ですね。題名は忘れましたが、みんな出演者が白塗りの
顔で、少年が青森から上京するみたいな映画・・。なんだったけな〜。あれ。

自分的にはエドガー・アラン・ポーが好きです。ポーの「黄金虫」や
「モルグ街の殺人」はゾクゾクしました。晩年は浮浪者同様の荒んだ
生活だったらしいですね。

>>174さん

ドストエフスキーは自分も好きです。
「カマラーゾフの兄弟」や手紙調の「貧しき人々」など好きです。
しかし、彼の作品の登場人物達は名前が長すぎて、時々疲れます。
ワルワーラ・ドブロショーロワとか、パーヴェル・パーヴェルビッチ・トルソーツキー
とかね・・・・。一気には読めません。一つ一つの文が異様に長いし・・・。

>>173さん
>>176さん

山田詠美は余り読んだことないですけど、内田康夫などのように
女性の読者がメイン層なんでしょうねぇ・・・。
内田康夫の作品は軽井沢が舞台のモノが多くて好きなんですが・・・。
178優しい名無しさん:2001/05/23(水) 11:06
山田詠美は「蝶々の纏足」「色彩の息子」がおもしろかったです。
最近のものは余り知らないけど。
179↓そっれっぽい?:2001/05/23(水) 23:15
島尾敏雄、
ヘンリー・ミラー、
ドストエフスキー、
大江健三郎、
ジャン・ジュネ、
スウィフト、
J・ジョイス、
村上龍、
フィリップ・K・ディック、
J・G・バラード、
安岡章太郎、
ガルシア・マルケス、
古井由吉、
F・カフカ、
J・コクトー、
T・ハリス、
坂口安吾、
武田奏淳、
夏目漱石、
イアン・バンクス、
大岡昇平、
青野總、
中上健次、
森本力
180優しい名無しさん:2001/05/23(水) 23:23
>>539
なんてものを貼り付けるんですか!!!正直すごく嫌な気分になりました!!
2ちゃんでこんなに嫌な気分になったのは初めてです!!


>>539
遺骨画像じゃねーかよ。変なもん貼るなボケ。
181優しい名無しさん:2001/05/24(木) 01:26
笙野頼子がすき。
「母の発達」がいい。母娘の呪縛をあんなかたちでかけるなんて、笑いながら泣いた。
「硝子生命論」もすき。
182優しい名無しさん:2001/05/24(木) 01:53
>>179
「死の棘」私も好きだ・・・。
子供たちはどういう大人になったんだろう・・・?
183優しい名無しさん:2001/05/24(木) 02:19
武田泰淳「富士」
184優しい名無しさん:2001/05/24(木) 02:47
小説じゃないんだけど高野悦子さんの「二十歳の原点」
読み返すと心が痛くなる
185オージェ:2001/05/24(木) 03:47
アルテュール・ランボーの「地獄の季節」
それも訳は小林秀雄に限る
186優しい名無しさん:2001/05/24(木) 04:57
武田泰淳が出たので奥さんの武田百合子。
「富士日記」。この人のエッセイはいいです。
東京のこととか、食べ物のエッセイも秀逸です。
187優しい名無しさん:2001/05/24(木) 09:07
曽野綾子「天上の碧」
188優しい名無しさん:2001/06/10(日) 13:17
今月号のダ・ヴィンチの紹介されていた心に効く本は殆ど読んでいた。
ちょっと期待して立ち読みしたのに。
189優しい名無しさん:2001/06/10(日) 14:01
>>188
殆ど読んで、なぜまだここにいるの?
190優しい名無しさん:2001/06/10(日) 14:09
>>189
読んでも理解出来ないからだろ
191ジラフ:2001/06/10(日) 14:13
ダ・ヴィンチの今月号(・∀・)イイ!
病歴の浅い自分にはかなり参考になったよ。
久々に本読みたいなって気持ちになった。
192放浪の狼:2001/06/10(日) 17:18
スティーブンキングのロングウォーク。
何年も繰り返し読んでる。
内容は静かなとても静かな淡々としたバトルロワイヤルってかんじ・・。
読んだことある人ほかにいないかな?
193優しい名無しさん:2001/06/10(日) 17:22
フッサール「イデーン」読んでますが、狂いそうです。
194優しい名無しさん:2001/06/10(日) 21:36
破戒
195眠眠:2001/06/10(日) 21:50
今、三島由紀夫の「音楽」を読んでいる途中です。
196優しい名無しさん:2001/06/10(日) 23:20
高橋和巳。39歳で夭折した60年代の作家です。
作品はとにかくどれも救いようのない暗さ。
短編もあるので気軽に読めます。
ただ、読後の落ち込みには責任もてませんのであしからず・・・
この人自身も重度の鬱だったことが読むと分かります。
「散華」「堕落」「邪宗門」と、題名も底ナシの暗さ。
197優しい名無しさん:2001/06/18(月) 20:36
中原昌也 松尾スズキ 大槻ケンヂ 中島らも

この人達自体・・・・なので、苦しみをギャグにするしかない。そしてそれが面白い。
合法ドラッグのサボテンを「バッタの味だ!」と吐きそうになりながら食う大槻とか。
共通点は絶望しまくってる時に妙に客観的でシュールな所。
暗い考え持ちながらおめおめと生きている人間の可笑しさがあっていい。
198優しい名無しさん:2001/06/18(月) 21:34
坂口安吾
199優しい名無しさん:2001/06/18(月) 21:39
三島の「音楽」面白いよね。
私、あれから三島にはまったよ。
殆ど読んだなあ…
200優しい名無しさん:2001/06/23(土) 13:01
100万回生きたネコ
絵本だけど。
201美月:2001/06/23(土) 13:05
リリアン・J・ブラウンの
猫シリーズ
202優しい名無しさん:2001/06/23(土) 13:10
>>192
ロングウォークは中一の時に読んだ。
あの頃から趣味暗かったなあ。
キャリーとかホラーっぽいのはだめだったけど、あれは読めた。
曽野綾子は「太郎物語」が好きなんだな。ほのぼのしていて好きなんだね。
彼女の文章は読みやすい文体なんだけれども、時としてハッとさせられる
女性のエグさが滲んでいるようで、そこがまた好きなんです。

ダ・ヴィンチは時々読むけれど、雑誌では「SPA」をよく購読します。
リーマン時代は毎週購読していたけど、今は時々かな・・・・。
「バカはサイレンで鳴く」のコーナー(顔面対決とか川柳)が好きなんです。
今、定期購読している雑誌は「ナショナル・ジオグラフック」です。
兎に角、写真が綺麗なのと、文屋さんの魂を感じます。

