インデラル

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1名無しさん
使ったことある方、どうですか?
2ぱらまっくす:2000/02/07(月) 10:43
私はパニック障害の発作(動悸)の頓服としてなめてます。
すぐ効きますねー。一番安心できます。
最近では発作が起きたらカバンから出すだけで落ち着くほど。
(ほとんどお守り)

1 さんはどういう症状なのでしょうか?
3名無しです。:2000/02/07(月) 15:19
私も2さんと同じです! パニック障害なんですよー・・・ 
4kyupin:2000/02/07(月) 20:34
ずいぶん前に1度書いたことがあるが・・・

<インデラル>
これはβブロッカーで元々循環器系の薬。しかし精神科においても極
めて重要で有用な薬剤である。日本では精神科での適応がないので、
使用時にはレセプトに説明が必要となる。

適応は、
1)攻撃性と暴力
2)社会恐怖(一般的に言われる不安感やあがり症も含む)
3)アルコール離脱症状

その他、向精神薬の副作用に対しても使用される。日本でも「家族性
振戦」などには(適応はないが)普通に使用されていると思う。
精神科の治療で行き詰まった時に、用いてみる価値のある薬剤といえる。

人格障害でメチャクチャ自分の子供を殴っていた人が、メジャートランキ
ライザーやリーマス、抗てんかん薬などほとんど効かなかったのに、イン
デラルのみですべて解決した、なんてことがある。


5kyupin:2000/02/07(月) 20:34
ところが、この薬が禁忌となっている人は比較的多い。医学生は知って
いると思うが、βブロッカーの薬理作用は全身に及ぶので以下の疾患を
持つ人は禁忌である。(相対的禁忌であるが、まあベンゾジアゼピンな
ど代替の効く薬もあり、禁忌と思っていた方がいい。)

1)気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患
2)糖尿病
3)うっ血性心不全
4)持続性狭心症
5)甲状腺機能亢進症
6)末梢性血管障害(ASOなど)

などである。βブロッカーの一般的副作用は、低血圧、徐脈である。精
神科関係で長期に向精神薬を服用している人たちが服用すると、(自律神
経の脆弱性からくる?)突然の徐脈が起こったりする。長期に服用すると、
重度の房室ブロックが生じたり、心不全に至ることもある(本人が気が
付かぬこともあると思う)。

他に雑多な副作用として、吐き気、嘔吐、下痢、便秘、インポテンツなど
の性機能障害、めまい、不眠、倦怠感などもみられることもある。
6kyupin:2000/02/07(月) 20:35
インデラル=プロプラノロール

1、脂溶性。(脂溶性の高い薬物は血液脳関門を通って脳内に達しやすい)
2、肝臓で代謝される。
3、半減期=3〜6時間
4、乳汁中に分泌される。
5、子供の副作用も大人と同様。
6、眠さはベンゾジアゼピンに較べ少ない。
7、不安、緊張やそれに伴う手指振戦、頻脈など身体症状を抑えるの
  で、スポーツ競技のドーピング薬物に指定されている。

インデラルは社会恐怖、特に行為に関する不安(例えば、音楽を演奏する
前の不安)の治療に関して詳しく研究されてきた。その効果は不安による
末梢神経の交感神経の興奮(例えば、振戦、発汗、頻脈)を軽減するもの
であろうが、中枢神経系のβアドレナリン受容体を遮断することによる
効果も関与しているといわれる。

一般的な治療法は不安を惹起する状況の20〜30分前にインデラル10mg〜
40mgを投与する。(とはいえ、日本人については適切な用法、容量につ
いて検討されていない。)

7ぱらまっくす
1 さん、いっしょですね〜。
これのおかげで、一人で対処できてます。

kyupin さん、細かいデータありがとうございます。
そういえば精神科では処方されたことはなくて、
以前内科で出されたのをまだ持ってます。
シートが赤いせいか、すぐ効果があるせいか、ちょっと怖くて、
よほどのことがないと口に入れませんが、
10mg 錠の 1/2 を徐々になめて、おさまったところで捨ててます。

そういえば以前、悪夢を見る、とも書かれていた覚えがあります。
常用している訳じゃないから、そういう経験はありませんが…。
この間書店で「医者からもらった薬が分かる本」みたいなので
調べたら本当に書いてあったのと、禁忌の多さに驚いたです。