ここまでいってる人っているの?

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1優しい名無しさん
精神障害者専用搬送会社のホームページです。
http://www.lares.dti.ne.jp/~tokiwa/business01.html
2優しい名無しさん:2000/12/24(日) 17:59
怖いっすね
3優しい名無しさん:2000/12/24(日) 21:55
>1
基地外をなんか商品扱いしてるような。。。
4優しい名無しさん:2000/12/24(日) 22:02
いいじゃん、別に。
クライシスを迎えた分裂病患者に、適切な処置をしてるだけだろ。
素人じゃなかなか上手く対処できないから、
そういう事を専門に行うプロがいた方が良いじゃない。
5優しい名無しさん:2000/12/25(月) 05:01
6優しい名無しさん:2000/12/25(月) 10:34
新潟県柏崎市で、9年間監禁されていた女性が発見されたというニュース。柏崎と
いえば、私も2年くらい前まで柏崎市にある病院に勤めていたのだった(この日記も、
最初の頃は柏崎で書いていた。今読むと自分でも懐かしかったり)。ってことは、
私が柏崎にいたころ、この女性は私のすぐ近くにいたわけか。
なんだか背筋が寒くなる話だ。
事件については、今の段階では言えることは別に何もありません。9年間も女性を監禁
していた、というのは確かに驚くべきことではあるけれど、その点を除くならば、何年
もの間家に閉じこもっている男、とか、息子が怖くて(あるいは息子を愛するがゆえ
に)言いなりになっている母親、とかいうのは、精神科医療では別に珍しくもないお
なじみのシチュエーションである。この例でも、母親と息子の関係にかなり問題があり
そうだ。
 むしろ私が注目したいのは、ニュースサイトにあった「(監禁していた)男性が自宅で騒いでいたため、連絡を受けた柏崎市内の病院が男性を迎えに行って入院させたが、病院でも騒いだことから、警察に通報した」という記事の中にあった「病院が男性を迎えに行って入院させた」という部分。これ、どういうことだかわかりますか? 都市部の大病院では「往診」という習慣がなくなって久しいが、地方の病院では、病院側が患者を迎えに行って入院させるというのは別に珍しいことではないのだ。
 まずは、患者さんの家族の要請により、病院の車で家まで向かう。場合によっては荒っぽいことになることもあるわけで、男性看護士も何人か同乗している。まずは病院に来るように説得するけれど、当然説得が功を奏することは少ない(それくらいで病院に来るなら、そもそも家族が困って連絡して来たりしない)。暴れて抵抗する患者を抑えつけて病院まで運ぶこともあるし、鎮静剤を注射をして眠らせたまま入院させてしまうということもある。たぶん、この男性もそんなふうなプロセスで入院したのだろう。
 ただし、病院側でこういうことをするのは地方だけ。東京など大都市ではこういうことはまず行わない。では、こういう場合東京ではどうするかというと、家族がいくら困っていても「とにかく本人を連れてきてくれ」と言ってつっぱねることが多い。そんなことを言われても患者が暴れたりしていれば、年老いた家族にはとても連れてこられない。そういうときにはどうするかというと、民間の患者搬送会社(そういうのがあるのだ)を紹介する。当然、強引に車に連れこんで病院まで運ぶという点は同じなのだけど、病院側としては、あくまで、家族がつれてきたので入院させました、という形をとりたいわけだ。
 患者の人権を守るため、病院側で強引に患者を入院させるようなことはしないのだ、と病院は胸を張る。実際は患者は暴力的に連れてこられているのだが、そこのところは見なかったことにしているのだ。しかし、これは、単なる病院側の責任逃れだ。これでは、汚い仕事を他人に押しつけているだけなのではないだろうか。そして、こういう手段で無理矢理入院させられた患者は、回復したあとも、必ずと言っていいほど、入院時のことを恨みに思っているものだ。
 確かにこれは法的にも道義的にもグレーな部分だ。病院側としては余計な問題を背負い込みたくないというのもよくわかる。しかし、治療という観点から見れば、東京のような人任せではなく、むしろ、地方のように、医者が自ら訪ねていって入院させる方が、いくらかでもいいのではないか。そんなことを思ったりもしている。
7精神病院特集第ニ弾:2000/12/25(月) 10:37
本日、12月25日(月)18:00頃から、25分間の特集だそうです。
テレビ朝日「スーパーJチャンネル」で、
精神障害者の移送を請け負うという警備会社トキワ警備がテレビで紹介さ
れます。
8優しい名無しさん:2000/12/25(月) 10:51
 ちょっと前のasahi.comに、「精神障害者の緊急受け入れ病院を大幅増へ 厚生省」という記事が出てまして、これによると、厚生省は「4月に施行される改正精神保健福祉法で初めて規定される「移送制度」について、運用態勢を早急に整えるよう、全国の障害保健福祉主管課長を集めた会議で指示した」のだそうな。この「移送制度」ってのが何かというと、要するにこれは、自分からは病院に行こうとしない精神障害者をどうやって病院まで連れて行くかってこと。もちろん、柏崎の例の事件を受けてのことだ。
 驚いたことに、いやがる患者をどうやって病院まで連れてくるかについては、今まで法律には何も書かれていなかった。措置入院のときには救急車で都の職員が連れてくるけど、そうでないときには、患者本人を病院に連れてくるのは、あくまで患者さんの家族の責任なのである。そんなこと言われても、当然ながら、高齢の母親などではとても無理な話だ。
 柏崎の事件のときの日記にも書いたけれど、田舎では病院から医者が往診に来て鎮静剤を打って連れていったりするけれど、これは厳密にいえば違法。往診制度のない都会では、家族から相談を受けても、病院側で警備会社の電話番号を教えるだけ。警備会社ではもちろん力づくで患者を抑えつけて連れてくるのだけど、あくまで警備会社に依頼したのは家族であって、病院側が無理矢理連れて来たわけじゃないですよ、というわけ。なんだかパチンコの景品交換所のような論理である。
 お気づきの方も多いと思うけど、これは私のライフワーク(笑)「黄色い救急車」とも深く関わっている。いやがる患者をどうやって病院に運ぶかという問題は、法的にはっきりしない上、地方によって対応が違ったりする。そんな状態が何十年も続いていたことが、移送にまつわる怪しげな伝説が生まれた原因だろう。「黄色い救急車」は、実は精神医療のホットな話題に結びついていたのだ。
 黄色い救急車アンケートに最近寄せられたコメントに、「自分達が子供の頃聞いた話。頭のおかしくなった人の所に家族の通報で緑の救急車が急行。中から屈強な男達が現れておかしな人を連れ去っていくらしいと言っていた。最近まで本当だと思ってました」というものがあったけど、これを読んで私は驚いた。最近まで本当だと思っていた、どころではない。これは「緑の救急車」という部分をのぞけばまさに真実なのである。いや、警備会社の車が緑という可能性は充分にあるので、もしかしたらすべて真実なのかもしれない。
 考えてみれば、「黄色い救急車」の伝説は、「黄色」というエキセントリックな色の部分こそ本当ではないけれど、少なくとも「精神障害者のところには、どこからか普通の救急車ではない車がやってきて、閉鎖された病院に連れて行ってしまう」という部分は真実なのである。私たちは子供ながらに伝説を語りながらも、実はかなり真実に近いところを語っていたのである。
 さらに、私たちは子どもの頃「黄色い救急車が来るぞ」と友達をはやしたてながらも、もしかしたら自分のところに黄色い救急車が来るかもしれない、という不安感を感じていたはずだ。自分が狂気と診断されてしまうかもしれない=どうやって精神異常を診断するのかはっきりした基準がない、というあいまいさと、精神病患者をどうやって病院へ連れて行くのか法的に不明瞭、というあいまいさ。精神医療にまつわる二つのあいまいさが、この伝説を生んだ要因だったんじゃないだろうか。