破戒などの島崎藤村シリーズは暗すぎて今は読めません。
学生時代に何度か読んで「暗ぇ〜」と思いました。メンタル的には
よい作品だと思いますが・・・・。義務教育の国語に使うならば
井上靖の作品なんかの方が良いかもなぁ・・。って思ったことが
あります。

猫系の本では値段が高いですが「Cats in Greek」という写真集は
最高です。猫の日常生活が接写されていて、風景も綺麗な写真集です。
今もあるのかなぁ・・・・?ン千円もします。

三島由紀夫の「音楽」は結局、麗子がハッピーに終わる感がありますが、
他に純愛を描いた「永すぎた春」も個人的に萌ぇです。
「午後の曳航」とか「我が友ヒットラー」(これは戯曲)も好きでした。
「熱帯樹」等の短編も奇怪な雰囲気があって好きでした。
204優しい名無しさん:2001/06/23(土) 20:22
軽く読めてハッピーエンドの多いライトノベルズや甘口のSFが好きです。深刻にならないためにも明るいの読んでます。SFでは「夏の扉」「バーチャルガール」。ライトノベルズ系では「EGコンバット」「フルメタルパニック」「星界の紋章」「ロードス島戦記」ちょっと暗いけど「ストレイトジャケット」。あと夢枕獏や菊地秀行もわりと好きです。
205優しい名無しさん:2001/06/23(土) 20:33
恥ずかしいけど花村萬月「渋谷ルシファー」が宝物。
今どうということはないんだけど、
出会った中学生のころ、なんとなく周囲と違和感を感じている
自分が素直に共感できた小説。
萬月の天使シリーズは全部好きだが、思い入れはこれが一番。
206みにに:2001/06/23(土) 21:07
三島の「春の雪」
207みにに:2001/06/23(土) 21:17
藤村の自伝的「新生」一巻まで読んだけど
さっぱり心情が理解できない。単なる男の逃げ。
だけどどうして逃げに入ったのかわかんない。
2巻は期待できそうですか?
208優しい名無しさん:2001/06/23(土) 21:23
夢野久作「ドグラ・マグラ」
209優しい名無しさん:2001/06/23(土) 21:38
>>208
おお、同意。
あれ、いいね。永遠回帰・・・・
210優しい名無しさん:2001/06/23(土) 21:41
司馬遼太郎「坂の上の雲」
あのころは幸せな時代だったんだね。
211優しい名無しさん:2001/06/23(土) 22:05
★西原理恵子〜〜vって小説家じゃないか(^^;でも大好き。作品全部読んでます。はじけてる漫画家。
★吉本ばなな 「キムチの夢」「TSUGUMI−ツグミ」
       ツグミそっくりの友達が中学の時いて懐かしい感じ。わがままだけど魅力的。彼女の本は共感しやすい。
★星 新一 「新イソップ物語」とか彼の作品全部好き。面白い。

★山田詠美 「僕は勉強ができない」…ここのとこバイブルっぽい。かっこいい生き方。

★トリイ・ヘイデン「シーラという子」「タイガーと呼ばれた子」「幽霊みたいな子」「愛されない子」とかあのへんのシリーズ。
★ダニエル・キイス 「23人のビリーミリガン」「ビリーミリガンと23の棺」
     やっぱりノンフィクションの迫力が好き。
★小野不由美 の「十二国記シリーズ」
★作者・・・・わすれた〜「青い月曜日」ってやつ。学ぶことが多いですね。
212優しい名無しさん:2001/06/23(土) 22:22
>>203
「Cats in Greek」美しいですね!大好きです。
猫写真、他には「チロとアラーキーと二人の女」っていう
荒木経惟の写真集+エッセイみたいのがお気に入りです。
213優しい名無しさん:2001/06/23(土) 22:27
>>206
激しく同意!
あのシリーズの中でも一番!
あの二人の口付けの場面!
雪降る中、馬車で口付けを交わし、直後、聡子が「いまここへ雪が・・」と言って胸元を指す、あのシーンの何とも言えぬ官能!
圧巻ですね。
214テリ造omiya-ppp-210-253-104-33.interq.or.jp:2001/06/26(火) 02:51
ライトノベルズ系は表紙の美しさに惹かれて買って失敗多数(w
内田康夫は好きなんだけどね・・・・。

「Cats in Greek」は値段も高いけど、本自体の大きさもかなり
ありますなぁ・・・・。置き場に困るというか画集並の大きさですね。
重たいから寝ながら見るのはしんどい・・・。

>>207さん
続編も俺はつまらなかったです。神奈川の大磯の近くに藤村の墓が
あります。思いっきり粗末です。

ダニエル・キイスは「アルジャーノンに花束を」で有名になって
それから多重人格の物語を書きましたが、最近読んだ本で、2重、
3重人格は互いの人格意識の境界が分からないですが、そこまでの
人格を無意識で入れ替わることはあり得ない事だと知りました。

俺的、三島の「豊饒の海」シリーズ独断序列
天人五衰>暁の寺=春の海>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>奔馬
「憂国」も結構面白かった・・・。でも切腹描写が少々エグい。

最近読んだ中では井上靖「氷壁」(新潮文庫)はおもろかった・・。
215優しい名無しさん:2001/06/26(火) 02:53
赤江瀑
境界をかるがると越える主人公たち。しかもとても
鮮やかに美しく。
狂った耽美の世界を書かせたら日本には左に出るものはいても
右に出る物はいないでしょう。まあ、ちょっと
形にはまりすぎてる感じもするが、レトロなところが、またツボ
○春の雪
×春の海

アホだ・・・・。
217優しい名無しさん:2001/06/26(火) 03:23
みなさん読んでますね。私は鬱になってから小説に
面白みを感じなくなったんだけど。
例外は重松清かなあ。3,4冊読んだだけだけど。
あとは世界の民話集とかを好んで読む。
でも、昔の作品を最近読もうかと思ってきてて、
今は古本屋で見かけた「海底2万里」。
次は「フランケンシュタイン」を読むつもり。
218クロ:2001/06/26(火) 04:02
岡崎なんとかって人の「楽天屋」っていう本がよかったなあ。
メンタルとは関係ないんだけど、主人公がええ歳こいた無職ののほほんダメ人間で、なんか共感&癒された。
お薦めです。
219優しい名無しさん:2001/06/26(火) 05:30
>99
私も姫野カオルコ好き〜
男女の価値観の本質をついたような文章が大好き
220うじゅ:2001/06/26(火) 12:26
京極夏彦おもしろいよ
その影響で芥川龍之介も読みはじめました
221優しい名無しさん:2001/06/26(火) 15:03
テリ造が必死で検索エンジンを使うスレが、またあがってきてるな(w
知識ゼロなのわかってるから、無理してレスしなくていいよ(げらげら
日曜日に大宮ロフトで変わった本を見つけました。
『こじき大百科』(データハウス刊)
です。
内容は山谷や西成の乞食の密着した取材や上野などの乞食の
分類データとそのイラスト。それに普段の食事の様子などが
細かく記載されていました。買わなかったけど(な〜んか
イヤだったから)興味深い本でした。
本屋のサブカルのコーナー等で手にすることが出来ると思います。
223みにに:2001/06/28(木) 21:45
>テリ造さん。

