彼の果てし無い頑固っぷりが、ASの「症状」だとすれば、
いくら論破されても、図星なところを追求されても
また果てし無い頑固な論戦を、し始めてしまうことも理解ができる。
反論できなくなって、図星なところをつかれたら
「ASの症状」がなくなるか?というとそんなことはないわけだ。
「反論できなくなる療法、図星なところをつかれる療法」などないのだから。
つまり我々は、「論理的な議論でもって、彼を屈服させることが出来れば、彼は嵐をやめるだろう」
というシナリオ、構図を思い描いていたところがあるが、そもそもその前提が間違いだったのかもしれない。
もちろん他者との議論でもって、彼が自身の信念を多少なりとも変えることはあるだろう。
しかし、信念を変えづらいこと自体、「ASの症状」なのだ。
とにかくここは、様子見、沈静化がよろしいと思う。
休んでいてもASは治らないが、
>彼らの関心は生涯にわたることもあるが、いつしか突然変わる場合もある。
とあるように、興味の対象が変化する可能性はあるのだ。