 さて、asahi.comの記事によれば、法改正によって「『ひきこもり』や『うつ』などの精神障害者本人が同意しなくても、家族からの連絡を受けて都道府県知事の権限で患者を病院に運ぶことができるようになる」のだそうだ。けっこう運用が難しそうな制度だけど、ホントにうまくいくのかなあ。「移送制度」が法律に明文化されてクリアになれば、「黄色い救急車」の伝説も消えるんだろうか。いつか、精神医学には闇がなくなり、怪しげな伝説の棲息する余地もなくなるんだろうか。
 精神病院がもっとオープンになって闇の部分がなくなることを望む人もいるかもしれないけど(オープンになること自体は歓迎するけど)、本当を言うと私は、精神医学には決して闇はなくならないと思っている。たとえ分裂病患者への差別はなくなったとしても、分裂病の思考が我々には原理的に了解不能なんだから、精神病の世界はいつまでも我々にとっては異界であり、闇なのだ。
 そして、世の中に理解不能なものがあるってことは、決して悪いことではないような気がする。

 不定期に開催されている池袋駅の古本市にてハネス・ボク『魔法つかいの船』(ハヤカワSF文庫)、イワン・エフレーモフ『過去の影』(大光社)購入。1冊100円。『過去の影』はノベルスの棚に何気なく突っ込まれているのをゲット。大光社のソビエトS・F選集って初めて見たよ。
3月7日(火)
9優しい名無しさん:2000/12/25(月) 13:49
18:00まで、誰か上げておいてね。
10名無しさん:2000/12/25(月) 14:27
優しい age
11>>7、8:2000/12/25(月) 14:40

      ☆ピピピッ
    /)__/)   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    (o`ー’)  < それはもうどうしようもないでちゅね☆
  巛( ⊃ ⊃   \_______________
   | ̄ ̄ ̄ ̄|
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  /ノ/ ノ ノ \ヽ
  |( | ∩  ∩|)|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  从ゝ  ▽  从 < コピペじゃなかったら久し振りのイイ発言
   /  ̄<V> ̄i   \______________
  / ハ   o  ハ
 (__)/   o   |_)
  /__ __ヽ     
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    |___)_)

12優しい名無しさん:2000/12/25(月) 14:51
ageなくてもいいかこの時間は
13優しい名無しさん:2000/12/25(月) 14:55
つーか
宣伝にこの板を利用しないで
気分ワル
14優しい名無しさん:2000/12/25(月) 15:18
宣伝じゃないよ。精神病患者を抱える家族にとっても有益な情報
でしょう。見られる人は見た方がいいよ。
15優しい名無しさん:2000/12/25(月) 16:50
age
16優しい名無しさん:2000/12/25(月) 16:53
トキワさんにはよく世話になった。
どうにもならない患者の家族からTelさせて、連れてきてもらった。

人権だ何だいう奴らは、実態を知らないだけだ。
17優しい名無しさん
あと30分あげ