>>206-207です。
遅レスですいません。
「新生」青空文庫からダウンロードしたんだけど・・・
2巻、打ち出すのやめようかな(笑)
(画面で読むのはツライ)

「氷壁」読んでみよっかな。
224優しい名無しさん:2001/06/28(木) 23:55
>221
どんなに少なく見積もってもオマエよりは数倍頭いいし
たくさん本を読んでるぜ、テリ造は。
225優しい名無しさん:2001/06/29(金) 20:32
テリ造ファン発見!
226優しい名無しさん:2001/07/01(日) 20:59
このスレ見て「音楽」読みました。
227優しい名無しさん:2001/07/01(日) 22:25
あげ
228優しい名無しさん:2001/07/01(日) 22:31
既出かもしれないけれど
幸田文の「おとうと」
229優しい名無しさん:2001/07/01(日) 22:32
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
アホっす!アホっす!(ププ
真性のアホっす!!!
真性のアホが現れたっす!(ワラ
大変っす!こんなアホ見たことないっす!(爆
驚きっす!驚愕っす!愕然っす!呆然っす!大ニュースっす!
このスレッドにこんなアホがカキコするなんて驚きっす!
こんなアホ2ch始って以来っす!
信じられないっす!(笑
ビックリっす!お笑いっす!
人間国宝級のアホっす!世界遺産級のアホっす!(藁
アホの坂田もビックリっす!ジミー大西もビックリっす!
えらいことっす!大変っす!騒然っす!
アホっす!アホっす!
真性のアホっす!!!
アンビリーバボーっす!アメージィングっす!ファンタスティックっす!
みんなを呼んでくるっす!他の板のみんなも呼んでくるっす!
230si:2001/07/02(月) 02:00
小説じゃなくてもいいですか。
 西丸四方著。やさしい精神医学(専門書)。
 西丸四方著。心の病気。
 書いた人忘れたけど日本人の病歴。
231///д゜):2001/07/02(月) 02:07
>>229
お、最後の部分が訂正されてる。よきかなよきかな。

っていうかここはなんなんだ?
良本紹介スレか?それとも1がうんちくを語るスレなのか?
232優しい名無しさん:2001/07/07(土) 20:26
233ぴかり:2001/07/07(土) 20:29
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          | 『窓際のトットちゃん。リストラ寸前』
          \____________  _______
                             V
                           ,――、 ,――、
                           /   ヽ    \
                          |   _.ム     |
   ,――、  ,――、              \  ――  ̄\ノ
  /    ヽ     |               /     \  |
 |    _.ム   ノ              / ー   ー  | |
  \/ ̄    ̄ ̄\              | (・)   (・)  | |
   /    ,-―――-ヽ             | __ ● __  |  |
  /  /  /   \ |               |=__ =  | |
  |  /   ,(・) (・) |              /_ \ 》  / \
  |  |     __  ● __ |              \  ̄       \
   | |    =__= |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   | ヽ    /__//  <   リストラは余計だよ!!
 /|  \     /\   \______________
234優しい名無しさん:2001/07/17(火) 21:16
吉本ばななの「身体は全部知っている」が微妙によかった。
235Euphoria:2001/07/17(火) 21:28
ダグラス・クープランド
「マイクロ・サーフス」
マイクロソフトの社員が独立起業する話。
けだるくて、物憂いところがいい。
現役プログラマだった自分と重ね合わせて読んだら非常に味わい深かった。
236はね:2001/07/17(火) 23:29
高樹のぶ子が好きです。全部読んだかな。
237優しい名無しさん:2001/07/17(火) 23:42
筒井康隆作品全般
ラグクラフト作品全般
マイクル・ムアコックの「エルリック・サーガ」
主人公の鬱々とした性格がアレだが、話は面白い。
レイ・ブラッドベリィの「霧笛」「火星年代記」
「霧笛」は、中学頃の国語の教科書に載っていたんだが、読みながらマジ泣きした。
アーシュラ・K・ル・グインの「闇の左手」

絵本ならレオ=レオーニがイイ!
久しぶりだなぁ・・・・このスレ。

筒井康隆は本人が渋くて結構好きなんです。
ま、北方よりも俺は好きだなぁー。
大藪春彦みたいなハードボイルドの小説も好きです。

レオ=レオーニは淡いタッチで心優しくなれますね。
絵本ではありませんが赤瀬川原平の名画探検の
「アンリ・ルソー」(講談社)は大好きな本です。
優しく緻密なタッチが大好きなんですね。

最近読んだ本では、「性の冒険者たち」(佐竹大心/新潮社)
そして「オタク学入門」(岡田斗司夫/新潮社)は個人的にヒット
しました。
特に後者の独特な側面からサブ・カルチャーを捉えた視点には
面白かったです。図説多し。
図解の中のオタク第2世代の部屋(昭和40年代生まれ)が
自分の部屋まんまだったのにはワラタ。
239優しい名無しさん:2001/07/18(水) 00:18
「ルドルフとイッパイアッテナ」。
好き。
240月子:2001/07/18(水) 00:50
こんなスレがあったなんて…。ざっと過去ログ読みました。
中井秀夫(漢字あってるか不明)知ってる方いますか?
おどろおどろしいような、それでいてちょっと耽美っぽい
文章を書く方です。全作品読みたいんだけど、今本が読めない…。
あとは、やっぱり安部公房の箱男で衝撃受けました(笑)
最近の人だと、貴志祐介、森博嗣、大原まり子とか。本読みたいなあ。
241優しい名無しさん:2001/07/18(水) 00:51
星界の紋章面白い。
242GS:2001/07/18(水) 00:51
W.バロウズ、チャールズ・ブコウスキーなんか好きですね。
243234:2001/07/18(水) 00:54
ageてよかった。
>>240さん

中井秀夫であってます。
確かに、お耽美っぽい感じかも・・・。詳しく知らないですが
・・。
作品に『とらんぷ譚「幻想博物館」』てーのがあって
流薔園(るそうえん)てーのがあるのだけは、どこかで
見た覚えが・・・。舞台は精神病院だったような・・・。
良く知りましゃーん。ごめんなさい。
>>235さん

そーいえば「Netscape社」の生い立ちみたいな本も
ありましたね・・・。何て題名でしたっけ・・・?
ざっと読んだ記憶が・・・。
246優しい名無しさん:2001/07/18(水) 02:45
富岡多恵子

吉本ばななが影響受けたって人。
この人の短編が好き。長編ははっきり言って面白くない。
「末黒野」っていう短編読むと、眠れなくなる。凄くて。
247優しい名無しさん:2001/07/18(水) 07:01
原田宗典。あとは…貴志祐介かな。

村上龍は作品による。『トパーズ』とか好き。
248優しい名無しさん:2001/07/18(水) 10:21
岸田秀
この人の本に出会ってから
どんどん思考回路が
再構築されマクって
気付いたら自分も鬱に。。。
249優しい名無しさん:2001/07/20(金) 04:04
○柳 美里(最近つまんない)
○江國香織(著者自体はキライ、けど心地よい文章)
○宮本 輝
○「いちげんさん」 書いた人デビット?
○村上龍(69限定)
250優しい名無しさん :2001/07/20(金) 04:08
太宰治
「人間失格」を読んで、これは俺の事が書いてあるのかと思った。
251優しい名無しさん:2001/07/20(金) 05:18
>>250
みんな思うんじゃない(藁?
もっと云えばメンヘルじゃない人さえ。
太宰だと『道化の華』とか『パンドラの箱』とかも良いよ。
252あぼーん:あぼーん
あぼーん
253優しい名無しさん:2001/07/20(金) 05:52
個人的には有吉佐和子が好き。昭和前半のきりっとした女性が
出てくるから。あとは山崎豊子かな。
254GS:2001/07/20(金) 05:58
恍惚の人
255優しい名無しさん:2001/07/20(金) 06:24
泉鏡花、三島由紀夫、谷崎潤一郎が好きデス♪
256優しい名無しさん:2001/07/20(金) 08:20
江戸川乱歩。
江戸川乱歩。
江戸川乱歩。
257すぱむ食え:2001/07/20(金) 08:33
「窓際のトットちゃん」と
「二十四の瞳」と「こころ」しか読んだことないし。
かっこわるい?
258AYA:2001/07/20(金) 09:49
岩井志摩子。
岡山弁が恐さ倍増です。
259八ッ目漱石:2001/07/20(金) 10:34
ドストエフスキーかな。
260優しい名無しさん:2001/07/20(金) 12:36
江国香織さんが好き
261優しい名無しさん:2001/07/20(金) 13:13
関係ない話しで恐縮だけど、私の持病についての知識はどれほどおあり
ですか?色、恋、ご法度、私はそれが一番やばいと分かっているから、自然と
回避する形をとってしまうのです。深入りすることがとても恐ろしいのです。

私は森瑶子さんのはほとんど全て読破しました。三浦綾子の道ありきを読んで
こんなの本当にあるのか?こんな人間がいるのか?と涙流したものです。
遠藤周作もたくさん読みました。古いけど、映画にもなった「マディソン群の
橋」の原書を読んで、これまた涙でました。映画なんかより、ずっと感情移入
できてよかった。
262月子:2001/07/20(金) 13:28
>>240です。さすがテリ造さんですね!まさにそれです。
とらんぷ譚、幻想博物館、流薔園、どれもすごく惹き込まれる
世界でした。
レスありがとうございました(∩_∩)嬉しかったです。
263アルプケット:2001/07/21(土) 13:59
京極夏彦
264アルプケット:2001/07/21(土) 14:02
京極冬彦
265優しい名無しさん:2001/07/23(月) 21:07
高村薫の次作がまちどおしい。
七係シリーズは単行本にならんのかな。
最近田口ランディ。
コンセントはちょっとざわざわさせられた。
266優しい名無しさん:2001/07/23(月) 21:24
中島らも
267マイナーこて:2001/07/23(月) 23:20
カミュ、テツナー、カントとか、
漫画ならじょじょ
268優しい名無しさん:2001/07/23(月) 23:28
オースターとヤンソン。
269優しい名無しさん:2001/07/26(木) 05:17
森博嗣
絶版かもしれねーけど、10年位前に読んだ
新・ロシア人(ヘドリック・スミス著/日本放送出版協会)は
当時は興奮したけどなぁ・・・・。

最近、松本清張シリーズを読みなおしている。
「点と線」は面白かったなぁ・・。

中島らもはやっぱりメンタル系には人気があるね〜。

>>261さん

?????

ただ、「マディソン群の橋」は良いね。
映画の方も好きだったね。クリント・イーストウッドも渋くて
好きだったし(ナショナル・ジオグラフック社のカメラマンって
設定も良かった・・・)
でも、最近は正視できねぇかもな〜。


とりあえずageとく・・・
271プラセボ:2001/07/26(木) 14:30
ルイ・フェルディナン・セリーヌ「夜の果ての旅」

入院中の鬱のとき、見舞いに大江健三郎持ってこられて困ったことがあった。
272優しい名無しさん:2001/07/26(木) 14:33
ヌーボー・ロマンの作家のやつで笑えるやつを教えてください。
なるべくなら手に入りやすいのがいいでう。
273優しい名無しさん:2001/07/26(木) 14:36
京極夏彦

鴻上尚史
『天使は瞳を閉じて』で、
「マスターってきっと、世界と闘ってる人なのよね。
 でも、世界と闘うってことは、自分と闘うってことなの。
 だから、世界とめちゃくちゃに闘った人は、自分をめちゃめちゃに傷つけるの」
という(原文ママではないが)、ケイのセリフが好き。
ちなみに戯曲。
274プラセボ:2001/07/26(木) 14:39
>>272
ヌーボー・ロマンなら
クレジオの「調書」は面白い。
新しいやつだと「オニチャ」かなあ、笑えるかなあ。
275優しい名無しさん:2001/07/26(木) 16:57
貴志祐介さん。
既出かな?
読んでいて、場面が浮かんでくる文章だと思います。
「青の炎」が好きかなぁ。「天使の囀り」とかも。
276優しい名無しさん:2001/07/28(土) 04:14
サローヤン
277優しい名無しさん:2001/07/28(土) 04:52
PKディック
278優しい名無しさん:2001/07/28(土) 06:33
「聖書」が効く。
みんな読んでないの?
279優しい名無しさん:2001/07/28(土) 06:37
旧約は読んだ。
勿論、素人にわかりやすく書いてあるやつ。
結構面白かった。
新約はつまらん。
ザッとなら聖書も読んだことあります。
ちなみに実家は浄土宗であり、私自身は無宗教のつもりですが・・・。

「出エジプト記」とか面白かったかも・・・
映画「十戒」にもなったやつ・・・。新旧どちらだったけ・・?

新約聖書ならば「コリントの信徒への手紙1(第13章)あたりが
神妙で、まぁ、気になった・・・。
281プラセボ:2001/07/28(土) 09:22
>>278
両方読んだことあるけど俺には不向き
282優しい名無しさん:2001/07/28(土) 12:01
パウロ・コエーリョ。
でも時々電波注意(煮ガ藁
283優しい名無しさん:2001/07/28(土) 22:35
284優しい名無しさん:2001/07/29(日) 02:00
古事記
285優しい名無しさん:2001/07/29(日) 02:02
>>277ヴァリスとか読んでそーだな。
286nanako:2001/07/29(日) 02:52
既出かもしれないけど、椎名誠は好きだなあ。
小説よりもエッセイが大好き。

あの人ってアウトドアなイメージだけど
作家になる前普通のサラリーマンしてたときに
神経症orうつ病になってたんだよね。
会社やめてフリーになって良かったって書いてあった。
287優しい名無しさん:2001/07/29(日) 12:24
多和田葉子の聖女伝説を読んで孤独感を解消し、
太宰治の人間失格を読んで鼻で笑う。
仕上げはバロウズで夢の世界へ。
288優しい名無しさん:2001/07/29(日) 12:26
テリぞうさん おそらくわたしと読書の趣味が合うでしょう
私はだれでしょう?
289優しい名無しさん:2001/08/02(木) 05:48
山本文緒の「プラナリア」
290美月:2001/08/02(木) 05:55
リリアン・J・ブラウン
291カフェ:2001/08/02(木) 09:50
宮部みゆき
292優しい名無しさん:2001/08/03(金) 01:26
素晴らしいスレ
293プラセボ:2001/08/03(金) 02:35
改めて全スレ読みました。
俺の好きなヘンリ・ミラーや石川淳もちゃーんとガイシュツなのね。
感動のスレッドだなあ。
294名無し:2001/08/03(金) 02:53
ああー 見なきゃよかった…。
295優しい名無しさん:2001/08/03(金) 03:02
原田宗典
296優しい名無しさん:2001/08/04(土) 10:02
筒井康隆〜。
小学生の頃に「問題外科」読んで吐いたから、スプラッタな描写が中心の作品は
なるべく避けて読んでないけど、「夢の木坂分岐点」「大いなる助走」「家族八景」とか好き。
凄く客観的に狂気を書いてると思う。
297優しい名無しさん:2001/08/04(土) 10:14
筒井康隆。キチガイは「既知外」なんだ、って言ってたのを見たときは
頭いいなぁ、って思った。
298優しい名無しさん:2001/08/04(土) 16:37
馳星周 がいしゅつかな?
狂ってるけど読ませるよなーこの人。
299光子:2001/08/04(土) 17:11
>>296-297
筒井康隆いいですよね〜。
「腸はどこへ行った?」爆笑しました。
300優しい名無しさん:2001/08/04(土) 19:13
最近特に好きなのはないけど、ポール・オースターかな。
301優しい名無しさん:2001/08/04(土) 22:30
有島武郎。
302優しい名無しさん:2001/08/04(土) 22:31
夏目漱石。村上春樹。
角田光代。

角田光代どう思いますか?
私は個人的に好きなのですが…。
303八ッ目漱石:2001/08/04(土) 22:34
ドストエフスキー、三島由紀夫。純文学ならね。
ミステリが一番すきなんだけど。
大沢とか。(彼は冒険小説かw)
304優しい名無しさん:2001/08/04(土) 22:37
伊達一行
305八ッ目漱石:2001/08/04(土) 22:48
>>298
そういうのはがいしゅつだろーとかまわんのよ。
306優しい名無しさん:2001/08/04(土) 23:30
>>278
聖書読むならヨブ記に限るな(;´д`)y-~~

>>271
セリーヌなら折れは「なしくずしの死」に萌えたね。
クレジオは「物質的恍惚」あたりが折れの好み。
最近は長文が読めなくてな(;´д`)y-~~
バロウズあたりは何とか読める。
あれは何処から読み始めて
何処でやめても関係ないからな(;´д`)y-~~
307美月:2001/08/04(土) 23:36
聖書、詩篇が好きだなぁ・・・。
十戒の映画が有名だったみたいで
出エジプト記なんてのもいいかも。
308優しい名無しさん:2001/08/04(土) 23:37
M・フーコー「監獄の誕生」「狂気の歴史」「言葉と物」

これを読んだときまさか自分が隔離される側に廻るとは
夢にも思わなんだよ。実に皮肉な巡り合わせ。

ただKitteyの概念の誕生と変遷を知りたい向きにはお薦め。
面白いけど、2段組で500頁くらいあるから、鬱入ってるひと
には読了は難しいかもしれない。
309優しい名無しさん:2001/08/04(土) 23:43
新約は「マタイ」から入った。
腹がよじれるほどわろうた。
あれ信じろいうほうが無理やで。

詩篇は難解やね。
つうかひとりで読むと誤読しやすいと思う。

こういうわたしは、日本基督教団(新教)の信者でした。
でも、体質的に合わないかったので、抜けた。
信者さんは、いーひとばかりやった。牧師は嫌いやった。
つうか、幼稚園の先生やった。
310美月:2001/08/04(土) 23:50
>>309
私も小さい頃はプロテスタントの信者でした。
歌のように聖書の項目を覚えましたよ。
「そうしゅつれびみんしんめいきーよしゅあししるつさむれつおー」
って感じ。呪文みたいだね(笑)

今は信者でもなんでもないけど。聖書は面白いね。
311優しい名無しさん:2001/08/04(土) 23:51
>>240
>>244

今過去ログ最新百分だけ読んだんだが、
言及されてるのが「虚無への供物」「トランプ譚」を書いたヤシなら、
中井秀夫じゃなくて中井英夫のはず。
煽られる原因になるから気をつけれ(;´д`)y-~~

>>308
フーコーの「言葉と物」は最後の二章になって、
それまでの苦行みたいな読書が報われるのな
ただ邦訳はいい加減に改訳すれ(w
312優しい名無しさん:2001/08/04(土) 23:56
「金閣寺」は「人格障害」「対人恐怖」の世界・気持ちを丁寧に描いている。
313308:2001/08/05(日) 00:05
>>311
おー、フーコー読んでるひといましたか。

「言葉と物」は起・承・転・結というよりも
論証(?)過程のエピソードの羅列が苦痛だわね。
あれカットというか縮刷版出しても通用すると思う。
訳文もこなれていないよね。つーか誤訳も指摘されて久しい。

今、筑摩(だっけ?)のフーコーの著作集刊行の為に、
駒場の院生を総動員して下訳させてるみたい。

メンヘル無関係なのでさげ。
314優しい名無しさん:2001/08/05(日) 00:21
>>313
良い事聞いた、サンキュ。筑摩書房はこれからチェキするよ。
でも、岩波のラカンのセミナーの邦訳作業も滞ってるし、
あまり期待は出来ないけどな(;´д`)y-~~

フーコーに限らず、デリダとかも改訳してほしいが、
フランス語固有の表記表現つーか言葉遊びと、論理の展開が
内的に絡まった彼らのテクストは語学力だけじゃなくて
詩的センスもないと訳しにくいな(;´д`)y-~~

フーコーは精神病院に勤めていたからメンヘル系に関連大有りだと思う(w
315かなり手遅れ猫右翼:2001/08/11(土) 04:29
今更三浦綾子『塩狩峠』読んで号泣。
「一粒の麦……」高校のとき放送部の先輩が朗読してたなあ。
そのとき読んでたらうっかりヤソ教の洗礼受けてたかも。

最初の頃に多く名前が出てた
中島らも『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』読んだ。
> ただ、こうして生きてきてみるとわかるのだが、
> めったにはない何十年に一回くらいしかないかもしれないが、
> 「生きていてよかった」と思う夜がある。(中略)
> あんまりあわてるから損をするんだ、わかったか、とそう思うのだ。
この人の沈んでいた青春時代を並べられた後に書かれると
説得力があるなあ。自分より若い子が自殺すると同じようなことを思う。
316インコ:2001/08/11(土) 08:52
ふーん。みんないろいろ読んでいるんだね。
ちょっと参考にしてみるよ。φ(._.) メモメモ

私は清水義範が好き。かなり笑える。
サガンも好き。あと、「アルケミスト」
聖書は読んだことないなあ。山形治生の本でも読んでみようかな。
317ちよ:2001/08/11(土) 12:45
江国香織。
かなーり良いです。
318優しい名無しさん:2001/08/11(土) 12:54
自分さがしをしていた俺が
自分探って言葉をうさんくさく感じるようになった頃に
読み始めた花村満月はおもしろく感じた。
「欝」とか「風転」とか好きだ。
319狂った名無しさん:2001/08/11(土) 14:32
坂口安吾。
生き方が
320Euphoria ◆InjqhbBY:2001/08/12(日) 19:18
いま、山形浩生読んでます。
「山形道場 社会経済の迷妄に喝!」
ケーザイってこういうことだったのか!と勝手に納得しながら(w

質問:
「布団に飛び込んで泣いた」のは田山花袋であってますか?
昨日から気になってるんですが・・・。
321優しい名無しさん:2001/08/12(日) 19:34
ブレット・イーストン・エリス
322優しい名無しさん:2001/08/12(日) 19:38
>>316さん。
「アルケミスト」。僕の夢はなんなんだろうと、ふと淋しく思う時があります。
323優しい名無しさん:2001/08/12(日) 19:42
>>320
そう。
女弟子の布団に顔を埋めてね……

初めての本だと疲れちゃって読めないので既読の本を読み直し。
中島敦の「悟浄出世」がおもしろかった。悟浄、ウツ病です。
324goblet:2001/08/12(日) 19:52
マンコの汁が白く濁ってきたら、インサートのゴー・サイン。
325320 ◆InjqhbBY:2001/08/12(日) 19:53
さんくす。>>323
326goblet:2001/08/12(日) 19:55
さんくす。>>323
327優しい名無しさん:2001/08/12(日) 21:51
飯島愛
328優しい名無しさん:2001/08/12(日) 22:06
さんくす。>>324
329優しい名無しさん:2001/08/18(土) 10:04
完全自殺マニュアル

って廃盤なの?もう買えない?みたいよう。
330うつびょー@埼玉:2001/08/18(土) 11:05
加賀乙彦『宣告』
死刑囚の話だけど作者が精神科医だから病気のこともけっこう出てくる
331かじきもぐら ◆doodaung:2001/08/18(土) 11:10
24人のビリーミリガン2回目読んでるよ。
あと好きなのは「私は別人」「ねじまき鳥クロニクル」とかだよ。

それにしても>>1のスレタイトルと内容の違いにちょっとワラタ。あはは。
332うつびょー@埼玉:2001/08/18(土) 11:45
・帚木蓬生『閉鎖病棟』ガイシュツかな? これの作者精神科医ですね。
・『チベット死者の書』 月並みだけど生と死について考える。
・渡辺淳一『神々の夕映え』 これも同じく。
・氷室冴子『海がきこえる』(T・U) あのころに戻りたい・・・・。
・沢木耕太郎『深夜特急』 スレの頭のほうで出てましたね。
・同じく頭のほうで出てた原田宗典のエッセイ。
・鷺沢萠『少年たちの終わらない夜』『スタイリッシュ・キッズ』
・浦部法穂『全訂憲法学教室』 憲法学者の最左翼。
・西村良二『よくわかる精神医学1〜3』 読みやすいです。
・大平健『やさしさの精神病理』『豊かさの精神病理』
・藤臣柊子『みんな元気に病んでいる』
・ダニエル=キイス『クローディアの告白』 分裂病患者の本。
・カミュ『異邦人』 定番ということで・・・・。
・ドストエフスキー『死の家の記録』『白痴』
・団藤重光『死刑廃止論』
・高取健彦編『エッセンシャル法医学』
・・・・こうしてみると節操なく読んでるなぁ。俺。
333優しい名無しさん:2001/08/18(土) 12:42
>>332
くそスレ立てているなあと思ったら、あんた法学部の学生さんかね?
でも、団藤重光あたり読んでるのは、アムネスティでもやっとるのか?
334優しい名無しさん:2001/08/18(土) 13:12
>>320 >>323
田舎教師もよいぞ
335うつびょー@埼玉:2001/08/18(土) 13:17
>>333さん
>あんた法学部の学生さんかね?
昔そうでした。その後の経緯は特殊すぎてなぁ・・・・。
>アムネスティでもやっとるのか?
そんな気力ないっす。仕事やめちゃったくらいだから。
>くそスレ立てているなあと思ったら、
???
336優しい名無しさん:2001/08/18(土) 13:24
小説じゃないけど、寺山修司の詩集が好き。
337優しい名無しさん:2001/08/18(土) 13:26
同じく小説じゃないが、春日武彦が好きだ。
338333:2001/08/18(土) 13:36
>>335=うつびょう@埼玉

ここの↓1と違うんか?誤爆だったらスマソ

鬱病患者の自傷行為って
http://piza2.2ch.net/test/read.cgi?bbs=utu&key=998030970
339うつびょー@埼玉:2001/08/18(土) 13:47
>>338さん
残念ながらちがう。ご指摘のスレの1はたぶん私の病友?です。
それからこのスレって「小説」限定だったんですね。スマソ >>332の書き込み
340優しい名無しさん:2001/08/18(土) 14:00
南木佳士「エチオピアからの手紙」
341優しい名無しさん:2001/08/18(土) 16:53
しぶさわたつひこすき。
342優しい名無しさん:2001/08/18(土) 17:05
>>336
寺山修司って、私の父と同い年とは、思えないほど、
精神や感性が若々しいね・・・
私の父は、単なるゴリゴリ保守だけど
343シアン:2001/08/18(土) 17:13
三島由紀夫私も好き。
肉感的かと思えば間接的だったり。
確かにちょっと難解で掴めなかったりするけど
読んでてどきどきする。
344優しい名無しさん:2001/08/18(土) 17:47
三島由紀夫の「天人五衰・豊穣の海」だけど
主人公の「透」が、何だか、読んでいて痛々しくなってくるね。
結構、この主人公ってメンヘル板の人達と重なる部分があるんじゃないかな?
345まちるだ:2001/08/18(土) 18:03
馳星周が好き。
346fft@:2001/08/18(土) 19:13
サガンフェアな夏
347優しくない名無し:2001/08/18(土) 21:53
桜井亜美
村上龍
荒木スミシ

トレスポ。それ関連。
348優しい名無しさん:2001/08/18(土) 22:06
村上龍。
桜井亜美。
室井佑月。
349優しくない名無し:2001/08/18(土) 22:08
やっぱ村上龍と桜井亜美はつながるもんがあるんだべなあ。
桜井亜美全巻もってら。
350優しい名無しさん:2001/08/19(日) 01:54
中学生のときから 太宰とヘッセは好き。
ちょうど太宰の人間失格にハマッテイル中学生の頃、
国語の教科書で出てきた走れメロスについて授業時に初読の感想を聞かれた。
そのとき「彼の現実からの逃避が・・・・・。・・・共感する」みたいな
発言をした。
気がついたら周りが、かなりひいてしまい「あいつ大丈夫」みたいな視線で
みられていた(自意識過剰かもしれんけど)
「しまった」って思ったことがある。今思えばあの時期もすでにうつ病入って
いたのか
351ととろん ◆BxP019x.:2001/08/19(日) 01:58
福永武彦、原辰雄、幸田文。
人間の内面をえぐるような作風が好きかも。
352優しい名無しさん:2001/08/19(日) 02:02
好きな作家がいなくなった。
353優しい名無しさん:2001/08/19(日) 02:05
「黒い時計の旅」スティーブ・エリクソンは最高。マジ読んで!それか読んだ?
354吾輩は名無しである:2001/08/19(日) 02:08
テリ造さんは、クラ板のアンダルシアの犬さん知ってますか?

あなたも、メルヘン板のアンダルシアの犬さんみたいなもんですね。
つうか、アンダルシアの犬さんもテリ造さんも、その天賦の才を浪費
しているところが似てますね。いや、もったいない。
355優しい名無しさん:2001/08/22(水) 00:05
江戸川乱歩、全部。
京極夏彦、「魍魎のはこ」
太宰治、「人間失格」
夢野久作、「ドグラマグラ」
カポーティ「草の竪琴」
宮部みゆき「模倣犯」「龍は眠る」

無人島に持って行くなら魍魎のはことドグラマグラにする。
356あんこ:2001/08/22(水) 00:08
吉村昭って作家が好き。
あんまりメジャーじゃないかな。
お父さんが本いっぱい持っててはまったよ!
お試しあれ。夜寝られないから。(だめじゃん・・
357優しい名無しさん:2001/08/22(水) 00:14
一冊の本をご紹介します。

「自己創造の原則」ジョージ・ウェインバーグ著/加藤諦三 訳

三笠書房から出ています。

10年前にこの本に出逢い、 私は本当に変りました。
勇気と希望を与えてくれると思いますよ。
358吾輩は名無しである:2001/08/22(水) 00:15
>>356
メジャーです。
「破獄」とか好きです。
359優しい名無しさん:2001/08/22(水) 00:19
ジェラール・ド・ネルヴァル
大好きです
360あんこ:2001/08/22(水) 00:21
>>358
あれ、そうだったんですか。
周りに知ってる人皆無でしたんで・・。
私は「長英逃亡」が好きです。
>>336さん

寺山修司って本当にカリスマ性があったと思います。
何処か退廃的で、でも芯の強さみたいな感じかな・・・。
ただ病気で亡くなってしまったのが惜しまれます・・・。
晩年のビデオ・レターのやり取りはもの悲しいっす。

>>343シアンさん

「潮騒」などは分かりやすいと思います・・・。
後は短編集の一部とかね・・・。「午後の曳航」とかも
面白いですが・・・。人によって好き嫌いが分かれそう・・。

>>344さん

主人公の透は優秀だけど学校には通わず、船の見張り番をして
精神を病んだ少女と義理の付き合いをしたり、自分で目を潰したり
かなりキテいますね・・・。

最後のシーンである奈良のお寺の蝉が鳴くところも泣けます・・・。

昭和45年11月25日で完。っと書いてありますね・・・。
市ヶ谷駐屯地で切腹した日に書き上げた最後の作品ッスね・・。

>>350さん

ヘルマン・ヘッセは後に色々なところで引用されていますね。
R・シュトラウスの遺作の「4つの歌」(だっけ?)でも引用されてますね・・・。

>>354さん

さぁ?知りません・・・。

>>355さん

そーいえば宮部みゆきも最近まで「文學界」の選考委員を
やっていたような記憶が・・・。
江戸川乱歩シリーズは小学校の図書室に全部揃っていた記憶が
あって懐かしいです。

でも、エドガー・アラン・ポーの「黄金虫」とかも好きです。
絵描きに例えるとムンクっぽい感じを覚えます・・・。

>>356あんこさん

吉村昭は文庫本で結構書店にならんでますね・・・。
戦記物の大作が多くて、通学途中に昔、読んだりしました・・・。
「戦艦武蔵」とか「ヒトラーの一番長かった日」とかね・・・。

WWUの歴史的背景を知っていると凄く面白いです・・・。
ヒトラーの側近達の名前や状況は彼の本で吸収しました。
文春文庫から文庫が沢山出ていますからね・・・。
362優しい名無しさん:2001/08/22(水) 02:03
角田光代は(・∀・)ィィ!
学校の青空とかまどろむ夜のUFOとか東京ゲスト・ハウスとか
地上八階の海とか
363優しい名無しさん:2001/08/22(水) 02:51
寺山修司の詩集はいいですよね。
私も好きです。
唐十郎の戯曲も好きです。
アングラと呼ばれる世界のものが好き。
わけ分からない一見現実味の無い物ですが、
逆にそれが生なましい現実を生きている人を描写しているように思います。
364優しい名無しさん:2001/08/22(水) 17:25
>>361のテリ造さんへ

あなた、軍事板出入りしてませんか?私の勘違いかな?

私は、学生の頃、西洋経済史研究のゼミにおりましたので、ナチス戦時経済で
出てきたアルベルト・シュペーアが記憶に残っています。
最近、自伝が再販されたようですので、読んでみたいのですが、
読まれていたら、感想お願いします。(読む価値ありか否かも)
>>364さん

はい。軍事板出入りしています。最近はカキコ少ないですが・・・。
元々は軍事板のコテハンで向こうの方が2ch歴長いっす・・。
スレも幾つか立てたことがあります。

アルベルト・シュペーアは優秀な若手建築家でヒトラーの信頼を
得ていた一人ですね・・・。
後に、ナチス軍需相にまで上りつめた人ですね。
ヒトラーは建築に非常に興味を示し、ベルリンを再開発して世界一
巨大な首都「ゲルマニア」の建設設計にシュペーアを指名していた事は
ご存じでしょう・・・。

後に東部戦線が崩壊気味になり、ベルリン郊外までソビエト軍が
迫ったときにヒトラーのベルリン焦土化戦術を反対した閣僚でも
ありますね。
彼の自伝は中央公論新社より「第三帝国の神殿にて」が上下巻として
ありますが、残念ながらまだ読んでいません・・・。
366優しい名無しさん:2001/08/23(木) 01:55
江国香織は「落下する夕方」がいいな。
367優しくない名無し:2001/08/23(木) 13:44 ID:???
アーヴィンウェルシュも好きだああ。
ドラッグ系ハマた。
368優しい名無しさん:2001/08/23(木) 13:57 ID:V1zi6I.Q
いま村上春樹読んでます。なんか読みやすいのか、どんどん
読めます。あぁ夏休み、これでいいんだ。
369364:2001/08/23(木) 20:15 ID:???
>>365のテリ造さんへ

やはり軍事板におられましたか。確か、M16を試射されたとかされないとか。

ところで、シュペーアなのですが、一昨年(かな?)NHK教育で放送された
「ヒトラーと5人の側近たち」はご覧になられましたか?

総統官邸の設計裏話や、ナチ党大会(例のサーチライトと党旗の垂れ幕)演出、
「ゲルマニア」の模型なんかも放送されてて、面白かったです。
あと、敗戦後を見越しての工場設備の温存を図り、焦土化戦術をとめようと進言
したのも事実のようです。

これ以上はメンヘル無関係なので、さげます
370テリ造 omiya-ppp-210-253-104-158.interq.or.jp:2001/08/24(金) 01:51 ID:???
>>369さん

はい。昔、アメリカでM16A1,AK47(AKM),MG42,M60等を
撃たせてもらった経験があります・・・。

「ヒトラーと5人の側近たち」は観ました。
その続編も観ました。ビデオにも録画してありますが、どこに
しまったか忘れてしまいました。
371うんこ:2001/08/24(金) 14:23 ID:J4.x4dVw
うんこ
372mokorimoko:2001/08/24(金) 18:23 ID:???
疲れてるので列挙のみ。
筒井康隆 安部公房
中原中也 萩原朔太郎
藤沢周平 マーク・トウェイン
手塚治虫(作家?) 泉鏡花を少し
梶井基次郎 井上ひさしを少し
あとはまだあるかもしれんが思い出せない。
373優しい名無しさん:2001/08/24(金) 18:24 ID:???

ああ、IP出すの失敗した。
鬱だけど氏なない。
374優しい名無しさん:2001/08/25(土) 03:12 ID:InkaXKew
>>366
私も「落下する夕方」好きです。
映画化されたけど、それもよかった。
375優しい名無しさん:2001/08/25(土) 03:16 ID:???
むらかみりゅー
暗いひと、がいきちがでてくる
そんなとかが好き
作者本人はだいきらいだっけどl
376優しい名無しさん:2001/08/25(土) 04:30 ID:???
チャールズ・ブコウスキーがすき
377優しい名無しさん:2001/08/25(土) 05:21 ID:???
G・ガルシア=マルケス
J・L・ボルヘス
ニーチェ
筒井康隆
村上龍
花村萬月
倉橋由美子
平山夢明

人名羅列のみでスマソ
378優しい名無しさん:2001/08/25(土) 09:18 ID:???
ベストセラーとか流行みたいで嫌でしたが、オグ・マンディーノ『十二番目の天使』
良かったです。
どちらかというと『この世で一番の奇跡』の方がグッときました。

癒されたい人にお薦めします。
379かじきもぐら ◆doodaung :2001/08/25(土) 10:36 ID:EPb8Wdsk
ネイチャンがハリーポッター買ってきたけど読んでない・・・。
ふう。
380優しい名無しさん:2001/08/25(土) 10:38 ID:???
本読む元気もないよ。。。
381優しい名無しさん:2001/08/25(土) 10:51 ID:???
安部公房大好き。死んじゃったけど。。。
「夢の逃亡」が一番よかったかな。
初期の作品は、マジメだけど常識に挑戦しようとしてる。
(文学的にもスゴイ)
晩年になるに従って、なげやり的に皮肉っぽくなっていくのが解る。
(筒井康隆か?と間違えるぐらい)

安部公房の小説とかに出てくる、リルケの「マルテの手記」とか
エリアス・カネッティの「群集と権力」「眩暈」とかにも手を出してハマった。
若くて、まだ頭のやわらかい人にオススメ。
382優しい名無しさん
ショスタコービッチの15番を聴きながら、
安部公房の「カンガルーノート」を読むと、鬱になれます。。。
躁状態のときにどうぞ。。。